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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

雪の女王(1957年版)

昨日は借りたDVDの「雪の女王」(1957年版)を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督:レフ・アタマーノフ
原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
音楽:アルテミー・アイヴァジャン


声の出演
ゲルダ:ヤニーナ・ジェイモー
カイ:アンナ・コモローワ
雪の女王:マリヤ・ババノーワ


ストーリー
北国に住んでいるゲルダとカイは強い絆で結ばれた幼馴染で、どこへ行くのも一緒だった。
ある日2人はお婆さんの話で雪の女王の存在を知るが、「雪の女王なんて怖くない」と言ってしまったが為に、カイは女王を怒らせてしまったので、さらわれてしまった。
ゲルダは、カイを救う旅に出るが・・・。


レビュー
アンデルセンの童話を、ロシアでアニメ映画化したもの。
若き日の宮崎駿監督に大きな影響を与えた事で有名なアニメですが、実際見てみますと、それがよく分かりました。
まず主役のゲルダですが、クララの色違いかと思ってしまうくらいそっくりです。
他にも「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリスが閉じ込められている部屋や、「千と千尋の神隠し」の坊の部屋にそっくりな部屋が登場したり、山賊のリーダーの顔がドーラや湯婆婆に似ていたり、そこのメンバーの娘がウルスラやリンみたいな強気な性格など、もう言い出したらキリがありません。
そもそもこのアニメ自体、絵や雰囲気がどこかジブリを思わせます。
しかも本作は女性陣がとても強く、男性陣が完全にタジタジで押され気味になっています。
ゲルダも穏やかで優しい性格だけど、勇敢で行動派で大好きなカイを助ける為に、自ら苦難にどんどん立ち向かっていくわけですが(こういう所はシータを思わせるが、少年を救う少女というのは「千と千尋の神隠し」の後半を思わせる)、当時としては非常に珍しかったのではないでしょうか?
ディズニーやベティ・ブープを見ていれば分かりますが、当時は女の子は王子様やヒーローに憧れて、守られるのが当たり前って感じでしたから。
雪の女王の最期が「えっ!?」って感じでしたけど、それ以外は特に不満なく楽しんで見られました。
全体の流れやノリは冒険というよりは旅といった感じで、派手なシーンはありませんが、作品の雰囲気や世界観に合っている事は確かです。


予告編です↓

それと雪の女王のデザインですが、この1957年版が断然良いです。
こちらの方が女王としての威厳があり、迫力や威圧感や気品もあります。
2012年に同じくロシアでCGアニメとして作られましたが、あれは肝心の雪の女王のデザインが酷く、威厳や迫力に欠けていて魅力の欠片もありませんでした。
それに品もなくて、あれでは大物を気取っているただの小物です。
ちなみに本作は1959年にアメリカで劇場公開され、それを基にした日本語吹き替え版も作られたそうですが、これは冒頭に実写のプロローグが追加されたり、音楽や挿入歌をアメリカ独自のものに差し替えるといった、オリジナルと違うところがあるそうです。



1枚目:雪の女王 ≪新訳版≫ [DVD](参考にも使った)
2枚目:По маршруту Герды в поисках Кая.html

参考↓
Snezhnaya koroleva (1957) - IMDb.html
映画 アニメ 雪の女王 - allcinema.html
雪の女王 - Wikipedia.html
雪の女王(1957) - みんなのシネマレビュー.html
ロシア・アニメーション傑作選 PART3.html
映画『雪の女王』新訳版公式サイト - イントロダクション.html
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by asabatyou | 2015-05-07 18:18 | アニメ | Comments(2)
Commented by asabatyou at 2015-05-09 14:46
またこれを見て思ったのですが、海の描き方が「アラビアンナイト・シンドバッドの冒険」(1962年版)のような、東映の長編アニメ映画を思わせました。
キャラの顔が濃くてバタ臭いディズニーと違って、こちらはそんな事もないので、日本人に馴染みやすいのではないかと思います。
Commented by asabatyou at 2016-07-14 12:10
字の間違いがありましたので、それを何とかしました。