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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

「世界怪獣映画入門」を読んでみた

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昨日は買った本の「世界怪獣映画入門」を読み終えましたので、その事について書きます。
キング・コング生誕80周年とジュラシック・パーク生誕20周年記念として作られたこの本は(もうそんなに経ってしまったのか…)、レイ・ハリーハウゼンやフォレスト・J・アッカーマン、ボブ・バーンズといった、この業界で有名な方々とのインタビューや、ポール・ブレイズデルなどのクリエイター達などを紹介した本です。
基本はクラシックな海外のモンスター映画をメインに扱っていますが、「ゴッド・オブ・ウォー」や「ベヨネッタ」などのゲームキャラ、図鑑などで誰もが見た事があるであろう恐竜の絵を担当したズデニェック・ブリアンという人、日本が何故怪獣大国になれたか?など、映画以外のメディアも紹介しており、中々ボリュームたっぷりです。
またスティーヴ・リーヴスの「ヘラクレス」で、ゴジラの声が使われていて驚いたみたいな事を以前書きましたが、その理由もちゃんと書いてあり、それによりますと本作のアメリカ公開が決まった時、そのついででやったそうです。
ゴジラはアメリカでも大ヒットし、今ではすっかりいて当たり前の存在にまで成長しましたから、その縁なんだとか。
実際本作は大ヒットし、イタリアではガチムチの怪力男が暴れ回るソード&サンダル映画がブームになったほどです。
それとこの手の本にしては珍しく、キング・コングやレイ・ハリーハウゼン以外のストップモーション・アニメの怪獣が殆ど触れられていなかったのですが、これも他の本との差別化なのでしょうか?
他にも「行け!ゴッドマン」(2008年版)のプロットも書いてあるなど、日本の怪獣ファンでも楽しめる要素も結構ありますので、興味のある方は買って損はないと思います。
「映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100」の出来に満足出来なかった事もあって、今回の出来には満足出来ました。
個人的にまたこういう本を出すとしたら、このジャンルでお馴染みの神武団四郎さんにまたやってほしいです。


詳しくはこちら→別冊映画秘宝世界怪獣映画入門!
画像:コマ撮り日記 7月 2013
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by asabatyou | 2013-06-14 19:17 | 特撮、モンスター | Comments(6)
Commented by asabatyou at 2013-06-16 17:51
今思えばトレイシーの立場は、「鉄拳」のクマやパンダ、「これが私の御主人様」のポチみたいです。
思いっきり動物なのに、当たり前のように人間社会に馴染んでいる所がね(笑)。
まぁポチは完全に漫画チックにアレンジされまくっているから、あれはちょっと別として見た方が良いかも(笑)。
Commented by asabatyou at 2013-06-29 23:12
前から言いたかった事がありましたので、それを書きたいと思います。
この本では「米国のSFファンはAIP作品が大好きで、とりわけ「海獣の霊を呼ぶ女」と「原子怪獣と裸女」は人気が高いようです」と書いてありましたが、正直「えっ…?」と思ってしまいました。「海獣~」の方は観た事がないので分からないのですが、「原子怪獣~」の方はストーリーや世界観は悪くないのですが、監督がロジャー・コーマンなので正直そんなに面白いとは思いませんでした。
Commented by asabatyou at 2013-06-29 23:30
http://palladion.fantasia.to/step_blog/にも同じような事が書いてあるのですが、コーマンはモンスター映画を別に好きで作っているのではなく、ブームの時はブームだから、そうじゃない時は「マニアという堅い観客層が狙えるから」という理由で作っているだけなので、その気持ちややり方が見え見えなのです。
「出てれば良いじゃん、出てれば」って感じなので、モンスターの出番がそんなに多くなく、出てきたとしてもこれといった派手な動きもなくイキイキしているわけでもないので、見ていて楽しくないんですよ…。
なので、もうコーマンのモンスター映画は観るつもりはまったくありません。
有名な金星ガニが登場する「金星人地球を征服」もコーマンの映画だから、はっきり言って期待出来ません。
ただ第一次世界大戦のドイツの撃墜王の物語を映画化した、「レッド・バロン」は面白かったです。
ひょっとしたら、モンスター映画以外のジャンルだったら、結構面白いかもしれません。
Commented by asabatyou at 2013-06-29 23:53
「原子怪獣と裸女」でマーティ・ザ・ミュータントと名付けられた怪物を自作自演したポール・ブレイズデルについてですけど、残念ながら待遇は良くなかったみたいです。
当時コーマンは監督経験があまりなかったらしく、この時点でブレイズデルは気持ちは晴れなかったのですが、「超人的強さとスピードで、飛んでくる銃弾をつかむ」という無茶苦茶な設定にツッコミをした所、「僕は監督だ」ときっぱり言われてしまい、口こそ出さなかったけど「お前は着ぐるみに入るだけの人だから、仕事が取れただけでも運が良いと思え」とつけ加えたかったのが見え見えだったとか…。
他にもモンスターが雨に打たれて死亡するシーンの撮影でも、視界がゼロで着ぐるみが水を吸って起き上がれないほど重くなり、助けを求めてもいかにもモンスターの最期に見えた為、奥さんが言うまで誰もすぐに助けようとしなかったらしいです。
Commented by asabatyou at 2013-06-29 23:56
こう考えますとブレイズデルって、円谷英二さんやレイ・ハリーハウゼンなどといった他のクリエイターと違って、人や作品に恵まれなかったような気がします。
デザインや造形は中々個性や味があって良いのですが、イマイチそれを活かせなかったような…。
Commented by asabatyou at 2013-11-15 21:46
動画から画像へと変更しました。
やはり本のことについて語っているのですから、その本の画像を貼るべきだと思ったからです。