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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

さくや妖怪伝

昨日は「ミス・モノクローム -The Animation-」と同じく10月26日に買ったDVDの、「さくや妖怪伝」を見ましたので、その事について書きます。
元から興味があったのですが(YouTubeで一部のシーンを見ただけで)、レンタルに置いてなかったので、買う事にしました。


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スタッフ
監督、原案:原口智生
特技監督:樋口真嗣
音楽:川井憲次


キャスト
榊咲夜:安藤希
榊太郎:山内秀一
土蜘蛛の女王:松坂慶子
語り:竹中直人


ストーリー
突如起こった富士山の噴火により、神々によって張られていた結界が破れ、妖怪たちが地上に出現した。
亡き父の跡を継ぎ公儀妖怪討伐士となった少女・咲夜は幕府の密命により、怪異の元凶である妖怪・土蜘蛛の女王を討伐すべく仲間達と旅立つ。


レビュー
特殊メイクアーティストの原口智生さんという方の映画監督デビュー作で、平成ガメラシリーズで有名な樋口真嗣さんが特技監督をした妖怪映画。
ストーリーは至ってシンプルで、凶悪な妖怪が再びこの世に蘇り、かつて亡き父が使っていた刀を受け継いだ主人公が大活躍する正統派な作りになっています。
しかし主役の演技が下手糞で棒読み(他の女優も同じで、唯一良かったのはラスボス役の松坂慶子さんぐらい)で、殺陣も素人臭さが出ていてへぼく、基本シリアスなノリなのですが、画面の切り替わり方や太郎という河童の子供が雷に打たれるシーンがやけにコミカルタッチになっていて(エンディングでは主人公の咲夜と太郎が戯れていたり、太郎が妖怪と踊ったりするのですが、ここは完全に子供向けやファミリー映画みたいになっている)、場違い的な雰囲気があるなど、アラが目立つ作品になっています。
太郎も咲夜が乳母を雇って人の乳で育てた為、容貌は極めて人間に近いという設定なのですが、どう見てもただのコスプレで河童にちっとも見えません(父親はいかにも河童らしい姿をしているのに、違和感バリバリ。主人公達はこの親父を殺してしまい、咲夜は残されたまだ赤ん坊の太郎を弟として育てるが、お互い種族が違うのに無理ありすぎ)。
河童であるがゆえにいじめられているという設定ですが、セリフで語られるだけでいじめられるシーンがなく、どうもピンときません。
油すましや傘化けといったお馴染みの妖怪も登場しますが、殆どが友達タイプなので、咲夜と戦うシーンは意外と少なく、出番もそんなに多くないので、少々物足りなかったです。
可憐でありながら凛々しい娘が、妖怪と死闘を繰り広げるアイデアは凄く良いのですが、その良さを活かしきれていない残念な映画です。
実際これを作ったトワーニという映画製作会社は、ヒット作に恵まれなかった為、2004年の9月に解散してしまいました(これも入れて作った数はたったの4本で、最後の作品になったのは庵野秀明さんの実写版「キューティーハニー」である)。


予告編です↓

ちなみに本作は、かつて大映が1960年代に作った「妖怪百物語」といった、妖怪三部作へのオマージュが描かれているそうです。
妖怪がみんな着ぐるみやハリボテ、マスクなので古風な印象を受け(傘化けの操演は、かつての大映スタッフをわざわざ招聘した)、そこが悪くて駄目なわけではありませんが、映画自体の出来は・・・。



出典↓
画像1:さくや 妖怪伝 [DVD]
画像2:むらまさー.html

参考文献↓
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯

参考サイト↓
ポンコツ映画愛護協会『さくや妖怪伝』.html
さくや妖怪伝 - Wikipedia.html
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by asabatyou | 2015-11-05 18:12 | 特撮、モンスター | Comments(0)