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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。

カテゴリ:映画( 105 )

昨日は図書館で借りたDVDの「独裁者」を見ましたので、それについて書きます。
「ヒトラー ~最期の12日間~」や「帰ってきたヒトラー」を見たら、久々に見たくなりました。


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スタッフ
監督、脚本、製作 : チャールズ・チャップリン
音楽 : チャールズ・チャップリン(ノンクレジット)、メレディス・ウィルソン
撮影 : カール・ストラス
編集 : ウィラード・ニコ


キャスト
アデノイド・ヒンケル、ユダヤ人の床屋 : チャールズ・チャップリン
ハンナ : ポーレット・ゴダード
ベンツィーノ・ナパロニ : ジャック・オーキー
シュルツ中佐 : レジナルド・ガーディナー


ストーリー
第1次世界大戦末期の1918年、トメニア(架空の国)のユダヤ人兵であるチャップリン(名前がないので、ここではそう表記する)は、負傷した士官のシュルツを救出すると同時に、シュルツが所持している重要書類を本国に届ける為に飛行機で飛び立った。
しかし燃料切れで飛行機は墜落したと同時に、トメニアはすでに降伏した事を知り、チャップリンも墜落のショックで記憶を失い入院してしまう。
それから20年の月日が経ち、チャップリンは病院を抜け出し元の床屋の職に戻るが、トメニアは独裁者アデノイド・ヒンケル(チャップリンが1人2役で演じているので見た目は同じだが、2人が似ているのは単なる偶然である)による天下で、国中のユダヤ人を迫害していた。
状況が分かっていないチャップリンは、ヒンケルの手先である突撃隊と問題を起こし吊るし首にされそうになるが、そこへチャップリンに命を救われたシュルツが偶然通りかかる。
シュルツは突撃隊長となっていたが、恩を感じてチャップリンには手を出さないよう命じる。
ところがシュルツがヒンケルに背いた事で、ヒンケルは再びユダヤ人迫害を始め、チャップリンは捕らわれの身となり、残された人々もオストリッチに避難したが、またしてもヒンケルの支配下に置かれてしまう。
チャップリンと同じく捕らわれたシュルツは、トメニアの軍服を着て強制収容所を脱出するが、チャップリンはヒンケルとそっくりだった事から間違えられてしまい・・・。



レビュー
チャップリン映画初の、トーキー作品。
「モダン・タイムス」の終了後、チャップリンは共演者であり妻でもあったポーレット・ゴダードを主役にした、悲劇映画を作るはずでした。
しかし1939年に起こった、ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーのポーランド侵攻に怒り、彼を皮肉る為に本作を制作しました。

チャップリンのヒトラーに対する怒りがストレートに伝わり、明らかにヒトラーをモデルにしたヒンケルを、偉ぶっているわりには新兵器が役に立たない粗悪品だったり、風船の地球儀をもてあそぶけど最後は破裂してしまう、ベニート・ムッソリーニをモデルにしたナパロニと子供みたいに喧嘩するといった、大した事ない小悪党として描いています(ただ映画の撮影当時はドイツによるユダヤ人に対する迫害政策と、ゲットーへの強制移送はドイツ国内とドイツ軍の占領地で実施されていたが、ユダヤ人に対する大量虐殺はまだ行われてはおらず、チャップリンも自伝で「ホロコーストの存在は当時は知っておらず、もしホロコーストの存在などのナチズムの本質的な恐怖を知っていたら、独裁者の映画は作成できなかったかもしれない」と述べている)。

実はチャップリンとヒトラーはいくつかの共通点があり、同じ1889年の4月に誕生し、チャップリンは16日なのに対してヒトラーは20日と、4日違うだけです(見た目はヒトラーの方が年上で、おっさんぽく見えるけど)。
他にもトレードマークがちょび髭だったり(チャップリンはヒトラーの口髭を、自分オリジナルキャラクターのチャーリーを、下品にしたようだというイメージを持っていた)、チャップリンはロンドンの貧しい家に生まれ、生活に苦労し、ヒトラーは生まれた家は中産階級で豊かだったものの青年期において浮浪者収容所で生活しているといった(これについては近年「我が闘争」でヒトラーが誇張したものであって、実際の施設である公共独身者合宿所は必要最低限の生活ができる施設であったという説が有力だとか)似たような部分が多いです。
なので2人の戦いは、まさになるべくしてなったと言えるでしょう。

ただ公開当時アメリカでは、ヒトラーが巻き起こした第2次世界大戦とは未だに無縁であり、かけ離れた内容だったから、チャップリンが必死にヒトラーの危険さを訴えても、無視していたようです(勿論、チャップリンは全部承知の上だった)。
そんな人達は、いざヒトラーの虐殺を知った時、一体何を思ったのでしょうか?

盗作だと訴えられた事もある作品ですが、当時の状況がよく分かると同時に、コミカルでありながらも生々しく描いた名作です。
「独裁者」は今となっては過去に起こった事を描いていますが、これは今でも十分当てはまるのでは?
豊田真由子様(笑)みたいにエリート気取りだけど、秘書を暴行するような人格破綻者が政治家になってしまったり、北朝鮮が弾道ミサイルを2回も発射して日本の上空を通過した事で、何も関係ない罪なき人々を恐怖させました。
「独裁者」は決して昔話ではなく、現在でも通用する問題を描いたと言っても過言ではないのです。
最後の演説が全てを物語っていますし、チャップリンは今でも我々の中で生き続けているのです。



予告編です↓

ヒトラーを題材にした(というよりネタにした)初期の作品なので、これが元祖「総統閣下シリーズ」かなと思っていたら、同じく1940年の「You Nazty Spy!」が最初らしいです。



出典


参考サイト


参考文献

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by asabatyou | 2017-09-20 17:42 | 映画 | Comments(3)
昨日は図書館で借りたDVDの1枚、「真昼の決闘」を見ましたので、その事について書きます。
西部劇で何かないかと思って探していたら、偶然見つけたものです。


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スタッフ
監督 : フレッド・ジンネマン
脚本 : カール・フォアマン
音楽 : ディミトリ・ティオムキン


キャスト
ウィル・ケイン保安官 : ゲイリー・クーパー
エミー :グレース・ケリー
ヘレン・ラミレス : ケティ・フラド
ハーヴェイ・ベル保安官補 : ロイド・ブリッジス
マーチン元保安官 : ロン・チェイニー・ジュニア(クレジットでは、ロン・チェイニー)


ストーリー
午前10時35分、丘の上に1人のガンマンがいて、途中から仲間が2人加わると、ハドリーヴィルという町に行ってそこにある駅で、誰かが来るのを待っていた。
その頃ハドリーヴィルの保安官ウィル・ケインは、エミーと結婚して退職し町を出る事が決まっていた。
しかしそんな時、かつてケインが逮捕した犯罪者フランク・ミラーが釈放されて、ハドリーヴィルの駅で待っている仲間達と共に復讐しようとしている事を知る。
午前10時55分、みんなやエミーの勧めで逃げようとするが、何処へ逃げたって同じだからここで迎え撃つと言って残り、協力してミラー達と戦おうと町民に話しかける。
だが協力する者は誰1人おらず、仲間が全然集まらないまま、ミラー達が襲撃してくる時間は刻一刻と迫っていた・・・。


レビュー
ゲイリー・クーパーとグレース・ケリーという2大スターが共演した(夫婦役ではあるが、クーパーは当時51歳だったのに対してケリーは23歳だったので、親子ぐらい年が離れている)、西部劇映画。

と言いましても、西部が舞台の人間ドラマといった感じで、所謂ドンパチシーンは最後にあるだけです。
主人公もクーパーが演じているにもかかわらず、ヒーロー然とした頼もしさはなく、誰からも相手にされず仲間が集まらなかったから、死を覚悟して遺書を書いてしまうので、はっきり言って頼りないです。
なので一般的な西部劇のイメージを期待すると、正直ガッカリしてしまうので、西部劇ファンの間では今でも嫌っているそうです。

何故西部劇らしくない西部劇になってしまったのかといいますと、1950年代になって西部劇に対する価値観が変わった事が影響しているみたいです。
西部劇といいましたら主人公は白人で、彼らに歯向かうインディアンを悪役にしたものが多いですが、戦いの原因に触れたものは殆どなかったり、やがて事実と異なる白人に都合の良い内容もあったんだとか。
これらが原因で批判されるようになり、昔のようには出来なかったのでしょう。
ほぼ同じ時期の西部劇に、平和を求めているインディアンを主役にした「折れた矢」、復讐に執念を燃やす男の「捜索者」、農園を取り戻すだけの為に賞金稼ぎとなり人を殺す農園主の「裸の拍車」がありますが、もはやヒーロー像が存在しない内容となっています。

やがてアメリカ製西部劇のアンチとして作られた、イタリア製西部劇=マカロニ・ウェスタンが作られるようになったのは、それから約10年後の1960年代になってからです。



予告編です↓


この映画は85分ですが、本編の時間経過もほぼ同じ「リアルタイム劇」です。
その為舞台がずっと同じで危機が少しずつ迫ってくるのを、リアル且つ緊張感のある作りで描いています。
ですから劇中と同じ10時35分から鑑賞した方が、現実と映画の世界がリンクして、より一層映画が楽しめるでしょう。
またこれが製作された1950年代といいましたら、ちょうど赤狩りの時代で、体制による思想弾圧を黙認するアメリカ人を批判したものと読み取る事も可能ですが、監督自体は「政治的な意味はない」と否定しているようです。



出典


参考サイト


参考動画

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by asabatyou | 2017-09-12 17:40 | 映画 | Comments(0)
昨日は借りたDVDの「盲目ガンマン」を見ましたので、その事について書きます。
初めて知った時から興味はありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : フェルディナンド・バルディ
製作 : トニー・アンソニー、ソウル・スウィマー
脚本 : トニー・アンソニー、ヴィンセンツォ・セラミ
音楽 : ステルヴィオ・チプリアーニ


キャスト
盲目男 : トニー・アンソニー
キャンディー : リンゴ・スター
ドミンゴ : ロイド・バチスタ
スイート・ママ : マグダ・コノプカ


ストーリー
盲目だが腕利きのガンマンである主人公は、美女50人を炭鉱で働く男たちの花嫁として送り届ける仕事を引き受けた。
ところが、女たちを売春婦として売り飛ばそうと企む山賊ドミンゴと弟のキャンディー、そして姉のスイートの三兄弟に女たちを強奪されてしまう。
盲目男と三兄弟の血なまぐさい戦いが、幕を切って落とされた。


レビュー
イタリアで作られた西部劇=マカロニ・ウェスタンの1本(イギリスやアメリカなどではスパゲッティ・ウェスタンと呼んでいるが、日本では淀川長治さんが「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」という事で、この名前になった。このスパゲッティ・ウェスタンという名称はやや蔑称的な意味が込められているが、元々西部劇の本場ではない国が作った、チープな偽物だからだとされている)。

マカロニ・ウェスタンといいましたら、クリント・イーストウッド氏主演の「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」が有名ですが、こちらはタイトルの通り、盲目だけど凄腕のガンマンが主役なので、西部劇版もしくはイタリア版座頭市というべき作品となっています。

しかしこの主人公、見た目が汚らしいので華やかさも欠けているので、イーストウッド氏やジョン・ウェイン氏といった他の西部劇の主役達と比べますと、どうしても見劣りしてしまいます。
盲目である以上、1人では何も出来ないから、仲間達の協力が必要不可欠で、敵にあっさり騙されて拷問されたり料理に蛇を入れられても気付くのが遅かったりと、頼りなくて危なっかしいです。

他にも本作にはマカロニ・ウェスタンにしては珍しく、女性の裸シーンが多いですが、本当にただ見せているだけで、レイプシーンもぼかしているので、大したレベルではありません。
勿論、これに釣られてしまう男性はいるでしょうけど(笑)。

展開もグダグダしているので、104分なのにそれより長く感じてしまいます。

元ザ・ビートルズのメンバーであるリンゴ・スター氏も悪役で出演していますが、別に重要な役でもなく、彼である必要性もなかったので、単なる客寄せパンダでしょう。

西部劇やマカロニ・ウェスタンのファンなら一度は見ても良いかもしれませんが、そうではない人にはあまりオススメ出来ません。



予告編です↓


これを見終った後、「夕陽のガンマン」や「続・夕陽のガンマン」の映像をYouTubeでいくつか見ましたが、これらの方が銃撃戦シーンに断然迫力がありスタイリッシュです。
本作の場合主人公が盲目ですから、戦闘シーンがイマイチなのは仕方ない気もしますが・・・。

またこれが作られた1970年代は、マカロニ・ウェスタンのブームが急速に失速していった時代でもありました。
そもそもマカロニ・ウェスタンとは「既成のヒーロー像の反対を行く」というのが基本コンセプトであった為、「続・荒野の用心棒」のような強烈なインパクトのあるアンチヒーロー、言い換えるなら奇をてらったヒーロー像を必要としたわけですが、その要求を満たす為に、様々な主人公が考え出されました。
棺桶を引きずったヒーロー、口のきけない主人公、聖職者のガンマン、ホモセクシャルなどありとあらゆるヒーローが作り出されましたが、あまりにも量産されてアイデアが枯渇、インパクトに欠けてしまい、観客も食傷気味になってしまいました。
「盲目ガンマン」もその1つなので、マカロニ・ウェスタンの終焉が近づいている事を象徴していると言えます。



出典
画像1:映画 盲目ガンマン - allcinema.html(参考にも使った)


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by asabatyou | 2017-09-01 17:37 | 映画 | Comments(1)
昨日は録画した「青空エール」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
原作 : 河原和音
監督 : 三木孝浩
脚本 : 持地佑季子
音楽 : 林ゆうき


キャスト
小野つばさ : 土屋太鳳
山田大介 : 竹内涼真
杉村容子 : 上野樹里


ストーリー
トランペットの初心者でありながら名門の吹奏楽部に入部し、甲子園を目指す野球部員の山田大介の為に尽くそうと決めた小野つばさ。
つばさは山田に惚れてはいたが「今は野球に集中したいから」と言われてフラれ、吹奏楽部からも「何でお前みたいな奴が?」などと言われ、厳しい現実が待っていた。
さらに悪い事につばさが高校3年生になった時、後輩の1年生達が出来が良い事から追い抜かれ、愛する山田も足を怪我してしまい・・・。


レビュー
同名の漫画を、実写映画化したもの。
内容は主人公が惚れた男を応援する為に吹奏楽部に入部し、その憧れの人も甲子園を目指して野球を頑張るという、ありきたりなストーリーです。

ただ展開やテンポが悪くてダラダラしており、平板で視覚的な見せ場に欠けているので、内装空疎な作品となっています。
主人公もいくら憧れの男を励ますとはいえ、禁止されているのに試合中にトランペットを吹いたり、病院で怪我している彼に向かって、仲間達全員で曲を演奏するというKYな行動をするので(近所迷惑にならないだろうか?)、あまり好感が持てません。努力家なのは、分かりますが・・・。

また前半にある主人公の先輩が怪我をし、それをみんなで励ますシーンは、後にある山田を元気づけるシーンとやっている事が同じなので、くどく感じたのも事実です。
はっきり言って先輩は、後半では殆ど出てこない使い捨てキャラですから、別になくても問題なく、ない方がスムーズに進んだのではないでしょうか?

エンディングも主人公補正でつばさも山田も夢を叶えて、ついにカップルとなって結ばれるという先の展開が見え見えで、ちっともひねりもありません。
だから「やっぱりな」としか思わないし、見終った後何も残りません。

後吹奏楽部なのか野球部なのか、どちらをメインにしたいのか分からず中途半端な印象を受けたので、何も考えずに胸キュンする人には良いかもしれませんが、それ以外の人にはまったくオススメ出来ません。

他に吹奏楽部を題材にした作品で「輝け!ユーフォニアム」がありますが、吹奏楽部の素晴らしさと過酷さを描いているので、それと比べると劣るようです。



予告編です↓

実はこの映画、私がかつてお世話になっていたヒーローズアカデミーのメンバーが出演していまして、私が本作を見たいと思ったのは、これが理由です。
1人は分かったのですが、後の人達は残念ながらまったく分かりませんでした・・・。
私にも「もし良かったらどうですか?」とメールが来ましたが、都合の良い日が全然なかったので仕方なく断念しました。



出典
画像1:青空エール _ 作品情報 - 映画.com.html(参考にも使った)


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by asabatyou | 2017-08-22 17:51 | 映画 | Comments(1)
今日は今まで図書館で借りて見ていた、「大捜査網 袋井機動捜査隊」を見ましたので、その事について書きます。
以前も原野監督の自宅で5話ぐらいまで見た事がありますが、再び見たくなった事や今年で生誕10周年を迎えましたので、それを記念にです。


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スタッフ
監督 : 原野浩
音楽 : 著作権フリー音源Notzan ACT
企画 : 小栗勝也、袴田晃平


キャスト
駒形新五 : 伊地知達也
加納美奈 : 植田節子
結城琥弥太 : 松浦悠貴


ストーリー
ある夜、線路脇でマンション建設会社の社員が射殺された。
捜査に乗り出した機動捜査隊主任の駒形新五は、公園で変質者に追われていた女子高生を助けるが、彼女は偶然にも以前コンビを組んでいた刑事の娘だった・・・。


レビュー
静岡県の袋井市を舞台に、機動捜査隊の活躍を描いた自主制作映画。
といいましても1話30分ぐらいの短編物語なので、昔あった連続活劇に近いです。
監督もアマチュアなら出演者も素人なので、中には棒読みの方もいたりしますが、基本は勧善懲悪の分かりやすいストーリーで、純粋に娯楽として楽しめる内容になっています。
悪役だった人が次のエピソードでは被害者役で(ただし殺されはしない)、その次では主役の1人になっているなど、出世しているのが見ていて面白いです。

ただ今までの主人公だった駒形が、第6話であっさり新しい主人公や敵のかませ犬になり下がり、入院する事になりましたが、無事退院出来たのか職場復帰出来たのかも分からないまま退場してしまいます。
第7話ではまったく登場しないので、扱いがあまり良くなかったのが気になってしまいました。
確かに昔から過去作品の主人公や人気キャラが、かませ犬になる事はあったので、別に今になって始まったのではありませんが・・・。

6話になってから主人公だけでなく、周りの登場人物もほぼ毎回変わるにようになったので、途中から別物化してしまった感が否めません。
7話では若干テンポの悪さが気になりましたので(画質や音質は一番良くて、セリフも聞きやすかった)、私としては5話までが統一感があって楽しめました。

今現在8話を制作中らしいですが、第7話の主人公達が引き続き活躍するみたいです。
私としては、駒形が再び主人公になってくれる事を願っています。
やはり「大捜査網 袋井機動捜査隊」の顔で、看板キャラですから。

今ではすっかり会わなくなりましたが、それでもこうして活動を続けている事を知って安心しました。
最近では池田千尋さんが2012年から映画のワークショップを月見の里でやるようになり、それを題材にしたドキュメンタリー映画「Magic Town(マジック・タウン)-映画をつくろう」も作られ、太田隆文監督も「明日にかける橋」を作る事になりましたので、袋井で映画を作る事が当たり前になりつつあります。
けど原野さんは趣味とはいえ、90年代ぐらいから特撮物をやっていましたから、ある意味先駆けと言えます(ひょっとしたら公表してないだけで、他にも映画作りをしている人がいるかもしれない)。

最後になりますが、知り合いが3人出演していまして、その姿を見る事が出来た時は嬉しかったです♪
本当ならいつもみたいに、YouTubeやニコニコ動画の動画を貼って宣伝したいところですが、それがないので動画なしとなりました。



出典


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by asabatyou | 2017-08-13 18:40 | 映画 | Comments(1)
今月の24日ですが、以前図書館で借りた「菊次郎の夏」を見ましたので、それを書きます。
夏になったら絶対見たいと思っていた映画なので、やっと見る事が出来ました。
他にも夏を題材にした映画やアニメを色々見たいですが、経済的な理由で難しいかも(図書館にあったり、YouTubeやニコニコ動画で視聴出来れば、話は別ですが)。


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スタッフ
監督、脚本 : 北野武
音楽監督 : 久石譲
プロデューサー : 森昌行、吉田多喜男
編集 : 北野武、太田義則


キャスト
菊次郎 : ビートたけし
正男 : 関口雄介
バイクの男(デブのおじちゃん) : グレート義太夫
バイクの男の友人(ハゲのおじちゃん) : 井手らっきょ
あんちゃん(やさしいおじちゃん) : 今村ねずみ


ストーリー
夏休みなのに小学生の正男は、元気がない。
父親を幼い時に亡くし、たった1人の家族のおばあちゃんは仕事が忙しくて、中々相手してくれる人がいないからだ。
そこで遠くで働く母親に会う為に、1枚の写真と住所を手がかりに出かけようと思いつく。
心配した近所のおばさんは、暇をもてあます旦那の菊次郎に送り届ける様、命令する。
2人の旅が始まったが、菊次郎は完全にチンピラで金遣いが荒く、妻からもらった旅費どころか正男の小遣いもろとも使い果たしてしまう。
だがそんな時正男が運悪く少年愛者の変質者に襲われてしまうが、菊次郎は正男を助けて、変態を叩きのめしたのだった。
その後も様々な人々との出会いや別れを繰り返しながら、2人で協力して母親を探していく内に、愛情が芽生え始めていく。
長い冒険の末、菊次郎と正男は正男の母がいる家に到着したが、彼女は既に別の男性と結婚し子供までいて、新しい家庭を築いていたのだった。
菊次郎は正男を気遣って、「どうやら、違う家だったみたいだな」と慰めるが・・・。


レビュー
ビートたけしこと北野武さんが、監督、脚本、編集、主演をこなしたロードムービーで、第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品。
これまでのたけしさんの映画では鋭利なバイオレンス描写があったそうですが、今回はそれを排して、笑いや涙もあるヒューマンタッチの温かい作品となっています。

前半は母親探しの旅をやりつつも、菊次郎の傍若無人な振る舞いに、正男が苦労する様が描かれるのですが、後半では今まで出会った人達との再会が描かれています。
再会した後、みんな童心に返ったかのように、だるまさんがころんだや釣り、ターザンごっこなどをして遊ぶ内に、いつの間にか親しくなり、友情や絆が芽生えていきます。
前半も勿論良かったですが、私としてはこちらの方が面白くて、印象に残りました。
失ったものはあまりにも大きかったけど、代わりに得たものも大きかったというべきでしょう。

スタジオジブリ作品でお馴染みの久石譲さんの音楽も素晴らしく(実は同じくたけしさんの映画である、「あの夏、いちばん静かな海。」から「Dolls」に至る7作品の音楽を手掛けているそうなので、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画で例えると、バーナード・ハーマン氏みたいな感じでしょうか)、夏になったら1回は見てほしい映画です(本当にキャッチコピーの、「たくさん遊んで、すこーし泣いて。」の通りの映画です)。

ただ出演者の1人が、AV女優のつかもと友希さんだったのは驚きましたが(笑)。



予告編です↓

ちなみに主人公の菊次郎とは、たけしさんの亡き父親で塗装職人だった、北野菊次郎さん(1899 - 1979)からとったものです。
どうして実父の名前を?と思いますが、たけしさん曰く「小さい頃は「おやじがいると一気に家庭が締まる」存在だったが、「最近になって、孤独だったんだって思うようになった…。自分の思っていることを素直に出せないだけ。」 だからこそ家族で夏休みを楽しく過ごすことはしないし、できない、そんな不器用で照れ屋な男性の代表として名付けた」との事です。
劇中では正男のお供だったはずの菊次郎が、自分の夏休みを楽しんでしまうわけですが、その楽しみ方の半分は、父親と過ごした遠い夏の日の想い出で、残りの半分は望みながら果たせなかった夢の現実として描いているようです。
なので菊次郎と正男は、たけしさんとその父親自身と言えます。

一見子供とおっさんの面白冒険物だと思ってしまいがちですが、これは小さい頃両親が離婚し、悪い意味で子供のまま大人になり(だから中年親父なのに、少年と書かれている)、母のような強さを持つ嫁さんの世話になっているダメ人間だった主人公が、自分と似た境遇の正男と出会った事で、それが変わっていく話でもあります。

大人になりきれなかった大人の成長物語といえば、「ジュラシック・パーク」のアラン・グラント博士(演:サム・ニール氏)と共通しています。



出典


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by asabatyou | 2017-07-26 17:29 | 映画 | Comments(1)
今月の17日ですが、録画した「ハンナ」を見ましたので、それについて書きます。
前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : ジョー・ライト
原案 : セス・ロックヘッド
製作総指揮 : バーバラ・A・ホール
音楽 : ケミカル・ブラザーズ


キャスト
ハンナ : シアーシャ・ローナン
エリック・ヘラー : エリック・バナ
マリッサ・ウィーグラー : ケイト・ブランシェット


ストーリー
フィンランドの山奥で、元CIA工作員の父親に格闘に関するテクニックを教え込まれたハンナは、人の痛みを知らず感情を持たないまま16歳になってしまった。
すでに父親の戦闘力を超えていた彼女は、ある任務の為にヨーロッパへ向かうが、父親の同僚だったCIA捜査官のマリッサがしつこく追ってきて・・・。


レビュー
「つぐない」のジョー・ライト監督が、シアーシャ・ローナン嬢と再びタッグを組んだ、アクションスリラー映画。

一見梅津泰臣監督の「A KITE」や「MEZZO FORTE」のように、かわいい女の子が銃をぶっ放して暴れるような映画だと思ってしまいがちですが、実際は敵から逃げてその追っ手達を倒していく逃走劇です。

主人公のハンナは冷たさと影のある美少女といった感じで絵にはなりますが、正直それだけです。
ハンナ自身は改造人間として遺伝子操作されていた事や、マリッサが母の仇である事を知り、ラストで宿命の戦いが描かれますが、全体的にテンポが悪く平板なので、内容空疎な作品となっています(こういう事実を知っても「ふ~ん。あ、そう」としか思わないし、見終った後何も残らない)。

おとぎ話の要素も取り入れているらしいけど、単に劇中でグリム童話や「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家そっくりの家が登場するだけで、その素材を活かしているとは言えません。

結局ローナン嬢がアクションやったら面白いんじゃねぇ?という、彼女を見せる為に作られたアイドル的映画とも言えますが、それでも本作はオススメ出来ません。



予告編です↓


こちらにも書いてありますが、ハンナの現在と目的が分かるまでの時間が長いです。
この現在の部分では、ハンナがある4人家族と出会い仲良くなるのが描かれているのですが、ここをもう少し短くしてやるべきでした。
アクションもあれば友人との出会いもあるのは「A KITE」と同じですが、 それにある爽快感や迫力はないので見習ってほしいレベルです。



出典
画像1:ハンナ - 作品 - Yahoo!映画.html(参考にも使った)


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by asabatyou | 2017-07-19 18:02 | 映画 | Comments(0)
昨日は録画した「欲しがる女」を見ましたので、その事について書きます。
以前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : セバスチャン・マルニエ
製作 : キャロリーヌ・ボンマルシャン
撮影 : ロラン・ブリュネ


キャスト
コンスタンス・ボーヴォ : マリナ・フォイス
オ―ドリー・パイユロン : ジョセフィーヌ・ジャピ
フィリップ・フェラン : ジェレミー・エルカイム
ジル・ランキャン : バンジャマン・ビオレ
アラン : ジャン=リュック・ヴァンサン


ストーリー
職を解雇され生活に困った、中年女のコンスタンス。
若い頃勤めていた不動産会社の求人情報を見て、パリを離れ地元へ戻る。
しかし、元の勤務先の社長は彼女を雇う意思は毛頭なく、採用されたのはオードリーという20歳の女性だった。
コンスタンスは「あの若い女さえいなければ、私が採用される。」と思い込み、彼女に近づき、あの手この手で退職させようと頑張る。


レビュー
フランスで作られた、官能サスペンス映画。
簡単に言ってしまえば、若さに嫉妬するオバハン(実年齢以上に、老けて見える)がどんどんエスカレートして、そして遂にはムッコロしてしまうひでぇ話であります。
確かに若い子が羨ましくて、目の敵にしたくなってしまう気持ちは、よく分かります(お肌ツルツルでスベスベで瑞々しいし、それで色が白い人もいる)。
でもこの主人公はその娘のフェイスブックを調べたり、彼女をストーカーしたり覗き見するなど、やっている事は完全に犯罪で変態そのものです。
「サンセット大通り」のグロリア・スワンソンや、「愛と憎しみの伝説」のジョーン・クロフォード(演:フェイ・ダナウェイ)と同類です。

所謂悪が勝利するパターンの作品ですが、「帰ってきたヒトラー」は世界は再びヒトラーの脅威にさらされるのだろうか?という恐ろしげな結末でしたが、こちらはまったく成敗される事なく終わってしまうので、胸糞悪いだけです。

殺人を犯しておきながら何事もなかったように平然と振る舞い、オードリーのデスクを乗っ取りのうのうとする吐き気を催す邪悪ですが、ここで彼女は痛恨のミスを犯してしまいます。
すっかり油断していた為、元同僚の男性にその様子をばっちり見られてしまったのです(「何でこいつ、亡くなった子のデスク知っているんだ?・・・まさか」と、怪訝な表情で見ている)。
納得出来ない状態で終わった映画ですが、悪事をすればいつか必ずばれる日が来ますし、いずれにせよこの主人公に明るい未来や希望はありません。自業自得とはいえね。
もしも「名探偵コナン」の登場人物だったら、最後は当然逮捕されて、これらのBGMが聞こえてきそうです(笑)。
そして「全部あの女が、悪いのよ!!私から全てを奪ったあいつが、どうしても許せなかったのよぉぉぉぉぉぉぉぉ~!!」と逆恨みと逆ギレしながら、号泣すると(笑)。
もう先の展開が読めちゃったよ、おい(笑)。



予告編です↓
こちらにも書いてありますが、コンスタンスは何らかの人格障害かもしれません。
いくらオードリーが気に入らないとはいえ、自己中心的でやる事が度が過ぎていますし、普通ではありません。

また一応エッチシーンが3回ぐらいありましたが、別にあってもなくても良いかな。
確かにいやらしい体をしてるけど、そんなに重要なシーンでもないし。

サスペンス映画という事になっているものの、淡々と進んでいき緊張感もないので(あるのは、オードリーに後ろからゆっくり近付くシーンぐらい)、アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」(1960年版)のようなノリを期待すると、肩透かしを食らいます。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-07-06 17:54 | 映画 | Comments(0)
昨日は録画した「帰ってきたヒトラー」を見ましたので、それについて書きます。
前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督、脚本 : デヴィッド・ヴェンド
製作 : ラース・ディートリヒ、クリストフ・マーラー
撮影 : ハンノ・レンツ
原作 : ティムール・ヴェルメシュ


キャスト
アドルフ・ヒトラー : オリヴァー・マスッチ
ファビアン・ザヴァツキ : ファビアン・ブッシュ
クリストフ・ゼンゼンブリンク : クリストフ・マリア・ヘルプスト
カッチャ・ベリーニ : カッチャ・リーマン
フランツィスカ・クレマイヤー : フランツィスカ・ウルフ


ストーリー
第2次世界大戦の終戦が迫った1945年。
ドイツの敗北が決定的となり、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーは自殺した・・・、と思っていたら何と現代へタイムスリップしてしまった!!
何もかも変わってしまった世界に初めは困惑するヒトラーだったが、テレビ番組制作会社のフラッシュライト社に所属している、フランク・サヴァッキと出会った事でその運命が大きく変わる事になる。
何と彼はヒトラーそっくりの芸人だと勘違いされ、さらにテレビまでにも出演し、一躍人気者となってしまう。
自身が現代へ来た事を一冊の本にまとめ映画化もされたが、これらも大ヒットし、ヒトラーの人気はとどまる事を知らない。
だが気付いている者は、誰1人いなかった。彼が過去の時代からやって来た、ホンモノである事を・・・。
果たして世界は、どこに導かれるのか・・・?


レビュー
同名の風刺小説を映像化したブラックなコメディ映画で、もしもヒトラーが現代に蘇ってしまったら…、を描いた内容になっています。

ヒトラーといったらドイツでは今現在でもタブーとされていて、ナチス式敬礼をしたり「ジークハイル」と言ったりするなどが禁止されているほどで、拒絶されるばかりで馴染めるわけがないと思ってしまいがちです。
しかしこの映画では真逆で、ヒトラーが普通に街中を歩いていても、別に嫌悪感を抱かれていないどころか、移民や少子化などのドイツが抱えている問題を聞き入れているので、人気者になる驚きの状態が描かれています(テレビで演説をする時も、あえて人々が沈黙するまで待ってから始めるという、昔と変わらぬやり方であった)。

最初はかなりコミカルタッチで描かれていて、ヒトラーも普通のおっちゃんに見えてしまうのですが、終わり頃でサヴァッキがヒトラーがモノマネ芸人ではなく、1945年からやって来たホンモノである事を知ってから、シリアスになっていきます。
「こりゃ大変だ!早くアイツを止めないと!」と周囲に危機が迫っている事を伝えますが、結局失敗しサヴァッキは精神病棟に入れられて、ヒトラーも現代で知り合った人達を何人か手下にして引き連れていたり、一般市民にもヒトラーの信者は依然増え続けているという、何とも後味の悪い結末となっています。
ギャグも完全になくなって、ヒトラーが今までと別人かと思えるほど、一気に不気味に見える恐ろしさです(しかも元々頭が良いので、インターネットやメールアドレスといった現代的な物も、すぐに慣れて適応してしまった)。

ヒトラーといいましたらユダヤ人虐殺で有名で、そんな彼を我々が皮肉ると思ってしまいがちですが、ここでは真実が分かってヒトラーを抹殺しようとするサヴァッキに、「私を怪物と呼んだが、そんな私を選んだのは、君達国民ではないか」、「君は決して私から逃れられない。私は君の一部だ」と逆に皮肉られてしまいます。なんてこった・・・。

ヒトラーが一般市民と会話するシーンは、ヒトラー役のオリヴァ―・マスッチが実際にベルリンなどの街中に現れ市民と対話するアドリブ形式で撮影されており、ドキュメンタリー的な部分もありますが、ドラマも見逃せずかつてヒトラーに家族を殺されたユダヤ人の老女(認知症だったのに、ヒトラーを見た途端全てを思い出す)と、因縁の再会するシーンもあります。

キャッチコピーに「笑うな危険」とあり、まさにその通りの映画ですが必見です。
私が思うに「総統閣下シリーズ」としてネタにされる事で有名な、「ヒトラー ~最期の12日間~」とセットで見る事をオススメします(本作の映像が一部流用されており、有名な側近との会話中に激昂するシーンを、パロディにしたと思われるシーンもある)。
「最期の12日間」は本来ヒトラーが生きている時代で何があったかを描き、こちらはその後(?)をやっているので、ある意味続編とも言えます(製作会社も同じ、コンスタンティン・フィルムである)。
ヒトラーの秘書となった、クレマイヤー嬢もカワイイし♪



予告編です(本編にある一部の映像と、セットになっているものもあり)↓






それにしても実在した悪人や犯罪者で、ヒトラーほど有名で人気がある人は中々いないのでは?
確かに彼のやった事は決して許される事ではありませんが、名前や見た目や経歴、一度見たり知ったら忘れられない強烈なインパクトや、人々を魅了するカリスマ性があったのは、間違いない事実です(ピクシブ百科事典やアニオタWikiにも書いてあるが、悪のカリスマという言葉が似合う)。
これまでヒトラーを題材にした映画や、漫画などが数多く存在するのが何よりの証拠で、今現在も「総統閣下シリーズ」としてネタにされたりしているので、今後もヒトラーやナチスは色んな意味で語り継がれるでしょう。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-07-01 11:09 | 映画 | Comments(1)
今月の26日ですが、録画した「ヒトラー ~最期の12日間~」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本、製作 : ベルント・アイヒンガー
原作 : ヨアヒム・フェスト、トラウデル・ユンゲ
音楽 : ステファン・ツァハリアス


キャスト
アドルフ・ヒトラー : ブルーノ・ガンツ
トラウドゥル・ユンゲ : アレクサンドラ・マリア・ララ
エヴァ・ブラウン : ユリアーネ・ケーラー
ヘルマン・フェーゲライン : トーマス・クレッチマン
ヨーゼフ・ゲッベルス : ウルリッヒ・マテス
マクダ・ゲッベルス : コリンナ・ハルフォーフ
アルベルト・シュペーア : ハイノ・フェルヒ
エルンスト=ギュンター・シェンク : クリスチャン・ベルケル


ストーリー
第2次世界大戦中の1942年。
ナチ党結成の地ミュンヘン出身のゲルトラウト・フンプス(後のトラウデル・ユンゲ)は、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーの秘書採用試験を受ける為に、東プロイセンのラステンブルクにある総統大本営ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)を訪れた。
ヒトラーに気に入られてユンゲは採用され、彼の秘書として働く事になった。
それから3年後の1945年。
東部戦線だけでなく西部戦線も壊滅的状況となり、ドイツの敗北は決定的となっていた。
総統地下壕では錯乱状態と言ってもいいくらいに焦っているヒトラーと、それを見て戸惑うばかりの取り巻き達が居た。
次々と壊滅する自軍、混乱する市内。万事休した状況の中、ついにヒトラーは妻や愛犬と共に自決。残された人々は総統官邸を脱出し、逃げ惑う。
同年の5月8日、とうとうドイツは無条件降伏を受け入れ、長く続いた戦争に終止符を打ったのだった。


レビュー
多くのドイツ人にとってタブーとされていたアドルフ・ヒトラーや、ナチスにスポットを当てた戦争映画。
タイトルでは「ヒトラー ~最期の12日間~」となっていますが、実際はヒトラーが亡くなった後も話が続き、ドイツが降伏したところまでやりますから、「ナチス ~最期の12日間~」の方がしっくりきます(原題が日本語に訳すと「失脚」や「没落」を意味し、ヒトラーの名前はどこにもないので当然か)。

第2次世界大戦の終戦が迫り、敗北が決まったドイツが舞台になっている為、ヒトラーが死亡した後後を追うように自殺者が続出するなど、とにかく重々しく救いようのない暗い話が展開されます。
主役のヒトラーもユダヤ人虐殺で有名な悪名高き独裁者ですが、本作では思ったより冷酷な一面は見せず、かと言ってそんな彼を極度に擁護するわけでも批判するでもなく、真実の姿がありありと描かれています(だがこれが理由で公開当時ドイツでは賛否両論となり、黒歴史と向き合う時が来たと考える人達と、ヒトラーを「普通の人」として描く事に抵抗を感じる人もいた)。

ナチスやヒトラーの真実や、知られてない意外な一面が知りたいという人には良いかもしれませんが、事実と異なる点がやけに多いので、この映画でやった事を全て鵜呑みにしない方が良いです(例:本作では良心的な人物として描かれているシェンク医師は、実際は人体実験を行い、多数の犠牲者を出したとされる。ユンゲの父は熱心なナチス支持者だったのに、それが触れられていないなど)。
実際公開当時ヒトラー関連の人物で、唯一の生存者だったローフス・ミシュ(2013年に96歳で死去した)も、描写が大げさと批判したらしいです。

ちなみに本作はかつてヒトラーの秘書として働いていた、ユンゲの証言を基にして作られ、本人もオープニングとエンディングでインタビュー映像として出演していますが、完成前の2002年に満81歳で亡くなられました。



予告編です↓
さて「ヒトラー ~最期の12日間~」を語る上でどうしても欠かせないのは、やはり「総統閣下シリーズ」でしょう。
ヒトラーが側近との会議中に激昂するシーンに嘘字幕を付けて、「総統閣下は〇〇にお怒りのようです」というタイトルで、ネタにした動画です。
2006年にスペインで作られた嘘字幕動画がYouTubeに投稿されたのですが、それがきっかけで大量にパロディがアップロードされました。
日本でも当然これに目を付けて、嘘字幕は勿論(「大嫌いだ!」や「ちくしょーめ!」、「おっぱいぷるんぷるん」などの空耳字幕が付けられる事も)、彼らの声を人力VOCALOIDとして使用し、既存の曲を無理矢理歌わせたり(ナチス製ボーカロイドと呼ばれている)、激昂する以外のシーンを大量に流用し、アニメ版「アイドルマスター」を視聴してるかのように作ったストーリー性の高い動画など、様々なMADムービーが作られるようになりました。
監督のオリヴァー・ヒルシュビーゲル自身もこの事を知っているだけでなく、「ファンから大量に送られてくるパロディ動画のリンクを見て大笑いしている」と好意的な姿勢を示しています。
ですが製作会社はそうは思わなかったようで、YouTubeでは2010年4月頃から目立つ動画が次々と削除されてしまいました。
とは言っても、何が良くて何が駄目なのかははっきりせず、総統閣下シリーズはその後もYouTubeにたくさん残っていて、依然増え続けています。

他にも「アイアン・スカイ」や「帰ってきたヒトラー」に、これをネタにした思われるシーンが存在し、本作の人気の高さが伺えます。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-06-28 17:30 | 映画 | Comments(4)