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asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

カテゴリ:特撮、モンスター( 151 )

昨日は今月の12日に買ったDVDの1枚、「狼男(かつては「狼男の殺人」という邦題でしたが、今現在は原題を直訳した「狼男」というタイトルで、定着しています)」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督、製作 : ジョージ・ワグナー
脚本 : カート・シオドマク
撮影 : ジョセフ・A・ヴァレンタイン
音楽 : チャールズ・プレヴィン(ノンクレジット)
メイキャップ : ジャック・P・ピアース


キャスト
狼男/ラリー・タルボット : ロン・チェイニー・ジュニア(クレジットでは、ロン・チェイニー)
ジョン・タルボット卿 : クロード・レインズ
グエン : イヴリン・アンカース
ベラ : ベラ・ルゴシ


ストーリー
兄を亡くしたラリー・タルボットは、故郷のウエールズに帰って来た。
彼は骨董屋の娘グエンに一目惚れし、グエンに近づき彼女の友達であるジェニーと一緒に、ジプシーの占い師ベラの幌馬車に行った。
だがその時ジェニーが狼に襲われてしまいラリーは助けようとしたが、結局助けられず自分も狼に噛まれてしまった。
その影響でラリーは凶暴な狼男に変身して、夜な夜な殺人を繰り返し、遂にはグエンにまで襲いかかってしまう…。


レビュー
ヨーロッパ、もしくは世界中にある人狼伝説をヒントにして、「魔人ドラキュラ」や「フランケンシュタイン」(1931年版)などで有名なユニバーサルが映画化したもの。

ユニバーサルで狼男といいましたら、以前「倫敦の人狼」という映画を作っているのですが、こちらは変身した後でも服を着替えたり、言葉を理解する知性を保っていたようです。
ですが本作は差別化を出す為か、変身した後は完全に人間の意識を失い、見た目もより獣人らしくなって、銀に弱いという設定が追加されました。

さて本作を語る上で欠かせないのが、やはり狼男役のロン・チェイニー・ジュニアでしょう。
チェイニー・ジュニアは、1906年アメリカのオクラホマ州出身で、その名の通りにロン・チェイニーの息子です。
チェイニーは「ノートルダムのせむし男」(1923年版)や「オペラの怪人」(1925年版)といった、サイレント時代に活躍した怪奇映画スターで、自分で考案した特殊メイクで同一人物とは思えない変身振りを見せた事から、「千の顔を持つ男」と言われました。
ジュニアは最初父親に俳優になりたいと言っても反対されたそうですが、父親が1930年に亡くなった後、その跡を継ぐように役者になりました。
本作で狼男を演じた事でホラー映画スターの仲間入りをし、さらに「フランケンシュタインの幽霊」ではフランケンシュタインの怪物、「ミイラの墓場」ではミイラ男のカリス、「夜の悪魔」ではドラキュラ役なので、ユニバーサルの4大モンスターを全て演じた唯一の俳優になるという、この手の映画になくてはならない存在になりました。
演技力では父親に及ばなかった、「Jr.」を省き、父親とその存在を重ね合わせようとするが、やはり息子は息子なのであったと言われる事もありますが、狼男のイメージを決定付けた人物で(実際それが持ち役だった)、親子揃って知名度がありますから、役者としては十分勝ち組ではないでしょうか。
確かに父親やベラ・ルゴシなどの他の怪奇スターと比べますと、若干華に欠けますが、それでも自分の意思と関係なく怪物に変身して、人殺しまでしてしまう悲劇の主人公を熱演していました(狼男の恐ろしさは、まさにそれである)。

普段の姿と変身した姿で何もかも別人になってしまうところは、「ジキル博士とハイド氏」と共通しているので、それと同じだと言えば分かりやすいでしょう(ラストも「ジキル~」の1931年版と1941年版に、そっくりであった)。

ただ「魔人ドラキュラ」にあったドラキュラが正体を隠して暗躍するけど、人類がその正体を知って反撃するという戦略性や、「ミイラ再生」のように現代に復活したミイラ男が、かつて自分が愛した女性を蘇らせようとする、「透明人間」(1933年版)みたいに、透明になれる薬を作って成功したのは良いけど元の姿に戻れず苦悩したり、同僚の1人を自分に協力するよう脅すなどのドラマ性が見られず、映画自体もわりとあっさりした演出なので、それらと比べますと、どうも見劣りしてしまいます。
ですが狼男の歴史を語る以上、なくてはならない大変重要な作品なので、一度は見る事をオススメします。
「魔人ドラキュラ」でドラキュラだったベラ・ルゴシ、「透明人間」(1933年版)では透明人間、「オペラの怪人」(1943年版)では怪人だったクロード・レインズも出演していますので、3人(4人ともいうべきか)のユニバーサルモンスターが共演しています。



予告編です↓

本作では完全に狼化した者と、獣人タイプの2種類が登場しています。
それは良いのですが、何故主人公を襲った狼男は思いっきり狼そのものだったのに、彼が変身する狼男は獣人なのでしょうか?

それはともかく、チェイニー・ジュニアは特殊メイクを施される事が多かったのですが、時間がかかる上に不快なので、あまり好みではなかったそうです。



出典
画像:The Wolf Man (1941) – HORRORPEDIA.html


参考サイト
The Wolf Man(1941) _ Digitalvampire.net.html
The Ghost of Frankenstein(1942) _ Digitalvampire.net.html
Amazon _ 狼男 [DVD] _ 映画.html
ユニヴァーサル篇1.html
狼男 (1941年の映画) - Wikipedia.html
映画 狼男 - allcinema.html
The Wolf Man (1941) - IMDb.html
淀川名画撰集 - ノートルダムのせむし男.html
狼男とは (オオカミオトコとは) [単語記事] - ニコニコ大百科.html


参考文献
モンスター大図鑑
モンスターパニック―超空想生物大百科
図説 モンスター―映画の空想生物たち
図説 モンスターランド―知られざるモンスターの生態
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで
幻想世界の住人たち (Truth In Fantasy)
映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100
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by asabatyou | 2017-02-25 11:02 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は録画した「ダーク・スター」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
製作、監督、音楽 : ジョン・カーペンター
製作総指揮 : ジャック・H・ハリス
脚本 : ジョン・カーペンター、ダン・オバノン
モデル制作 : グレッグ・ジーン


キャスト
ピンバック : ダン・オバノン
ドゥーリトル : ブライアン・ナレル
タルビイ : ドレ・パヒッチ
ボイラー : カル・ニホルム
パウエル船長 : ジョー・サンダース(ノンクレジット)
ミッション・コントロール : マイルス・ワトキンス(ノンクレジット)
エイリアン : ニック・キャッスル(ノンクレジット)



ストーリー
宇宙に新天地を求める事を任されていた作業船のダーク・スター号は、発見した不安定惑星を爆破し続けていた。
優秀なコンピューターに全てを任せていた乗員は退屈な日々を送っている為、エイリアンを1匹捕まえたのは良いが、脱走してしまったので騒動を起こしてしまい・・・。


レビュー
「ハロウィン」や「遊星からの物体X」で有名なジョン・カーペンター監督と、「エイリアン」の脚本で有名なダン・オバノンが、出演や脚本などを担当したSF映画。

所謂宇宙探検物ではありますが、「スター・ウォーズ」シリーズのようなスケールのデカいものではなく、船内にお姉さんの写真が大量に貼ってあったり、トランプや目が飛び出るパーティーグッズのメガネで遊んだりなど、ゆるゆるな日常生活が描かれているのが特徴です。
なので、他の作品と異なる印象を受けます。

またエイリアンも登場するのですが、そのエイリアンがどう見てもビーチボールに変な色と半魚人の手を付けただけという世にもあんまりな姿をしているので(笑)、却って印象に残ります(笑)。
おそらく「ロボット・モンスター」のローマン並みに、衝撃を受けるんじゃないかな(笑)?

一応「2001年宇宙の旅」のパロディを狙った作品だそうですが、オバノンが参加している事もあって、「エイリアン」のモチーフの多くをすでにここに埋め込んでいるみたいです。
見るからに安っぽい雰囲気が漂っている映画ではありますが、そういう意味では非常に重要な作品と言えます。
これを見て楽しめるのは、「2001年宇宙の旅」と「エイリアン」を知っている人だけでしょう。



予告編です↓

このビーチボールのようなエイリアン、てっきり操演だと思っていたら着ぐるみで、中の人が「ハロウィン」でブギーマンことマイケル・マイヤーズを演じた、ニック・キャッスルだそうです。
あまりにもギャップがあり過ぎて、びっくり!!



出典
画像1:Dark Star (1974) – John Carpenter – The Mind Reels.html(https://themindreels.com/2013/02/15/dark-star-1974-john-carpenter/)
画像2:Dark Star (1974) dir. John Carpenter __ BOSTON HASSLE.html(https://bostonhassle.com/dark-star-1974-dir-john-carpenter/)


参考サイト
Dark Star (1974) - IMDb.html
(http://www.imdb.com/title/tt0069945/)

SF MOVIE DataBank:ダーク・スター.html
(http://www.generalworks.com/databank/movie/title1/darks.html)

ダーク・スター - Wikipedia.html
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC)



参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
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by asabatyou | 2017-02-09 18:02 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今月の4日ですが、録画した「アイアムアヒーロー」を見ましたので、その事について書きます。
前から興味があったのですが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
原作 : 花沢健吾
監督 : 佐藤信介
脚本 : 野木亜紀子
音楽 : ニマ・ファクララ


キャスト
鈴木英雄 : 大泉洋
早狩比呂美 : 有村架純
薮(小田つぐみ) : 長澤まさみ
ZQN : カズレーザー、安藤なつ ほか


ストーリー
さえない35歳の漫画家である鈴木英雄は、様子がおかしくなった恋人に襲われてしまう。
何とかその場を逃げ出した英雄だったが、他にも様子がおかしくなった人々が大勢いた。
英雄はその連中に襲われていた女子高生の早狩比呂美を助け、共に行動するようになるが・・・。


レビュー
花沢健吾さん原作のホラー漫画「アイアムアヒーロー」を、実写映画化したもの。
所謂ゾンビ映画ではありますが、ゾンビという言葉を使わず、ZQN(ゾキュンと呼ばれているが、名前はおそらくゾンビとDQN(ドキュン)を合わせたもの)という名前になっています。

日本でゾンビとは私からするとイマイチピンとこないですが(日本は西洋と違って死体を火葬するから、このような生ける屍の話はあまり聞かない)、こちらは謎の奇病に感染した事により誕生していますから、違和感がなく説得力がある設定になっています。

タイトルや主人公が基本孤独である事を考えますと、リチャード・マシスン氏原作の「地球最後の男(原題が「アイ・アム・レジェンド」だから)」を思わせ、大型で広い建物に立てこもるのはジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を意識したような気もしますが、実際は「ドーン・オブ・ザ・デッド」(ロメロ監督の「ゾンビ」のリメイク)や、「ウォーキング・デッド」をベースにしたようです。

これらのゾンビ物の作品を日本に置き換えただけという印象もありましたが、基本はテンポ良く進んでいきますしZQNもグロテスクなので、中々楽しめます。
唯一不満な所は主役の1人である女子高生が、半分ZQN化していて、主人公を守る為に他のZQNと戦うシーンがあるにも拘らず、それが1回しない事です。
なので活躍する事が殆どなく、本当にただ単にいただけで終わってしまい、添え物にしか見えませんでした。



予告編です↓

実はこの映画、私がかつて所属していたヒーローズアカデミーの皆さんも参加していて、ちゃんと名前もクレジットされていました。
その為最初の辺りで、見覚えのある所が出てきました。
私も知っていたら、この映画に出たかったなぁ・・・。勿論ZQNの役で(笑)。
ロメロ監督の「ゾンビ」も、ゾンビ役はエキストラの方々が演じたらしいので、やろうと思えば出来たはずです。



出典
画像1:【映画レビュー】アイアムアヒーローのあらすじと考察/ネタバレあり・怖い.html(http://www.fukayoi.com/entry/iamahero/)
画像2:映画版『アイアムアヒーロー』の“ゾキュン”が怖過ぎる「R15+指定以上が前提」(1_2) - シネマトゥデイ.html(http://www.cinematoday.jp/page/N0081893)


参考サイト
メイプル超合金がゾンビに!_『アイアムアヒーロー』で大泉洋と共演してるみたい - NAVER まとめ.html(https://matome.naver.jp/odai/2146017071997976201)
メイプル超合金がセクシー兵士とバトル『アイアムアヒーロー』連動企画MV _ シネマズ by 松竹.html(http://cinema.ne.jp/news/iamahero2016041308/)
アイアムアヒーローWikipedia.html(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC#.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.82.B9.E3.83.88)
映画 アイアムアヒーロー - allcinema.html(http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352951)
アイアムアヒーロー - 作品 - Yahoo!映画.html(http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC/352951/)
アイアムアヒーロー│今、きみはヒーローになれ!.html(http://heros.hamazo.tv/tag%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC)
エキストラ募集 _ タレント養成スクール、静岡県浜松市のヒーローズアカデミー.html(http://www.heros-academy.com/extra/)
アニヲタWiki(仮) - ゾンビ(映画).html(https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11513.html)


参考文献
別冊映画秘宝特撮秘宝vol.3
幻想世界の住人たち
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by asabatyou | 2017-02-06 17:54 | 特撮、モンスター | Comments(1)
昨日弟が借りてきたブルーレイの「エイリアン3」を見ましたので、それについて書きます。
今まではほんの少ししか見たことがなかったのですが、ちゃんと見たのはこれが初めてです。


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スタッフ
監督 : デイヴィッド・フィンチャー
原案 : ヴィンセント・ウォード
撮影 : アレックス・トムソン
音楽 : エリオット・ゴールデンサール


キャスト
エレン・リプリー : シガニー・ウィーバー
レオナルド・ディロン : チャールズ・S・ダットン
ランス・ビショップ、マイケル・ビショップ : ランス・ヘンリクセン
エイリアン : トム・ウッドラフ・ジュニア(ノンクレジット)


ストーリー
囚人惑星のフューリーに不時着したリプリーであったが、そこにまたしてもエイリアンが潜んでいた為、再び襲撃されるハメになった。
犬から誕生したエイリアン(完全版では、何故か牛になっている)は、囚人達を次々と血祭りに上げていく・・・。


レビュー
「エイリアン」シリーズ第3作目で、「セブン」や「ファイト・クラブ」などで知られているデヴィッド・フィンチャー氏の、映画初監督作品。

前作の2は1作目と同じように好評を得たそうですが、こちらはトラブルが多く、このシリーズの常連であるシガニー・ウィーバー氏はフィンチャー監督との口喧嘩が絶えなくて、遂には「アンタこそエイリアンよ!」と吐き捨てたんだとか・・・。
映画自体も評論家達から酷評されて、フィンチャー監督も「新たに映画を撮るくらいなら、死んだ方がマシだ」と述べ、次回作である「セブン」の製作までの1年半の間、脚本すら読まなかったらしいです。

お世辞にも状況が良いとは言えなかった本作ですが、こちらは2作目と違ってエイリアン(種類はドッグ・エイリアンと呼ばれている)が1匹しか登場せず、原点回帰した感じです。
それは決して悪い選択ではないのですが、エイリアンの出番が思ったより少なく、リプリーが凶悪な囚人達と一緒に生活するハメになったというストーリーの方が印象に残り、イマイチ影が薄いです。
正直エイリアンがいなくても、話が成り立つような・・・。

登場人物もみんな坊主頭で全員同じようにしか見えず、本当にごく一部の人しか印象に残りません。

私はエイリアンシリーズはちゃんと見たことがないので、あまり多くは言えませんが、製作中に起こった問題がそのまま反映されたとでも言いましょうか。



日曜洋画劇場で淀川長治さんが、本作を解説した映像です↓

本作のエイリアンはトム・ウッドラフ・ジュニア氏が演じている為、それが見たいという気持ちもありましたが、実際はCGの方がメインだったので、そんなに見られなかったのが残念です。
今までは作品によって中の人がコロコロ変わっていましたが、3になってからはウッドラフ・ジュニア氏が専属で演じています。



出典
画像1:http://ikandesho.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
画像2:http://seegson.tumblr.com/post/133984444894/brundleflyforawhiteguy-alien-3-1992-bts


参考サイト
http://www.geocities.jp/aliens_nest/ad_7_dog.htm
https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27055.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B33#.E3.81.9D.E3.81.AE.E4.BB.96
http://www.imdb.com/title/tt0103644/
http://news.livedoor.com/article/detail/11887885/
http://mamegyorai.jugem.jp/?eid=2983


参考文献
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫) _ _本 _ 通販 _ Amazon.html
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本) _ 石田 一 _本 _ 通販 _ Amazon.html
モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史 (映画秘宝COLLECTION (12)) _ Studio28 _本 _ 通販 _ Amazon.html
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by asabatyou | 2017-01-28 11:35 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は借りたDVDの「異次元へのパスポート」(テレビ放送版のタイトルは、「異次元への誘い」であった)を見ましたので、その事について書きます。
前から興味はありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : ジョン・"バッド"・カードス
製作総指揮 : チャールズ・バンド
音楽 : リチャード・バンド
マットアーティスト : ジム・ダンフォース(ノンクレジット)
特撮 : デヴィッド・アレン


キャスト
グラント :ジム・デイヴィス
アナ : ドロシー・マローン
ジェニー : ナターシャ・ライアン
ベス : マーシー・ラファティ
スティーブ : スコット・C・コールデン
リチャード : クリストファー・ミッチャム
ガソリンスタンド店員 : ロベルト・コントレラス


ストーリー
人里離れた荒野に住んでいる、とある一家。
200年前の超新星の影響が各地に見られるとラジオが告げ始めた頃、グラント一家の孫娘であるジェニーは、緑色に発光するピラミッドのような物体を目撃する。
その物体はすぐに姿を消してしまったが、夜になって次々と異変が起こるようになり・・・。


レビュー
本当は宇宙のスピードレーサー達を主役にしたSFアクションものになるはずだったのですが、予算の関係で砂漠に住んでいる一家が、異次元からやって来た怪獣や宇宙人と遭遇する内容に変えられてしまった作品。

何故予算の関係で話が別物になってしまうんだ!?とツッコミたくなりますが、もし予定通りになっていたら後の「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」にある、スピーダー・バイクのシーンがわんさかある映画になっていたかもしれません。

基本一家に不思議な出来事が次々と起こる様を淡々と描いているので、正直ストーリー性はそんなにありません。
ピラミッドに似た緑色に発光する謎の存在や、小さい宇宙船のような飛行物体などが登場したりしますが、本当にただそういう現象を見せらているだけです。
しかもこれらを主人公一家のみの視点で語られているので、説明不足である事が否めず、「どうして、こうなるの?何故こいつらは出てくるの?一体何が目的なの?」とツッコミどころだらけです。

こんな感じではありますが、特撮は中々良く出来ていますので、ここだけでも見る価値ありです。

さて本作の一番の見所といえば、後に「ウィロー」や「ミクロキッズ」といった名作に参加する、デヴィッド・アレン(デイビッド・アレンという表記もあり)のストップモーション・アニメによる怪獣や宇宙人でしょう。

宇宙人は一部合成然としている所があり、そこは残念ですが、デザインや造形は宇宙人らしさを残しつつも神秘的な雰囲気があります。
怪獣の方はトカゲ人間みたいなウルフ・リザードと、カバ女的なトロール・レディが登場します。
比較的人間に近い体型で(獣人系というべきか)、両者が噛みつき合いながら戦う姿は、何となく「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」にあるモンスター・チェスを思わせました。
ただいくら夜だからとはいえ、暗くて見づらいところがあったのは残念でした。


劇中にあるシーンの、一部です↓

この映画、様々なトラブルに見舞われていたようで、「デビルズ・ゾーン」の完成が遅れた為撮影開始がずれ込み、監督のジョン・“バッド”・カードスと、製作総指揮のチャールズ・バンドが対立した事もあったようです。
さらにバンドは「The Primevals」に回す予算まで使い切ってしまい、その作品は中止になってしまいました。



出典
画像1:8 films on Sale for the first time, New Film of the Week, Plus New covers! in General Discussions Forum.html
画像2:Stop-motion creatures from The Day Time Ended. ....html


参考サイト
Blog - 異次元へのパスポート.html
映画 異次元へのパスポート - allcinema.html
SF MOVIE DataBank:異次元へのパスポート.html
The Day Time Ended (1979) - IMDb.html
Andrew Glazebrook @glazyuk Instagram profile - Mulpix.html


参考文献
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)
別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史 (映画秘宝COLLECTION (12)) _ Studio28 _本 _ 通販 _ Amazon.html
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by asabatyou | 2016-12-05 17:42 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は借りたDVDの「タイム・トラベラーズ」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督、脚本 : イブ・メルキオール
原案 : デヴィッド・L・ヒューイット、イブ・メルキオール
撮影 : ウィリアム・ジグモンド
音楽 : リチャード・ラサール


キャスト
エリク・ヴォン・スタイナー博士 : プレストン・フォスター
スティーヴ・コナーズ博士 : フィリップ・キャリー
キャロル・ホワイト : メリー・アンダース
ヴァーノ博士 : ジョン・ホイト
ダニー・マッキー : スティーヴ・フランケン
ウィラード : デニス・パトリック
技術者 : フォレスト・J・アッカーマン
アンドロイド : モリー・グレッシング、ウェイン・アンダーソン(ノンクレジット)


ストーリー
タイムスクリーンの実験をしていた4人の科学者が、2071年の未来に辿り着く。
未来の映像を映すものだったはずのスクリーンは、どこでもドアのように向こうの世界へと通じていた。
そこは核戦争で荒れ果てており食料不足が原因で、ミュータントと普通の人間が対立していた。
未来人は住みやすい星に移住する計画を立てるが、それを阻止する為にミュータントが襲撃して来て・・・。


レビュー
「巨大アメーバの惑星」や「S.F.第7惑星の謎」などで有名な、イブ・メルキオール監督が脚本と原案まで担当したSF映画。

この映画は未来と現代を行ったり来たりするタイムトラベル物ではありますが、同時に無限ループの恐怖を描いたものです。

ひょんな事から未来の世界へ行く事になり、そこで冒険する事になるのですが、未来人とミュータントの戦いに巻き込まれ、帰る為にまたタイムマシンを作ります。
一応戻れたのは良かったけど、間違いがあったが為にその事が永遠に繰り返されるという地獄が描かれる、非常に後味が悪いラストです。

同じ悪夢が繰り返されるという話が、ある意味菅原そうたさん原作の「5億年ボタン(本当は「アルバイト(BUTTON)」というタイトルらしいが)」の原点と言えるかもしれません。

テレビで放送された時のタイトルが「原始怪人対未来怪人」だった事もあって、原始怪人と未来怪人が登場します。
原始怪人、つまりミュータントなのですが、若干ゾンビみたいな外見で「北斗の拳」に登場する雑魚敵=ヒャッハーが、少し怪物化したと言えばしっくり来るかも。
集団で登場するので、雑魚敵だと思ってしまいがちですが、未来人達が作ったロボットを簡単に引き裂いてしまうほどの強敵です。
未来怪人とはさっきも言ったロボットの事なのですが、見た目は人間に似たものとなっています。
アンドロイドと呼ばれているシーンもありますが、目以外の物が何もない奇妙な姿をしているのが、印象的です。
このロボット達が、一体どうやって作られているのかもちゃんと描かれていて、見所の1つです。
頭を新しく変えるのはアンパンマンを思わせますが、編集なしでワンカットでやっているのが凄いです。

未来で冒険する様は安っぽい所がありますが、独特の雰囲気や特撮などもあって、中々楽しめる作品となっています。
一番良かったのは、やはりあの救いようのないエンディングです。
後に無限ループ地獄が始まるのですが、実は最初の時点で伏線が張られていたのです。
これを見るだけでも、価値があります。必見です。


予告編です↓

主人公の中の1人がギャグキャラだったり、音楽も明るくてコミカルな部分がありますが、ラストがラストですから少しでも場を和ませる為かもしれません。
また数年後に作られる、テレビドラマの「タイムトンネル」も似たような感じらしいので、影響を与えたのではと言われています。



出典
画像1:The Time Travelers (1964) - Amazon streaming _ Steve Hoffman Music Forums.html
画像2:Lobby Cards.html


参考サイト
「タイム・トラベラーズ」。。。|怒りくまのブログ(仮).html
Blog - タイム・トラベラーズ.html
映画 タイム・トラベラーズ - allcinema.html
タイム・トラベラーズ (映画) - Wikipedia.html
The Time Travelers (1964) - IMDb.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)


参考動画
町山智浩が『鬼才イブ・メルキオール』を語る - YouTube.html
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by asabatyou | 2016-11-02 15:29 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は借りたDVDの「巨人獣(ソフト版では「巨人獣/プルトニウム人間の逆襲」というタイトル)」を見ましたので、それについて書きます。
存在は前から知っていましたが、見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
製作総指揮 : サミュエル・Z・アーコフ、ジェームズ・H・ニコルソン
製作、監督、原案 : バート・I・ゴードン
特撮 : バート・I・ゴードン、フローラ・M・ゴードン
音楽 : アルバート・グラッサー


キャスト
グレン・マニング中佐 : ディーン・パーキン
ジョイス・マニング : サリー・フレイザー
マーク・ベアード少佐 : ロジャー・ペイス


ストーリー
プルトニウム爆弾の被曝で巨大化したグレン・マニング中佐は、軍の攻撃でフーバー・ダムから転落して消えた。
奇跡的に生きてはいたが、岩に顔面を打ち付けた事で、顔の一部が潰れて獣のように咆哮するなど、人間性は失われていた。
彼の妹のジョイス(姉という表記もある)は、何とか説得を試みるが・・・。


レビュー
巨大生物の映画が殆どである事からミスター・B.I.G.と呼ばれている、バート・I・ゴードン監督の怪獣映画。
内容は「戦慄!プルトニウム人間」の続編で、巨人になってしまったマニング中佐の悲劇を描いています。

ただマニング役が前作ではグレン・ランガン氏でしたが、これでは同じくゴードン監督の「The Cyclops(サイクロプス)」で一つ目巨人を演じた、ディーン・パーキン氏に変更されています。
なので別人が演じた事を少しでもごまかす為か、特殊メイクで顔の半分が出ない事になりましたが(「The Cyclops」の時では、殆ど隠れていた)、正直そんなに気になりません。

前作では普通の人間が段々巨人になってしまう事で、人間性も失われる様を描いていましたが、こちらでは怪物の状態から人間らしさを取り戻すという、逆のパターンとなっています。

その事もあってこの手の映画でありがちな都市破壊シーンがあまりなく、マニングを元に戻す事に力を入れる人々をメインにしていますから、ドラマ重視にした結果でしょう。

もしそうだったとしても、飛行場の格納庫で眠っていた状態から目を覚ます時、四つん這いになって出てくるのではなく、下から豪快に破壊してほしかったです。

後戦闘機のF-86 セイバーを使うというセリフはありましたが、実際は飛び立っただけでマニングを攻撃せず、麻酔銃で眠らせています。
ですからセイバーの登場シーンは、蛇足としか思えなかったです。

他の怪獣映画や前作と比べますと、若干物足りなさはありますが、決して駄作ではありませんので、見て損はありません。
前作の映像も回想シーンとして使用されていますから、これしか見た事がない方でも話が分かるようになっています。


予告編です↓

ちなみに山本弘さん原作の小説「MM9」にも、マニングをモデルにした巨人のような怪獣が登場していて(前作を意識しているようですが)、名前までグレンだとか。
日本でも同名の漫画が作られたそうですが、こちらはオリジナルの内容でドラマ性も高いようです。



出典
画像1:___ RAWWWWWR___.html
画像2:War of the Colossal Beast – HORRORPEDIA.html


参考サイト
映画 巨人獣 - allcinema.html
巨人獣 (1958年の映画) - Wikipedia.html
MM9 - Wikipedia.html
War of the Colossal Beast (1958) - IMDb.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)
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by asabatyou | 2016-10-25 17:47 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は借りたDVDの「遊星よりの物体X」を見ましたので、その事について書きます。
実は2004年か5年の大晦日に見た事があるのですが、また見たくなりました。


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スタッフ
監督 : クリスティアン・ナイビイ
製作 : ハワード・ホークス
原作 : ジョン・W・キャンベル(クレジットでは、ジョン・W・キャンベルJr.)
音楽 : ディミトリ・ティオムキン


キャスト
パトリック・ヘンドリー大尉 : ケネス・トビー
ニッキ・ニコルソン : マーガレット・シェリダン
物体 : ジェームズ・アーネス


ストーリー
北極に謎の飛行物体が墜落し、そこから氷漬けの正体不明の生物が発見された。
それを基地へと持ち帰る軍人達だったが、見張り番がうっかり電気毛布を掛けてしまった為、氷が溶けて生物が生き返り脱走してしまった。
犬との戦いで噛み千切られた残骸の一部を調べた結果、宇宙生物は血を吸う植物人間である事が判明した。
いつ姿を現すか分からない植物人間と、人類の死闘が始まった・・・。


レビュー
ジョン・W・キャンベルという人の小説、「影が行く」を最初に映画化したもの。
原作では変幻自在に姿を変える不定形生物で、疑心暗鬼におちいる人々の恐怖を描いているそうですが、こちらではフランケンシュタインの怪物に似た吸血怪物に変更。閉鎖空間の中、どこで襲ってくるか分からない怪物を相手に、倒そうとする軍人と貴重な研究資料として培養を主張する科学者が対立する様を描いています。
後の「ジョーズ」のような感じではありますが、基本登場人物が余裕の態度なので、緊張感がありません。
怪物も軍の攻撃で逃げているのが大半なので、人類よりも弱い立場です。
そもそも地球に不時着しそこで復活しただけなのに、撃たれてたり炎をぶっかけられたりするのですから、正直酷い。
人間や犬を襲ったり殺害するシーンはありますが、先に攻撃して来たのは彼らですから、怪物にとっては正当防衛でしょう。
第一ちゃんと人間の姿をしてるし服も着てるのに、それを「物体 The Thing ザ・シング」呼ばわりしている時点で、かなり失礼・・・。
ラストも堪忍袋の緒が切れた怪物は再び基地に現れ、自分を説得しようとする科学者を吹っ飛ばしたりしますが、遂に軍が仕掛けた罠で焼き殺されてしまいます。
こうして見ますと本当に気の毒なお話ですが、これが作られた1950年代は宇宙人=悪の時代だったので、容赦なくて問答無用だったのでしょう。
何だかレイ・ハリーハウゼンの特撮で有名な、「地球へ2千万マイル」のようです。
1982年に「遊星からの物体X」というリメイク版が作られましたが、こちらは技術の進歩や当時22歳の若手だったロブ・ボッティンのSFXのおかげで、原作に忠実だそうです。



予告編です↓



怪物の姿が原作とまったく違うのは、当時の技術では限界があったからでしょう。
しかし顔がはっきりと映るシーンはなく、喋る事もなければ声も人間離れしているので、一応異質な者を表現してはいます。
もう少し、人外っぽく出来なかったかなという気もしますが。
また出演者の1人ケネス・トビーは、ほぼ同じ時期に作られた「原子怪獣現わる」や「水爆と深海の怪物」にも出演しています。



出典
画像1:Pushing The Envelope Forums • View topic - The Thing from Another World (1951) _Colorized_.html
画像2:Monsters Forever.html


参考サイト
「遊星よりの物体X」。。。|怒りくまのブログ(仮).html
SF映画選・遊星からの物体X.html
映画 遊星よりの物体X - allcinema.html
遊星よりの物体X - Wikipedia.html
シングとは (シングとは) [単語記事] - ニコニコ大百科.html
thingの意味 - goo辞書 英和和英.html
The Thing from Another World (1951) - IMDb.html
地球の静止する日 - Wikipedia.html
ヲタキッシュ(利尻島在住のブログ) ザ・シング(THE THING)  ビリケン商会シリーズ.html
MAKER_BILLIKEN SYOKAI.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
「モンスター大図鑑」
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by asabatyou | 2016-09-25 20:21 | 特撮、モンスター | Comments(2)
今日は録画した「マックイーンの絶対の危機(ピンチ)」を見ましたので(日本でのテレビ放送時のタイトルは「SF人喰いアメーバの恐怖」、ビデオ発売時のタイトルは「スティーブ・マックィーンの人喰いアメーバの恐怖」)、それについて書きます。
存在自体は前から知っていましたが、実際見たのはこれが初めてです。

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スタッフ
監督 : アービン・S・イヤワース・ジュニア
製作 : ジャック・H・ハリス
音楽 : ラルフ・カーマイケル


キャスト
スティーヴ・アンドリュース : スティーブ・マックイーン
ジェーン・マーティン : アニタ・コルシオ
デイヴ警部補 : アール・ロウ


ストーリー
アメリカの田舎町に落ちた隕石から、スライムのような宇宙生物が誕生した。
宇宙生物は次々と人間を飲み込んで、次第に成長していった。
これを知ったスティーヴは町に危機が迫っている事を周囲に話しかけるが、日頃の行いが悪いせいで誰にも信じてもらえなかった。
スティーヴは親友の力を借りて諦めずに警告するが、やはり結果は同じであった。
だがそんな時、映画館が近くにある所から大勢の人々が逃げているのを目撃する。
そこへ行ってみると、巨大化した宇宙生物の姿があった・・・。


レビュー
「荒野の七人」や「大脱走」で有名な、スティーブ・マックイーン主演のモンスター映画。
これが作られた1958年はマックイーンはまだ無名時代なのですが、日本で公開された1965年では既に大スターだった事もあって、この邦題になりました。
ストーリーは実にシンプルで、怪物が地球にやって来て猛威を振るっている事を知ってしまった主人公が、この事を話しても信じてもらえないのですが、最後は真実だと証明されるというものです。
ほぼ同じ時期に作られた「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」と似たストーリーですが、「暗闇の悪魔~」はコメディ・タッチで宇宙人自体も別に強いわけでもなく、イマイチ緊張感がありませんでした(デザインや造形は、「金星人地球を征服」の金星ガ二で有名なポール・ブレイズデルなので、魅力はありますが)。
ですがこちらはシリアスですし、怪物のブロブ(ブロッブ)もスライムみたいな姿をしている為、どんな所にも簡単に侵入出来たり、あらゆる攻撃が一切通用しないので、こちらの方が面白いです。
不死身のモンスターといいましたら、真っ先に思い浮かぶのがゴジラですが、ゴジラは架空の存在ではあるもののオキシジェン・デストロイヤーで死亡したのに対し、ブロブは凍らされて動きを封じられただけで死亡していません。
凍ったブロブは空軍によって北極まで運ばれるのですが、北極が寒い限りはの話なのでまた活動する可能性も十分ありえます。
エンディングではTHE ENDの後に?マークが出てきましたが、実際「悪魔のエイリアン(「人喰いアメーバの恐怖NO.2」というタイトルもあるようだ)という続編や、「ブロブ/宇宙からの不明物体」というリメイク版も作られました。
若者vs怪物である事からドライブ・イン・シアター向けモンスター映画だと思うのですが、中々良く出来ていて楽しめました。


予告編です↓

私が一番驚いたのは、「禁断の惑星」のポスターが登場している事です(何故かタイトルが、「吸血鬼とロボット」になっている)。
製作のジャック・H・ハリスは「4Dマン」や「最後の海底巨獣」などを制作しており、「ブロブ/宇宙からの不明物体」にも参加しています。



出典
画像1:The Blob (1958) _ 3B Theater Poster Archive.html
画像2:The Blob (1958) Blu-ray Review _ High Def Digest.html


参考サイト
Blog - マックィーンの絶対の危機.html
マックイーンの絶対の危機 - Wikipedia.html
BEWARE! THE BLOB.html
The Blob (1958) - IMDb.html
映画 マックィーンの絶対の危機(ピンチ) - allcinema.html


参考文献
図説 モンスターランド―知られざるモンスターの生態
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで
映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)
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by asabatyou | 2016-09-16 17:52 | 特撮、モンスター | Comments(2)
昨日は借りたDVDの、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版」を見ましたので、そのことについて書きます。
YouTubeで予告編を見た時から、興味がありました(ただし後になって分かったのですが、今まで見ていたのはオリジナル版でした)。


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スタッフ
監督 : ジョージ・A・ロメロ、ジョン・A・ルッソ(追加部分)
撮影 : ジョージ・A・ロメロ、ビル・ハインツマン(追加部分)


キャスト
ベン : デュアン・ジョーンズ
バーバラ : ジュディス・オーディア
ハリー : カール・ハードマン
ヘレン : マリリン・イーストマン
トム : キース・ウェイン
ジュディ : ジュディス・リドリー
カレン : カイラ・ショーン
共同墓地のゾンビ : ビル・ハインツマン
ゾンビ :ジャック・ギブンズ、ルーディー・リッチ ほか


ストーリー
父親の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーはゾンビに襲われて、ジョニーが殺されてしまう。
生き残ったバーバラは、とある民家に立てこもるが、そこで黒人の青年ベンや、若いカップルのトムとジュディ、中年のクーパー夫妻と出会う。
しかし外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれてしまい・・・。


レビュー
ジョン・A・ルッソという人の原作を、CM出身のジョージ・A・ロメロが監督した、ゾンビのイメージを完全に決定付けた記念すべき第1号。
カニバリズムや反モラル的ラストなど、当時のタブーに挑戦した内容なのも特徴です。
元々ゾンビとはブードゥー教の世界で誕生し、奴隷として利用される動く死体、またはゾンビ・パウダーという毒で仮死状態になった人間だそうですが、本作ではリチャード・マシスンの小説「地球最後の男」にインスパイアされたことで、このお約束が出来上がったのです。
ストーリーは実にシンプルで、とある民家にどんどん近づいてくるゾンビ達をひたすら倒すという分かりやすいものですが、これが逆に良かったです。
余計なものが一切なく簡単だからこそ、物語にスッと入って行けます。
ゾンビ自身もそんなに派手なメイクではありませんが、ちゃんと人外らしさが出ており、着ぐるみやマスクに頼らなくても、モンスター映画を作れるんだということを見事に証明しています。
正直、これだけで充分価値のある映画です。
また主人公のみ黒人の若者で後は白人ばかりですが、主人公だけが勇敢で頼りがいがあってまともなのに、後はあっさりやられちゃったり自己中心的な性格だったりと、駄目人間的に描かれているのも印象に残ります。
おそらく黒人に対する人種差別や、白人至上主義へのアンチテーゼでしょう。
後にロメロは「ゾンビ」や「死霊のえじき」を作りますが、本作も入れて「ロメロのゾンビ映画三部作」と言われているようです。
1990年には「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀」というタイトルで、リメイクされました。
ちなみにオバタリアンという流行語が誕生するきっかけになった「バタリアン」は、本作のパロディです。


予告編です↓

ちなみに私が見たのは、オリジナル版ではなく、1999年に生誕30周年を迎えたので、それを記念にして再編集したものです(お恥ずかしながら、実はこれを書いている時に知りました)。
なのでビル・ハインツマンという方が演じるゾンビが棺桶から蘇るシーンなどが追加されているほか、音楽も新規に録音されているとのことです。
確かに1968年の映画にしては、音楽が妙に新しいと思っていました。



出典
画像1:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版 [DVD]
画像2:Night of the Living Dead (1968) – A Retrospective.html


参考サイト
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド - Wikipedia.html
映画 ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版 - allcinema.html
ゾンビとは【ピクシブ百科事典】.html
ゾンビとは - ニコニコ大百科.html
Night of the Living Dead_ 30th Anniversary Edition (Video 1999) - IMDb.html


参考文献
モンスターパニック―超空想生物大百科
図説 モンスター―映画の空想生物たち
モンスター大図鑑
図説 モンスターランド―知られざるモンスターの生態
幻想世界の住人たち (Truth In Fantasy)
世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで

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by asabatyou | 2016-08-09 15:38 | 特撮、モンスター | Comments(2)