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幻の大怪獣 アゴン

昨日は買ったDVDの1枚「幻の大怪獣 アゴン」を観ましたので、その事について書きます。
「怪獣ゴルゴ」と同時発売された当時はそんなに興味ありませんでしたが、最近興味を持ちました。


ストーリー
茨城県東海村で深夜、ウランを輸送していたトラックが何者かに襲われる事件が起きた。取材に訪れた毎朝新聞の須本五郎と調査していた大和刑事、右京博士の目の前に突如巨大な恐竜に似た怪獣が現れる。


解説&感想
1964年に作られた、全4話の特撮テレビドラマ(ただし放送したのは1968年)。
怪獣を倒す人類の活躍を描くのではなく、怪獣の恐怖にスポットを当ててスリルを盛り上げていく造りにしたそうですが、その割にはストーリー展開が少しダラダラしていて、怪獣が出ていてもイマイチ緊張感がありません。
出演している役者達も魅力がなく、全体的に演技が作り物臭かったです。主人公も全然それらしく見えず、観ていくうちに「えっ?もしかして、こいつが主人公なの?」って思いました。
しかしアゴンの出来は大変良く、特に喉の動きはまるで生きているかのようなリアルさがありました。これは黒澤明監督の「用心棒」や、「猿の惑星」などのハリウッド映画にも参加した大橋史典さんが作ったのですが流石です。
見た目が後の「マグマ大使」の大恐竜やアロンと殆ど一緒なので、まるで彼らを主役にしたスピンオフのように見えます。
アゴンの名前もアトミック・ドラゴンの略なのですが、個人的にはそのままで良かったかな。後に「仮面の忍者 赤影」にも同じ名前の怪獣が出てくるから、正直ややこしいし…。
結論になりますが、アゴン以外いいとこなしと言った感じです。あまり面白いとは思いませんでした。
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スタッフ
監修:関沢新一
脚本:関沢新一、内田弘三
監督:峯徳夫、大橋史典
特技監督、怪獣造形:大橋史典
撮影:河原崎隆夫
音楽:斉藤超
制作:松本常保、日本電波映画


キャスト
須本五郎:広田進司
大和刑事:松本朝夫
右京博士:志摩靖彦
静川さつき:沢明美
アゴン:東悦次(ノンクレジット)


OPです↓

1枚目:幻の2大怪獣DVD化! 怪獣ブログ
2枚目:agon Atomic Dragon Wtf-Film
参考:幻の大怪獣 アゴン - WikipediaTV アゴン AGON - allcinema幻の大怪獣アゴン - メタボの気まぐれ - 楽天ブログ(Blog)2005年09月02日のブログ|お宝映画・番組私的見聞録

by asabatyou | 2013-02-09 10:39 | 特撮、モンスター | Comments(0)