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大捜査網 袋井機動捜査隊

今日は今まで図書館で借りて見ていた、「大捜査網 袋井機動捜査隊」を見ましたので、その事について書きます。
以前も原野監督の自宅で5話ぐらいまで見た事がありますが、再び見たくなった事や今年で生誕10周年を迎えましたので、それを記念にです。


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スタッフ
監督 : 原野浩
音楽 : 著作権フリー音源Notzan ACT
企画 : 小栗勝也、袴田晃平


キャスト
駒形新五 : 伊地知達也
加納美奈 : 植田節子
結城琥弥太 : 松浦悠貴


ストーリー
ある夜、線路脇でマンション建設会社の社員が射殺された。
捜査に乗り出した機動捜査隊主任の駒形新五は、公園で変質者に追われていた女子高生を助けるが、彼女は偶然にも以前コンビを組んでいた刑事の娘だった・・・。


レビュー
静岡県の袋井市を舞台に、機動捜査隊の活躍を描いた自主制作映画。
といいましても1話30分ぐらいの短編物語なので、昔あった連続活劇に近いです。
監督もアマチュアなら出演者も素人なので、中には棒読みの方もいたりしますが、基本は勧善懲悪の分かりやすいストーリーで、純粋に娯楽として楽しめる内容になっています。
悪役だった人が次のエピソードでは被害者役で(ただし殺されはしない)、その次では主役の1人になっているなど、出世しているのが見ていて面白いです。

ただ今までの主人公だった駒形が、第6話であっさり新しい主人公や敵のかませ犬になり下がり、入院する事になりましたが、無事退院出来たのか職場復帰出来たのかも分からないまま退場してしまいます。
第7話ではまったく登場しないので、扱いがあまり良くなかったのが気になってしまいました。
確かに昔から過去作品の主人公や人気キャラが、かませ犬になる事はあったので、別に今になって始まったのではありませんが・・・。

6話になってから主人公だけでなく、周りの登場人物もほぼ毎回変わるにようになったので、途中から別物化してしまった感が否めません。
7話では若干テンポの悪さが気になりましたので(画質や音質は一番良くて、セリフも聞きやすかった)、私としては5話までが統一感があって楽しめました。

今現在8話を制作中らしいですが、第7話の主人公達が引き続き活躍するみたいです。
私としては、駒形が再び主人公になってくれる事を願っています。
やはり「大捜査網 袋井機動捜査隊」の顔で、看板キャラですから。

今ではすっかり会わなくなりましたが、それでもこうして活動を続けている事を知って安心しました。
最近では池田千尋さんが2012年から映画のワークショップを月見の里でやるようになり、それを題材にしたドキュメンタリー映画「Magic Town(マジック・タウン)-映画をつくろう」も作られ、太田隆文監督も「明日にかける橋」を作る事になりましたので、袋井で映画を作る事が当たり前になりつつあります。
けど原野さんは趣味とはいえ、90年代ぐらいから特撮物をやっていましたから、ある意味先駆けと言えます(ひょっとしたら公表してないだけで、他にも映画作りをしている人がいるかもしれない)。

最後になりますが、知り合いが3人出演していまして、その姿を見る事が出来た時は嬉しかったです♪
本当ならいつもみたいに、YouTubeやニコニコ動画の動画を貼って宣伝したいところですが、それがないので動画なしとなりました。



出典


参考サイト

by asabatyou | 2017-08-13 18:40 | 自主制作 | Comments(1)

Commented by asabatyou at 2017-08-15 20:32
空手の使い手である主人公の仲間が、合気道(確かそうだった)を使う悪役(後の7話で、主役の仲間を演じた)の戦闘シーンは、「ストリートファイター」や「鉄拳」といった格闘ゲームを思わせ、盛り上がるシーンとなりました。
異なる格闘技同士の戦いは、中々見る機会がありませんから。

また主人公や周りの登場人物が変わるのは、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」などみたいに、1つの作品が終わった後にやるのが一番良いと思います。