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秒速5センチメートル

今日は借りたDVDの1枚「秒速5センチメートル」を観終りましたので、その事について書きます。


ストーリー
東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。しかしその約束の日、関東では大雪となった。当初の予定は列車の遅延で大幅に狂い、時間だけがただ残酷に流れていく…。


解説&感想
新海誠監督のアニメ映画。
「耳をすませば」と同じ鬱アニメと言われる事もあって、どんな物なのか気になって観てみましたが、実際は少年少女の純愛を描いた青春アニメといった感じで、あまり鬱アニメといった感じはしませんでした。「耳をすませば」みたいに好きな人がいるだけでなく、ちゃんとやりたい事もあって臆する事もなくその夢に突き進むという、「俺の人生って、一体何だったの…」と自分の人生を否定されるようなシーンもありませんでしたし。
内容は30分ぐらいの短いお話を3つ作って1つに集めたといったところですが、1と3は話が繋がっているらしいですが、2話は完全に独立したものとなっていました(しかし3話に、2話のキャラがちょびちょびと出ていた事を考えると、世界観は同じなのかも)。
1話と2話はともかく、3話は正直いらなかったかな…。ミュージックビデオみたいな作りになっていましたからストーリーやセリフは殆どなかったですし、時間も10分ぐらいですぐ終わってしまいましたから、あれなら1話と2話だけにすれば良かったのではないかと…。
絵についてはキャラデザとその声は頂けませんでしたが、あの新海誠さんが作った事もあって背景は大変綺麗で、特に空は別にファンタジーの世界が舞台ではないのに、非常に幻想的で神秘的な雰囲気がありました。
以前書いた事と同じになるかもしれませんが、こういう事が自由に出来るのがアニメの最大の良さであり、魅力・強さだと思います。
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スタッフ
脚本、監督、原作:新海誠
作画監督、キャラクターデザイン:西村貴世
美術:丹治匠、馬島亮子
音楽:天門
アフレコ演出:三ツ矢雄二
主題歌:「One more time, One more chance」 歌:山崎まさよし(「『秒速5センチメートル』 Special Edition」としてシングルが再発売された)
挿入歌:「君のいちばんに…」(第2話 コスモナウト)歌:LINDBERG
挿入歌:「あなたのための世界」(第2話 コスモナウト)歌:みずさわゆうき
制作、配給:コミックス・ウェーブ


キャスト
遠野貴樹:水橋研二
篠原明里:近藤好美(第1話「桜花抄」)、尾上綾華(第3話「秒速5センチメートル」)
澄田花苗:花村怜美
水野理紗、澄田花苗の姉:水野理沙



予告編です↓

1枚目:『秒速5センチメートル 』のチラシ 映画(アニメ)チラシ○×△・・・(まだ仮名w)-ウェブリブログ
2枚目:秒速5センチメートル カラザのブログ
参考:秒速5センチメートル - Wikipedia

by asabatyou | 2012-12-21 20:02 | アニメ | Comments(1)

Commented by asabatyou at 2017-07-12 23:05
水野理沙の声が誰なのかが今分かりましたので、それを書きました。
まさか同姓同名の人が演じているとは思わなかったのですが、水野さんは澄田花苗の姉も演じているそうです。

詳しくはこちら↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%92%E9%80%9F5%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9、

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1367915282