帰ってきたヒトラー
昨日は録画した「帰ってきたヒトラー」を見ましたので、それについて書きます。
by asabatyou | 2017-07-01 11:09 | 映画 | Comments(3)
でもこちらのヒトラーは、演じたオリヴァー・マスッチ氏が本物よりも若い40代な事や、新しい野望の実現のために動き出すので、余裕や力強さがあり(特に後半)、まさに野心家という言葉が似合います。
なので、「最期の12日間」とは対照的です。
日本語吹き替え版でのヒトラーの声は、「最期の12日間」では今は亡き大塚周夫さんで、こちらでは飛田展男さんが演じました。
たまたまその状態で生まれてきただけなのに、これはあんまりです。
ゲームのキャラクタークリエーションと違って現実では、自分の顔や姿など選べない事ぐらい分かっているはずなのに(まさに、現実はクソゲー)。
はっきり言ってこの猫より、それを虐待した人こそユダヤ人や障害者などを迫害し殺害したヒトラーそのものではありませんか。
それを知ったうえで「帰ってきたヒトラー」が作られたのは、必然だったと言えるでしょう。
エンディングでヒトラーが主人公を皮肉った時の台詞が、頭をよぎります。
「君は私を怪物呼ばわりしたが、そんな私を選んだのは君達国民ではないか。君は私からは、決して逃れられない。私は君達の中にいるのだ」
その時参考にしたページは、これらです↓
https://tsutaya.tsite.jp/news/cinema/i/29317641/index、
http://cinemactif.com/eristwiederda_for_watchmen/、
https://eiga.com/movie/83898/critic/、
https://blogs.yahoo.co.jp/sweetmango727/55936656.html、
https://twitter.com/enonta/status/744881410096271360
さらに昨日知ったのですが、本作をイタリアでリメイクした「帰ってきたムッソリーニ」があるようです。
その名の通り、主役がムッソリーニに変更されており、去年の映画ではありますが、日本では今年の9月20日らしいです。
もし機会がありましたら、こちらも見てみたいです。
詳しくは、こちら↓
https://eiga.com/movie/90911/、
https://movie.walkerplus.com/mv67572/、
https://twitter.com/tomomori34/status/1122482420958109696、
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2019/04/25/025447、
https://ameblo.jp/yukigame/entry-12457559076.html