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asabatyouのなんでもブログ2

asabatyou.exblog.jp

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

カテゴリ:特撮、モンスター( 147 )

昨日は買ったDVDの1枚、「それは外宇宙からやって来た(原題をそのままカタカナにした、「イット・ケイム・フロム・アウター・スペース」というタイトルでも有名)」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督:ジャック・アーノルド
製作:ウィリアム・アランド
原作:レイ・ブラッドベリ
音楽:アーヴィング・ガーツ、ヘンリー・マンシーニ、ハーマン・スタイン(全てノンクレジット)
宇宙人のデザイン:ミリセント・パトリック(ノンクレジット)


キャスト
ジョン・パトナム:リチャード・カールソン
エレン・フィールズ:バーバラ・ラッシュ


ストーリー
砂漠に隕石が墜落するのを目撃した天文学者のジョンは、これを調査する為にクレーターに向かう。
実は隕石だと思っていたのは宇宙船であり、中には奇妙な生物がいたが、クレーターが崩落したので全ては埋もれてしまった。
だがジョンの話を信じてくれる者は、恋人のエレンのみだった。
ある日、町の電気修理人の様子がおかしい事に気付いたジョンは、彼らを尾行。
そこで知ったのは、彼らが誤って砂漠に墜落した宇宙人達で、壊れた円盤の修理さえ済めば速やかに地球から立ち去ると言うが・・・。


レビュー
「原子怪獣現わる」で有名なレイ・ブラッドベリの原作を、ジャック・アーノルドとウィリアム・アランドという、「大アマゾンの半魚人」で有名なコンビで映画化したもの(音楽はオードリー・ヘプバーンの「ティファニーで朝食を」で有名な、ヘンリー・マンシーニが担当している)。
展開やテンポが単調で、そんなに派手なシーンがあるわけでもない地味な映画ではありますが、宇宙人が侵略者ではなく、事故で地球に来てしまっただけに過ぎないのが新鮮味がありました(悪役ではない宇宙人といったら、ほぼ時期の「地球の静止する日」のクラトゥがいるが、あれは見た目が人間と同じなので、宇宙人らしさはなかった)。
最初こそ人をさらったり化けたりして悪役みたいですが、危害は加えておらず、あくまで紳士的です(円盤を修理する為の、人手が欲しいだけ)。
本作では宇宙人が智者で、地球人が愚者として描かれているので、前者は「地球人はまだ自分達と姿が違うだけで嫌ったり恐れるからだ」という理由で、堂々と姿を見せられず、後者が悪役に見えるのも確かです。
後半になって主人公は、宇宙人を悪者扱いする保安官達を止めようとするのですが、彼らからも「あなたが彼らを連れて来た」、「もうあなたは信用しない」、「地球人に捕らわれるぐらいなら、喜んでこの星を消滅させる!」と言われ、悪い方向に話が進んでしまいます。
ですが最後は主人公の努力で宇宙人と地球人の争いは起こらず、宇宙船も無事帰るという後味の良いものでした。
彼らとの遭遇は良くなかった。しかし、これからも他の星からの訪問はあるだろう。彼はまた戻って来る」と主人公は言うのですが、当時は受け入れられず、侵略者撃退モノに喝采を送ったそうです。
主人公の言葉が実現するには、「未知との遭遇」まで待たねばならなかったのです。


予告編です↓



宇宙人をデザインしたミリセント・パトリックは、「大アマゾンの半魚人」のギルマンや、「宇宙水爆戦」のメタルナミュータントをデザインした人で女優でもあったのですが、彼女の名前がクレジットされる事はなかったそうです(チャップリンの「ライムライト」にも出演しているらしいが、クレジットされず)。
ユニバーサルのメイクアップ・アーティストのバッド・ウェストモア(バドの表記もあり)は、活発で才能に恵まれたパトリックが目障りだったようなので、それが原因ではないでしょうか?



出典↓
画像1:それは外宇宙からやって来た [DVD]
画像2:Blog - イット・ケイム・フロム・アウター・スペース/それは外宇宙からやって来た.html

参考文献↓
別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
モンスター大図鑑
あなたの知らない怪獣マル秘大百科

参考サイト↓
映画 イット・ケイム・フロム・アウター・スペース - allcinema.html
SF MOVIE DataBank:それは外宇宙からやって来た.html
It Came from Outer Space (1953) - IMDb.html
ホラーマニアックス・シリーズ 第3期 SFモンスター篇.html
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by asabatyou | 2015-09-28 18:08 | 特撮、モンスター | Comments(2)
昨日は買ったDVDの1枚、「プロフェシー/恐怖の予言」を見ましたので、その事について書きます。
本作に登場する熊の怪獣カターディンを演じているのが、プレデターの中の人で有名なケヴィン・ピーター・ホールで、それ目当てで興味を持ちました。


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スタッフ
監督:ジョン・フランケンハイマー
製作:ロバート・L・ローゼン
脚本:デヴィッド・セルツァー
音楽:レナード・ローゼンマン


キャスト
マギー:タリア・シャイア
ロブ:ロバート・フォックスワース
ジョン・ホークス:アーマンド・アサンテ
イスリー:リチャード・ダイサート
カターディン:ケヴィン・ピーター・ホール(ノンクレジット)


ストーリー
森林地帯の権利をめぐりトラブルが起こる山岳地帯で、不審な出来事が続発。
それらの原因である工場排水による汚染は、異形のモンスターを産み出していた・・・。


レビュー
「ゴジラ対ヘドラ」と同様、公害をテーマにしたモンスター映画(かつて1970年にカナダで起こった、カナダ先住民族水銀汚染事件が元ネタとされているようだ)。
前半は通常より大きなサケやオタマジャクシ、凶暴化したアライグマ、奇形化した熊の子供(作り物とはいえ、結構気持ち悪かった)などが登場し、不気味さがあって良かったのですが、カターディンが登場してからはただのパニック映画になってしまい、それが完全に失われてしまったので、途中から別映画になっちゃっていると言わざるを得ません。
エンディングもただ怪獣を倒しただけで終わっているので、公害問題は何も解決しておらず(ラストで別の怪獣が登場している)、ヒロインが実は妊娠していて毒されたサケを食べてしまった事から、もしかしたら奇形化した子供が生まれてしまうのでは?という重大な問題を抱えているにも関わらず、結局どうなったのか分からないままです。
展開やテンポも悪く、水から中々姿を現さないと思ったら、普通にザパッと出てくるだけで、1回ワァーと出たと思ったら引っ込んで、しばらくしたらまたワァーと出てくるという、出現シーンが妙に長くて引っ張る割には、そんなに大した事ありません。
評判の良い映画ではありませんが、確かにそんなに面白くなかったです。


予告編です↓

突然現れた怪物に、伝説の怪物と同じ名前を付けるところは、第1作目のゴジラを思わせます。
しかし、この怪獣は画面に全身を見せるシーンが殆どありません。
「ジョーズ」や「プレデター」みたいに、見えない敵の恐怖を純粋に描いていれば問題ないのですが、こちらは着ぐるみの出来が少し作り物然としており、それを隠す為にやってるとしか思えなかったので、不満でした。



出典↓
画像1:「プロフェシー 恐怖の予言」 _ どんぐり眼日記.html
画像2:Top Ten_ Animals Attack! Movies - Shock Till You Drop.html

参考文献↓
図説 モンスター―映画の空想生物たち
映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100
モンスター大図鑑

参考サイト↓
プロフェシー 恐怖の予言 _ Movie Walker.html
プロフェシー/恐怖の予言 [DVD]
映画 プロフェシー/恐怖の予言 - allcinema.html
Prophecy (film) - Wikipedia, the free encyclopedia.html
Prophecy (1979) - IMDb.html
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by asabatyou | 2015-09-25 18:26 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は借りたDVDの1枚「ヌイグルマーZ」を見ましたので、その事について書きます。
本作の存在はニコニコで静止画コンテストをやっていまして、それで知りました。
私もキャラクターを考えてやってみようと思ったのですが、どうも良いアイデアが思い付かず、お試しで簡単に絵を描いてみたら、あまりにも出来が酷かったのですぐやめてしまいました(笑)。


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スタッフ
監督:井口昇
原作:大槻ケンヂ
アクションコーディネーター:宮崎剛
音楽:福田裕彦


キャスト
鮎川夢子(ダメ子):中川翔子
ヌイグルマー、キル・ビリー:武田梨奈
鮎川響子:市道真央


声の出演
ブースケ:阿部サダヲ
デパルザ、チャーリー:山寺宏一


ストーリー
地球でテディベアに寄生した綿状生命体は、自分をブースケと呼ぶ響子を守ること誓う。そんな彼らのもとにロリータファッションに身を包んだ夢子が現れるが、何をやってもダメな彼女にブースケは自分と一緒に響子を守るよう命じる。やがて人類滅亡の危機が迫り響子が窮地に陥ったとき、夢子とブースケが合体し新ヒーローヌイグルマーに変身する。


レビュー
大槻ケンヂさん自身が所属しているパンクバンド「特撮』の楽」「ヌイグルマー」をモチーフとした小説、「縫製人間ヌイグルマー」(「人造人間キカイダー」がモチーフらしい)を、しょこたんこと中川翔子さん主演で映画化した変身ヒロイン物(ただ内容は、原作と大きく異なるらしい)。
内容はヘマばかりして姪にダメ子と呼ばれながらも、彼女を守る為に戦う主人公と、母親を亡くし頼りない主人公を嫌悪する姪のいざこざと和解を描いたものですが、「愛と素敵が詰まったカオスムービー誕生!」と書かれている通り、映画自体の出来は無茶苦茶と言えます。
漫画雑誌を読みながら襲い掛かる連中(動きが妙に良いのが笑える)、赤ん坊みたいな格好をしたおっさん、凶暴化する力があるという理由で、音楽を聴いて踊りながら人々を襲うゾンビの群れなど、変な敵キャラばかりです。
一番驚いたのはラスボスに忠誠を誓っている花嫁軍団(?)が、おっぱい丸出しで空を飛んで破壊光線を出すシーンでしょうか(笑)。
流石に乳首は隠されていましたが、これは監督の井口昇さんという方が元々AV監督だからかもしれません。
また井口さんはリメイク版の「電人ザボーガー」で監督をやっているので、それを意識しているのかオリジナル版と思われるザボーガーが、主人公が見ているテレビ番組として登場しています。
あまりにもハチャメチャな映画なので、好き嫌いが激しいかもしれませんが、変に安っぽくて手を抜いた感じがなかったので、私はそれなりに楽しめました。


予告編です↓

デパルザが悪の組織のボスであるタケシと合体して誕生したチャーリーの声が、山ちゃんこと山寺宏一さんですが、私が思うに関智一さんがやっても合いそうな気がしました。
何となく喋り方やキャラや雰囲気が、「Fate/stay night フェイト/ステイナイト」のギルガメッシュに似ていたような(笑)。
またアクションコーディネーターの宮崎剛さんは、「ウルトラマンvs仮面ライダー」で怪獣や怪人を演じた人でもあります。
今は完全に、アクション監督の仕事1つで活躍しているそうです。
それとチャーリーですが、あれは一体誰が演じているのでしょうか?
露出している目元と口元が、猫ひろしさんや山ちゃんとは明らかに違います。
クレジットされているかもしれませんが、役名が書かれておらず公式サイトにも書いてないので、一切分かりません。



出典↓
画像1:ヌイグルマーZ _ 作品情報 - 映画.com.html
画像2:映画 ヌイグルマーZ - allcinema.html

参考サイト↓
ヌイグルマーZ - 作品 - Yahoo!映画.html
「ヌイグルマーZ」公式サイト.html
ヌイグルマーZ - Wikipedia.html
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by asabatyou | 2015-09-14 18:19 | 特撮、モンスター | Comments(1)
昨日は録画した「青鬼」を見ましたので、その事について書きます。
原作の「青鬼」は、ニコニコ動画でレトルトさんの実況プレイ動画を主に見ていました。


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スタッフ
監督:小林大介
脚本:小鶴
原作:noprops
音楽:きだしゅんすけ


キャスト
堀川杏奈:入山杏奈
シュン:須賀健太


ストーリー
いじめっ子の卓郎は、仲間達と一緒に廃ビルへ行った。
その中は非常に暗くて気味が悪い所だったが、そこには恐ろしい何かが潜んでいた・・・。


レビュー
元はnopropsさんという人によるRPGツクール製のフリーホラーゲームで、書籍や漫画にもなった程の大人気作(青鬼を「くそみそテクニック」の阿部さんこと、阿部高和に変えた「阿部鬼」というパロディゲームまで作られた程)。
ストーリーは良くあるパターンで、主人公達が不気味な建物に入って、そこに住んでいる怪物に襲われるという古典的なものです。
謎解きもあるのですが、元がゲームなので何かをやったら扉が開いたりするなど、ゲーム的な作りになっています。
悪くはないのですが、ラストがイマイチでした。
あれだけ中々姿を見せない敵の恐怖を見せておきながら、夢だったのか現実だったのか分からないまま終わっており、青鬼が一体何だったのかもはっきりしていないので、どうもスッキリしません。
後半になるに連れて、段々盛り上がっていく事もなかったので、いかんせん面白味に欠けていました。


予告編です↓

青鬼についてですが、鬼とついていても実際は頭でっかちの巨人といった方がしっくりきます。
本編でも、「ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人」と呼ばれているそうですし。
こういうところは、オーグル(オーガともいう)と共通してると言えます。



出典↓
画像1:青鬼 - 銀幕大帝α.html
画像2:ナニコレ イミワカンナイ 青鬼 感想 _ 通りすがりのいがぐり日記.html

参考サイト↓
映画『青鬼』実写版を見に行ってきた(あらすじ、ネタバレ有り) _ NEZU.log.html
青鬼 映画 ネタバレ感想 _ まのまの - 楽天ブログ.html
青鬼 - 作品 - Yahoo!映画.html
青鬼 (ゲーム) - Wikipedia.html
青鬼とは【ピクシブ百科事典】.html
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by asabatyou | 2015-09-04 17:52 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は録画した「バンデットQ」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督、製作:テリー・ギリアム
音楽:マイク・モラン


キャスト
ケヴィン:クレイグ・ワーノック
アガメムノン王/消防士:ショーン・コネリー
創造主:ラルフ・リチャードソン
悪魔:デビッド・ワーナー


ストーリー
両親に相手にされない孤独な少年ケヴィンは、自分の部屋に現れた小人達と冒険する事になり、ナポレオンに会ったりタイタニック号に乗ったりなど、様々な出来事に遭遇していく。


レビュー
「モンティ・パイソン」のメンバーである、テリー・ギリアムという人が監督をやったイギリスのファンタジー映画。
一応ファンタジー映画という事になっていますが、実際は主人公と小人達(その中の1人を演じたのは、「スター・ウォーズ」のR2-D2で有名なケニー・ベイカーだったりする)が不思議な地図を使って、様々な時代に行ったり来たりする様を描いているので、SF映画といった方が良いかもしれません。
本作は「オズの魔法使」と同じタイプの映画ですが、巨人やオーガ、宇宙戦闘機(?)や戦車などが普通に登場するので、まさに何でもありです。
特にラスボス戦は悪魔を倒すのに、ガンマンまで出てくるハチャメチャぶりです。
あまり例のないタイプのファンタジー映画で悪くはないのですが、いかんせんテンポが悪いので、正直途中で退屈になってしまいます。
それが良ければ、もっと楽しめたと思います。
実際本当は約116分なのですが、当時日本で公開された時は日本人には分かりにくい場面とエンディングの一部がカットされたので、約103分だったそうです。
しかしテレビ放送時ではエンディング部分は復活しており、日本国内向けに発売されたLDとDVD・Blu-ray版ではオリジナル全長版となっているみたいです。


予告編です↓

私が一番好きなシーンは、巨人が登場するところです。
レイ・ハリーハウゼンの映画みたいに実写との合成ではなく、ゴジラやウルトラマンと同じミニチュア特撮なのですが、今思えばそこが実にイギリスらしいです。
巨大感や重量感溢れて迫力があり、怪獣好きならきっと楽しめると思います。
後、顔だけ登場する創造主が、「シュレック」に登場する魔法の鏡にそっくりで驚きました。
ひょっとしたら、元ネタかもしれません。



出典↓
画像1:バンデットQ★★★★宇宙は穴だらけ ( 映画レビュー ) - のびた@映画の話をしようよ - Yahoo!ブログ.html
画像2:Director's Notebook_ Terry Gilliam on 'Time Bandits' -- _It's the One That Really Made My Career_ _ Movie News _ Movies.com.html

参考文献↓
モンスターパニック―超空想生物大百科 (Million mook―新映画宝庫)
モンスターパニックReturns!―怪獣無法地帯 (Million mook―新映画宝庫)
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)

参考サイト↓
バンデットQ - Wikipedia.html
Time Bandits (1981) - IMDb.html
映画 バンデットQ - allcinema.html
Blog - バンデットQ.html
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by asabatyou | 2015-09-03 18:26 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は借りたDVDの1枚、「小さき勇者たち~ガメラ~」を見ましたので、その事について書きます。
今まではテレビで放送しているのを途中から見ただけなので、最初から全部見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
監督:田﨑竜太
脚本:龍居由佳里
音楽:上野洋子
怪獣造形:原口智生


キャスト
相沢透:富岡涼
西尾麻衣:夏帆
相沢孝介:津田寛治
西尾治:寺島進
ガメラ:佐々木俊宜
ジーダス:吉田瑞穂


ストーリー
時は1973年。三重県志摩をギャオスの群れが襲い、猛威を振るっていた。
だがそこへ1匹のガメラが現れ、我が身を犠牲にしてギャオス達を倒し、人々を守ったのだった。
その勇姿を見ていた人々の中に、まだ少年だった相沢孝介がいた。
それから33年後、孝介の息子・透は母親を交通事故で亡くして初めての夏休みを迎えた。
緋島の一部が赤く光っている事に気付いた透はそこへ行ってみるが、不思議な赤い石と卵を見つけた。
その卵から孵化したカメに「トト」と名付けた透は、自宅に持ち帰って大切に育てるが・・・。


レビュー
ガメラ生誕40周年作品として、1999年の前作「ガメラ3 邪神覚醒」から7年ぶりに復活した、シリーズ第12作目(と同時に生みの親である、湯浅憲明監督没後に作られた最初のガメラ映画でもある)。
ストーリーは「E.T.」に近く、トト=ガメラと主人公の少年・透の友情、それを狙う大人達や獰猛な肉食怪獣ジーダスの魔の手から、トトを守る為に立ち向かう子供達の活躍を描いています。
その事もあってガメラが弱い立場になっており、今までの作品にあった頼もしさやヒーロー性がありません。
ガメラといえば作品によって設定に違いはありますが、必ず子供や人類の味方であると同時に、彼らの力ではとても手に負えない強大な存在で、我々がピンチの時には必ず助けてくれる理想の友達であり、兄貴でもあり父親でもありました。
自分を守ってくれる絶対的な存在を具体化したのがガメラだと思うのですが、ここでは怪獣というより可哀想な動物といった方がしっくりきます。
でもそれが駄目かというと決してそうではなく、主人公がトトにエサをあげたりする、主人公は家族や周囲の人間と上手くいかなくて孤独を感じていた時にトトと出会い、トトを父親代わりにするなどをやれば、主人公とトトの友情も深まって納得出来ます。
しかし本作にはそれがないので、主人公が一方的にトトに依存しているようにしか見えません。
トトも主人公をどう思っているのかはっきりせず、主人公自身友達が何人かいて仲良くやっているのに(父親とは上手くいっていないようだが)、あそこまでトトに依存しているのが分かりません。
敵怪獣のジーダスや赤い石が一体何だったのかも劇中では語られていないので、どうも説明不足です。
クライマックスのジーダスに劣勢のトトにパワーアップに必要な赤い石を届ける為に子供達がバケツリレーをする、通称「赤い石バケツリレー」も納得出来ません。
何故なら主人公は友達に、「トトの存在が世間にばれたらきっと大変な事になるから、この事は誰にも言わないように」と秘密主義を貫いています。だからトトの事を知っているのは、ごく一部の人達だけなのです。
にも関わらず、敵か味方かも分からない見知らぬ相手を信用して、助けると思いますか?
子供だって人間ですから、トトに対して恐怖心を抱いたり警戒したり、どっちか分からなくて迷ったり考えたりしている子供がいても可笑しくないのに、「子供はみんなガメラ大好きで当然でしょう?」という実に安易なノリでやったとしか思えないので、子供達の個性もなければ説得力もありません。
あのシーンは見ていて危なっかしくて、無謀な事をやっているだけにしか見えませんでした。
主人公やその友達だけやるなら、まだ良いのですが・・・。
このようにやろうと思えば面白くなりそうだったのに、それを活かせなかった失敗作です。


予告編です↓

ジーダスですが、見た目は比較的怪獣らしい姿をした怪獣で悪くはないのですが、肉弾戦のみで光線などの特殊能力を使った攻撃が一切ないので、流石に地味で迫力不足と言わざるを得ません。
トトが相手だから有利だったようなものですが、他の怪獣やウルトラマンなどのヒーローが相手だったら、結構あっさり倒されてしまうような気が・・・。
顔がミレニアムシリーズのゴジラで、体が細見なのはローランド・エメリッヒ版ゴジラを思わせるのですが、もしかしてゴジラへの対抗なんでしょうか?
と思っていたら、本当は元祖ウルトラマンに登場したジラースがモチーフだそうです。
いずれにせよ、ある意味「ゴジラvsガメラ」をやっていた事は確かです。
実際中の人も、「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」でゴジラを演じた吉田瑞穂さんだったりします。
造られた着ぐるみは1体だけで(ギニョールや尾だけのモデルなどは、複数造られたそうだ)、ラストの爆破シーンで実際に燃やしたので現存しないようです。


1枚目:怪獣の溜息 『小さき勇者たち〜ガメラ〜』とは、何だったのか.html(参考にも使った)
2枚目:も、もしやご禁制の _ 好きな俳優、今日の一枚.html

参考↓
小さき勇者たち〜ガメラ〜 - Wikipedia.html
ジーダスとは【ピクシブ百科事典】.html
宇宙船year book 2007―SF・特撮完全データブック2006→2007 (ソノラマMOOK)
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by asabatyou | 2015-08-20 18:10 | 特撮、モンスター | Comments(3)
昨日は借りたDVDの1枚「緯度0大作戦」を見ましたので、その事について書きます。
存在自体は小さい頃から知っていたのですが、実際見たのは今回が初めてです(長い間、映像の二次利用に関する契約書の所在が不明で、ソフト化出来なかったから仕方ないが)。


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スタッフ
監督:本多猪四郎(本編)、円谷英二(特撮)
製作:田中友幸、ドン・シャープ
音楽:伊福部昭


キャスト
田代健:宝田明
クレイグ・マッケンジー:ジョゼフ・コットン(声:納谷悟朗)
マリク:シーザー・ロメロ(声:富田耕生)
ジュール・マッソン:岡田真澄
ペリー・ロートン:リチャード・ジャッケル(声:村越伊知郎)
グリホン、ライオン:中島春雄
大ネズミ:荒垣輝雄(ノンクレジット)ほか
コウモリ人間:中島春雄、関田裕 ほか


ストーリー
海底探査をしていた田代博士たちは、海底火山の噴火で遭難してしまった。
そんな彼らを救ってくれたのは、潜水艦アルファ号。アルファ号の基地は「緯度0」と呼ばれる、まさに楽園だったが・・・。


レビュー
日米合作の特撮映画で、円谷英二特技監督と本多猪四郎監督のコンビによる最後の作品。
一応モンスターは登場していますが、実際は海底にある不思議な都市「緯度0」と、そこに住んでいる人々のドラマ中心で話が進んでいるので、完全に添え物です。
日米合作という事もあって「フランケンシュタイン対地底怪獣」や、「キングコングの逆襲」などみたいに外人の俳優がよく出演していますが、今回は比較的大勢出演しており、日本もほぼ出てこない事から、ハリウッド映画的な雰囲気がある日本映画と言った方がしっくりきます。
これは台詞は全て英語で撮影され、日本人キャストも宝田明さんや岡田眞澄さんといった、「英語の話せる俳優」を中心に人選がなされていた為でしょう(その為日本語で喋っているにも関わらず、台詞と口の動きが合っていない)。
アメリカ側もジョゼフ・コットンやシーザー・ロメロといった方々が出演していて、当初本格日米合作SF超大作として宣伝されたそうですが、劇場版「巨人の星」と併映となったので、子供向けの印象を与えてしまい、ヒットしなかったそうです。
コットンも本作に出演するのが嫌だったせいか、いつも不機嫌そうな顔をしており(土屋嘉男さんが語った、コットンがある日本SF映画に出演した際に、日本人スタッフと交わろうとしなかった為に、周りから「この人嫌い!」と反発を受けたというエピソードは、おそらく本作の事を言っていると思われる)、東宝が作った日米合作映画もこれが最後になりました。
ストーリーは主人公達が不思議な世界に迷い込むというよくあるパターンですが、この映画の出来事が本当に現実だったのか夢だったのかが、はっきりとしていません(監督意図では、「緯度ゼロはパラレルワールド」だそうだ)。
あまり盛り上がりがなくてテンポも若干悪く、決してそれほど面白い映画とは言えませんが、この映画にしかない独特の雰囲気があるのは確かです。
ただ明らかにヤバそうな沼なのに、渉れるかもしれないと言って足をやられるシーンは、流石に「それはないだろ」と思いました(笑)。実際、溶解沼でしたし(笑)。


予告編です↓

ちなみに本作に登場するモンスターの中で、コウモリ人間は「行け!ゴッドマン」にバットマンという名前で登場しており、実現しなかったヤン・デ・ボン版ゴジラに登場する敵怪獣の名前も、グリフォンだったりします、念の為(笑)。
またマリクの愛人を演じたパトリシア・メディナという人は、ジョゼフ・コットンの本当の妻だそうですが、いくら演技とはいえ他の男とイチャイチャされて平気だったんでしょうか(笑)?
もしかしてコットンが不機嫌そうな顔している理由は、これもその1つかもしれません(笑)。


1枚目:緯度0大作戦 [DVD]
2枚目:Blog.html(参考にも使った)

参考↓
【映画】緯度0大作戦 - いくらおにぎりブログ.html
緯度0大作戦 - Wikipedia.html
緯度0大作戦 - みんなのシネマレビュー.html
モンスターパニック―超空想生物大百科
【WOWOW】 【町山智浩×切通理作】 無冠の巨匠 本多猪四郎 その1
【WOWOW】 【町山智浩×切通理作】 無冠の巨匠 本多猪四郎 その2
【WOWOW】 【町山智浩×切通理作】 無冠の巨匠 本多猪四郎 その3
【WOWOW】 【町山智浩×切通理作】 無冠の巨匠 本多猪四郎 その4
【WOWOW】 【町山智浩×切通理作】 無冠の巨匠 本多猪四郎 その5
緯度0大作戦.html
アニヲタWiki(仮) - 緯度0大作戦.html
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by asabatyou | 2015-08-17 18:33 | 特撮、モンスター | Comments(0)
昨日は録画した「ターミネーター2」を見ましたので、その事について書きます。
今月の11日に放送される事を知って以来、久しぶりに見たくて楽しみに待っていました。


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スタッフ
監督、製作:ジェームズ・キャメロン
音楽:ブラッド・フィーデル
VFXスーパーバイザー:デニス・ミューレン
特殊メイク:スタン・ウィンストン


キャスト
T-800:アーノルド・シュワルツェネッガー
ジョン・コナー:エドワード・ファーロング
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン
T-1000:ロバート・パトリック


ストーリー
ターミネーターの襲撃事件から、10年が経った。
数少ない生存者のサラ・コナーは、近未来に起こるスカイネットとの戦争を口にするものの信じてくれる者は誰もおらず、彼女は精神病患者として警察病院へ収監され、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていた。
そんな時、再び未来から2体のターミネーターがやって来た。
片方は前にも登場したT-800の別個体で、もう片方は液体金属で作られた最新のターミネーター・T-1000だ。
両者は目的のジョンをほぼ同時に発見、もはや絶体絶命と思われた彼を救ったのは、意外にもかつて母を襲ったT-800の方だった。
T-800はジョンに大人時代のジョンが、過去の自分を守るようにT-800を再プログラムして、この時代へ送り込んだ事を話す。
彼の登場でサラの話が真実である事を知ったジョンは、T-1000の次の目標であるサラの救出に向かうが・・・。


レビュー
大ヒットした「ターミネーター」の続編で、もはや知らない人がいない程の名作。
ストーリー自体は未来の救世主であるジョン・コナーをめぐった戦いを描いたもので、前作とそんなに変わっていません。
前作はターミネーターの魔の手から主人公を守るのが同じ人間だった事もあって、圧倒的に不利な立場で逃げるシーンが多く、ホラー映画としての要素が強い内容でした。
しかし今回は敵も味方もターミネーターで、戦うシーンがメインでアクション物になっているのが特徴です。
悪役だったキャラをヒーローにしてしまうのは、ゴジラやプレデターと同じですが、主人公である少年を守る為に勇敢に戦う姿はガメラで(途中で片腕を失うのも、後の「ガメラ3」と共通している)、少年とロボットの友情とその別れは、実写版の「ジャイアントロボ」を思わせました(片腕だけ見せた状態で消滅するのは、「コングの復讐」のEDに何となく似ている)。
これにより前作にあった不気味さはすっかりなくなってしまいましたが(敵役のT-1000が腕や指を刃物に変形させて、人の顔や首を串刺しにして殺害するシーンは本当に怖くてトラウマものだが、シュワちゃんという頼もしい味方がいる以上妙に安心感があり、前作にあった絶望感はない)、ヒーローをやらせてもまったく違和感ないし、しっくりくる事を証明してくれた記念すべき映画です。
そもそもターミネーターは細見でひ弱そうに見えるけど、実は強力という設定のキャラで、シュワちゃんもヒロインを守るカイル・リース役を望んでいたので、前作でやりたかった事を実現したと言えますから。
前作の出来事が写真で出ていたり、T-1000がヘリコプターを盗んだり、それが破壊されるとタンクローリーを盗んで再び主人公を襲うシーンは前作そっくりで、ファンサービスなシーンもあるのも特徴です。
私が思うに怖さや緊張感を楽しみたかったら1で、ヒーロー物やドンパチを楽しみたかったら2といった感じです。
普通最初が面白いと続編は駄作が多かったりしますが、これは続編も楽しめる数少ない作品です。


予告編です↓

トレードマークのサングラスですが、前作では終わり頃で付けたのに対し、今回は最初だけで終わり頃では一切付けていませんでした。
多分、差別化の為かもしれません。
またロバート・パトリックは「ラスト・アクション・ヒーロー」でもT-1000を演じ、チョイ役ですが出演しています。


1枚目:『ターミネーター2』(1991年) _ 知ってた?5月25日は_ターミネーターの日_シュワちゃん完全復活で新作も楽しみ! - NAVER まとめ.html
2枚目:『ターミネーター』の意味、マシン一覧まとめ _ Ciatr[シアター].html

参考↓
ターミネーター2 - Wikipedia.html
Terminator 2_ Judgment Day (1991) - IMDb.html
ターミネーターとは- ニコニコ大百科.html
ターミネーター2で液体のターミネーターいるじゃん?.html
アニヲタWiki(仮) - T-1000(ターミネーター).html
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by asabatyou | 2015-07-13 18:30 | 特撮、モンスター | Comments(6)
昨日は録画した「ターミネーター」を見ましたので、その事について書きます。
また見てみたいと思っていましたので、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督:ジェームズ・キャメロン
製作:ゲイル・アン・ハード
音楽:ブラッド・フィーデル


キャスト
T-800:アーノルド・シュワルツェネッガー
カイル・リース:マイケル・ビーン
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン


ストーリー
飲食店ウェイトレスとして働いているサラ・コナーは、自分と同じ名前の人が次々と殺される事件が発生した為、「もしかして次は自分なのでは?」と危機感を抱いた。
その不安は現実となりサラの目の前に、筋肉モリモリの見知らぬ男が自分を射殺しようと襲いかかって来たのだ。
だがそのピンチをまったく知らない男に助けられるが、その人から衝撃的な事実を知る事になる。


レビュー
もはや知らない人はいない名作中の名作(ジェームズ・キャメロン監督が「殺人魚フライングキラー」を作ったが大失敗し、その時ロボットに襲われる悪夢を見て本作を作るきっかけになったらしい。他にも「アウター・リミッツ」にある、「ガラスの手を持つ男」というエピソードの影響を受けているという話もある)。
誰もが知っている映画ですから、多分説明はいらないと思いますが、未来の救世主を抹殺する為に、そこから殺人マシーンがやって来るというストーリーで、後の2とやっている事はそんなに変わりません。ターゲットがジョン・コナーか、その母のサラか、それしか違いがありません。
2ではT-1000が敵役だった事もあり、どんな所にも簡単に侵入出来るし、より不死身である恐怖はありましたが、液体金属ですから「こんな奴、実際いるわけない」という非現実的な感じがありました。
ですけど今回のT-800は頑丈というだけで、それ以外特殊なところはなく、本作の方が現実味があります。
なので、こちらの方が怖いです(ヒーローのシュワちゃんも良いけど、怖いシュワちゃんも良い)。
後の作品と違って主人公を守るのが同じターミネーターではなく、人間なので圧倒的に不利な立場だから余計そう思うのかもしれません。
展開も最初は早いですが、後半はじっくりと進んでいき、アクション・ホラー・人間ドラマも全てタイミング良く描かれており、文句なしに楽しめます。
ヒットするかどうかも分からなかったので超低予算の映画であり、所々安っぽい雰囲気がありますが、まったく気になりません(現代の技術ではそうしたロボットの実現は不可能であるし、かと言って未来の話ではセットに費用がかかる上に観客にも受け入れがたいと考え、その結果、未来の殺人ロボットが現代にやって来るタイムトラベルのアイデアが浮かんだそうだ)。
久々に見ましたが、やっぱり面白かったですし、また見る事が出来てとても嬉しかったです。


吹替の帝王版予告編です↓

シュワちゃんの声といいましたら玄田哲章さんですが、大友龍三郎さんが演じたバージョンも評判が良いみたいです。
ちなみに本作ではターミネーターの事をサイボーグと言っていますが、あれは間違った言い方です。
何故ならサイボーグとは生身と機械が融合した存在であって、見た目が人間そっくりなだけのロボットであるターミネーターは、アンドロイドだからです。
それと弟や岡田斗司夫さんの「オタク学入門」では、「これサクセスストーリーだ」や「恋愛映画」と語っていましたが、何だか納得出来ます。
この映画ってはっきりと言ってしまえば、仕事もまともに出来ない娘が未来からやって来た不気味な殺人鬼に命を狙われるハメになるけど、そこを同じく未来から来た白馬の王子様に助けられて結ばれるというお話ですからね。そう思うと、何だかロマンチックな映画のようにも見えてきます。



1枚目:ターミネーター [Blu-ray]
2枚目:Cinetropolis » Intelligent Design_ Creating The Terminator.html

参考↓
ターミネーター (映画) - Wikipedia.html
Tamineta (1984) - IMDb.html
アンドロイドとは- ニコニコ大百科.html
サイボーグとは【ピクシブ百科事典】.html
オタク学入門
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by asabatyou | 2015-06-24 18:00 | 特撮、モンスター | Comments(6)
今月の8日ですが、6日に買ったDVDの1枚「蝿男の逆襲(「恐怖のハエ人間」というタイトルもあり)」を見ましたので、その事について書きます。
前作と同じく前にも見た事がありますが、久しぶりに見たくなりました。


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スタッフ
監督、脚本:エドワード・L・バーンズ
製作:バーナード・グラッサー
原作:ジョルジュ・ランジュラン


キャスト
フランソワ:ヴィンセント・プライス
フィリップ:ブレット・ハルシー
蝿男:エド・ウルフ(ノンクレジット)


ストーリー
物質転送の実験の失敗で蝿男になってしまった科学者アンドレが自殺してから12年が経ち、妻のエレーヌもこの世を去った。
20歳前後の若者へと成長した2人の息子フィリップは、「父のようになりたい」と同じ実験を始めようとするが、叔父のフランソワは「またあの悲劇が起こってしまうのでは」と心配していた。
その不安は現実になり、研究を独り占めしようしている親友のアランの陰謀で、フィリップは蝿男になってしまう。
復讐に燃えるフィリップは、逃走したアランの後を追った・・・。


レビュー
大ヒットした「蝿男の恐怖」の続編。
ですが前作はカラーだったのに、今回は低予算だったようでモノクロ映画となっています。
主人公が蝿男になってしまうのは前と同じですが、今回は悪人が登場しており、それを懲らしめる為に蝿男が立ち向かうという勧善懲悪ものになっているので、娯楽性が強い作品になっています。
その為前作にあった悲劇性や不気味さがなくなりましたが(見た目はあれなのに、まだ人間らしさが残っており、態度も妙に紳士的だった蝿男が却って気味が悪かった)、気になるレベルではありませんので、これはこれで良いです。
普通前作は面白いのに続編は駄作というパターンは多いですが、これは結構面白くて楽しめました。
不気味さや怖さを楽しみたければ1作目、純粋に娯楽として楽しみたければ2作目といった感じです。
ただ本作は前作を見ていないと話が分からないところがありますから、2本で1組と言った方が良いでしょう。
ちなみにシリーズ第3作目で完結編でもある「蝿男の呪い」という映画があるのですが、2013年にDVDが発売されたらしく、やっと日本でも見られるようになりました(今までは本邦未公開だった)。


予告編です↓

蝿男自身はこちらの方が人気があるらしく、商品化に恵まれているようですこのフィギュアを紹介した動画もあるようだ)。
しかし頭がデカすぎてバランスがとりにくかった、もしくは重かったせいか動きがフラフラ気味で、中の人のエド・ウルフ(「ファントム・クリープス ゾルカ博士の野望」や「ニューヨークの怪人」で、ロボットのスーツアクターをやっていた人)も大変だったんじゃないかと思います。


1枚目:映画 蝿男の逆襲 - allcinema.html(参考にも使った)
2枚目:the return of the fly _ Tumblr.html

参考↓
蠅男の逆襲とは【ピクシブ百科事典】.html
Return of the Fly (1959) - IMDb.html
Return of the Fly - Wikipedia, the free encyclopedia.html
カナシミ映画館 「蠅男の逆襲」~親子二代でハエ男だい!~.html
「ハエ男の逆襲」。。。|怒りくまのブログ(仮).html
図説 モンスター
モンスターパニック―超空想生物大百科
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by asabatyou | 2015-06-10 18:24 | 特撮、モンスター | Comments(0)