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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

GODZILLA ゴジラ(1998年版)

今日は録画した「GODZILLA ゴジラ」(1998年版)を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
製作:ディーン・デヴリン
音楽:デイヴィッド・アーノルド ほか


キャスト
ニック・タトプロス博士:マシュー・ブロデリック
オードリー・ティモンズ:マリア・ピティロ
ビクター・パロッティ:ハンク・アザリア
フィリップ・ローシェ:ジャン・レノ


ストーリー
南太平洋で、日本の漁船が謎の生物に襲われ沈没する事件が起きる。某保険会社から派遣されたと語るフィリップ・ローシェは唯一の生存者となった老船員から何を目撃したか問い出し、朦朧としながらも恐怖に染まった言葉で「ゴジラ・・・ゴジラ、ゴジラ」という名を紡いだ。
翌日のチェルノブイリにて、放射能が生物に与える影響を調査していた生物学者のニック・タトプロスは米国務省の要請でパナマに向かう。半ば強引に被災地の調査チームに編入されたニックは畑違いと訝るが、そこで巨大な生物の足跡を目の当たりにし、驚愕する。続いてジャマイカや大西洋でも貨物船や漁船が襲われた。
ニックは巨大な足型や、座礁したタンカーに開けられていた横穴と残された肉片などから、“フランスがポリネシア近海で長年行なっていた核実験の結果として、新種の生物が誕生した”という仮説を立てる。フィリップもまた、部下のジャン達を引き連れて現場に残る爪痕を確認し、その新種こそ一連の事件を起こした“ゴジラ”だと確信する。
ニックとフィリップがそれぞれ別口で“ゴジラ”の追跡を開始した矢先、ニューヨークに未知の巨大生物が上陸、人類との戦争が始まろうとしていた。


レビュー
もはや知らない人はいない怪獣の代名詞、ゴジラをハリウッドで映画化したもの。
元々ゴジラはすでにアメリカで漫画やアニメが作られていたのですが、実写でやったのは今回が初めてです。
しかし肝心のゴジラがあまりにも本家とかけ離れていた事から、「これはゴジラじゃない」と世界中のファンの怒りを買ってしまい、最悪な結果となってしまいました。
まぁそれも最もな話で、爬虫類みたいな巨大生物が暴れるという以外、ゴジラの要素が何もなかったからです。
まずゴジラのデザインですが、「ジュラシック・パーク」のティラノサウルスだけでなく、頭と背びれ以外は「地球へ2千万マイル」のイーミアを思わせます(攻撃されなければ大人しいのも、イーミアを思わせる)。
悪くないデザインですが、本家ゴジラとは似ても似つかない姿です。
ニューヨークを歩き回ったり車を咥えて振り回したり、夜になって船を襲うシーンは、どこか「原子怪獣現わる」を思わせます。
他にもゴジラが大量の卵を産むところは「大怪獣出現」みたいで、ベビーゴジラ軍団の登場シーンは、完全に「ジュラシック・パーク」のヴェロキラプトルそのものです。
「水爆と深海の怪物」がテレビで放送している映画としてチョイ役で登場しているのですが、本作が「ジュラシック・パーク」やレイ・ハリーハウゼンの映画を意識しているのは明らかです(「大怪獣出現」は、ハリーハウゼンの映画じゃないけど)。
実際製作や脚本を担当したディーン・デヴリン自身、「ハリーハウゼンのリメイクじゃ資金が出ない。だから「ゴジラ」のリメイクってことにした」と大胆発言してますから(それを言ったら、「マイティ・ジョー」や「タイタンの戦い」(2010年版)の立場はどうなるんだ!?)。
こんな風にゴジラ作る気ゼロだった人達が作ったのであって、それが思いっきり映画に出ていたわけですが、続編として作られたアニメの「ゴジラ ザ・シリーズ」では、姿こそそのままでもゴジラがパワーブレスという熱線が使えるようになっているなど、前作の反省点を活かしていますから(2話ぐらいまで見た事があるが、第1話が本作のラストシーンから始まっている)、結果オーライと言うべきかもしれません。
後私が一番違和感を感じたのは、ジャン・レノがリーダーをやっているフランス軍のアジトに、「私はフランス人です」と言わんばかりに、その国旗が貼ってあった事です。
いくら外国人でもあんな事する人、普通いませんよ(笑)!!
この映画では登場人物の多くがステレオタイプに描かれているそうですが、これもその1つなんだろうなぁ(笑)。


The Angry Video Game Nerd(Cinemassacre)のレビュー動画です。
良い参考になりました↓

また劇中に登場するエバート市長とジーンは、映画評論家のロジャー・エバート(原語の発音だとイーバートらしく、そちらの表記もあり)とジーン・シスケルがモデルだそうです。
理由はシスケルはどうかは不明ですが、エバートはエメリッヒの映画を酷評する事が多いので、その仕返しで無能な市長という設定のキャラにしたんだとか・・・。
しかし本人達はそんなに気にしておらず、「実にくだらないね。わざわざ出すなら潰せ」とコメントしています。
そう思いますと、エメリッヒが色んな意味で哀れです。


1枚目:WATCH_ Oliver retro-reviews Godzilla 1998.html
2枚目:Godzilla 1998_ What Went Wrong With the Roland Emmerich Film_.html

参考↓
ハリウッド版『GODZILLA』は『ゴジラ』ではなく『原子怪獣現る』のリメイク _ とらつぐみのTwitterまとめ.html
GODZILLA - Wikipedia.html
シスケル&エバートの映画評論:やっぱりマグロ食ってるようなのは(ry
Gojira (1998) - IMDb.html
GODZILLA ゴジラ(1998) - みんなのシネマレビュー.html
映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100
モンスターパニック―超空想生物大百科
海外の反応プリーズ _ 日本のゴジラ映画にアメリカ版のゴジラが登場し・・・速攻で倒されていた!! 【海外の反応】.html
やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだなとは【ピクシブ百科事典】.html
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by asabatyou | 2015-05-17 18:53 | 特撮、モンスター | Comments(13)
Commented by asabatyou at 2015-05-18 22:45
ゴジラの目的が繁殖である事と、子供を殺されてたまたま近くにいた主人公をその犯人だと思い込んで、襲い掛かるところはギャレス版ゴジラに登場するムートーへと受け継がれたと言えますね。
後雄のムートーが、ゴジラの尻尾で倒されるところとかね(笑)。
Commented by asabatyou at 2015-05-19 09:18
何かと叩かれる事が多いエメリッヒ版ですが、ストーリーは純粋にゴジラと人類の戦いを描いており、比較的テンポ良く進んでいきますから、結構楽しめたりします。
http://asabatyou.exblog.jp/20101674/でも書きましたが、ギャレス版はキャラとしてはこっちの方がゴジラらしいですが、映画自体の出来はあまり面白くなかったので・・・。
Commented by asabatyou at 2015-05-19 09:45
元々エメリッヒは隕石が地球を襲う映画の企画していたのですが、その時に突然東宝からオファーが来たんだそうです。
ゴジラファンでも何でもなかった彼は何度も断ったそうですが、「強い押しがあったので仕方なく受けた」「だが今度は『ゴジラが人を食べない』といった細かいルールを提示されたので嫌気がさした」「なので、いい加減な脚本とデザインを提出し『これなら、あちらから断るだろう』と思っていたらゴーサインが出てしまい、仕方なく撮影に入った」「もし、当初の予定通りに隕石の映画を撮っていれば『アルマゲドン』や『ディープインパクト』を上回る作品が撮れたはずだ」と不満を述べているそうです。
Commented by asabatyou at 2015-05-19 09:58
なので、エメリッヒに責任があるとは思えないんです。
確かに彼に任せたのは間違いで、映画自体も失敗に終わったので、エメリッヒ自身も「どうせこうなると思っていたから、最初からやりたくなかったんだよ」と思っていたかもしれません。
本当は「スピード」や「ツイスター」で有名なヤン・デ・ボン(ゴジラファンの1人だという)がやるはずだったのですが、製作費がかかりすぎるとして監督を降板させられたみたいです。
きっと予定や計画を変更せざるを得ない状態になってしまい、東宝もかなり焦っていたんじゃないかと思います。
Commented by カーメン at 2015-05-19 21:13 x
お久です
懐かしい映画のタイトルを見ましたのでまた来ました
ゴジラ本家復活の余波でこの映画が引き合いに出されることも増えましたね。自分はTV放映で見たのですが、正直いちど見た限りでじゅうぶんでした
やっぱマグロ食ってるようなのはダメだな、の名言を生むことになったのはともかく、ファンにゴジラとはこういうものだということを再認識させた作品として語り継がれていくでしょうね
Commented by asabatyou at 2015-05-20 22:00
お久しぶりです。

「ファンにゴジラとはこういうものだということを再認識させた作品として語り継がれていくでしょうね」

そういう意味では、良いきっかけを与えてくれた作品だと思います。
もし予定通りヤン・デ・ボン監督がゴジラを作っていたら、その後のゴジラシリーズは随分変わっていたかもしれません。
それでもデ・ボン版ゴジラ、もし実現したら見てみたかったです。
そのデ・ボン版ゴジラですが、ストーリーやイラストを紹介したページがありましたので、もし良ければどうぞ→http://pasin.exblog.jp/21361473

中々面白そうですし、“現代の東洋神話”対“ギリシャ時代の西洋神話”という夢の対決が出来たかもしれないと思うと、少し残念です。
Commented by asabatyou at 2015-05-20 22:48
またゴジラに関係する事で、大変面白い事が書かれたページを密ましたので、もし良ければどうぞ→http://occult-atoaji.sakura.ne.jp/?p=12448

90年代のハリウッド版ゴジラですが、ヤン・デ・ボンだけでなくスティーブン・スピルバーグやジェームズ・キャメロン、ポール・バーホーベンといった超大物達にも話がいっていたというのですから、凄い話です。
しかしバーホーベンは元祖「ロボコップ」や、「スターシップ・トゥルーパーズ」の監督ですから、グロいシーンが多いゴジラになっていた気がします(笑)。
Commented by asabatyou at 2015-05-22 23:33
この映画ではベビーゴジラは思いっきり人を食べるシーンがあったのですが、あれは良かったのでしょうか(「ゴジラは人を食べない」というルールがあったにも関わらず)?
主人公達の体にべったり大好物である魚の臭いがついてしまったからという、納得出来る理由はあるのですが・・・。
ウィキによりますと実際人を襲った理由は、侵入者や餌を奪う可能性のある者に対する排除行動ゆえだったそうです。
Commented at 2015-05-27 10:47 x
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Commented at 2015-05-27 20:12
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Commented at 2015-05-27 21:23
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Commented at 2015-06-02 13:54 x
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Commented at 2015-06-03 22:52
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