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asabatyouのなんでもブログ2

asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

大怪獣バラン

昨日は借りたDVDの1枚「大怪獣バラン」を観ましたので、その事について書きます。
実は今月の23日に新しいパソコンを買いましたので(今まで使っていた奴が、もうガタが来た為)、そのパソコンで記事を書くのは今回が初めてです(コメントのみなら、ここでも書いていましたが(笑))。


ストーリー
東北地方、北上川上流の秘境でシベリア地方にしかいないはずのアカボシウスバシロチョウが発見された。ただちに杉本生物研究所の所員2人が調査に向かったが、原因不明の怪死を遂げる。
杉本博士の助手の魚崎、犠牲になった所員の妹で記者の由利子、カメラマンの堀口の3人は真相を解明すべく現地へ向かい、外部から隔絶された排他的で独自の神をあがめている岩屋村の人々と出会う。突如、彼等の前に湖から眠りを覚まされたバランが出現し、集落を破壊する。直ちに自衛隊が出動して攻撃を加えたが、バランは攻撃をものともせず、それどころか手足から皮膜を広げて飛び去ってしまう。
その後、銚子沖に現れたバランは東京湾から羽田空港に上陸。都心への侵攻を阻止すべく、自衛隊が羽田空港に布陣した。果たして人類はバランを倒せるのだろうか?


解説&感想
元はアメリカのTV映画用に依頼されいた企画だったが、国内でも劇場公開される事になった怪獣映画。
ゴジラ、アンギラス、ラドンに続く東宝の巨大怪獣なわけですが、公開当時からも地味な印象を与えていたらしく、そんなにヒットをしなかったそうです(それでどころか「日本のチベット」という、差別的表現がある問題作でもある)。
まぁそれも最もな話で、出てきた割には自分の故郷にある村や、羽田空港を破壊する程度しか活躍しない、どう見てもムササビやトビトカゲやヒヨケザルと同じ滑空する為の膜なのに、平気で空を飛んでしまう違和感バリバリなシーン、4足歩行している時膝を付いているのがバレバレのお粗末なシーン(これならずっと2足歩行の方が良かった…)、初代ゴジラからの流用と思われるシーンがいくつかあるなど、ゴジラやラドンなどと比べますと、やはり見劣りしてしまいます。
爆弾を食ってあっさり倒されるラストも拍子抜けするし、これだけでは観客が落胆するのも仕方がないかな?と…。
これ以降のバランはどうかと言いますと、「怪獣総進撃」ではほんの一瞬しか出番がなく(まだ子供ではないかと言われている程小さい個体だった為、「なんだ、あのちっこいモノ…」と思った人も少なくないかと)、「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」や「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」にも登場する予定があったがボツになる、おまけにテーマ曲もアレンジされてラドンに取られてしまうなど、非常に扱いが悪いです。バランに罪はないのは分かりますが、いくら何でもこの扱いはあんまりでは…。
しかし神として崇められている怪獣というのは、明らかにモスラに影響を与えていますし、鳴き声はバラゴンなど多くの怪獣達に流用され、海で自衛隊と戦うシーンのBGMは「フランケンシュタイン対地底怪獣」に使われるなど、後の作品に与えた影響は大きく、怪獣の歴史を語る上で絶対に外せない存在と言えるでしょう。最近これらの功績が認められたせいか、「ゴジラ怪獣大乱闘」シリーズの最新作「Godzilla: Unleashed」にもプレイヤーキャラとして参戦しました。まぁ今バランが活躍する姿を見たかったら、このゲームを買って彼を愛用キャラにするしかないと思いますが(笑)。
原作ではクマのように4足歩行や2足歩行もしますが、ここではアンギラスやバラゴンとの差別化の為か、ずっと2足歩行のままです。それでも他の怪獣との差別化の為か、猫背となっています。
また相手を仰向けに倒した後、ローリングアタックする投げ技がありますが、スマブラに参戦したソニックにこれと同じような技があったのですが、多分気のせいですよね(笑)。
それにしてもこのバラン、前から思っていたけど、何だかイグアナみたいだ(笑)。
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スタッフ
監督:本多猪四郎(本編)、円谷英二(特撮)
脚本:関沢新一
原作:黒沼健
製作:田中友幸
音楽:伊福部昭
撮影:小泉一(本編)、荒木秀三郎(特撮)、有川貞昌(特撮)


キャスト
魚崎健二:野村浩三
新庄由利子:園田あゆみ
杉本博士:千田是也
藤村博士:平田昭彦
馬島博士:村上冬樹
堀口元彦:松尾文人
バラン:手塚勝巳、中島春雄


予告編です↓

今回使った画像についてですが、僕が小学生の頃に見かけたビデオに確かこれらの画像が使われていましたので、それを意識して使う事にしました。
ちなみに本作で主人公を演じた俳優ですが、後に「ウルトラQ」で巨人になってしまった人を演じたそうです。
最後になりますが、バランという名前の植物や「北斗の拳」の登場人物がいるのですが、たまたま名前が一緒というだけで多分無関係でしょう(笑)。さっき知った事なのですが、ウィキによりますとバランという名前の物は、意外と多いみたいです。



オマケになりますが、「怪獣マリンコング」の動画を偶然見つけました。
今までニコニコ動画でOPしか観た事がなかったのですが、マリンコングが本格的に動く姿を観るのは、今回が初めてです。
昼間では「あれ?」って感じですが、夜になると顔がはっきりと映らないシーンがあったり、怨霊の呻き声みたいな鳴き声もあって、結構不気味です。「モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯」によりますと、本格的に怪獣を描いたTVシリーズだそうです↓

1枚目:大怪獣バラン 怪獣爆裂地帯!!
2枚目:『大怪獣 バラン』(1958)ゴジラのスタッフが三流俳優を主役に使って製作したパロディー? 良い映画を褒める会。-ウェブリブログ
参考:大怪獣バラン - Wikipediaモンスターパニック―超空想生物大百科
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by asabatyou | 2012-06-25 18:17 | 特撮、モンスター | Comments(7)
Commented by エースロボット改 at 2012-06-26 17:48 x
バランですか、これまた東宝怪獣の中でも一二を争うマイナー怪獣がきましたね。タイトルに名前が登場しながらここまで人気がないのはガバラといい勝負ではないでしょうか。
まあ実際、初期の東宝作品の中では失敗作に入るでしょう。asabatyouさんの言うとおりの問題も含めて、あまりかっこよくもかわいくもない造形ですから。
ですが、人気のない理由としては私はこれらに加えて「人間の手で通常攻撃で倒された」という点になると思います。
実際、ほかの東宝映画における人気怪獣たちは人間の兵器なんぞ平気もへっちゃらで、圧倒的な無敵さが存在感を高めてくれます。そのため「超兵器を開発する」「自然の力を利用する」「怪獣同士で戦わせる」などの要素が映画をおもしろくしてくれますが、バランにはそうした要素が薄いですから。
Commented by asabatyou at 2012-06-26 19:03
バランが人間の手で倒された事についてですが、これは上にも書いた事ですが、元はアメリカのTV映画用に企画されたからというのも影響しているからではないかと思います。
アメリカの怪獣やモンスターは、等身大では独特な魅力や個性がある者が多いですが、巨大物となりますと既存の生物を単にデカくしただけで、通常の平気で簡単に倒せる者が殆どですから。

バランについてですが、僕としては怪獣らしい外見もあって、そこまで嫌いじゃないんですが(笑)。
Commented by ヒデアキ at 2012-06-27 19:33 x
asabatyouさんが「怪獣ブログ」のあとを引き継いだような感じがして嬉しく思います。
実は、ずっとasabatyouさんのブログは拝見し続けてきました。
楽しみにして見ていました。
しかし、4月で一度止まってしまったので、お体の具合でも悪いのかと思っていましたが、2が出来て、みなさんが、「怪獣ブログ」のようなコメントを出し、pulog1さんのようにasabatyouさんが返事を書かれているのを見て、思わず、先日書き込んでしまいました。
大変でしょうが、がんばって下さい。
楽しみに拝見している僕のような者も応援していることを忘れないで下さい。asabatyouさん!あなたは、本当に素晴らしい、すごい人だ!尊敬します。敬服します。
このところ忙しいので、書き込めませんが、拝見しています。
がんばって下さい。
Commented by asabatyou at 2012-06-27 23:56
ありがとうございます!!僕自身はただ自分のやりたいように好き勝手にやっているだけに過ぎないのですが(笑)、こうして喜んでいる人がいるのは凄く嬉しいです!!僕もあなた方に会えて、本当に良かったと思っています!!
ヒデアキさんも特殊な業界で働いている事もあって、普通の人達以上に大変だと思いますが、お仕事頑張ってください!!
Commented by ざんぶろんぞ at 2012-07-03 02:42 x
6月の「日本映画専門チャンネル」でデジタルリマスター版をやってました、 ttp://www.nihon-eiga.com/regular/tokusatsu.html
 
「怪獣ブログ」でもコメントに書きましたが、もう一度書きましょう。
「エースロボット改」さんの意見もある程度納得できると思いますが、結局は「構成の甘さ」だと思います、基本的に構成は「キングコング」と同様な「怪獣と言う神性」を持つ「異形の邪神」を文明社会に引きずり出す、と言う部分は面白いのです、未開の山中や島の中では「無敵」と言って良い「怪獣」が文明社会」の中で「神性」を失い脆くも崩れ去る、、、と言う基本的な構成は同じなのに両方を比べ見るとやはりバランは「ドラマ性」で劣るのです、「キングコング」では「女」によって「堕落」する密林の神なんですが、此の辺りはあえて省略します、、、「バラン」は後半の都会の出た理由がすっきりしないですね、此の辺りに何か理由が欲しかったです、そして「怪獣」としては人類の持つ武器では「傷はついても死なない」存在であって欲しいです、、、「神」が滅ぶにはそれなりの理由が必要ではないでしょうか、、

とまあこんな風に思うしだいで、、、
Commented by asabatyou at 2012-07-03 18:35
そうですね。バランは何で後半では都市を目指したのか?納得出来る理由が存在しません。
キング・コングは見世物として連れて来られたから、「原子怪獣現わる」のリドサウルスは元々ニューヨークに生息していたからという、納得出来る理由があるんですけどね…。
どう考えても、都市で暴れた方が盛り上がるだろという、その場の勢いとノリでやったとしか思えないです(笑)。
巣作りや故郷でもう全部餌を食べつくしてしまったからなどの理由があった方が、面白みがあったでしょう。
Commented by asabatyou at 2013-11-10 23:17
動画を削除し、リンクして見られるようにしました。
この方が良いと思いましたので…。