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asabatyouのなんでもブログ2

asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

カテゴリ:特撮、モンスター( 147 )

今日は借りたDVDの「異次元へのパスポート」(テレビ放送版のタイトルは、「異次元への誘い」であった)を見ましたので、その事について書きます。
前から興味はありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : ジョン・"バッド"・カードス
製作総指揮 : チャールズ・バンド
音楽 : リチャード・バンド
マットアーティスト : ジム・ダンフォース(ノンクレジット)
特撮 : デヴィッド・アレン


キャスト
グラント :ジム・デイヴィス
アナ : ドロシー・マローン
ジェニー : ナターシャ・ライアン
ベス : マーシー・ラファティ
スティーブ : スコット・C・コールデン
リチャード : クリストファー・ミッチャム
ガソリンスタンド店員 : ロベルト・コントレラス


ストーリー
人里離れた荒野に住んでいる、とある一家。
200年前の超新星の影響が各地に見られるとラジオが告げ始めた頃、グラント一家の孫娘であるジェニーは、緑色に発光するピラミッドのような物体を目撃する。
その物体はすぐに姿を消してしまったが、夜になって次々と異変が起こるようになり・・・。


レビュー
本当は宇宙のスピードレーサー達を主役にしたSFアクションものになるはずだったのですが、予算の関係で砂漠に住んでいる一家が、異次元からやって来た怪獣や宇宙人と遭遇する内容に変えられてしまった作品。

何故予算の関係で話が別物になってしまうんだ!?とツッコミたくなりますが、もし予定通りになっていたら後の「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」にある、スピーダー・バイクのシーンがわんさかある映画になっていたかもしれません。

基本一家に不思議な出来事が次々と起こる様を淡々と描いているので、正直ストーリー性はそんなにありません。
ピラミッドに似た緑色に発光する謎の存在や、小さい宇宙船のような飛行物体などが登場したりしますが、本当にただそういう現象を見せらているだけです。
しかもこれらを主人公一家のみの視点で語られているので、説明不足である事が否めず、「どうして、こうなるの?何故こいつらは出てくるの?一体何が目的なの?」とツッコミどころだらけです。

こんな感じではありますが、特撮は中々良く出来ていますので、ここだけでも見る価値ありです。

さて本作の一番の見所といえば、後に「ウィロー」や「ミクロキッズ」といった名作に参加する、デヴィッド・アレン(デイビッド・アレンという表記もあり)のストップモーション・アニメによる怪獣や宇宙人でしょう。

宇宙人は一部合成然としている所があり、そこは残念ですが、デザインや造形は宇宙人らしさを残しつつも神秘的な雰囲気があります。
怪獣の方はトカゲ人間みたいなウルフ・リザードと、カバ女的なトロール・レディが登場します。
比較的人間に近い体型で(獣人系というべきか)、両者が噛みつき合いながら戦う姿は、何となく「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」にあるモンスター・チェスを思わせました。
ただいくら夜だからとはいえ、暗くて見づらいところがあったのは残念でした。


劇中にあるシーンの、一部です↓

この映画、様々なトラブルに見舞われていたようで、「デビルズ・ゾーン」の完成が遅れた為撮影開始がずれ込み、監督のジョン・“バッド”・カードスと、製作総指揮のチャールズ・バンドが対立した事もあったようです。
さらにバンドは「The Primevals」に回す予算まで使い切ってしまい、その作品は中止になってしまいました。



出典
画像1:8 films on Sale for the first time, New Film of the Week, Plus New covers! in General Discussions Forum.html
画像2:Stop-motion creatures from The Day Time Ended. ....html


参考サイト
Blog - 異次元へのパスポート.html
映画 異次元へのパスポート - allcinema.html
SF MOVIE DataBank:異次元へのパスポート.html
The Day Time Ended (1979) - IMDb.html
Andrew Glazebrook @glazyuk Instagram profile - Mulpix.html


参考文献
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)
別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史 (映画秘宝COLLECTION (12)) _ Studio28 _本 _ 通販 _ Amazon.html
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by asabatyou | 2016-12-05 17:42 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は借りたDVDの「タイム・トラベラーズ」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督、脚本 : イブ・メルキオール
原案 : デヴィッド・L・ヒューイット、イブ・メルキオール
撮影 : ウィリアム・ジグモンド
音楽 : リチャード・ラサール


キャスト
エリク・ヴォン・スタイナー博士 : プレストン・フォスター
スティーヴ・コナーズ博士 : フィリップ・キャリー
キャロル・ホワイト : メリー・アンダース
ヴァーノ博士 : ジョン・ホイト
ダニー・マッキー : スティーヴ・フランケン
ウィラード : デニス・パトリック
技術者 : フォレスト・J・アッカーマン
アンドロイド : モリー・グレッシング、ウェイン・アンダーソン(ノンクレジット)


ストーリー
タイムスクリーンの実験をしていた4人の科学者が、2071年の未来に辿り着く。
未来の映像を映すものだったはずのスクリーンは、どこでもドアのように向こうの世界へと通じていた。
そこは核戦争で荒れ果てており食料不足が原因で、ミュータントと普通の人間が対立していた。
未来人は住みやすい星に移住する計画を立てるが、それを阻止する為にミュータントが襲撃して来て・・・。


レビュー
「巨大アメーバの惑星」や「S.F.第7惑星の謎」などで有名な、イブ・メルキオール監督が脚本と原案まで担当したSF映画。

この映画は未来と現代を行ったり来たりするタイムトラベル物ではありますが、同時に無限ループの恐怖を描いたものです。

ひょんな事から未来の世界へ行く事になり、そこで冒険する事になるのですが、未来人とミュータントの戦いに巻き込まれ、帰る為にまたタイムマシンを作ります。
一応戻れたのは良かったけど、間違いがあったが為にその事が永遠に繰り返されるという地獄が描かれる、非常に後味が悪いラストです。

同じ悪夢が繰り返されるという話が、ある意味菅原そうたさん原作の「5億年ボタン(本当は「アルバイト(BUTTON)」というタイトルらしいが)」の原点と言えるかもしれません。

テレビで放送された時のタイトルが「原始怪人対未来怪人」だった事もあって、原始怪人と未来怪人が登場します。
原始怪人、つまりミュータントなのですが、若干ゾンビみたいな外見で「北斗の拳」に登場する雑魚敵=ヒャッハーが、少し怪物化したと言えばしっくり来るかも。
集団で登場するので、雑魚敵だと思ってしまいがちですが、未来人達が作ったロボットを簡単に引き裂いてしまうほどの強敵です。
未来怪人とはさっきも言ったロボットの事なのですが、見た目は人間に似たものとなっています。
アンドロイドと呼ばれているシーンもありますが、目以外の物が何もない奇妙な姿をしているのが、印象的です。
このロボット達が、一体どうやって作られているのかもちゃんと描かれていて、見所の1つです。
頭を新しく変えるのはアンパンマンを思わせますが、編集なしでワンカットでやっているのが凄いです。

未来で冒険する様は安っぽい所がありますが、独特の雰囲気や特撮などもあって、中々楽しめる作品となっています。
一番良かったのは、やはりあの救いようのないエンディングです。
後に無限ループ地獄が始まるのですが、実は最初の時点で伏線が張られていたのです。
これを見るだけでも、価値があります。必見です。


予告編です↓

主人公の中の1人がギャグキャラだったり、音楽も明るくてコミカルな部分がありますが、ラストがラストですから少しでも場を和ませる為かもしれません。
また数年後に作られる、テレビドラマの「タイムトンネル」も似たような感じらしいので、影響を与えたのではと言われています。



出典
画像1:The Time Travelers (1964) - Amazon streaming _ Steve Hoffman Music Forums.html
画像2:Lobby Cards.html


参考サイト
「タイム・トラベラーズ」。。。|怒りくまのブログ(仮).html
Blog - タイム・トラベラーズ.html
映画 タイム・トラベラーズ - allcinema.html
タイム・トラベラーズ (映画) - Wikipedia.html
The Time Travelers (1964) - IMDb.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)


参考動画
町山智浩が『鬼才イブ・メルキオール』を語る - YouTube.html
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by asabatyou | 2016-11-02 15:29 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は借りたDVDの「巨人獣(ソフト版では「巨人獣/プルトニウム人間の逆襲」というタイトル)」を見ましたので、それについて書きます。
存在は前から知っていましたが、見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
製作総指揮 : サミュエル・Z・アーコフ、ジェームズ・H・ニコルソン
製作、監督、原案 : バート・I・ゴードン
特撮 : バート・I・ゴードン、フローラ・M・ゴードン
音楽 : アルバート・グラッサー


キャスト
グレン・マニング中佐 : ディーン・パーキン
ジョイス・マニング : サリー・フレイザー
マーク・ベアード少佐 : ロジャー・ペイス


ストーリー
プルトニウム爆弾の被曝で巨大化したグレン・マニング中佐は、軍の攻撃でフーバー・ダムから転落して消えた。
奇跡的に生きてはいたが、岩に顔面を打ち付けた事で、顔の一部が潰れて獣のように咆哮するなど、人間性は失われていた。
彼の妹のジョイス(姉という表記もある)は、何とか説得を試みるが・・・。


レビュー
巨大生物の映画が殆どである事からミスター・B.I.G.と呼ばれている、バート・I・ゴードン監督の怪獣映画。
内容は「戦慄!プルトニウム人間」の続編で、巨人になってしまったマニング中佐の悲劇を描いています。

ただマニング役が前作ではグレン・ランガン氏でしたが、これでは同じくゴードン監督の「The Cyclops(サイクロプス)」で一つ目巨人を演じた、ディーン・パーキン氏に変更されています。
なので別人が演じた事を少しでもごまかす為か、特殊メイクで顔の半分が出ない事になりましたが(「The Cyclops」の時では、殆ど隠れていた)、正直そんなに気になりません。

前作では普通の人間が段々巨人になってしまう事で、人間性も失われる様を描いていましたが、こちらでは怪物の状態から人間らしさを取り戻すという、逆のパターンとなっています。

その事もあってこの手の映画でありがちな都市破壊シーンがあまりなく、マニングを元に戻す事に力を入れる人々をメインにしていますから、ドラマ重視にした結果でしょう。

もしそうだったとしても、飛行場の格納庫で眠っていた状態から目を覚ます時、四つん這いになって出てくるのではなく、下から豪快に破壊してほしかったです。

後戦闘機のF-86 セイバーを使うというセリフはありましたが、実際は飛び立っただけでマニングを攻撃せず、麻酔銃で眠らせています。
ですからセイバーの登場シーンは、蛇足としか思えなかったです。

他の怪獣映画や前作と比べますと、若干物足りなさはありますが、決して駄作ではありませんので、見て損はありません。
前作の映像も回想シーンとして使用されていますから、これしか見た事がない方でも話が分かるようになっています。


予告編です↓

ちなみに山本弘さん原作の小説「MM9」にも、マニングをモデルにした巨人のような怪獣が登場していて(前作を意識しているようですが)、名前までグレンだとか。
日本でも同名の漫画が作られたそうですが、こちらはオリジナルの内容でドラマ性も高いようです。



出典
画像1:___ RAWWWWWR___.html
画像2:War of the Colossal Beast – HORRORPEDIA.html


参考サイト
映画 巨人獣 - allcinema.html
巨人獣 (1958年の映画) - Wikipedia.html
MM9 - Wikipedia.html
War of the Colossal Beast (1958) - IMDb.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)
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by asabatyou | 2016-10-25 17:47 | 特撮、モンスター | Comments(0)
今日は借りたDVDの「遊星よりの物体X」を見ましたので、その事について書きます。
実は2004年か5年の大晦日に見た事があるのですが、また見たくなりました。


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スタッフ
監督 : クリスティアン・ナイビイ
製作 : ハワード・ホークス
原作 : ジョン・W・キャンベル(クレジットでは、ジョン・W・キャンベルJr.)
音楽 : ディミトリ・ティオムキン


キャスト
パトリック・ヘンドリー大尉 : ケネス・トビー
ニッキ・ニコルソン : マーガレット・シェリダン
物体 : ジェームズ・アーネス


ストーリー
北極に謎の飛行物体が墜落し、そこから氷漬けの正体不明の生物が発見された。
それを基地へと持ち帰る軍人達だったが、見張り番がうっかり電気毛布を掛けてしまった為、氷が溶けて生物が生き返り脱走してしまった。
犬との戦いで噛み千切られた残骸の一部を調べた結果、宇宙生物は血を吸う植物人間である事が判明した。
いつ姿を現すか分からない植物人間と、人類の死闘が始まった・・・。


レビュー
ジョン・W・キャンベルという人の小説、「影が行く」を最初に映画化したもの。
原作では変幻自在に姿を変える不定形生物で、疑心暗鬼におちいる人々の恐怖を描いているそうですが、こちらではフランケンシュタインの怪物に似た吸血怪物に変更。閉鎖空間の中、どこで襲ってくるか分からない怪物を相手に、倒そうとする軍人と貴重な研究資料として培養を主張する科学者が対立する様を描いています。
後の「ジョーズ」のような感じではありますが、基本登場人物が余裕の態度なので、緊張感がありません。
怪物も軍の攻撃で逃げているのが大半なので、人類よりも弱い立場です。
そもそも地球に不時着しそこで復活しただけなのに、撃たれてたり炎をぶっかけられたりするのですから、正直酷い。
人間や犬を襲ったり殺害するシーンはありますが、先に攻撃して来たのは彼らですから、怪物にとっては正当防衛でしょう。
第一ちゃんと人間の姿をしてるし服も着てるのに、それを「物体 The Thing ザ・シング」呼ばわりしている時点で、かなり失礼・・・。
ラストも堪忍袋の緒が切れた怪物は再び基地に現れ、自分を説得しようとする科学者を吹っ飛ばしたりしますが、遂に軍が仕掛けた罠で焼き殺されてしまいます。
こうして見ますと本当に気の毒なお話ですが、これが作られた1950年代は宇宙人=悪の時代だったので、容赦なくて問答無用だったのでしょう。
何だかレイ・ハリーハウゼンの特撮で有名な、「地球へ2千万マイル」のようです。
1982年に「遊星からの物体X」というリメイク版が作られましたが、こちらは技術の進歩や当時22歳の若手だったロブ・ボッティンのSFXのおかげで、原作に忠実だそうです。



予告編です↓



怪物の姿が原作とまったく違うのは、当時の技術では限界があったからでしょう。
しかし顔がはっきりと映るシーンはなく、喋る事もなければ声も人間離れしているので、一応異質な者を表現してはいます。
もう少し、人外っぽく出来なかったかなという気もしますが。
また出演者の1人ケネス・トビーは、ほぼ同じ時期に作られた「原子怪獣現わる」や「水爆と深海の怪物」にも出演しています。



出典
画像1:Pushing The Envelope Forums • View topic - The Thing from Another World (1951) _Colorized_.html
画像2:Monsters Forever.html


参考サイト
「遊星よりの物体X」。。。|怒りくまのブログ(仮).html
SF映画選・遊星からの物体X.html
映画 遊星よりの物体X - allcinema.html
遊星よりの物体X - Wikipedia.html
シングとは (シングとは) [単語記事] - ニコニコ大百科.html
thingの意味 - goo辞書 英和和英.html
The Thing from Another World (1951) - IMDb.html
地球の静止する日 - Wikipedia.html
ヲタキッシュ(利尻島在住のブログ) ザ・シング(THE THING)  ビリケン商会シリーズ.html
MAKER_BILLIKEN SYOKAI.html


参考文献
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
「モンスター大図鑑」
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by asabatyou | 2016-09-25 20:21 | 特撮、モンスター | Comments(2)
今日は録画した「マックイーンの絶対の危機(ピンチ)」を見ましたので(日本でのテレビ放送時のタイトルは「SF人喰いアメーバの恐怖」、ビデオ発売時のタイトルは「スティーブ・マックィーンの人喰いアメーバの恐怖」)、それについて書きます。
存在自体は前から知っていましたが、実際見たのはこれが初めてです。

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スタッフ
監督 : アービン・S・イヤワース・ジュニア
製作 : ジャック・H・ハリス
音楽 : ラルフ・カーマイケル


キャスト
スティーヴ・アンドリュース : スティーブ・マックイーン
ジェーン・マーティン : アニタ・コルシオ
デイヴ警部補 : アール・ロウ


ストーリー
アメリカの田舎町に落ちた隕石から、スライムのような宇宙生物が誕生した。
宇宙生物は次々と人間を飲み込んで、次第に成長していった。
これを知ったスティーヴは町に危機が迫っている事を周囲に話しかけるが、日頃の行いが悪いせいで誰にも信じてもらえなかった。
スティーヴは親友の力を借りて諦めずに警告するが、やはり結果は同じであった。
だがそんな時、映画館が近くにある所から大勢の人々が逃げているのを目撃する。
そこへ行ってみると、巨大化した宇宙生物の姿があった・・・。


レビュー
「荒野の七人」や「大脱走」で有名な、スティーブ・マックイーン主演のモンスター映画。
これが作られた1958年はマックイーンはまだ無名時代なのですが、日本で公開された1965年では既に大スターだった事もあって、この邦題になりました。
ストーリーは実にシンプルで、怪物が地球にやって来て猛威を振るっている事を知ってしまった主人公が、この事を話しても信じてもらえないのですが、最後は真実だと証明されるというものです。
ほぼ同じ時期に作られた「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」と似たストーリーですが、「暗闇の悪魔~」はコメディ・タッチで宇宙人自体も別に強いわけでもなく、イマイチ緊張感がありませんでした(デザインや造形は、「金星人地球を征服」の金星ガ二で有名なポール・ブレイズデルなので、魅力はありますが)。
ですがこちらはシリアスですし、怪物のブロブ(ブロッブ)もスライムみたいな姿をしている為、どんな所にも簡単に侵入出来たり、あらゆる攻撃が一切通用しないので、こちらの方が面白いです。
不死身のモンスターといいましたら、真っ先に思い浮かぶのがゴジラですが、ゴジラは架空の存在ではあるもののオキシジェン・デストロイヤーで死亡したのに対し、ブロブは凍らされて動きを封じられただけで死亡していません。
凍ったブロブは空軍によって北極まで運ばれるのですが、北極が寒い限りはの話なのでまた活動する可能性も十分ありえます。
エンディングではTHE ENDの後に?マークが出てきましたが、実際「悪魔のエイリアン(「人喰いアメーバの恐怖NO.2」というタイトルもあるようだ)という続編や、「ブロブ/宇宙からの不明物体」というリメイク版も作られました。
若者vs怪物である事からドライブ・イン・シアター向けモンスター映画だと思うのですが、中々良く出来ていて楽しめました。


予告編です↓

私が一番驚いたのは、「禁断の惑星」のポスターが登場している事です(何故かタイトルが、「吸血鬼とロボット」になっている)。
製作のジャック・H・ハリスは「4Dマン」や「最後の海底巨獣」などを制作しており、「ブロブ/宇宙からの不明物体」にも参加しています。



出典
画像1:The Blob (1958) _ 3B Theater Poster Archive.html
画像2:The Blob (1958) Blu-ray Review _ High Def Digest.html


参考サイト
Blog - マックィーンの絶対の危機.html
マックイーンの絶対の危機 - Wikipedia.html
BEWARE! THE BLOB.html
The Blob (1958) - IMDb.html
映画 マックィーンの絶対の危機(ピンチ) - allcinema.html


参考文献
図説 モンスターランド―知られざるモンスターの生態
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで
映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
あなたの知らない怪獣マル秘大百科 (映画秘宝COLLECTION)
図説 モンスター―映画の空想生物たち (ふくろうの本)
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)
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by asabatyou | 2016-09-16 17:52 | 特撮、モンスター | Comments(2)
昨日は借りたDVDの、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版」を見ましたので、そのことについて書きます。
YouTubeで予告編を見た時から、興味がありました(ただし後になって分かったのですが、今まで見ていたのはオリジナル版でした)。


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スタッフ
監督 : ジョージ・A・ロメロ、ジョン・A・ルッソ(追加部分)
撮影 : ジョージ・A・ロメロ、ビル・ハインツマン(追加部分)


キャスト
ベン : デュアン・ジョーンズ
バーバラ : ジュディス・オーディア
ハリー : カール・ハードマン
ヘレン : マリリン・イーストマン
トム : キース・ウェイン
ジュディ : ジュディス・リドリー
カレン : カイラ・ショーン
共同墓地のゾンビ : ビル・ハインツマン
ゾンビ :ジャック・ギブンズ、ルーディー・リッチ ほか


ストーリー
父親の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーはゾンビに襲われて、ジョニーが殺されてしまう。
生き残ったバーバラは、とある民家に立てこもるが、そこで黒人の青年ベンや、若いカップルのトムとジュディ、中年のクーパー夫妻と出会う。
しかし外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれてしまい・・・。


レビュー
ジョン・A・ルッソという人の原作を、CM出身のジョージ・A・ロメロが監督した、ゾンビのイメージを完全に決定付けた記念すべき第1号。
カニバリズムや反モラル的ラストなど、当時のタブーに挑戦した内容なのも特徴です。
元々ゾンビとはブードゥー教の世界で誕生し、奴隷として利用される動く死体、またはゾンビ・パウダーという毒で仮死状態になった人間だそうですが、本作ではリチャード・マシスンの小説「地球最後の男」にインスパイアされたことで、このお約束が出来上がったのです。
ストーリーは実にシンプルで、とある民家にどんどん近づいてくるゾンビ達をひたすら倒すという分かりやすいものですが、これが逆に良かったです。
余計なものが一切なく簡単だからこそ、物語にスッと入って行けます。
ゾンビ自身もそんなに派手なメイクではありませんが、ちゃんと人外らしさが出ており、着ぐるみやマスクに頼らなくても、モンスター映画を作れるんだということを見事に証明しています。
正直、これだけで充分価値のある映画です。
また主人公のみ黒人の若者で後は白人ばかりですが、主人公だけが勇敢で頼りがいがあってまともなのに、後はあっさりやられちゃったり自己中心的な性格だったりと、駄目人間的に描かれているのも印象に残ります。
おそらく黒人に対する人種差別や、白人至上主義へのアンチテーゼでしょう。
後にロメロは「ゾンビ」や「死霊のえじき」を作りますが、本作も入れて「ロメロのゾンビ映画三部作」と言われているようです。
1990年には「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀」というタイトルで、リメイクされました。
ちなみにオバタリアンという流行語が誕生するきっかけになった「バタリアン」は、本作のパロディです。


予告編です↓

ちなみに私が見たのは、オリジナル版ではなく、1999年に生誕30周年を迎えたので、それを記念にして再編集したものです(お恥ずかしながら、実はこれを書いている時に知りました)。
なのでビル・ハインツマンという方が演じるゾンビが棺桶から蘇るシーンなどが追加されているほか、音楽も新規に録音されているとのことです。
確かに1968年の映画にしては、音楽が妙に新しいと思っていました。



出典
画像1:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版 [DVD]
画像2:Night of the Living Dead (1968) – A Retrospective.html


参考サイト
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド - Wikipedia.html
映画 ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版 - allcinema.html
ゾンビとは【ピクシブ百科事典】.html
ゾンビとは - ニコニコ大百科.html
Night of the Living Dead_ 30th Anniversary Edition (Video 1999) - IMDb.html


参考文献
モンスターパニック―超空想生物大百科
図説 モンスター―映画の空想生物たち
モンスター大図鑑
図説 モンスターランド―知られざるモンスターの生態
幻想世界の住人たち (Truth In Fantasy)
世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで

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by asabatyou | 2016-08-09 15:38 | 特撮、モンスター | Comments(2)
昨日は映画館で「シン・ゴジラ」を見ましたので、そのことについて書きます。


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スタッフ
総監督、脚本、編集 : 庵野秀明
監督、特技監督 : 樋口真嗣
准監督、特技総括、B班監督 : 尾上克郎
音楽 : 鷺巣詩郎、伊福部昭


キャスト
矢口蘭堂(内閣官房副長官) : 長谷川博己
赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官) : 竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使) : 石原さとみ
ゴジラ : 野村萬斎


ストーリー
ある日、東京湾から見たこともない謎の巨大生物が現れた。
その巨大生物は、大戸島の「呉爾羅」伝説に基づいて「ゴジラ (Godzilla)」と名付けられるが、奴にはあらゆる攻撃が一切通用しなかった。
そんなゴジラを倒す為に、とうとう核攻撃が実行されそうになり・・・。


レビュー
「ゴジラ FINAL WARS」から12年後に作られたゴジラシリーズ第29作目で、「GODZILLA ゴジラ」(2014年版)の世界的大ヒットにより、本場のゴジラ映画が作られることになりました。
総監督と脚本が、「新世紀エヴァンゲリオン」や「ふしぎの海のナディア」などで有名な庵野秀明さんであることから、ゴジラとエヴァンゲリオンがコラボした様々なイラストや、商品が発表されました(実は「クレヨンしんちゃん」にもゲスト出演しており、「しんちゃん対シン・ゴジラだゾ」が2016年7月22日に放送されました)。
タイトルの「シン・ゴジラ」も庵野監督が命名したそうですが、「シン」の部分は「新」、「真」、「神」などの意味が含まれているようです。
キャッチコピーが「ニッポン対ゴジラ。」になっている事もあって、ストーリーは現代の日本を舞台に、ゴジラと人類の死闘を描いたものになっています。
過去作品との関係は不明ですが、人々がゴジラの存在を知らないことを考えますと、どうやら一切繋がりがない完全に独立した世界観だと思います。
ゴジラの外見はかつて1954年に作られた第1作目に戻った感じで、音楽や効果音、鳴き声も昔のものが使用されていましたが、それ以外は何だか見ていて違和感を感じてしまいました。
ネタバレ防止の為にあえてここでは言いませんが、「えっ!?ゴジラでこれやっちゃうの!?」と言いたくなる部分が多いです。
「GODZILLA ゴジラ」(2014年版)は声が少し違っていたり、放射能火炎がエネルギーの消耗が激しいからここぞという時にしか使わないという違いはありましたが、基本はゴジラらしかったです。
ですがこちらはほんの少しだけ、ゴジラじゃない感がありました(当然あれよりは、ゴジラらしいけど)。
石原さとみさん演じるヒロインも、ミスキャストとしか思えませんでした。
キャラとしてはクールビューティ系、もしくは大人の女性タイプだしょうけど、私が思うにもしアニメやゲームのキャラだったら、少佐こと田中敦子さんが演じそうな感じの方が相応しかったです。
音楽が明らかにエヴァンゲリオンとしか思えない曲があったのですが、作曲が同じ鷺巣詩郎さんという方だからでしょう。
思わず笑ってしまい、話が頭に入ってこなかったです(笑)。
ちなみに本作の人類は、みんな内閣府の若手官僚ばかりフューチャーされていて、一般市民はほんの少しだけの登場で台詞やドラマが何もなく、本当にただゴジラから逃げるだけの記号としか描かれていません。
これについてですが、庵野監督がエヴァンゲリオンを作った時に味わった苦しみを基にしているのでは?と解釈されているみたいです。
庵野監督はエヴァンゲリオンをヒットさせたのは良かったのですが、テレビ版の第19話「男の戦い」以降、原画や台本を予告編にするというアニメ制作の遅れが目立ったり、最終回もこれまでのストーリーとは一切関係ない話が流れて、綾波レイが人間になったり、エヴァが一切出てこない学園モノになってたりと、色々と酷い有様だったようです。
これが原因でこれまで絶大な人気を誇っていた庵野監督が、一転大酷評にさらされ、ファン達も大ブーイングで社会問題になってしまいました。
つまりエヴァンゲリオンの失敗で、庵野さんは観客の意見を見たくなくなったのではないかと・・・。
もしそうなら主人公とゴジラばかりで、一般市民達に何も存在感がないのも納得出来ます。
実際デスクワークのシーンが多いのも、アニメ制作現場を思わせるそうですから(アニメ制作現場のリアルな描写を徹底した、「SHIROBAKO」というアニメと非常に重なっているという)。


予告編です↓



私がこの映画で一番驚いたのは、てっきり全部CGだと思っていたゴジラが実はモーションキャプチャーを使っていて、さらにモーションアクターとしてゴジラを演じたのが、野村萬斎さんだったことです。
野村さんは「陰陽師」シリーズや、「風立ちぬ」(2013年版)、「GAMBA ガンバと仲間たち」といった数多くの名作やヒット作に出演した狂言師の方ですが、まさかゴジラの中の人になる日がくるとは思ってもいませんでした(実際彼がゴジラを演じている時の写真も、公開されている)。
本当に人生とは、何が起こるか分からないものです。
怪獣ってこんな感じだろう?というステレオタイプな動きではなく、物静かでゆったりしていて必要以上に動くことはない、だけど動く時はとことん派手に動くのが印象に残りました。
どうしてモーションキャプチャーかといいますと、CGだけでは限界があったからみたいです。
モーションキャプチャーのゴジラといいましたら、「GODZILLA ゴジラ」(2014年版)でゴジラを演じたアンディ・サーキス氏が有名ですが、サーキス氏のパワフルで豪快なゴジラも良いけど、静と動のギャップや差がある野村さんのゴジラも捨てがたいです。
私が思うに、野村さんにはまたゴジラを演じてほしいです。



出典
画像1:日本版ゴジラ初のフルCG!映画「シン・ゴジラ」の最新予告編映像が解禁 – Japaaan 日本文化と今をつなぐ.html
画像2:『シン・ゴジラ』予告編に海外ファンも大熱狂! 「やっぱり東宝のゴジラが最高」 - AOLニュース.html


参考サイト
「シンゴジラ」の「シン・解釈」 ゴジラは庵野監督自身の葛藤や過去のトラウマの象徴だった! 批評・解説・考察・評価(ネタバレ) - Machinakaの日記.html
シン・ゴジラ - Wikipedia.html
『シン・ゴジラ』でゴジラを演じたのは野村萬斎さんと判明、驚きと期待の声が集まる「ますます観たい」「ゴジラ萬斎」「ややこしや!」 - Togetterまとめ.html
シン・ゴジラが野村萬斎だと判明!ちょ、どういうことww - NAVER まとめ.html


参考動画
「シン・ゴジラ」製作舞台裏! 12年ぶりの最新作 エヴァ庵野秀明が描く ゴジラの世界、こだわり、理想、演出 - YouTube.html
シン・ゴジラ役は野村萬斎だった 329人目のキャストが判明 - YouTube.html
『シン・ゴジラ』狂言師・野村萬斎がゴジラを演じていた! - YouTube.html


参考文献
この映画のパンフレット
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by asabatyou | 2016-08-02 06:21 | 特撮、モンスター | Comments(14)
昨日は借りたDVDの「学校の怪談」(1995年版)を見ましたので、そのことについて書きます。
存在自体はもう前から知っていましたが、ちゃんと見るのは今回が初めてです。


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スタッフ
監督 : 平山秀幸
脚本 : 奥寺佐渡子
原作 : 常光徹、日本民話の会
SFX : 中子真治


キャスト
小向伸一 : 野村宏伸
篠田亜樹 : 遠山真澄
篠田美夏 : 米澤史織
中村研輔 : 熱田一
瀬川将太 : 塚田純一郎
千葉均 : 町田耕平
千葉一 : 町田昇平
小室香織 : 岡本綾
中村由美子 : 杉山亜矢子


ストーリー
夏休みを翌日に控えた、一学期終業式の日の夕方。
小学2年生の美夏は、忘れた絵の具箱を取りに学校に戻っていた。
するとそこで美夏は、サッカーボールが自分を導くように旧校舎へと転がっていく不思議な光景を目撃する。
旧校舎は取り壊しが決まって立ち入り禁止になっていたが、お化けが出ると子供達の間で噂になっていた。
しかし、美夏はボールにつられて中へと入ってしまい、そしてトイレの中で何者かに襲われてしまう・・・。
美香を心配した、5年生で姉の亜樹は、1人学校を訪れ、何者かに吸い寄せられるようにやはり旧校舎へと入っていく。
そこにいたのは、イタズラしようと忍び込んでいた同級生の研輔と将太、4年生で双子の兄の均、そして6年生の香織だった。
転校してきたばかりで、同級生となじめていなかった亜樹は、研輔達と衝突し、単独で妹を探しにいく。
しかしやがて、5人は自分たちが旧校舎から出られなくなっていることに気づく。
そして、5人の前に、ただの噂だったはずのお化けが現れた!


レビュー
常光徹さんという方の小説「学校の怪談」を、実写で映画化したもの(他にもテレビアニメ版や、テレビドラマ版も存在している)。
一応ホラー映画ということになっていますが、実際は子供達が魑魅魍魎の巣窟と化した学校で大冒険する、コメディ要素もあるファンタジーアドベンチャー映画といった感じで、「ラビリンス/魔王の迷宮」や「バンデットQ」の日本版といったところです。
登場する妖怪ですが、着ぐるみもあれば特殊メイク、ストップモーション・アニメ、生身の人間をミニチュアセットや合成で巨大生物に見えるものまで使われているなど、まさに「仮面ライダーZO」や「スター・ウォーズ」旧3部作の特別篇のような、特撮の幕の内弁当映画になっています。
ホラーや冒険だけでなく、青春映画の要素があるのも「学校の怪談」の特徴で、一緒に冒険していく内にある少年と少女に恋心が芽生えて両想いになるけど、その結末は悲劇的なものになっています。
テンポが悪くて少しダラダラ気味だったり、突っ込みどころ(最初に出てきた、ジャック・オー・ランタンのような顔をしたメリーさんは何だったのか?埴輪の首がとれてしまったことから妖怪達が出てくるようになったみたいだけど、メリーさんはその前から出ているし)がいくつかあったりしますが、基本はホラーが苦手な人でも楽しめる、明るい映画となっています。
それとラストに登場するインフェルノ、デザインや造形は良いのですが、完全にエイリアンのような怪物で妖怪らしさが一切なく、どうも場違いとしか思えませんでした。
実際妖怪やお化けではなく、怪物と呼ばれていましたし(ちなみにスーツアクターは「ガメラ2 レギオン襲来」の巨大レギオンや、「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」でゴジラを演じた吉田瑞穂さん)。


予告編です↓

ロケーションは何と静岡県富士宮市にある、富士宮市立富士根南小学校という学校だそうです。
旧校舎の方は2000年に取り壊されたので、現存していません。
本作のマスコットキャラ的存在のテケテケですが、本当は下半身がない人間の姿をした亡霊もしくは妖怪で、都市伝説に登場するみたいです。



出典
画像1:映画「学校の怪談」 - 良いものは良い、好きなものは好き.html
画像2:映画『学校の怪談』シリーズキャストまとめ _ Ciatr[シアター].html


参考サイト
ヤツデさんのツイート_ _子供の頃観た学校の怪談 ゲオで見かけて懐かしくなって借りてみたけど、今見ても結構面白かったなー うろ覚えだったとことか思い出して楽しめた。そしてラストに出る怪物の名前が「インフェルノ」だったこと初めて知って驚き 君そんな名前だったの http___t.co_rDfAoRzxE1_.html
学校の怪談とは - ニコニコ大百科.html
アニヲタWiki(仮) - 学校の怪談(1995).html
学校の怪談 とは【ピクシブ百科事典】.html
学校の怪談 (映画) - Wikipedia.html
映画 学校の怪談 - allcinema.html
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by asabatyou | 2016-07-18 14:37 | 特撮、モンスター | Comments(4)
昨日は買ったブルーレイの、「フランケンシュタインと地獄の怪物(モンスター)」を見ましたので、その事について書きます。
前から見てみたくて興味がありましたから、お店で偶然見つけた時は嬉しかったです。


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スタッフ
監督 : テレンス・フィッシャー
製作 : ロイ・スケッグス
音楽 : ジェームズ・バーナード


キャスト
ヴィクター・フランケンシュタイン男爵 : ピーター・カッシング
サイモン・ヘルダー : シェーン・ブライアント
サラ : マデリン・スミス
フランケンシュタインの怪物 : デヴィッド・プラウズ


ストーリー
フランケンシュタイン男爵の死によって、人造人間の秘法は闇に葬られたかのように思えた。
しかし若き医師のヘルダーは生命の神秘にとり憑かれ、再び死体を使って人造人間を作ろうとしていた。
それが原因で警官に捕まったヘルダーは、精神病院へ収監されるが、そこで死んだはずのフランケンシュタイン男爵と出会う。
ヘルダーは男爵と同じくそこで出会った喋れない娘サラと協力し、人造人間を作ろうとする・・・。


レビュー
イギリスのハマー・フィルム・プロダクションで作られた、フランケンシュタイン・シリーズ第7弾にして最終作。
前作の「フランケンシュタインの恐怖」がラルフ・ベイツという人主演のパロディ的作品であった為、ピーター・カッシング演ずるシリーズとしては「フランケンシュタイン恐怖の生体実験」に続く作品だそうですが、焼け死んだはずのフランケンシュタイン博士が両手に火傷を負ってはいるものの、何故か健在という事になっています。
フランケンシュタインといいますと、正直彼が作った名無しの怪物の方が有名ですが、ここではフランケンシュタイン男爵中心で話が進んでいて、怪物の方は若干影が薄いです。
精神病院の患者が死亡したのを好都合と見て、次々と怪物を作る材料にして、怪物が死んだ後も「奴は役立たずだったし、また新しく作れば良い」とぬけぬけと語り、そこで終わってしまうので、非常に後味が悪いです。
実際この映画の怪物は、あの人造人間ではなく男爵の方であると物語っているそうです。
陰鬱な精神病院が舞台なのは、ボリス・カーロフ主演の「恐怖の精神病院」を思わせるそうですが、患者達の異様さや独特の雰囲気や世界観もあって、中々楽しめる作品になっています。
監督はカッシングとクリストファー・リーが共演している、「フランケンシュタインの逆襲」(1957年版)や「吸血鬼ドラキュラ」のテレンス・フィッシャーですが、この後に映画界を引退したので、これが最後の作品になったようです(そして1980年に、ロンドンで76歳で亡くなられたという)。


予告編です↓

今回のフランケンシュタインの怪物は、人間の体を使っているという設定なのに、何だかゴリラのような姿をしており、正直違和感があります。
ちなみにこの怪物を演じたのは、後に「スター・ウォーズ」旧三部作でダース・ベイダーの中の人になる、デヴィッド・プラウズ(デビッド・プラウズという表記もあり)です。
これより少し前に作られた「フランケンシュタインの恐怖」でも怪物を演じているのですが、このような役が多くて、素顔での出演は「時計じかけのオレンジ」以外、ほとんどないそうです。
そういえばカッシングも「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で、グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン役で出演していますから、ベイダーとターキンがここでも共演した事になります。



出典
画像1:Swan Song – Frankenstein and the Monster from Hell (1974) – The Telltale Mind.html
画像2:Still #3 from 'Frankenstein and the Monster from Hell' - Terence Fisher (1974) - SciFi-Movies.html


参考サイト
テレンス・フィッシャー - Wikipedia.html
SF MOVIE DataBank:フランケンシュタインと地獄の怪物.html
Frankenstein and the Monster from Hell(1973) _ Digitalvampire.net.html
映画 フランケンシュタインと地獄の怪物(モンスター) - allcinema.html
最低映画館~フランケンシュタインと地獄の怪物.html
ダース・ベイダー - Wikipedia.html
最低映画館~フランケンシュタインの恐怖.html
Frankenstein and the Monster from Hell (1974) - IMDb.html


参考文献
モンスターパニック―超空想生物大百科
モンスター大図鑑
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by asabatyou | 2016-05-06 18:12 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は買ったDVDの1枚「ブードゥリアン」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
製作 : ヴァル・リュートン
監督 : ジャック・ターナー
撮影 : J・ロイ・ハント


キャスト
ベッツィー・カーネル : フランシス・ディー
ポール・ホーランド : トム・コンウェイ
ウエスリー・ランド : ジェームズ・エリソン


ストーリー
看護師のベッツィー・カーネルは、砂糖農園を経営しているホーランドの依頼で、西インド諸島に招かれた。
実はホーランドの妻が現地ブードゥー族の呪いで、生ける屍ゾンビとなって俗界と死界をさまよっていた。
ベッツィーはホーランド夫人の手を取って、ブードゥー教の儀式に参加するが・・・。


レビュー
「キング・コング」(1933年版)で有名な、RKOが製作したゾンビ映画。
監督はフランスからハリウッドに逃げてきたジャック・ターナーという人で、「キャット・ピープル」(1942年版)とこの2本でホラーの巨匠にランクされたらしいです。
と言いましても、ゾンビのイメージを決定付けたジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が作られる25年前の映画ですから、お馴染みの化け物然とした姿をしておらず、人間とまったく同じ姿をしています。
無表情で声もなく殆ど動く人形のようであり、人を襲う事もないので、後年のイメージと異なる印象を受けます。
ゾンビ映画の第1号「恐怖城(「ホワイト・ゾンビ」や、「ベラ・ルゴシのホワイト・ゾンビ」という表記もあり)」から11年経っていますが、まだゾンビが馴染みがなかった為、主人公がゾンビを知らず、それを教える人がいるという説明的なところがあります。
人間ドラマ中心でモンスターパニック物ではありませんが、ゾンビが死んだ人間が生き返ったものではなく、生きた人間が死んだような感じになる病気のようなものとして描いているので、今となっては非常に新鮮味のある設定になっています。
さてこの映画の一番の見せ場は、ブードゥー教の儀式の番人をしているゾンビ、カラフォーではないでしょうか?
出番はそんなに多くはありませんが、ひょろっと背が高くギョロっとしている且つ、生気のない目をしていて、見た目は人間と変わらないのに、圧倒的な存在感と威圧感と不気味さがあります。
演じたのはダービー・ジョーンズという人で、ベラ・ルゴシ主演の「Zombies on Broadway」という映画でも、似たようなゾンビを演じているみたいです。


予告編です↓

ちなみに本作には邦題がいくつかあり、テレビ放送では「生と死の間」で、DVD版では「私はゾンビと歩いた!」になっています。
DVD版は「何だこのふざけたタイトルは」と言いたくなりますが、原題を直訳するとこのタイトルになるからです。
確かに主人公がゾンビと一緒に歩くシーンはありますが、もう少し何とかならなかったのでしょうか・・・。これでは、コントみたいですし・・・。
2001年には「デス・ヴィレッジ」というタイトルでリメイクされたらしく、2009年にも「13日の金曜日/ジェイソンの命日」の監督だった、アダム・マーカスという人がリメイクするという話があったようです(結局、その後どうなったのかは不明)。



出典
画像1:I Walked With a Zombie 1943 Val Lewton _ Monster Movie Posters _ Pinterest _ ゾンビ.html
画像2:I Walked with a Zombie (1943) – HORRORPEDIA.html


参考サイト
SF MOVIE DataBank:ブードゥリアン.html
I Walked with a Zombie(1943) _ Digitalvampire.net.html
私はゾンビと歩いた!(別題:ブードゥリアン).html
ゾンビ映画の一覧 - Wikipedia.html
映画 ブードゥリアン - allcinema.html
I Walked with a Zombie (1943) - IMDb.html
Darby Jones.html
生と死の間.html
ブードゥの方も忘れないで。  『私はゾンビと歩いた!』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。.html
古典ゾンビ映画『私はゾンビと歩いた!』がリメイク _ ZOMBIE手帖ブログ.html
『私はゾンビと歩いた!』 _ La.La.La.html


参考文献
図説 モンスター―映画の空想生物たち
モンスター大図鑑
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by asabatyou | 2016-05-05 11:51 | 特撮、モンスター | Comments(1)