海底下の科学戦
12日の話になりますが、今までYouTubeで観ていた「海底下の科学戦」を観終わりましたので、その事について書きます。
ストーリー
ある科学者がロケットエンジンをつけた潜水艦を製作し、潜水試験のため主人公の海軍兵士やその恋人、友人の少年をつれて海底に向かう。試験中何かのトラブルが発生し主人公たちは絶体絶命となるが、海底の岩山に開いていた洞窟に入っていくとそこには空気もあり、太陽も照りそそいでいる地上とは違う別世界があった。この世界では二つの種族が覇権を狙って争っており、主人公たちはその争いの渦に巻き込まれていくことになる…。
解説&感想
リパブリックピクチャーズが製作した、全12話の連続活劇。
「SF映画100年史」で知って以来、観たくて仕方なかったのですが、YouTubeにある事を知りましたので、早速観てみる事にしました。
同じリパブリックが作った為か作りが似ており、次どうなるんだろう?というシーンで必ず終わっている所や、オープニングで登場キャラが今どうなっているのかを解説したシーンが出てくる所は、後の「レッドバロンとサタン博士」とまったく同じでした。
お目当てのドラム缶型のロボットですが、サタン博士の時と違って複数登場し、戦闘員のような雰囲気があったのですが、僕が思うにこのロボットは1体しか出ないより、沢山出ている方が合っている気がします。
個人的に一番驚いたのは、レイ・コリガン(レイ・“クラッシュ”・コリガン)が顔出しで、しかも主役をやっていた事です。僕はレイ・コリガンといいますとスーツアクターのイメージが強いのですが、元々彼はB級西部劇や連続活劇で活躍したスターだったらしく、おそらくその縁でしょう。
なので着ぐるみのゴリラを演じてウホウホする事はなく(笑)、主人公らしく画面狭しと大暴れし、実に軽快なアクションを見せてくれます。
比較的にテンポ良く進んでいき、ドラム缶型ロボットも出番が多めなので、この手の映画が好きな人ならそれなりに楽しめると思います。
スタッフ
監督:B・リーヴス・イーソン、ジョセフ・ケイン
製作:ナット・レヴィン
脚本:ジョン・ラスメル、モーリス・ジェラティ、オリヴァー・ドレイク
撮影:ウィリアム・ノーブルズ、エドガー・ライオンズ
音楽:ハリー・グレイ
キャスト
クラッシュ・コリガン:レイ・コリガン
ダイアナ:ロイス・ワイルド
アンガ・カーン:モンテ・ブルー
シャラッド、司祭:ウィリアム・ファーナム
ハクール:ロン・チェイニー・ジュニア
予告編です↓
1枚目:Histórias de Cinema » LEMBRANDO GRANDES SERIADOS
2枚目:C. Montague Shaw
参考↓
映画 海底下の科学戦 - allcinema
SF MOVIE DataBank:海底下の科学戦
Undersea Kingdom (1936) - IMDb
『海底下の科学戦』 - HIMAGINE電影房
http--www.kaibido.jp-bunyoku-raniku-ran2.html
恐怖の火星探検のDVD
本編:海底下の科学戦_ SFモンスター映画館.html
by asabatyou | 2012-11-14 18:09 | 特撮、モンスター | Comments(1)
それと同時に、参考の部分を見やすくしました。