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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

バッタ君町に行く

昨日は借りたDVDの1枚「バッタ君町に行く」を観ましたので、そのことについて書きます。


ストーリー
人間達に住む場所を荒らされて困っていた虫達は、安住の地を求めていた。
バッタの青年ホピティは、みんなの為に住みやすい場所を探し、ついに自分達を理解してくれる人達と新しい住処を見つける。
だがそれを良く思っていない連中がいた…。


レビュー
サイレントの頃からアニメを作り続けている、マックスとデイブのフライシャー兄弟が作った長編アニメ映画。
本作は何日か前に昔のアニメのことについて色々見ていたら偶然見つけて、作ったのも「ガリバー旅行記」(1939年版)や1940年代のアニメ版スーパーマンで有名なフライシャー兄弟であることを知り、「これは期待出来るし、面白そうだ」と思って、レンタルで見つけた時迷わず借りました。
ストーリーは中々安住の地を見つけられなくても、最後まで諦めずに頑張る虫達を描いたもので、どこかディズニーの「ダイナソー」を思わせます。
ディズニーのライバルと言われていたこともあって、その出来は非常に完成度が高いですが、僕は「ガリバー旅行記」の方が楽しめました。
ガリバーの死者どころか怪我人すら出さない程の優しすぎると言いたくなってしまうキャラクターや、親達のくだらない理由で敵同士になってしまい「こんなはずではなかったのに、一体どうすれば良いんだ…」と苦悩する王子と王女、自分を守る為に我が身を犠牲にして死んだように動かなくなってしまった王子を見て、今まで穏和だったガリバーが激怒するなど、印象に残るところが多くて、こっちの方が好きです。
ですが僕がこの映画で一番残念なのは、これがフライシャー兄弟最後の長編アニメになってしまったことでしょうか…。
今でこそ高く評価されていますが、公開当時は受け入れられず、すぐに上映終了になったそうです。ちょうどこれが作られた時は第2次世界大戦中で、マックスとデイブも口を利かない程不仲になっていたなどと、タイミングや運が悪すぎたのかもしれません。
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スタッフ
製作:マックス・フライシャー
監督:デイブ・フライシャー 
音楽:ホーギー・カーマイケル、フランク・ローサー、リー・ハーライン


声の出演
ホピティ:スタン・フリード
ハニー:ポーリーン・ロート
バンブル、スワット:ジャック・マーサー
ビートル:テッド・ピアース
スマック:カール・メイヤー
レディバグ、バズ:マージー・ハインズ(ノンクレジット)
ディック:ケニー・ガードナー
ナレーター:ビッグ・ボーイ・ウィリアムズ(ノンクレジット)


予告編です↓

虫達はアニメらしい作りになっていますが、人間達はロトスコープを使っているので、完全に世界が分かれています。これは「ガリバー旅行記」と同じですね。ガリバーの時は小人の国リリパットが舞台なので、別世界からガリバーのみロトスコープで、それ以外のキャラはかなり漫画的に描かれていました。
ただ本作の人間達は顔が映ることが一切なく、色も黒ずんでいて、あまり感情が感じられない冷たい存在になっているのが印象に残ります。
虫にとって、人間は異形の生命体に見えるということでしょうか?


1枚目:バッタ君 町に行く画像@ぴあ映画生活
2枚目:なめブログ 映画『バッタ君 町に行く』
参考:Mr. Bug Goes to Town (1941) - IMDb映画 バッタ君町に行く - Mr. Bug Goes to Town MOVIE-FAN映画『バッタ君町に行く』公式サイト映画 アニメ バッタ君町に行く - allcinema
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by asabatyou | 2013-11-09 15:05 | アニメ | Comments(2)
Commented by asabatyou at 2014-01-26 15:08
前から言いたかった事ですが、ロトスコープの生みの親はマックス・フライシャーだそうです。
他にも「海底二万哩」や「トラ・トラ・トラ!」の監督であるリチャード・フライシャーは、マックスの息子らしいです。
Commented by asabatyou at 2014-12-25 23:03
キャストを、声の出演という表記に変えました。
やはりロトスコープを使っていますから、当然動きの演技を担当した役者がいて、その事を考えた結果です。