今月の4日ですがウル魔を読みましたので、それについて書きます。
ストーリー
ウルトラマンコスモスに助けられて、一命を取り留めたサーシャ。
彼のおかげでリドリアスも元の姿に戻る事が出来、こうして彼らは世界を救う為の旅に出るのだが、才人と出会うのはちょうどその途中であった。
ブリミルとサーシャは、自分が今までしてきた事を現代人に話すが、2人が元の時代に帰る時間が迫っていた。
彼らは平和を取り戻す為に、それを決意するのだった。
レビュー
前回の続きで、今回でブリミルとサーシャの過去を全て描きました。
改めてブルミルは、サーシャがいたからこそ成長出来た事を感じます。
初めは傲慢さがあったけど、全てを失った後サーシャと出会ってから様々な経験を通じて穏やかになり、さらについ本能のまま行動しがちなところもなくなって、落ち着くようになりました。
もし彼女との出会いがなかったら、本当に救いようがなく落ちるところまで落ちていたかもしれません。
ブリミルは明らかにシャア・アズナブルの台詞を意識した、「認めたくないね、若さゆえの過ちというものはさ」と言っており、若気の至りという奴でしょう。
さらにカオスヘッダーの意外な過去も明かされていて、はるかな昔にどこかの惑星で、混沌に満ちた社会を統一して秩序をもたらすために作られた人工生命体で、怪獣にとりついて暴れさせるのも、社会を一個の意思に統一された組織にするための過程にすぎず、カオスヘッダー自身には侵略の意思などといった悪意はまったくない。極論すれば全自動のおそうじロボットが暴走して、部屋をゴミも家具もいっしょくたにしてまっさらに片付けようとしてたようなものだった事です。
てっきり寄生虫か、ウイルスのような物だと思っていたのですが・・・。
ちなみに今回は登場怪獣の数が多いですが、殆ど過去編なので実際に出てきたものはいないも同然です。
カオスヘッダー・イブリース (スーツアクター :三宅敏夫)
かつてウルトラマンコスモスと死闘を繰り広げたモンスターで、コスモスと互角に戦えるようになった事から、彼を大きく苦しめた。
カオスヘッダー・メビュート (スーツアクター : 三宅敏夫)
実体カオスヘッダー第二の姿。コスモスのコロナモード以上の力を持つメビュートの猛攻によって、コスモスを一度倒した。
だが人間達の諦めない心で、新しい姿となったコスモスの敵ではなく撃破された。
カオスダークネス (スーツアクター : 三宅敏夫)
コスモスがカオスウルトラマンカラミティを倒した後、カオスヘッダーすべてが融合し最終形態になったもの。
一度コスモスを倒したが、青年とコスモスの懸命の呼びかけで、カオスヘッダー0へと生まれ変わり、地球を去って行った。
カオスウルトラマン
CV:服巻浩司
スーツアクター:益田康弘
カオスヘッダーがウルトラマンコスモスに似た姿に、変身したもの。
何度倒してもその姿を現し、コスモスを苦しめた。
カオスウルトラマンカラミティ (スーツアクター : 益田康弘)カオスウルトラマンの強化体。
完全にコスモスの力を上回ってる強敵で、彼の必死の攻撃で倒されたが、全てのカオスヘッダーが融合した最終形態のカオスダークネスになり、再びコスモスを苦しめる。
出典
参考サイト
本編