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不屈の希望

昨日はウル魔の最新エピソードを読みましたので、その事について書きます。ん?もうかい?意外に早いんだな。


ストーリー
ヤプールが呼んだ最強の存在。それはかつて初代ウルトラマンを苦しめたゴモラであった。
強敵を相手に苦戦するが、悪夢はそれだけでは終わらなかった。
ギロン人がアリブンタとアントラーにエネルギーを与えていた時に、たまたま近くにいたリドリアスとゴルメデがマイナスエネルギーに侵されて凶暴化し、仲間である筈の人間やエルフ達に容赦なく襲い掛かった。
ヒドラは2匹を止めようとするが、結局止められず、それどころかゴルメデの強力怪光を喰らって倒れてしまった。
エースも敗北し、もはや絶望に包まれつつあった。
だがちょうどその頃、この星に向けて再会を約束した青い光が向かいつつあることを、まだ誰も知らない。


解説&感想
思っていた通り、ヤプールが地底から呼んだ最強の存在は、やっぱりゴモラでした。
前回言った通りゴモラが悪役として登場する事には抵抗がありましたが、作中のセリフでもあるみたいに、地底で大人しく眠っていただけなのに、ヤプールに無理やり起こされて戦わなくてはならなくなった犠牲者として描かれてる為、単なる悪役として描いていない分、まだマシと言えるでしょう。まぁ「大怪獣バトル」シリーズのゴモラとは別個体だし。
しかしヤプールの犠牲になったゴモラ、敵に回ったゴルメデとリドリアス、ヒドラの戦死など、鬱な展開が目立つなぁ…。何としても人間とエルフの和解を阻止したいんだな、きっと。
では、ここで1曲↓

モーツァルトが作曲した 「レクイエム ~ 涙の日」です。このエピソードに合ったイメージBGMとしたら、もうこれ以外考えられませんでした。
いつもならこのシーンなら、この音楽が合うだろうなどと色々と考えますが、今回はもう全部この曲で良いような気がします(笑)。一部のMADやサイレント映画みたいに、音楽以外の音が一切ない映像として作れば、結構雰囲気が出るかもしれません。
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ゴモラ
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スーツアクター
鈴木邦夫(「ウルトラマン」)
末永博志(「ウルトラマンマックス」)
横尾和則(「大怪獣バトル」シリーズ、「ウルトラマンゼロ」シリーズ)
西村郎(「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」)
岩上弘数(「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」)


地中で大人しく眠っていたが、ヤプールに見つかったがために無理やり起こされてしまった、哀れな被害者。
普通なら全ての元凶であるヤプールに怒りを向けるはずだが、マイナスエネルギーの影響で暴走しており、エースに襲い掛かる。



ギロン人(CV:沢りつお)
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ヤプールの手下の1人。
人間とエルフの和解を阻止する為に、怪獣や超獣達を使ってアディールを襲撃する。
作中のセリフによると、どうやらかつてエースやゾフィーと戦ったギロン人と同一人物らしく、おそらくヤプールに生き返らせてもらったと思われる。
鳴き声はガニメを加工したもの。



カオスリドリアス(スーツアクター:三宅敏夫)
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ギロン人が放ったマイナスエネルギーに侵された、リドリアスの変わり果てた姿。
同じ理由で凶暴化したゴルメデと共に、味方であるはずの人間達に襲い掛かる。



1枚目:零之使魔-平賀才人 @ 翠色黃昏 痞客邦 PIXNET
2枚目:http://www.daikaijyu.com/galaxy/news/
3枚目:地底エージェント  ギロン人
4枚目:友好巨鳥リドリアス - Nの怪獣いろいろ。 - Yahoo!ブログ


参考
ゴモラ (ウルトラ怪獣) - Wikipedia
ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO - 怪獣wiki特撮大百科事典 - livedoor Wiki(ウィキ)
ウルトラマンメビウス第10話「GUYSの誇り」ツルギがメビウスの仲間になった!|レジェンド オブ ウルトラマン(^-^)ゞドラマレジェンド(o`・ω・)ゞ
ウルトラマンマックス・第21話「地底からの挑戦」
ウルトラマンAの登場怪獣 - Wikipedia
ウルトラマンコスモスの登場怪獣 - Wikipedia
第26話 怪獣殿下 前篇 - 恒点観測所(The Private Observatory of Galaxies)


本編:あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ - ウルトラ5番目の使い魔、第二部-91

by asabatyou | 2012-07-03 19:01 | ウルトラ5番目の使い魔 | Comments(5)

Commented by 光を持つ者 at 2012-11-23 17:54 x
遅ばせながら、今日この話を読みました。

やっと、ごく一部を除いて人間とエルフが団結を見せ始め、希望が見えてきたといった途端にこれですか。

これだけの量の怪獣・超獣や宇宙人を投入するという事は、ヤプールにとってのこのハルケギニアでの、人間とエルフによる種族間の憎み合いからくる対立がなくなってしまう事が、よほど怖ろしいのでしょう。

しかし、アントラーに羽交い絞めにされ突進してきたゴモラに角で腹を刺され悶絶したウルトラマンAを見て、『仁義なき戦い』などヤクザ映画でよくある、組の鉄砲玉が相手の組の幹部に向かって長ドスを片手に、「タマとったらぁ!!」と体当たりしながら腹を刺すシーンを思わせました。

asabatyouさんは、ヤクザ映画とかは見た事がありますか?ちなみに、僕は今高倉健さん主演の人気任侠映画シリーズ『網走番外地』にハマっています。
Commented by asabatyou at 2012-11-23 19:30
いいえ、まったくないですね。元々ヤクザ物自体興味ないですし…。
精々幼い頃やっていた、ドラマ版「静かなるドン」を観ていた程度ですね。
原作は完全なヤクザ漫画だそうですが、このドラマ版はゴールデンタイムに放送していた為、ヒーロー物として作られていたから、僕でも観る事が出来たのかもしれません。
あの音楽が印象に残りました→http://www.nicovideo.jp/watch/nm9645388
Commented by 光を持つ者 at 2012-11-26 02:30 x
それにしても、今回の話でゴモラが登場した時にそろそろ来るかと思ったと予想してました。

以前、CREW GUYSがハルケギニアへの次元ゲートを作ってウルトラ兄弟たちが派遣されるための懸け橋を作った時に、それを阻止せんとするヤプールが、怪獣軍団を率いて宇宙を含めた全世界で同時決起し、東ヨーロッパでウルトラマンジャックと戦ったゴモラⅡが現れてから、いつか初代も現れるんだろうなと思いました。

初代ウルトラマンでは、ジョンスン島でただひっそりと大人しく暮らしていたのに、一部の利己的な人間たちの都合で無理矢理知らない土地である日本に連れて来られたのが可哀相でなりませんでした。

つづく
Commented by 光を持つ者 at 2012-11-26 02:37 x
仕方なくそこで生きようとしても、科学特捜隊やウルトラマンがそれを許さず、蹂躙された挙句に殺されてしまいましたし。

『大怪獣バトル』シリーズで、怪獣ヒーローのような好待遇は、もしかしたらそんなゴモラに対しての円谷プロダクションの償いなのかも知れません。

純粋な力だけなら、ウルトラマンを一度は下したほどですから、苦戦は必至でしょう。

しかし、今度は人間ではなくヤプールによって目覚めさせられただけじゃなく、マイナスエネルギーを植え付けられ凶暴化したのを見れば、人間とヤプールの違いというのは紙一重なのかも知れません。

今回、ゴモラが登場した事についてasabatyouさんは、どのように感じられましたか?
Commented by asabatyou at 2012-11-26 18:16
僕も最初はヤプールに良いよう利用された時のゴモラを見た時、てっきり悪役として登場し最後は殺されるんだろうなと思っていたのですが、最終的に正気に戻って味方になってくれたのは、本当に良かったと思っています。
なので「大怪獣バトル」シリーズにしろウル魔にしろ、ゴモラがヒーローとして大活躍するようになったのは、当然の結果でしょう。
ゴモラがヒーローになった姿を見た時、最初は今までの悪役のイメージが強かったので違和感があったのですが、段段見ていくと彼がゴジラやガメラのようなスター怪獣に見えてしまうのですから不思議です。
どうりでハヌマーンとのやりとりが、黒歴史になるわけだ(笑)。