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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

カテゴリ:映画( 109 )

102

今日は録画した「102」を見ましたので、その事について書きます。
随分昔に少しだけ見た覚えがありますが、ちゃんと見たのはこれが初めてです。


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スタッフ
監督 : ケヴィン・リマ
原作 : ドディー・スミス
音楽 : デヴィッド・ニューマン
撮影 : エイドリアン・ビドル
編集 : グレゴリー・パーラー


キャスト
クルエラ・デ・ビル : グレン・クローズ
ジャン=ピエール・ルペル : ジェラール・ドパルデュー
ケヴィン・シェパード : ヨアン・グリフィズ
クロエ・サイモン : アリス・エヴァンス
アロンゾ : ティム・マッキナリー
イワン : ベン・クロンプトン
ワドルスワースの声 : エリック・アイドル


ストーリー
クルエラの子犬事件から、3年が経った。
彼女は心理操作で愛犬家となり、名前もエラへと改名して仮釈放を受けたが、この治療には欠陥があった。
何とビッグ・ベンの時計塔の鐘の音を聞き続けた事で、クルエラは本来の凶悪な人格に戻ってしまい、以前の失敗や恨みを籠めて再びダルメシアンの毛皮を使ったコートを作ろうと企む。
執事のアロンゾや新しく仲間にしたジャン=ピエール・ルペルに命令してダルメシアン達を攫い、フランスの首都パリにある毛皮の製造工場に向かうが、果たしてこの企みを阻止出来るのか!?


レビュー
「101匹ワンちゃん」の実写版である、「101」の続編。

と言いましても、前作からの登場人物は悪役であるクルエラと執事のアロンゾ、ポンゴとパーディとの間に生まれたディップスティックだけで、後は全て新キャラに変わっています。
クルエラについては前回ポンゴなどの動物達にコテンパンにやられましたから、復讐するならそっちの方だろうと思ってしまいがちですが、前回の登場人物達はすっかり自分達の幸せを掴んだので、これ以上やりようがなかったのかもしれません(息子のディップスティックにそのツケを払わせると言ってるので納得は出来るものの、彼の家族は一切登場しないので矛盾している。自分の家族に再び危機が迫っているのに、何故何もしないのだろう?)。

前作では多種多様の動物達が登場しましたが、今回はコンゴウインコのワドルスワーズ(唯一喋るので1羽だけ「ドクター・ドリトル」状態だが、何故か自分を犬だと主張している)以外は全て犬のみです。
おそらく差別化の為にそうしたと思うのですが、終わり頃から犬達とクルエラ一味の対決がメインとなります。
人間キャラも前は後半になると殆ど出番なしだったのに、今回はちゃんと犬達をサポートする形で活躍してくれます。
1作目では動物達と悪党の対決シーンが若干ダラダラ気味ですが、本作はテンポ良く進んでいくので、私としてはこちらの方が楽しめました。

殆ど出番なしで印象が薄かったアロンゾですが、こちらではクルエラの命令で子犬達を捕まえようとしたり、最後はクルエラ一味に嫌気が差して主人公側の加勢するなど大活躍し目立っています。

面白かったですが、前作の主人公達も登場してほしかったなという気持ちもあります。



予告編です↓




本家「101匹ワンちゃん」の続編である「101匹ワンちゃんⅡパッチのはじめての冒険」では、今までの主人公が引き続き登場し、ポンゴ達の子供パッチが主役らしいです。
ちなみにクルエラとは、英語で残酷という意味だそうです。
本当はクルエラ・ド・ヴィルが本名ですが、アニメ版ではその冷酷さからクルエラ・デ・ビルと呼ばれており、この実写版ではデ・ビルが本名となっています。
このいかにも悪って感じの響きや名前が、私は気に入っています♪
よく考えてみたら凄い名前ですが(考える必要もないかな?)、日本で例えたら悪魔ちゃんになるのでしょうか?



出典


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by asabatyou | 2017-12-30 17:49 | 映画 | Comments(1)

101

今日は録画した「101」を見ましたので、その事について書きます。
久々に見たいと思っていたので、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : スティーヴン・ヘレク
脚本 : ジョン・ヒューズ
原作 : ドディー・スミス
製作 : ジョン・ヒューズ、リカルド・メストレス
音楽 : マイケル・ケイメン


キャスト
クルエラ・デ・ビル : グレン・クローズ
ロジャー・ラドクリフ : ジェフ・ダニエルズ
アニタ・ラドクリフ : ジョエリー・リチャードソン
ナニー : ジョーン・プロウライト
ジャスパー : ヒュー・ローリー
ホーレス : マーク・ウィリアムズ
スキナー : ジョン・シュラプネル
ポンゴとパーディの声 : フランク・ウェルカー


ストーリー
ゲームデザイナーのロジャーは、ペットであるダルメシアンのポンゴとロンドンで暮らしていた。
ある日2人は散歩していた時に、ファッションデザイン会社で働いているアニタと、彼女のダルメシアンであるパーディと出会い、ロジャーはアニタとポンゴはパーディと恋仲になり結婚する。
しかしアニタが勤めている「HOUSE OF DEVIL」の社長で、結婚を嫌悪しているクルエラ・デ・ビルは、彼女がロジャーと結ばれた事を知って激怒する。
結婚後アニタは妊娠し、パーディも15匹の子犬を出産して幸せな家庭を築いたが、それを聞いたクルエラはアニタがデザインしたダルメシアンの毛皮のコートを作る為に、子犬達を買い取ろうとする。
だがロジャーとアニタはこれを拒否した事でクルエラは怒り、アニタを解雇しただけでなく、手下のジャスパーとホーレスに命令し、子犬達を1匹残らず拉致してしまう。
街が広すぎるから捜すのが困難だと弱音を吐く、周りの警官や人間達を見て頼りにならないと判断したポンゴとパーディは、自分達で子犬達を救出する事を決意する。


レビュー
かつてディズニーが1961年に製作した「101匹ワンちゃん」を、実写化したもの。

「101匹ワンちゃん」の方は小学生だった頃、お昼の休み時間に少しだけ見せてくれた程度なので、比較は出来ませんが、動物達を殺してその毛皮のコートを作ろうと企んでいる悪党達と、動物達の戦いを描いた勧善懲悪な話となっています。
この動物達なのですが、ポンゴとパーディ中心に彼らの親友と思われる数多くの犬達や、馬、羊、アライグマ、キツツキ、豚など多種多様が勢揃いです。
種族の異なる動物達が一致団結して共通の敵を倒すという胸熱な展開が楽しめますが、何だか「怪獣総進撃」や「妖怪大戦争」(1968年版)の動物版といった印象を受けます。「動物総進撃」や「動物大戦争」というタイトルでも、違和感ないぐらいです。
動物達も本物を使っていますし、一切喋らないから完全に擬人化されているわけではないので、尚更それっぽく見えます(「妖怪大戦争」は、普通にペラペラと喋っていたが)。

クルエラの手下2人組については、完全にギャグ担当キャラで、動物達に為す術がなくコテンパンにやられて、凍結したり感電したりと散々な目に遭います。
そんな死んでもおかしくない状態になりながらも、しぶとく生きているので何気に人間離れしてます(笑)。
憎めないマヌケな悪党コンビなのは(凸凹コンビというべきか)、マコーレ・カルキンの「ホーム・アローン」を思わせますが、ここは脚本と製作が同じジョン・ヒューズだからでしょう。

前半はともかく、後半は動物達とクルエラ一味の戦いが中心となるので、人間キャラは悪役以外殆ど出番なしです。
若干この対決シーンがダラダラ気味でテンポがあまり良くありませんが、基本はスイスイと進んでいきます。

動物やコメディ、ファミリー向けの映画が好きな方なら楽しめるでしょう。



予告編です↓






ちなみに本作には「102」という続編がありますが、クルエラと執事のアロンゾ、ディップスティック以外は全員新キャラで、話も完全オリジナルらしいです。
ポンゴ達が引き続き登場した、「101匹ワンちゃんⅡパッチのはじめての冒険」とは対照的です。



出典


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by asabatyou | 2017-12-29 17:50 | 映画 | Comments(0)
11月29日ですが、図書館で借りたDVDの1枚「ダイ・ハード」を見ましたので、その事について書きます。
今まで一部のシーンしか見た事がありませんでしたが、ちゃんと見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
監督 : ジョン・マクティアナン
原作 : ロデリック・ソープ
音楽 : マイケル・ケイメン
撮影 : ヤン・デ・ボン


キャスト
ジョン・マクレーン : ブルース・ウィリス
ハンス : アラン・リックマン
ホリー : ボニー・ベデリア
カール : アレクサンダー・ゴドノフ(アレクサンドル・ゴドゥノフ)
パウエル : レジナルド・ヴェルジョンソン
アーガイル : デヴロー・ホワイト


ストーリー
クリスマス・イブの夜、ロサンゼルスのハイテクビルを最新兵器で武装した、ハンス・グル―バー率いるテロリスト集団が襲撃して来た!!
中にいた人々は全員人質となり、彼らの要求を拒んだ社長も即座に射殺されてしまう。
だがビルの中にはニューヨーク市警察の、ジョン・マクレーンがいた。
周囲が中々信じてくれなかったり、FBIが敵の作戦にまんまと利用されてしまったりと、役に立たない仲間が殆どでありながら、マクレーンはたった1人で凶悪なテロリスト達と戦うハメに!!


レビュー
ロデリック・ソープ原作の同名小説を映像化したもので、「ダイ・ハード」シリーズの記念すべき第1号。
監督は「プレデター」や「ラスト・アクション・ヒーロー」のジョン・マクティアナン氏で、撮影は後に「スピード」の監督に抜擢されるヤン・デ・ボン氏、主演は本作でトップスターとなったブルース・ウィリス氏です。

ストーリーは至ってシンプルで、冷酷非道なテロリスト達がハイテクビルを乗っ取り、それを主人公が倒す勧善懲悪ものです。
ただ今までのアクション映画が、肉体派の俳優が正面から巨悪と戦うイメージが強かったのに対し、こちらでは決して強くはないけど頭を使って困難を乗り越え、少しずつ敵を追い詰めていくという、新しいタイプのアクション映画を生み出したとされています(その結果、従来型のアクション映画やその手の俳優は、人気が下火になりつつあった)。
その為ほぼ同じ時期に作られた「コマンドー」と比べますとハチャメチャ要素はなく、リアルさや人間味らしさではこちらの方が断然上です(「コマンドー」はシュワちゃんが、とにかくひたすら筋肉でごり押しする内容なので、普通ではありえない漫画的な部分が多く、殆どコントです)。
後主人公が基本孤独なので、それが緊張感を高めています。

本作が与えた影響は大きく、「クレヨンしんちゃん」にある「野原刑事の事件簿」の第1話は、これと話が殆ど同じで(主人公は刑事だけど嫁さんとは関係が良くない→そこへテロリストが襲来し、建物の中の人々が全員人質となる→死闘の末ラスボスが転落死する)、「これが私の御主人様」の第4話にも似たシーンがあったりしました。

原作では映画版とは比べ物にならないほど暗い展開で、結末もハッピーエンドとは言い難いものだそうですが、監督がより明るい内容にしたかった為、変更したとの事です。
確かにこの作りの方が、万人受けする気はしますし、後世に名を残す名作になった事を考えますと、その判断は正しかったと言えます。

またこの映画のもう1つの魅力は、数少ない味方キャラが実に頼もしい事でしょう。
警察官のアル・パウエルは少年を誤射してしまい、そのトラウマから銃を使えなくなってしまった辛い過去がありますが、孤独なマクレーンの心の支えとなり、最後はトラウマを克服して彼のピンチを救います。
運転手のアーガイルも陽気でお喋りな性格ですが、異変に気付いた後は迷わずマクレーン救出に向かい、敵の1人を倒しています。
それ以外もタカギ社長が、他の人質を守る為に我が身を犠牲にして散っていき、悪役のハンスも気品やダークヒーロー的な雰囲気があり、お互い顔を知らないのを良い事にマクレーンと会った時は人質のフリをしたり、言葉巧みにFBIをあっさり騙したりと、頭の良さでマクレーンを追い詰めます。

2時間以上の映画ですが、見所たっぷりなので一度は鑑賞する事をオススメします。



「日曜洋画劇場」でやった淀川長治さんの、解説映像です↓

ちなみに「ダイ・ハード」には「頑固者」、「保守主義者」、「最後まで抵抗する者」、「なかなか死なない者(不死身)」といった意味がありますが、本当にその通りの映画です(笑)。
階段から落ちたり爆発に巻き込まれそうになったり、傷だらけになってもしぶとく生き残りますからね(笑)。

それとマクレーンの決め台詞「イピカイエ―」とは、ウルドゥ語で「これでも食らいやがれ」という意味らしいです。

悪役だったアラン・リックマン氏は、「ハリー・ポッター」シリーズのセブルス・スネイプ先生としても有名ですが、「ダイ・ハード」が映画初主演作品だったりします。
実は蜷川幸雄さんが演出する舞台の「タンゴ・冬の終わりに」の1991年版で(こちらのみ、出演者が全員イギリス人である)、主役をやっていた事を知った時は驚きました。



出典


参考サイト


参考文献

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by asabatyou | 2017-12-02 12:21 | 映画 | Comments(1)
昨日は図書館で借りたDVDの1枚、「荒野の決闘」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : ジョン・フォード
製作 : サミュエル・G・エンゲル
脚本 : ウィンストン・ミラー、サミュエル・G・エンゲル
原作 : スチュアート・N・レイク
撮影 : ジョー・マクドナルド
音楽 : シリル・モックリッジ、アルフレッド・ニューマン


キャスト
ワイアット・アープ : ヘンリー・フォンダ
ドク・ホリデイ : ヴィクター・マチュア
チワワ : リンダ・ダーネル
クレメンタイン : キャシー・ダウンズ
ビリー・クラントン : ジョン・アイアランド


ストーリー
メキシコからカリフォルニアへ牛を運んでいる途中に、アリゾナのトゥームストンへ立ち寄るワイアット・アープとその兄弟。
だが留守を任されていた末弟のジェームズは何者かに殺され、牛も盗まれていた。
クラントン一家がその犯人だと踏んだワイアットは、保安官となってトゥームストンに留まる事を決意する。
町では賭博師のドク・ホリデイと知り合い、親しい関係になっていくが、そこへドクに会う為にボストンから恋人のクレメンタインがやって来た。
やがて情婦のチワワが、殺されたジェームズのペンダントを持っていた事が発覚し、それはクラントンの息子から貰った事が判明する・・・。


レビュー
ジョン・ウェイン主演の「駅馬車」で有名な、ジョン・フォード監督の西部劇映画。
タイトルを見るとドンパチの映画だと思ってしまいがちですが、実際は人間ドラマ中心で戦闘シーンはラストであるだけです(その事から「駅馬車」は動の西部劇なら、「荒野の決闘」は静の西部劇との声もある)。
その為戦いを期待して見ますと、正直期待外れかもしれません。
そもそも原題が日本語に訳すと「いとしのクレメンタイン」なので、ドクやクレメンタイン、チワワの3人のやりとりがメイン且つ印象に残るのは、当然の結果というべきでしょう(正直、邦題もこのタイトルにした方が良いぐらい)。

さてこの映画最大の特徴といいましたら、これが全て実話だという事でしょう。
映画の登場人物達であるワイアット・アープやドク・ホリデイ、ニューマン・”オールド・マン”・クラントンなども実在の人物で、その中のアープ本人の聞き書きを基に、スチュアート・N・レイクが著した半生記「ワイアット・アープ フロンティア・マーシャル」を原作にしています(過去に同じくこれを原作にした、「国境守備隊」と「frontier marshal」が映画化されているので、これは3度目である)。

実はフォードもまだ駆け出しだった頃、撮影所を訪ねた晩年のアープと実際に会った事があり、本人から聞いた話のとおりに本作を作ったそうですが、映画自体は事実と異なる部分が多いようです。

映画ではアープ兄弟vsクラントン一家がクライマックスとなっていますが、実際アープ兄弟と対立していたのは「カウボーイズ」と呼ばれる無法者集団で、その中にクラントン兄弟を含んでいただけとの事です(両者が対立していた理由は政治的な背景だが、それは描かれていない)。

アープ兄弟はかなりの人数がいるにもかかわらず、本作ではワイアットも入れると、モーガンとバージル(ヴァ―ジル)、ジェームズの4人しか登場せず、決闘時にトゥームストンの正保安官だったのはバージルで、ワイアットとモーガン、ドクは無給の仮保安官補でした(けどこの映画ではワイアットが保安官でリーダー格で、後の仲間や兄弟はその手下といった感じの扱いである)。

ドク・ホリデイも本当は歯科医なのに、こちらでは外科医に変更されており(ただし死病の結核を患い外科医の道を諦め、泣く子も黙るならず者と化し、賭博の元締めへと身を持ち崩したので、恋人のクレメンタインに心配される事になる)、OKコラル近くの写真館での撃ち合いでも生き残っているのに、本作では死亡しています。

その為西部劇映画の傑作として名高いですが、この映画でやっている事を全て鵜呑みにしない方が良いです(「墓石と決闘」や「ワイアット・アープ」、「トゥームストーン」の方が史実に準拠しているらしい)。

フォード監督は「frontier marshal」を見て「荒野の決闘」を撮る気になり、「frontier marshal」のリメイク版という性質が強いので、それと比較しながら見るのも面白いかもしれません。



予告編です↓

主題歌である「いとしのクレメンタイン(日本では「雪山賛歌」の曲として広く知られている)」は、西部の開拓者が実際に歌っていた曲でもあります。
名曲なので「荒野の決闘」を知らなくても、この曲を知っていたりどこかで聞いた事がある人は、いるのではないでしょうか?
本作で使用された事により、その存在が知られるようになりました。



出典


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by asabatyou | 2017-11-26 12:01 | 映画 | Comments(0)
昨日は図書館で借りたDVDの「独裁者」を見ましたので、それについて書きます。
「ヒトラー ~最期の12日間~」や「帰ってきたヒトラー」を見たら、久々に見たくなりました。


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スタッフ
監督、脚本、製作 : チャールズ・チャップリン
音楽 : チャールズ・チャップリン(ノンクレジット)、メレディス・ウィルソン
撮影 : カール・ストラス
編集 : ウィラード・ニコ


キャスト
アデノイド・ヒンケル、ユダヤ人の床屋 : チャールズ・チャップリン
ハンナ : ポーレット・ゴダード
ベンツィーノ・ナパロニ : ジャック・オーキー
シュルツ中佐 : レジナルド・ガーディナー


ストーリー
第1次世界大戦末期の1918年、トメニア(架空の国)のユダヤ人兵であるチャップリン(名前がないので、ここではそう表記する)は、負傷した士官のシュルツを救出すると同時に、シュルツが所持している重要書類を本国に届ける為に飛行機で飛び立った。
しかし燃料切れで飛行機は墜落したと同時に、トメニアはすでに降伏した事を知り、チャップリンも墜落のショックで記憶を失い入院してしまう。
それから20年の月日が経ち、チャップリンは病院を抜け出し元の床屋の職に戻るが、トメニアは独裁者アデノイド・ヒンケル(チャップリンが1人2役で演じているので見た目は同じだが、2人が似ているのは単なる偶然である)による天下で、国中のユダヤ人を迫害していた。
状況が分かっていないチャップリンは、ヒンケルの手先である突撃隊と問題を起こし吊るし首にされそうになるが、そこへチャップリンに命を救われたシュルツが偶然通りかかる。
シュルツは突撃隊長となっていたが、恩を感じてチャップリンには手を出さないよう命じる。
ところがシュルツがヒンケルに背いた事で、ヒンケルは再びユダヤ人迫害を始め、チャップリンは捕らわれの身となり、残された人々もオストリッチに避難したが、またしてもヒンケルの支配下に置かれてしまう。
チャップリンと同じく捕らわれたシュルツは、トメニアの軍服を着て強制収容所を脱出するが、チャップリンはヒンケルとそっくりだった事から間違えられてしまい・・・。



レビュー
チャップリン映画初の、トーキー作品。
「モダン・タイムス」の終了後、チャップリンは共演者であり妻でもあったポーレット・ゴダードを主役にした、悲劇映画を作るはずでした。
しかし1939年に起こった、ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーのポーランド侵攻に怒り、彼を皮肉る為に本作を制作しました。

チャップリンのヒトラーに対する怒りがストレートに伝わり、明らかにヒトラーをモデルにしたヒンケルを、偉ぶっているわりには新兵器が役に立たない粗悪品だったり、風船の地球儀をもてあそぶけど最後は破裂してしまう、ベニート・ムッソリーニをモデルにしたナパロニと子供みたいに喧嘩するといった、大した事ない小悪党として描いています(ただ映画の撮影当時はドイツによるユダヤ人に対する迫害政策と、ゲットーへの強制移送はドイツ国内とドイツ軍の占領地で実施されていたが、ユダヤ人に対する大量虐殺はまだ行われてはおらず、チャップリンも自伝で「ホロコーストの存在は当時は知っておらず、もしホロコーストの存在などのナチズムの本質的な恐怖を知っていたら、独裁者の映画は作成できなかったかもしれない」と述べている)。

実はチャップリンとヒトラーはいくつかの共通点があり、同じ1889年の4月に誕生し、チャップリンは16日なのに対してヒトラーは20日と、4日違うだけです(見た目はヒトラーの方が年上で、おっさんぽく見えるけど)。
他にもトレードマークがちょび髭だったり(チャップリンはヒトラーの口髭を、自分オリジナルキャラクターのチャーリーを、下品にしたようだというイメージを持っていた)、チャップリンはロンドンの貧しい家に生まれ、生活に苦労し、ヒトラーは生まれた家は中産階級で豊かだったものの青年期において浮浪者収容所で生活しているといった(これについては近年「我が闘争」でヒトラーが誇張したものであって、実際の施設である公共独身者合宿所は必要最低限の生活ができる施設であったという説が有力だとか)似たような部分が多いです。
なので2人の戦いは、まさになるべくしてなったと言えるでしょう。

ただ公開当時アメリカでは、ヒトラーが巻き起こした第2次世界大戦とは未だに無縁であり、かけ離れた内容だったから、チャップリンが必死にヒトラーの危険さを訴えても、無視していたようです(勿論、チャップリンは全部承知の上だった)。
そんな人達は、いざヒトラーの虐殺を知った時、一体何を思ったのでしょうか?

盗作だと訴えられた事もある作品ですが、当時の状況がよく分かると同時に、コミカルでありながらも生々しく描いた名作です。
「独裁者」は今となっては過去に起こった事を描いていますが、これは今でも十分当てはまるのでは?
豊田真由子様(笑)みたいにエリート気取りだけど、秘書を暴行するような人格破綻者が政治家になってしまったり、北朝鮮が弾道ミサイルを2回も発射して日本の上空を通過した事で、何も関係ない罪なき人々を恐怖させました。
「独裁者」は決して昔話ではなく、現在でも通用する問題を描いたと言っても過言ではないのです。
最後の演説が全てを物語っていますし、チャップリンは今でも我々の中で生き続けているのです。



予告編です↓

ヒトラーを題材にした(というよりネタにした)初期の作品なので、これが元祖「総統閣下シリーズ」かなと思っていたら、同じく1940年の「You Nazty Spy!」が最初らしいです。



出典


参考サイト


参考文献

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by asabatyou | 2017-09-20 17:42 | 映画 | Comments(3)
昨日は図書館で借りたDVDの1枚、「真昼の決闘」を見ましたので、その事について書きます。
西部劇で何かないかと思って探していたら、偶然見つけたものです。


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スタッフ
監督 : フレッド・ジンネマン
脚本 : カール・フォアマン
音楽 : ディミトリ・ティオムキン


キャスト
ウィル・ケイン保安官 : ゲイリー・クーパー
エミー :グレース・ケリー
ヘレン・ラミレス : ケティ・フラド
ハーヴェイ・ベル保安官補 : ロイド・ブリッジス
マーチン元保安官 : ロン・チェイニー・ジュニア(クレジットでは、ロン・チェイニー)


ストーリー
午前10時35分、丘の上に1人のガンマンがいて、途中から仲間が2人加わると、ハドリーヴィルという町に行ってそこにある駅で、誰かが来るのを待っていた。
その頃ハドリーヴィルの保安官ウィル・ケインは、エミーと結婚して退職し町を出る事が決まっていた。
しかしそんな時、かつてケインが逮捕した犯罪者フランク・ミラーが釈放されて、ハドリーヴィルの駅で待っている仲間達と共に復讐しようとしている事を知る。
午前10時55分、みんなやエミーの勧めで逃げようとするが、何処へ逃げたって同じだからここで迎え撃つと言って残り、協力してミラー達と戦おうと町民に話しかける。
だが協力する者は誰1人おらず、仲間が全然集まらないまま、ミラー達が襲撃してくる時間は刻一刻と迫っていた・・・。


レビュー
ゲイリー・クーパーとグレース・ケリーという2大スターが共演した(夫婦役ではあるが、クーパーは当時51歳だったのに対してケリーは23歳だったので、親子ぐらい年が離れている)、西部劇映画。

と言いましても、西部が舞台の人間ドラマといった感じで、所謂ドンパチシーンは最後にあるだけです。
主人公もクーパーが演じているにもかかわらず、ヒーロー然とした頼もしさはなく、誰からも相手にされず仲間が集まらなかったから、死を覚悟して遺書を書いてしまうので、はっきり言って頼りないです。
なので一般的な西部劇のイメージを期待すると、正直ガッカリしてしまうので、西部劇ファンの間では今でも嫌っているそうです。

何故西部劇らしくない西部劇になってしまったのかといいますと、1950年代になって西部劇に対する価値観が変わった事が影響しているみたいです。
西部劇といいましたら主人公は白人で、彼らに歯向かうインディアンを悪役にしたものが多いですが、戦いの原因に触れたものは殆どなかったり、やがて事実と異なる白人に都合の良い内容もあったんだとか。
これらが原因で批判されるようになり、昔のようには出来なかったのでしょう。
ほぼ同じ時期の西部劇に、平和を求めているインディアンを主役にした「折れた矢」、復讐に執念を燃やす男の「捜索者」、農園を取り戻すだけの為に賞金稼ぎとなり人を殺す農園主の「裸の拍車」がありますが、もはやヒーロー像が存在しない内容となっています。

やがてアメリカ製西部劇のアンチとして作られた、イタリア製西部劇=マカロニ・ウェスタンが作られるようになったのは、それから約10年後の1960年代になってからです。



予告編です↓


この映画は85分ですが、本編の時間経過もほぼ同じ「リアルタイム劇」です。
その為舞台がずっと同じで危機が少しずつ迫ってくるのを、リアル且つ緊張感のある作りで描いています。
ですから劇中と同じ10時35分から鑑賞した方が、現実と映画の世界がリンクして、より一層映画が楽しめるでしょう。
またこれが製作された1950年代といいましたら、ちょうど赤狩りの時代で、体制による思想弾圧を黙認するアメリカ人を批判したものと読み取る事も可能ですが、監督自体は「政治的な意味はない」と否定しているようです。



出典


参考サイト


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by asabatyou | 2017-09-12 17:40 | 映画 | Comments(0)
昨日は借りたDVDの「盲目ガンマン」を見ましたので、その事について書きます。
初めて知った時から興味はありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : フェルディナンド・バルディ
製作 : トニー・アンソニー、ソウル・スウィマー
脚本 : トニー・アンソニー、ヴィンセンツォ・セラミ
音楽 : ステルヴィオ・チプリアーニ


キャスト
盲目男 : トニー・アンソニー
キャンディー : リンゴ・スター
ドミンゴ : ロイド・バチスタ
スイート・ママ : マグダ・コノプカ


ストーリー
盲目だが腕利きのガンマンである主人公は、美女50人を炭鉱で働く男たちの花嫁として送り届ける仕事を引き受けた。
ところが、女たちを売春婦として売り飛ばそうと企む山賊ドミンゴと弟のキャンディー、そして姉のスイートの三兄弟に女たちを強奪されてしまう。
盲目男と三兄弟の血なまぐさい戦いが、幕を切って落とされた。


レビュー
イタリアで作られた西部劇=マカロニ・ウェスタンの1本(イギリスやアメリカなどではスパゲッティ・ウェスタンと呼んでいるが、日本では淀川長治さんが「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」という事で、この名前になった。このスパゲッティ・ウェスタンという名称はやや蔑称的な意味が込められているが、元々西部劇の本場ではない国が作った、チープな偽物だからだとされている)。

マカロニ・ウェスタンといいましたら、クリント・イーストウッド氏主演の「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」が有名ですが、こちらはタイトルの通り、盲目だけど凄腕のガンマンが主役なので、西部劇版もしくはイタリア版座頭市というべき作品となっています。

しかしこの主人公、見た目が汚らしいので華やかさも欠けているので、イーストウッド氏やジョン・ウェイン氏といった他の西部劇の主役達と比べますと、どうしても見劣りしてしまいます。
盲目である以上、1人では何も出来ないから、仲間達の協力が必要不可欠で、敵にあっさり騙されて拷問されたり料理に蛇を入れられても気付くのが遅かったりと、頼りなくて危なっかしいです。

他にも本作にはマカロニ・ウェスタンにしては珍しく、女性の裸シーンが多いですが、本当にただ見せているだけで、レイプシーンもぼかしているので、大したレベルではありません。
勿論、これに釣られてしまう男性はいるでしょうけど(笑)。

展開もグダグダしているので、104分なのにそれより長く感じてしまいます。

元ザ・ビートルズのメンバーであるリンゴ・スター氏も悪役で出演していますが、別に重要な役でもなく、彼である必要性もなかったので、単なる客寄せパンダでしょう。

西部劇やマカロニ・ウェスタンのファンなら一度は見ても良いかもしれませんが、そうではない人にはあまりオススメ出来ません。



予告編です↓


これを見終った後、「夕陽のガンマン」や「続・夕陽のガンマン」の映像をYouTubeでいくつか見ましたが、これらの方が銃撃戦シーンに断然迫力がありスタイリッシュです。
本作の場合主人公が盲目ですから、戦闘シーンがイマイチなのは仕方ない気もしますが・・・。

またこれが作られた1970年代は、マカロニ・ウェスタンのブームが急速に失速していった時代でもありました。
そもそもマカロニ・ウェスタンとは「既成のヒーロー像の反対を行く」というのが基本コンセプトであった為、「続・荒野の用心棒」のような強烈なインパクトのあるアンチヒーロー、言い換えるなら奇をてらったヒーロー像を必要としたわけですが、その要求を満たす為に、様々な主人公が考え出されました。
棺桶を引きずったヒーロー、口のきけない主人公、聖職者のガンマン、ホモセクシャルなどありとあらゆるヒーローが作り出されましたが、あまりにも量産されてアイデアが枯渇、インパクトに欠けてしまい、観客も食傷気味になってしまいました。
「盲目ガンマン」もその1つなので、マカロニ・ウェスタンの終焉が近づいている事を象徴していると言えます。



出典
画像1:映画 盲目ガンマン - allcinema.html(参考にも使った)


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by asabatyou | 2017-09-01 17:37 | 映画 | Comments(1)
昨日は録画した「青空エール」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
原作 : 河原和音
監督 : 三木孝浩
脚本 : 持地佑季子
音楽 : 林ゆうき


キャスト
小野つばさ : 土屋太鳳
山田大介 : 竹内涼真
杉村容子 : 上野樹里


ストーリー
トランペットの初心者でありながら名門の吹奏楽部に入部し、甲子園を目指す野球部員の山田大介の為に尽くそうと決めた小野つばさ。
つばさは山田に惚れてはいたが「今は野球に集中したいから」と言われてフラれ、吹奏楽部からも「何でお前みたいな奴が?」などと言われ、厳しい現実が待っていた。
さらに悪い事につばさが高校3年生になった時、後輩の1年生達が出来が良い事から追い抜かれ、愛する山田も足を怪我してしまい・・・。


レビュー
同名の漫画を、実写映画化したもの。
内容は主人公が惚れた男を応援する為に吹奏楽部に入部し、その憧れの人も甲子園を目指して野球を頑張るという、ありきたりなストーリーです。

ただ展開やテンポが悪くてダラダラしており、平板で視覚的な見せ場に欠けているので、内装空疎な作品となっています。
主人公もいくら憧れの男を励ますとはいえ、禁止されているのに試合中にトランペットを吹いたり、病院で怪我している彼に向かって、仲間達全員で曲を演奏するというKYな行動をするので(近所迷惑にならないだろうか?)、あまり好感が持てません。努力家なのは、分かりますが・・・。

また前半にある主人公の先輩が怪我をし、それをみんなで励ますシーンは、後にある山田を元気づけるシーンとやっている事が同じなので、くどく感じたのも事実です。
はっきり言って先輩は、後半では殆ど出てこない使い捨てキャラですから、別になくても問題なく、ない方がスムーズに進んだのではないでしょうか?

エンディングも主人公補正でつばさも山田も夢を叶えて、ついにカップルとなって結ばれるという先の展開が見え見えで、ちっともひねりもありません。
だから「やっぱりな」としか思わないし、見終った後何も残りません。

後吹奏楽部なのか野球部なのか、どちらをメインにしたいのか分からず中途半端な印象を受けたので、何も考えずに胸キュンする人には良いかもしれませんが、それ以外の人にはまったくオススメ出来ません。

他に吹奏楽部を題材にした作品で「輝け!ユーフォニアム」がありますが、吹奏楽部の素晴らしさと過酷さを描いているので、それと比べると劣るようです。



予告編です↓

実はこの映画、私がかつてお世話になっていたヒーローズアカデミーのメンバーが出演していまして、私が本作を見たいと思ったのは、これが理由です。
1人は分かったのですが、後の人達は残念ながらまったく分かりませんでした・・・。
私にも「もし良かったらどうですか?」とメールが来ましたが、都合の良い日が全然なかったので仕方なく断念しました。



出典
画像1:青空エール _ 作品情報 - 映画.com.html(参考にも使った)


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by asabatyou | 2017-08-22 17:51 | 映画 | Comments(1)
今日は今まで図書館で借りて見ていた、「大捜査網 袋井機動捜査隊」を見ましたので、その事について書きます。
以前も原野監督の自宅で5話ぐらいまで見た事がありますが、再び見たくなった事や今年で生誕10周年を迎えましたので、それを記念にです。


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スタッフ
監督 : 原野浩
音楽 : 著作権フリー音源Notzan ACT
企画 : 小栗勝也、袴田晃平


キャスト
駒形新五 : 伊地知達也
加納美奈 : 植田節子
結城琥弥太 : 松浦悠貴


ストーリー
ある夜、線路脇でマンション建設会社の社員が射殺された。
捜査に乗り出した機動捜査隊主任の駒形新五は、公園で変質者に追われていた女子高生を助けるが、彼女は偶然にも以前コンビを組んでいた刑事の娘だった・・・。


レビュー
静岡県の袋井市を舞台に、機動捜査隊の活躍を描いた自主制作映画。
といいましても1話30分ぐらいの短編物語なので、昔あった連続活劇に近いです。
監督もアマチュアなら出演者も素人なので、中には棒読みの方もいたりしますが、基本は勧善懲悪の分かりやすいストーリーで、純粋に娯楽として楽しめる内容になっています。
悪役だった人が次のエピソードでは被害者役で(ただし殺されはしない)、その次では主役の1人になっているなど、出世しているのが見ていて面白いです。

ただ今までの主人公だった駒形が、第6話であっさり新しい主人公や敵のかませ犬になり下がり、入院する事になりましたが、無事退院出来たのか職場復帰出来たのかも分からないまま退場してしまいます。
第7話ではまったく登場しないので、扱いがあまり良くなかったのが気になってしまいました。
確かに昔から過去作品の主人公や人気キャラが、かませ犬になる事はあったので、別に今になって始まったのではありませんが・・・。

6話になってから主人公だけでなく、周りの登場人物もほぼ毎回変わるにようになったので、途中から別物化してしまった感が否めません。
7話では若干テンポの悪さが気になりましたので(画質や音質は一番良くて、セリフも聞きやすかった)、私としては5話までが統一感があって楽しめました。

今現在8話を制作中らしいですが、第7話の主人公達が引き続き活躍するみたいです。
私としては、駒形が再び主人公になってくれる事を願っています。
やはり「大捜査網 袋井機動捜査隊」の顔で、看板キャラですから。

今ではすっかり会わなくなりましたが、それでもこうして活動を続けている事を知って安心しました。
最近では池田千尋さんが2012年から映画のワークショップを月見の里でやるようになり、それを題材にしたドキュメンタリー映画「Magic Town(マジック・タウン)-映画をつくろう」も作られ、太田隆文監督も「明日にかける橋」を作る事になりましたので、袋井で映画を作る事が当たり前になりつつあります。
けど原野さんは趣味とはいえ、90年代ぐらいから特撮物をやっていましたから、ある意味先駆けと言えます(ひょっとしたら公表してないだけで、他にも映画作りをしている人がいるかもしれない)。

最後になりますが、知り合いが3人出演していまして、その姿を見る事が出来た時は嬉しかったです♪
本当ならいつもみたいに、YouTubeやニコニコ動画の動画を貼って宣伝したいところですが、それがないので動画なしとなりました。



出典


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by asabatyou | 2017-08-13 18:40 | 映画 | Comments(1)
今月の24日ですが、以前図書館で借りた「菊次郎の夏」を見ましたので、それを書きます。
夏になったら絶対見たいと思っていた映画なので、やっと見る事が出来ました。
他にも夏を題材にした映画やアニメを色々見たいですが、経済的な理由で難しいかも(図書館にあったり、YouTubeやニコニコ動画で視聴出来れば、話は別ですが)。


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スタッフ
監督、脚本 : 北野武
音楽監督 : 久石譲
プロデューサー : 森昌行、吉田多喜男
編集 : 北野武、太田義則


キャスト
菊次郎 : ビートたけし
正男 : 関口雄介
バイクの男(デブのおじちゃん) : グレート義太夫
バイクの男の友人(ハゲのおじちゃん) : 井手らっきょ
あんちゃん(やさしいおじちゃん) : 今村ねずみ


ストーリー
夏休みなのに小学生の正男は、元気がない。
父親を幼い時に亡くし、たった1人の家族のおばあちゃんは仕事が忙しくて、中々相手してくれる人がいないからだ。
そこで遠くで働く母親に会う為に、1枚の写真と住所を手がかりに出かけようと思いつく。
心配した近所のおばさんは、暇をもてあます旦那の菊次郎に送り届ける様、命令する。
2人の旅が始まったが、菊次郎は完全にチンピラで金遣いが荒く、妻からもらった旅費どころか正男の小遣いもろとも使い果たしてしまう。
だがそんな時正男が運悪く少年愛者の変質者に襲われてしまうが、菊次郎は正男を助けて、変態を叩きのめしたのだった。
その後も様々な人々との出会いや別れを繰り返しながら、2人で協力して母親を探していく内に、愛情が芽生え始めていく。
長い冒険の末、菊次郎と正男は正男の母がいる家に到着したが、彼女は既に別の男性と結婚し子供までいて、新しい家庭を築いていたのだった。
菊次郎は正男を気遣って、「どうやら、違う家だったみたいだな」と慰めるが・・・。


レビュー
ビートたけしこと北野武さんが、監督、脚本、編集、主演をこなしたロードムービーで、第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品。
これまでのたけしさんの映画では鋭利なバイオレンス描写があったそうですが、今回はそれを排して、笑いや涙もあるヒューマンタッチの温かい作品となっています。

前半は母親探しの旅をやりつつも、菊次郎の傍若無人な振る舞いに、正男が苦労する様が描かれるのですが、後半では今まで出会った人達との再会が描かれています。
再会した後、みんな童心に返ったかのように、だるまさんがころんだや釣り、ターザンごっこなどをして遊ぶ内に、いつの間にか親しくなり、友情や絆が芽生えていきます。
前半も勿論良かったですが、私としてはこちらの方が面白くて、印象に残りました。
失ったものはあまりにも大きかったけど、代わりに得たものも大きかったというべきでしょう。

スタジオジブリ作品でお馴染みの久石譲さんの音楽も素晴らしく(実は同じくたけしさんの映画である、「あの夏、いちばん静かな海。」から「Dolls」に至る7作品の音楽を手掛けているそうなので、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画で例えると、バーナード・ハーマン氏みたいな感じでしょうか)、夏になったら1回は見てほしい映画です(本当にキャッチコピーの、「たくさん遊んで、すこーし泣いて。」の通りの映画です)。

ただ出演者の1人が、AV女優のつかもと友希さんだったのは驚きましたが(笑)。



予告編です↓

ちなみに主人公の菊次郎とは、たけしさんの亡き父親で塗装職人だった、北野菊次郎さん(1899 - 1979)からとったものです。
どうして実父の名前を?と思いますが、たけしさん曰く「小さい頃は「おやじがいると一気に家庭が締まる」存在だったが、「最近になって、孤独だったんだって思うようになった…。自分の思っていることを素直に出せないだけ。」 だからこそ家族で夏休みを楽しく過ごすことはしないし、できない、そんな不器用で照れ屋な男性の代表として名付けた」との事です。
劇中では正男のお供だったはずの菊次郎が、自分の夏休みを楽しんでしまうわけですが、その楽しみ方の半分は、父親と過ごした遠い夏の日の想い出で、残りの半分は望みながら果たせなかった夢の現実として描いているようです。
なので菊次郎と正男は、たけしさんとその父親自身と言えます。

一見子供とおっさんの面白冒険物だと思ってしまいがちですが、これは小さい頃両親が離婚し、悪い意味で子供のまま大人になり(だから中年親父なのに、少年と書かれている)、母のような強さを持つ嫁さんの世話になっているダメ人間だった主人公が、自分と似た境遇の正男と出会った事で、それが変わっていく話でもあります。

大人になりきれなかった大人の成長物語といえば、「ジュラシック・パーク」のアラン・グラント博士(演:サム・ニール氏)と共通しています。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-07-26 17:29 | 映画 | Comments(1)