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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

雄呂血

昨日は前から観たかった「雄呂血」をYouTubeで観ましたので、その事について書きます。
日本のサイレント映画を観たのは、この時以来です。
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スタッフ
監督:二川文太郎
脚本、原作:寿々喜多呂九平
製作総指揮:牧野省三


キャスト
久利富平三郎:阪東妻三郎
奈美江:環歌子
松澄永山:関操


ストーリー
今日は永山の誕生日。
彼の弟子である平三郎は、永山の娘奈美江とひそかに愛し合っていった。
だが同門の家老の息子浪岡の無礼を怒り、喧嘩をしてしまうが、これが原因で今度同じような事をやったら破門すると言われてしまう。
その後奈美江を中傷誹謗していた家中の若侍を懲らしめたのは良いが、また暴力事件を起こしたと誤解され、とうとう破門されてしまった。
平三郎は故郷を捨て、旅をする事にしたが・・・。


レビュー
阪妻こと阪東妻三郎さんが主演した、時代劇映画。
この映画は2003年ぐらいの時にサイレント映画関連のテレビ番組をやっていまして、その時に観たのですが、もう夜の12時過ぎていた事もあって、「もう寝ないと」と思って途中で観るのをやめてしまいました。
なので、ちゃんと観るのは今回が初めてです。
さてこの映画、主人公が全然報われません。
最初はちょっと平三郎がカッとし過ぎじゃないかなと思っていたのですが、話が進むにつれてそれはやや影を潜め、少しはマシになったかと思ったら、喧嘩を止めようとしただけなのにまた暴力事件を起こしたと誤解されて捕まる、愛する人に会いたくて苦労して脱走したのに、もう人妻になっていた、せっかく良い人達と出会えたと思っていたら、実はとんでもない悪党だったなどと、次から次へと不幸が平三郎に降りかかります。
こんな調子でずっと話が進んでいきますから、当然誰も平三郎を理解してくれる者は1人も登場しません。
一応剣戟映画であり、そういうブームを起こしたそうですが、これ鬱映画の間違いじゃないか?
まさに「救いはないんですか!?」と言いたくなる映画でした。
この映画は、色々と悲惨過ぎる・・・。


本編です。横文字が右から読むようになっているのに、時代を感じます↓

YouTubeで観られるサイレント映画にしては、珍しく弁士付きです。
なので「サイレント映画はちょっと・・・」という人でも、抵抗なく観られると思います。
誰がやっているのかは知りませんが、おそらく声からして澤登翠さんではないでしょうか?


1枚目:1925- OROCHI- (Buntaro Futagawa)
2枚目:Toronto J-Film Pow-Wow REVIEW Orochi (The Serpent) - Buntaro Futagawa (1925)
参考:雄呂血 - Wikipedia映画 雄呂血 - allcinema
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by asabatyou | 2014-06-07 12:11 | 映画 | Comments(3)
Commented by asabatyou at 2014-06-11 21:13
文字の一部に間違いがありましたので、それを直しました。
Commented by 光を持つ者 at 2014-07-24 23:30 x
僕は阪東妻三郎さんの映画は、まだ見た事がありません。

しかし、彼の子供である田村四兄弟の長男・田村高廣さん(多数)、三男の田村正和さん(数本)、四男の田村亮さん(1本)の映画なら見た事があります。どちらかといえば高廣さんの方が圧倒的に多いです。ちなみに次男の田村俊磨さんは一般人です。

一番、父親の阪東さんの持ち味である陰影のある役柄を高廣さんもよく演じていらっしゃっておりましたからね。

asabatyouさんは、田村四兄弟の方々の映画をご覧になった事がありますか?
Commented by asabatyou at 2014-07-25 06:51
私は田村高廣さんが出演した、「トラ・トラ・トラ!」なら観た事があります。
「空軍大戦略」や「ブルー・マックス」みたいに、飛行機を題材にした戦争映画なので、基本はそっちメインだったのですが、東野英治郎さんや山村聰さんといった、役者達も印象に残りました。
それと田村俊磨さんについて少し調べてみたのですが、この人も俳優として活動していた時期がちょっとだけあったみたいです。