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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

猫の恩返し

昨日は録画した「猫の恩返し」を見ましたので、それを書きます。
久々に見たいと思っていましたから、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : 森田宏幸
企画 : 宮崎駿
原作 : 柊あおい
音楽 : 野見祐二


キャスト
吉岡ハル : 池脇千鶴
バロン : 袴田吉彦
ムタ : 渡辺哲
トト : 斉藤洋介
ルーン : 山田孝之
ユキ : 前田亜季
猫王 : 丹波哲郎


ストーリー
どこにでもいそうな、ごく普通の女子高生の吉岡ハルは、ある日猫がトラックに轢かれそうになるのを目撃し、それを救出した。
その猫はルーンという猫の国の王子で、お礼としてその国へ招待される事になったが・・・。


レビュー
かつてスタジオジブリが作った劇場アニメ、「耳をすませば」の主人公である月島雫が書いた物語という位置付けのスピンオフ。
その関係で、猫のフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(通称:バロン)とムタ(ルナルド・ムーン)が本作にも登場しています。
原作は宮崎駿さんのリクエストをうけて、柊あおいさんが描き下ろしたコミック「バロン 猫の男爵」です。
基本ジブリは続編を作らないというやり方ですが、こちらは「月島雫が書いた物語」という位置づけですから、ジブリが試みた唯一の続編相当作品でもあります。

バロンの声は「耳をすませば」では露口茂さんでしたが、今回は袴田吉彦さんに変更されました。
理由は主人公とのバランスを考慮したり、監督の森田宏幸さん曰く「若々しい感じを出したかった」との事です。
また「耳をすませば」では月島雫役の本名陽子さんが、クラスメイトのチカ役で出演しています(ただし出番は、ほんの少し)。

ストーリーは「浦島太郎」に似た感じで、主人公が1匹の猫を助けた事から、そのお礼として不思議な国(もしくは世界)に旅立つというものです。
ただ「浦島太郎」の場合は元の世界へ帰ったのは良いけど、月日が経ち過ぎていて誰も自分の事を知っている人がいないだけでなく、決して開けてはいけない玉手箱を開けてしまった事で、太郎が老人になってしまうという救いのないラストでした。
ですがこちらは異世界で冒険をしつつも、最後はちゃんと戻れるので、後味が良いです。

別世界での冒険といいますと、前年の「千と千尋の神隠し」でやっていますが、「千と千尋の神隠し」の場合は身勝手な両親のせいで不思議な世界へ行く事になってしまった千尋が、両親を豚にされてしまったり、幼少時代に自分を救ってくれた恩人のハクとの再会と愛、慣れない環境に悪戦苦闘しながらも少しずつそれに適応していく、両親とハクを救う為に勇敢に行動するなど、見所たっぷりでした。

ですがこちらは、主人公のハルが猫の国の王子や王様に結婚させられそうになっていて、それを阻止する為にバロン達が立ち向かうというだけなので、「千と千尋の神隠し」と比べますと、スケールダウンしてしまった感がありました。
前作の「耳をすませば」は好きな人が出来つつも、その人には夢があってそれに向かって迷う事なく進んでいるのに、自分にはそれがなくて焦って小説を書いたのは良いけど、所詮経験や知識がない素人だから自分の無力さを思い知ってしまうなど、青春物であると同時に、今後の人生や将来に対する悩みや不安や葛藤も描かれていました。
だから余計に、落差が目立ちます。

白猫のユキがまだ人間界にいるハルにテレパシー(?)で話しかけるシーンがありますが、あれは何だったのか(ユキは超能力者なんだろうか)?ムタが大昔の壁画に描かれている大犯罪者というのも無理があって後付け的ですし、猫の国も一見中世ヨーロッパのように見えて何故かVHSがあるという、無茶苦茶さです(水晶玉なら納得出来ますが)。

前作が良かっただけに、正直ガッカリしました。



予告編です↓

途中でハルが猫娘になってしまうシーンがあるのですが、あれは凄く可愛かったので、本作の一番の見せ場と言えます。
もうあの姿で、全部やってしまいたいくらいです(笑)。
ちなみに音楽は「耳をすませば」と同じ、野見祐二さんという方が担当しています。
その事もあって、「バロンのうた」に似た曲がありました。
本作ではハルとバロンのカップリングも印象に残りますが、美少女と人外の組み合わせは、もはやスタジオジブリ作品のお約束でしょう。



出典
画像1:猫の恩返し - 作品 - Yahoo!映画.html
画像2:『猫の恩返し』 - 映★画太郎の MOVIE CRADLE 2.html


参考サイト
猫の恩返し - Wikipedia.html
映画 アニメ 猫の恩返し - allcinema.html
猫の恩返し (ねこのおんがえし)とは【ピクシブ百科事典】.html
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by asabatyou | 2016-11-22 16:18 | アニメ | Comments(0)