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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

キートンの恋愛三代記

今月の5日ですが、買ったDVDの1枚「キートンの恋愛三代記」を見ましたので、その事について書きます。
実は前にも見た事があるのですが、久々に見たくなりました。
考えてみたら、バスター・キートンの映画を見るのは9年ぶりです。


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スタッフ
監督:バスター・キートン、エドワード・クライン


キャスト
若者:バスター・キートン
娘:マーガレット・リーイー
悪党:ウォーレス・ビアリー


ストーリー
石器時代、古代ローマ、そして現代。
例え時代が違っても、人が恋をする事は変わらない。
我らが主人公バスター・キートンは、年頃になると美しい娘に恋をするが、いつも邪魔者が現れて・・・。


レビュー
チャーリー・チャップリンやハロルド・ロイドと並び、「世界の三大喜劇王」と呼ばれるバスター・キートン初の長編映画。
D・W・グリフィスの「イントレランス」と同様、3つの時代の行き来しつつも、人間の生活にまず欠かせない恋愛をテーマにしているわけですが、このような構成になったのは、キートンがまだ長編を作る自信がなかったからだそうです。
失敗だと分かれば、3つの短編にバラして上映するつもりだった事もあって、時間が47分なのもそれが理由でしょう。
なので本作は、彼が長編を作る為のウォーミングアップと言うべきかもしれません。
時代の違いはあっても、どれもストーリーは同じで、キートン演じる主人公が頼りないけど、愛する人の為に恋敵と戦って勝利するという、実にシンプルなものです。
古代ローマ編では「ベン・ハー」そっくりと言われる事がありますが、あれはおそらく1907年版の事です。
これは1923年の映画ですが、「ベン・ハー」の映像化は1907年、1925年、1959年、2003年ですから。
現代編では敵に追われているキートンが高いビルからジャンプするシーンがありますが、後のジャッキー・チェンの「プロジェクトA」に似ています(元ネタはハロルド・ロイドの「要心無用」らしいが、ジャッキーはキートンの大ファンであると同時に、1920年代頃のスラップスティック・コメディに大いに影響を受けており、自身の作品の中で数多くのオマージュを捧げているとの事)。
ストーリー重視な為かコメディ要素は意外と少なめですが、47分という時間にバランス良くまとまっているので、気軽に楽しめます。
ただ3つの短編にバラして上映する事も考えていたように、1つの時代の事を集中して作った方が例え短くても、よりボリュームのある映画になっていたような気がします。


劇中にあるシーンの一部です↓

本当は恐竜が登場したり、恋人とのキスシーンがあるそうですが、私が今回買ったアイ・ヴィー・シーから出ているバージョンにはありませんでした(そういえば、初めて見た時でもそうだった)。
せっかくソフト版出したのですから、完全版にしてほしかったです。
実は少しだけですが、YouTubeでそれらのシーンが入っているバージョンを、たった今見ました。
恐竜がストップモーション・アニメだったのが、嬉しかったです。
音楽もこちらの方が良いので、これから見たい方はYouTube版をオススメします。



出典↓
画像1:キートンの恋愛三代記 [DVD]
画像2:Silent Volume_ Three Ages (1923).html

参考文献↓
別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

参考サイト↓
最低映画館~キートンの恋愛三代記.html
滑稽恋愛三代記 _ Movie Walker.html
淀川名画撰集 - キートンの恋愛三代記.html
映画 キートンの恋愛三代記 - allcinema.html
バスター・キートン - Wikipedia.html
Three Ages (1923) - IMDb.html
Brontosaurus - Kaijumatic.html
キートンの恋愛三代記_ 芸術感想文.html
キートンの恋愛三代記 映画 感想 エディ・クライン - 鑑賞メーター.html
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by asabatyou | 2015-10-07 17:49 | 映画 | Comments(0)