ブログトップ

asabatyouのなんでもブログ2

asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

それは外宇宙からやって来た

昨日は買ったDVDの1枚、「それは外宇宙からやって来た(原題をそのままカタカナにした、「イット・ケイム・フロム・アウター・スペース」というタイトルでも有名)」を見ましたので、その事について書きます。


a0265223_22471931.jpg
a0265223_22504885.jpg

スタッフ
監督:ジャック・アーノルド
製作:ウィリアム・アランド
原作:レイ・ブラッドベリ
音楽:アーヴィング・ガーツ、ヘンリー・マンシーニ、ハーマン・スタイン(全てノンクレジット)
宇宙人のデザイン:ミリセント・パトリック(ノンクレジット)


キャスト
ジョン・パトナム:リチャード・カールソン
エレン・フィールズ:バーバラ・ラッシュ


ストーリー
砂漠に隕石が墜落するのを目撃した天文学者のジョンは、これを調査する為にクレーターに向かう。
実は隕石だと思っていたのは宇宙船であり、中には奇妙な生物がいたが、クレーターが崩落したので全ては埋もれてしまった。
だがジョンの話を信じてくれる者は、恋人のエレンのみだった。
ある日、町の電気修理人の様子がおかしい事に気付いたジョンは、彼らを尾行。
そこで知ったのは、彼らが誤って砂漠に墜落した宇宙人達で、壊れた円盤の修理さえ済めば速やかに地球から立ち去ると言うが・・・。


レビュー
「原子怪獣現わる」で有名なレイ・ブラッドベリの原作を、ジャック・アーノルドとウィリアム・アランドという、「大アマゾンの半魚人」で有名なコンビで映画化したもの(音楽はオードリー・ヘプバーンの「ティファニーで朝食を」で有名な、ヘンリー・マンシーニが担当している)。
展開やテンポが単調で、そんなに派手なシーンがあるわけでもない地味な映画ではありますが、宇宙人が侵略者ではなく、事故で地球に来てしまっただけに過ぎないのが新鮮味がありました(悪役ではない宇宙人といったら、ほぼ時期の「地球の静止する日」のクラトゥがいるが、あれは見た目が人間と同じなので、宇宙人らしさはなかった)。
最初こそ人をさらったり化けたりして悪役みたいですが、危害は加えておらず、あくまで紳士的です(円盤を修理する為の、人手が欲しいだけ)。
本作では宇宙人が智者で、地球人が愚者として描かれているので、前者は「地球人はまだ自分達と姿が違うだけで嫌ったり恐れるからだ」という理由で、堂々と姿を見せられず、後者が悪役に見えるのも確かです。
後半になって主人公は、宇宙人を悪者扱いする保安官達を止めようとするのですが、彼らからも「あなたが彼らを連れて来た」、「もうあなたは信用しない」、「地球人に捕らわれるぐらいなら、喜んでこの星を消滅させる!」と言われ、悪い方向に話が進んでしまいます。
ですが最後は主人公の努力で宇宙人と地球人の争いは起こらず、宇宙船も無事帰るという後味の良いものでした。
彼らとの遭遇は良くなかった。しかし、これからも他の星からの訪問はあるだろう。彼はまた戻って来る」と主人公は言うのですが、当時は受け入れられず、侵略者撃退モノに喝采を送ったそうです。
主人公の言葉が実現するには、「未知との遭遇」まで待たねばならなかったのです。


予告編です↓



宇宙人をデザインしたミリセント・パトリックは、「大アマゾンの半魚人」のギルマンや、「宇宙水爆戦」のメタルナミュータントをデザインした人で女優でもあったのですが、彼女の名前がクレジットされる事はなかったそうです(チャップリンの「ライムライト」にも出演しているらしいが、クレジットされず)。
ユニバーサルのメイクアップ・アーティストのバッド・ウェストモア(バドの表記もあり)は、活発で才能に恵まれたパトリックが目障りだったようなので、それが原因ではないでしょうか?



出典↓
画像1:それは外宇宙からやって来た [DVD]
画像2:Blog - イット・ケイム・フロム・アウター・スペース/それは外宇宙からやって来た.html

参考文献↓
別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
モンスター大図鑑
あなたの知らない怪獣マル秘大百科

参考サイト↓
映画 イット・ケイム・フロム・アウター・スペース - allcinema.html
SF MOVIE DataBank:それは外宇宙からやって来た.html
It Came from Outer Space (1953) - IMDb.html
ホラーマニアックス・シリーズ 第3期 SFモンスター篇.html
[PR]
by asabatyou | 2015-09-28 18:08 | 特撮、モンスター | Comments(2)
Commented by asabatyou at 2015-10-05 22:10
文章の一部を変えました。
ウィリアム・アランドは、「縮みゆく人間」には参加していないらしいので、そこを削除しました。
Commented by asabatyou at 2015-10-16 17:20
本作の宇宙人について思ったのですが、意外と姿を見せるシーンが多いです。
私が思うに、主人公に姿を見せてほしいと言われて、やっと姿を見せた方が面白味があって良かったと思います。
地球人の前に姿を見せたくないと言っていますから、そちらの方が説得力がありますからね。