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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

昨日は元から家にあったDVDの1枚「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」を見ましたので、その事について書きます。
久々に見たかったから、今の自分のやり方が出来上がった状態でもう一度レビューがしたかったから(前のレビューは、こんな感じだった)、本作について色々教えてくださった大澤さんに感謝したかったからです。
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スタッフ
製作:永田秀雅
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
音楽:山内正


キャスト
堤志郎:本郷功次郎
金丸辰衛門:上田吉二郎
金丸英一:阿部尚之
金丸すみ子:笠原玲子
マイトの熊:丸井太郎
八公:螢雪太郎
ガメラ:荒垣輝雄(クレジットでは新垣輝雄)ほか
ギャオス:荒垣輝雄(ノンクレジット)


ストーリー
立て続けに発生した明神礁・三宅島・富士山の噴火に引き寄せられ、ガメラが再び日本に現れた。報道関係者や科学者がガメラの調査に向かうが、彼らを乗せたヘリは二子山の上空で何者かに撃墜される。
数日後、二子山のふもとにある山村では、高速道路の建設に従事する作業員たちと、反対運動を隠れ簑に用地賠償金の吊り上げを狙う村人たちが今日も睨み合っていた。
村長の孫の英一は、ヘリの墜落とその直前に確認された怪光の取材にやってきた新聞記者に頼まれ、彼を二子山に案内していたが、謎の洞窟に入ったところで突然の地震に見舞われた。
英一を見捨てて逃げ出した記者は突如出現した怪獣に捕食され、工事の作業員や村人が駆け付けたときには英一にも怪獣の手が伸びようとしていた。
通りすがったガメラに間一髪のところを救われた英一だが、謎の怪獣との戦いで負傷したガメラは傷を癒すために海底に篭ってしまう。
そして、後にギャオスと名付けられた、この怪獣の出現によって、二子山周辺の人々の生活は一変していくことになるのだった。


レビュー
ガメラシリーズ第3作目で、人気敵怪獣のギャオスが初登場した記念すべき映画。
このギャオスなのですが、ライバルの東宝がキング・コングやフランケンシュタインの怪物といった海外の人気モンスターを映画化してヒットさせていたので、それに対抗する為にドラキュラをモデルにしたんだそうです。
なのでギャオスがコウモリに似た外見(翼と耳以外は爬虫類系だが)で色が黒で、夜行性で朝日の光が苦手なのは、それが理由です(初めはバンパイヤーという名前だったらしいが、流石にそのまんま過ぎると思われたようだ)。
久々に見て思ったのですが、とにかく展開が早かったです。
ガメラは最初の部分でいきなり登場していますからあれですけど、ギャオスにいたっては「えっ!?こんなに早く登場したっけ?」と思ったぐらいです。
ギャオスが出現した後は、ガメラと人類がギャオスと戦う姿が描かれるのですが、これは子供を飽きさせないようにする為でしょうね。
さて怪獣映画ですと、どうしても怪獣の方ばかり目が行ってしまいますが、この映画は高速道路の建設に従事する作業員達と、反対運動を隠れ簑に用地賠償金の吊り上げを狙う村人達の対立も描かれているので、人間ドラマも中々こだわって作ってあるので見逃せません。
何だか子供だけが楽しめる映画じゃないんだぞという、作り手側の余裕すら感じられます。
完全なシリアス路線でもなければ、お子ちゃま路線というわけでもなく、一番バランスのとれた作品のような気がしました。
ちなみにこの映画でガメラが完全にヒーローとなり、顔も穏やかで、子供を自分の背中に乗せて安全な場所に避難させる時、相手を気遣ってわざとゆっくり飛んだり、観覧車のある所に着陸した時、周りの大人達が子供を助けようとしている事をすぐに理解し、自分から体を傾けて救出しやすくするなどと空気も読んでくれました。
こんな人類の為にここまで尽くしてくれるなんて、ガメラは本当に良い奴すぎる・・・!!
こういう所が、きっと平成シリーズのガメラに受け継がれたんでしょうね(昭和シリーズと違って、最初から世界を救う為に誕生した救世主という設定だから)。
ただギャオスの分類が怪獣類というのは、流石に「そりゃ、ねぇだろ!」と思いました(笑)。
怪獣というのはあくまで未知の生物の総称であって、鳥類・爬虫類・有袋類などみたいに、分類の名前ではありませんからね。けど中にはディアトリマなどの恐鳥類みたいに、それっぽい分類名を持つ生物もいましたが(笑)。


予告編です↓

また本作でガメラを演じた荒垣輝雄さんですが、実際はギャオスも演じているようで1人2役だったそうです。
何故そうなったのかといいますと、当時ガメラ役の俳優の演技があまりにも駄目だったので呼ばれたんだとか・・・。
荒垣さんはガメラの着ぐるみは鉄骨補強され非常に重たくて、あまり好きではなくギャオス推しだったそうです。
両者が絡むシーンで荒垣さんがどっちを演じているのかが気になりますが、関係者の話を聞いた感じではギャオスを演じている可能性が高いです。
まぁこの映画はよく見てみますと、ガメラとギャオスの両者に中の人が入った状態で絡むシーンは、最初のご対面とラストバトルのうつ伏せに倒れているギャオスにガメラが伸し掛かるところと、ギャオスを掴んだ状態で仰向けに倒れるシーンぐらいで、意外と少なかったりします。



1枚目:「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」 DVD 本郷功次郎 - へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ.html
2枚目:Image - Gamera - 3 - vs Gyaos - 20 - Gamera vs Gyaos.png Wikizilla, the Godzilla Resource and Wiki.html

参考↓
アニヲタWiki(仮) - 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス.html
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス - Wikipedia.html
カズさんのコメント
大澤さんのコメント
怪獣トーク(ウルトラマン篇)-第1~11話.html
ギャオスとは【ピクシブ百科事典】.html
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by asabatyou | 2015-03-28 11:16 | 特撮、モンスター | Comments(10)
Commented by asabatyou at 2015-03-30 19:10
しかしこの「ガメラ対ギャオス」ですが、昭和ガメラシリーズのお約束なのか、良くも悪くも子供中心で話が進んでいて、どうしてもリアリティに欠けており、突っ込み所があるのも確かです。
子供なのに普通に作戦会議に顔を出したり、ギャオスが夜行性である事を子供に言われてやっと気づく大人達、子供がギャオスの目をグルグル回せば良いと言ったら、それを迷わず使うとかね(笑)。
特に目を回す作戦は、大好物を使っておびき寄せるというところまで良いんだけど、もし相手が食いついてマシーンを回した時、ギャオスが「何だこれ!?」と身の危険を感じて逃げる可能性が高く、どう考えても失敗するとしか思えないのに(笑)。実際、失敗したんだけどな(笑)。
Commented by asabatyou at 2015-03-30 19:30
ギャオスについてもにおいに誘われた時、警戒していたせいか、いきなり食いつこうとしなかったのは良かったのですが、いざ食いついてマシーンが回りだした時、何も不自然に思ったり違和感を感じる事もなく、ひたすら機械と一緒にグルグル回っていた時は、頭が良いのか悪いのかよく分かりませんでした(笑)。
またギャオスが人間を捕食する時、思いっきり人間みたいに片手で掴んでいたので、違和感バリバリでした。
普通顔を突っ込むか、足で掴んで飛び去って行くでしょう。
これが「サンダ対ガイラ」のガイラみたいに、人間に近い姿をしているといいますか、巨人タイプなら全然問題ないんですがね。

本作に対するツッコミはこちらにも書いてありますので、もし良ければどうぞ→http://cwaweb.bai.ne.jp/~ohishi/uchida/tokusatsu/daiei/gamera3.html
Commented by asabatyou at 2015-03-30 19:38
何だかどうして平成ガメラシリーズがシリアスでリアル路線で、尚且つ壮大なストーリーが展開されて、子供が出てきても出番が少なくて話に絡んでくる事がないのかが、納得出来てしまいました。
まぁ昭和シリーズも、味があるっちゃありますけどね(笑)。
Commented by asabatyou at 2015-04-07 22:26
ガメラ医師のBlogさん

私の記事の紹介、ありがとうございます。
またこうしてお話が出来て、とても嬉しいです。
Commented by asabatyou at 2015-04-09 22:20
私が思うにギャオスをエサでおびき寄せる時、そのエサの中に毒を入れた方が効果があったと思います。
まぁ中にはラーテルみたいに、蛇の毒でも死なない奴が普通にいますし、ギャオスが毒で死ぬような奴かどうかは知りませんが・・・。
Commented by エースロボット改 at 2015-04-12 11:06 x
ギャオスの武器といえば超音波メスですが、当時怪獣の武器といえば火炎だったり破壊光線だったりが普通の中で、”切る”という点が非常に斬新だったそうです。
ともかくギャオスといえばなんでもかんでもスッパスパと切っているのが昭和平成ともに印象深いです。まあ中には切れなかったものもありますが、ギロンの頭の”超音波を跳ね返す”ってアレはどういう理屈だったんでしょうね。
Commented by asabatyou at 2015-04-12 23:33
確かにギャオスの超音波メスは、新鮮味がありますね。
あの何でも切ってしまうところが、却ってリアルさがあって良いです。
予告編ですと本郷功次郎さん演じる主人公が、仲間達が頼りないから自分1人でもギャオスから子供を救おうとするシーンがあるのですが、下手に近づいて超音波メスを食らったら、体を真っ二つに切られるか、首をスパッと切られそうで、どう考えても自殺行為としか思えないです(笑)。
どうせなら「助けを呼んで来い。俺はここで奴を見張ってる」と言う方が良いと思います(笑)。

「まあ中には切れなかったものもありますが、」
ありましたっけ?あったとしても、ガメラの甲羅ぐらいだった気がしますが・・・。

ギロンの頭の包丁ですが、絶大な硬度を持っているので、超音波メスを跳ね返す事が出来たんだそうです。
Commented by asabatyou at 2015-04-30 23:15
ギャオスはドラキュラの影響を受けており、それを連想させる動物のコウモリがモチーフとなっているのですが、もしも「吸血鬼ノスフェラトゥ」がドラキュラや吸血鬼のイメージを決定付けた作品になっていたら、ネズミに似た姿になっていたのでしょうか?
もしそうだとしたら、興味深いです。
Commented by 大澤 at 2015-05-09 21:48 x
先日は、
新垣輝雄(義父)の色々なお話しでお世話になりました。
今日の5/9。出版社の担当者の方から連絡を頂き5月(今月ですが)株式会社洋泉社さんから出版される特撮を取り扱う本に載せて頂ける事になりました。(タイトル等は現時点では控えさせていただきます。)
今回の事では、ネット上での私が書いた義父新垣輝雄の訃報記事が方々で拡散された事で、出版社に知れ渡り、記事にしてもらえる事となりました。今回の、このガメラの書き込みにしても、大変有難く感謝いたしております。本当にありがとうございました。これからも新垣輝雄の愛した怪獣達を可愛がってやって下さい。最後にもう一度、ありがとうございました。 大澤。
Commented by asabatyou at 2015-05-09 23:43
本当ですか!?ありがとうございます!!
私こそお役に立てて、大変嬉しいです!
非常に感謝しています!
株式会社洋泉社さんといいましたら、怪獣映画関連の本を結構出していますね。
私もいくつか持っています。
「モンスターメイカーズ - ハリウッド怪獣特撮史(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784896914245)」や、「あなたの知らない怪獣マル秘大百科(http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%80%AA%E7%8D%A3%E3%83%9E%E3%83%AB%E7%A7%98%E5%A4%A7%E7%99%BE%E7%A7%91-%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A7%98%E5%AE%9DCOLLECTION-%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A7%98%E5%AE%9D%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4896917340)など。