ブログトップ

asabatyouのなんでもブログ2

asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

千と千尋の神隠し

昨日は元から家にあったDVD「千と千尋の神隠し」を観ましたので、その事について書きます。
今の季節に合っているからと思い、また観たくなりました。
a0265223_17431331.jpg
a0265223_17473841.jpg

スタッフ
監督、脚本:宮崎駿
製作総指揮:徳間康快
音楽:久石譲


キャスト
荻野千尋:柊瑠美
ハク:入野自由
湯婆婆、銭婆:夏木マリ
釜爺:菅原文太
リン:玉井夕海


ストーリー
どこにでもいそうなごく普通の少女・荻野千尋は、両親と一緒に引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、不思議なトンネルを見つける。
嫌な予感がした千尋は両親に「ここは嫌だ。帰ろう」と言うのだが、2人はお構いなしにどんどん進んで中に入り、しかも近くのお店にあった料理に勝手に手を出して食べてしまう。
仕方なくその場を離れた千尋は、たまたま近くにいた謎の少年に「ここにいては、いけない。すぐ戻れ!」と警告される。
何が何だか分からない千尋は両親の所に帰るが、2人は豚になってしまった。
パニックを起こした千尋はその場から逃げ出すが、辺り一面見た事もない異質な生命体だらけで、出入り口も完全に海になっていて帰りたくても帰れなくなってしまった。
千尋はすっかり絶望するが、そこにさっきの少年が現れて・・・。


レビュー
「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などでお馴染みの、スタジオジブリによる長編アニメ。
ストーリーは至ってシンプルで、ごく普通の女の子の千尋が不思議な世界に迷い込んでしまう「不思議の国のアリス」風でありながら、両親を救う為にその世界にある油屋というお店で、厳しく鍛えられながらも働いて、そのおかげで少しずつ成長したり、さらに自分を救ってくれた恩人であるハクとの愛も描かれている、実に娯楽性の満ちた内容となっています。
本作は全てが見所と言っても過言ではない程、魅力的なアニメではありますが、私が特に気に入っているのが、この世界観です。
和のテイストと日本の夏が見事に融合した独特の世界観が、何とも言えない雰囲気があり、この「千と千尋の神隠し」の全てであり、その象徴だと思います。
他にもカオナシが金を無数に出して、千尋にそれをやろうとするものの、彼女がそれを断り「私がほしいものは、あなたには絶対出せない」と言うのですが、あれは名言です。一番印象に残ったセリフです。
一時的「どうして、これがそんなにヒットしたのか分からない」と下に見ていた時もありましたが、改めて観てみたら初めて観た時と同じく、最後まで楽しんで観られました。
久しぶりではありますが、また観る事が出来て良かったですし嬉しかったです。


予告編です↓

ちなみに舞台となっている油屋は、実は売春宿という説があったりするのですが(これは監督の宮崎さん自身、認めているという)、これは納得出来ます。
油屋で働く事になった千尋は、背中が丸見えで妙に露出度が高く、周りで働いている女性達もみんなエロ系でしたからね(名前も思いっきり、湯女ですし)。
リアルタイムで観ていた時は、全然そんな事気にしていなかったのですが、今思えばよくやりましたね(笑)。
これが一般の知名度が低いマイナーな作品だったり、アダルトアニメやエロゲーなどだったら当たり前のように思うのですが(笑)。


1枚目:❀ジブリアニメの雑学・豆知識集❀ - NAVER まとめ.htm
2枚目:女性水海の雲の海岸は、船舶の漫画海千と千尋の神隠し- イメージ 1920x1080.htm
参考:千と千尋の神隠し - Wikipedia.htm千と千尋の神隠しとは【ピクシブ百科事典】.htmアニヲタWiki(仮) - 千と千尋の神隠し.htm千と千尋の神隠し都市伝説① リンと千はソープ嬢?.htmThe art of Spirited away 千と千尋の神隠し
[PR]
by asabatyou | 2014-08-31 09:37 | アニメ | Comments(11)
Commented by asabatyou at 2014-09-01 19:20
これを見て思ったのですが、「千と千尋の神隠し」の登場人物は基本みんな良い人達ですね。
ハクと釜爺は最初から千尋の味方でしたし、リンも何だかんだ言いつつも千尋の事心配してましたし、湯婆婆も嫌そうな態度をしながらも、最後は千尋を元の世界に帰してくれましたから。
こういう所は後のワタモテに通じるものがありますが、本作では千尋は周りの人々の優しさを知っており、信頼もされるようになったりするのですが、ワタモテの場合はもこっちがゲスい思考が原因で、それが出来てなくて孤立しちゃっているといった感じでしょうか。
Commented by asabatyou at 2014-09-01 19:41
千尋が竜になったハクに乗るシーンがあるのですが、あれは「ネバーエンディング・ストーリー」を思わせました。
もしかして意識したのでしょうか?竜の色も真っ白で、顔も同じ哺乳類系ですし(笑)。
他に思った事があるのですが、スタジオジブリというより宮崎監督のキャラは、美少女と人外のコンビやカップリング(と言って良いのだろうか?)がやけに多いと思うのは気のせいでしょうか?
「もののけ姫」、「となりのトトロ」、「紅の豚」、「パンダコパンダ」、そしてこの「千と千尋の神隠し」もまさにそれが描かれていました。
もしかして「キング・コング」の時代からのお約束と言える、美女と野獣のイメージを取り入れたのかもしれません。
Commented by asabatyou at 2014-09-01 22:59
油屋売春宿説についてですけど、そもそも「千と千尋の神隠し」自体、風俗がベースとなっているそうです。
実際宮崎さんは、

「今の世界として描くには何がいちばんふさわしいかと言えば、それは風俗産業だと思うんですよ。
日本はすべて風俗産業みたいな社会になってるじゃないですか」

と、おっしゃったそうです。

どうしてそうなったのかといいますと、プロデューサーの鈴木さんが、

「人とちゃんと挨拶ができないような女の子がキャバクラで働くことで、心を開く訓練になることがあるそうですよ」

みたな事を言ったらしく、「それだ!!」とひらめいたんだそうです。
Commented by asabatyou at 2014-09-01 23:08
他にも坊は身体、知能共に成熟しながら格好や精神年齢は子供のままという文字通り「大きな子供」を揶揄したキャラなんだそうです。
風俗といい大きな子供といい、まさに現代社会に対する皮肉ですね。
Commented by asabatyou at 2014-09-03 18:45
文章に少しおかしい所がありましたので、そこを直しました。
Commented by asabatyou at 2014-09-04 19:20
イメージアルバムであって、本編に使われた曲ではないのですが、一番好きな曲「白い竜」を見つけました→http://www.nicovideo.jp/watch/sm2166532(オリジナル)、https://www.youtube.com/watch?v=kcKefXePdqA(歌なし)

夜のイメージがぴったり合う神秘的で幻想的な曲ですが、どこか切ない雰囲気が漂っているのが最高です。
「千と千尋の神隠し」も勿論良いですが、これを元にして純愛物やラブロマンス物を作ったりしたら、非常に面白い物が出来そうです。
Commented by asabatyou at 2014-09-07 10:19
文章の一部を変えて、「さらに自分を救ってくれた恩人であるハクとの恋も描かれている」の「恋」を、「愛」に変えました。
千尋とハクの関係は、恋というそんな安っぽくて薄っぺらいものじゃないような気がしたんです。
イメージアルバムにある「白い竜」が、すべてを物語っているのではないでしょうか?
千尋から見ればハクは危ない所を何度も助けてくれた命の恩人であり、まさに文字通り大切な存在です。
だからハクがピンチになった時は、迷わず助けに向かうわけですから、釜爺が言った通り、愛の方が絶対に相応しいと思ったからです。
Commented by asabatyou at 2014-09-12 19:59
エンディングでハクは殺されてしまった?という話を聞きますが、これも何だか納得出来てしまったりします。
最後千尋と別れる時、「絶対に後ろを見ないでほしい」と言ったのも、自分が無残にも殺される姿を見られたくないからという見方も出来ます。

また千尋が元の世界へ戻る時、初めて異世界に来た時の感じによく似ていたのですが、これはそこにいた時の記憶のみ消えているという事になるのでしょうか?
もしそうだとしたら、他の人々に存在が知られたりしたら騒ぎになる可能性があるから、それを防ぐ為にわざとそうしたのかもしれません。
となりますと、千尋は成長前の状態に戻ってしまった事になるのですが・・・。
Commented by asabatyou at 2014-09-12 21:26
ジブリ作品の魅力って一見子供向け、または誰が見ても楽しめるファミリー向けに思えるけど、実はかなり黒い所がある事だと思います。
光り輝く世界に見えて、実はとてつもなく大きく暗い影が見え隠れしているとでも言いましょうか。
白と黒、光と影、これが見事に1つに収まっているのが、ジブリではないでしょうか?
私はこうして「千と千尋の神隠し」について、色々と語っているわけですが、これも良い例ですよ。
純粋なファンタジーアドベンチャー物に見えて、本当は知らない方が良かったみたいなマイナス面が、これでもかとばかりに描かれていますから。
Commented by asabatyou at 2015-04-10 18:56
町山智浩さんが、本作について色々語っている動画がありますので、もし良ければどうぞ→https://www.youtube.com/watch?v=scZzCOS8hLQ

どうして本作が売春がテーマの作品になったのかが、よく分かります。
Commented by asabatyou at 2015-04-10 19:43
しかし世の中「臭いものには蓋をしろ」的な考えがあるらしく、「千と千尋の神隠し」が売春のお話である事を信じたくない、認めたくないという気持ちがあるようです。
でもそれって作品をちゃんと見ていないし、受け入れていないという事になりますよね。
本当に好きなら、全てを受け入れられるはずなのに。
エロがテーマになっているから、拒絶したくなる気持ちは分かります。
それに人気職業の声優も、偽名やノンクレジット(ネットや本ですら書いていない完全な非公開もあり)でアダルトゲームやエロアニメに出演しています。
最初知った時はショックを受けましたが、こういう作品でも面白いものは沢山あります(「A KITE」、「水夏」など。「Fate/stay night」みたいに全年齢対象版が作られた物もあり)。
それにこういう作品は、一般向けの作品とは違った独特の雰囲気があって、私は好きだったりします。
やはり差別や偏見は、良くありませんから。