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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

加藤隼戦闘隊

今月の12日ですが、借りたDVDの1枚「加藤隼戦闘隊」を見ましたので、その事について書きます。
日本の航空映画はミニチュアの模型を使っていて、尚且つおもちゃにしか見えないので、ショボイと当時子供ながら思っていたのですが(実際、今もどうも好きになれない)、これは本物を使っている事を知って興味を持ちました。
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スタッフ
監督:山本嘉次郎
音楽:鈴木静一
特撮:円谷英二


キャスト
加藤建夫:藤田進


ストーリー
昭和16年4月、広東の陸軍航空隊基地に、台湾から加藤建夫が隊長として赴任してきた。北支の戦いで華々しい戦果を挙げ、感状を2度も授与された英雄である。そしてその数ヵ月の後、加藤部隊に新型戦闘機「隼」が配備された。加藤をはじめとする部隊の精鋭パイロットたちは、船団の護衛任務や、山下兵団の上陸作戦の援護、クアラルンプールへの奇襲攻撃、パレンバンへの落下傘部隊攻撃の援護など、困難な闘いに次々と挑んでいく。連戦連勝である。その間、隊員に犠牲者が出ることもあったが、加藤たちは決して挫けることなく次の戦いへと赴いてゆく。敵戦闘機部隊を地上にあるうちに撃滅するため、常識はずれの長距離夜間飛行を行い、奇襲攻撃を仕掛けたこともあった。加藤は勇猛果敢なだけでなく、知的な戦略家でもあったのだ。またあるときは、単機で現れた敵を見て、思わず「チャンス!」と敵性語を叫び、隼に飛び乗って敵機を撃墜に空へと上がる。加藤は、そんなお茶目な面も持ち合わせていた。父のように隊員たちから慕われた加藤だったが、昭和17年5月22日、敵爆撃機と交戦中に被弾し、基地への帰還がかなわぬと見て、海面へ突っ込むように自爆、壮烈な戦死を遂げた。死後、二階級特進して少将となった加藤は、軍神として崇められる存在となった。


レビュー
かつて1942年にベンガル湾上空の戦闘で戦死し、軍神となった加藤建夫中佐(戦死後少将)という人の、軍人としての半生をドキュメンタリータッチで描いた戦争映画。
ですが少し展開がダラダラで平板な気がして、あまり面白いとは言えませんでした。
本物の飛行機を使っているシーン(カーチスP-40といった敵機も本物を使っているシーンがあるが、あれは鹵獲した物を使用しているという)は迫力があったのですが、戦闘シーンになるとカメラワークやアングルが他と比べるとイマイチで、特に対地攻撃シーンはワンパターンで面白みがなかったです(「レッド・バロン」(1971年版)みたいな感じなら、別に良いんだが)。
ミニチュアの模型を使っているシーンは円谷英二さんが担当しているようで、爆破するところはゴジラやウルトラマンを思わせますが、実機を使っているシーンとの差がちょっと目立ちます。
私はやっぱりこの手の映画は、洋画の方が好きです。
それと映画自体の雰囲気が何だか「桃太郎 海の神兵」みたいでしたが、これは元々プロパガンダ映画として作られたんだとか。
またサイレント映画みたいに、字幕だけのシーンがやけに多かったのが印象に残りました。
もし本当にサイレント映画だったら、「つばさ」みたいになっていたかも。


劇中の一部です↓

ちなみに主役の戦闘機である隼ですが、アメリカのフライング・ヘリテッジ・コレクションとティラムック航空博物館という所に、飛行可能な物が現存しているそうです。
特に前者の隼は、ほぼオリジナルに近い状態なんだとか。
てっきり飛べる物はもう1機も残っていないと思っていたので、正直驚きました。
もしまたこういう映画を作るとしたらどうなるのか気になりますが、おそらくCGを使うかテキサンなどの別の飛行機を改造してやりそうです(実際「俺は、君のためにこそ死ににいく」という映画では、実物大模型機とCGを使っているらしい)。


1枚目:加藤隼戦闘隊 [DVD]
2枚目:IMCDb.org Kato hayabusa sento-tai, 1944 cars, bikes, trucks and other vehicles.html

参考↓
作品詳細「加藤隼戦闘隊」 日本映画写真のキネマ写真館.html
WetWing.com_航空映画.html
加藤隼戦闘隊 - Wikipedia.html
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by asabatyou | 2015-04-15 18:23 | 映画 | Comments(2)
Commented by asabatyou at 2015-04-19 13:11
別にミニチュアが悪くて、駄目というわけではありません。
昔の「スター・ウォーズ」に登場する宇宙船や戦闘機などはミニチュアを使用していますが、それをしっかりとした棒に固定させ、それ自体は決して動かす事なく、撮影するカメラのほうを動かしているみたいです。それも人が手で持って動かすのではなく、コンピュータ制御で動くロボットアームの先端に取り付けられたカメラで撮影しているんだとか(詳しくはこちら→http://www.littlefalcon.net/database/filmmakers/db_ilm.html)。
それでもまったくその事を感じさせない迫力がありましたから、やり方の問題ではないかと思います。

比較としてどうぞ→https://www.youtube.com/watch?v=kN0yQ0tGHCs(「太平洋の翼」の予告編)、https://www.youtube.com/watch?v=6v5VahaEL7s(「スター・ウォーズ エピソード4」の一部)
Commented by asabatyou at 2015-04-22 22:57
この「スター・ウォーズ」に登場したダース・ベイダー専用タイ・ファイターですが、これは多分ガンダムのシャア専用ザクと同じで、第1次世界大戦で大活躍したドイツの撃墜王、レッドバロンことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンの影響ではないかと思います。