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asabatyouのなんでもブログ2

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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。

カテゴリ:映画( 109 )

今月の17日ですが、録画した「ハンナ」を見ましたので、それについて書きます。
前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : ジョー・ライト
原案 : セス・ロックヘッド
製作総指揮 : バーバラ・A・ホール
音楽 : ケミカル・ブラザーズ


キャスト
ハンナ : シアーシャ・ローナン
エリック・ヘラー : エリック・バナ
マリッサ・ウィーグラー : ケイト・ブランシェット


ストーリー
フィンランドの山奥で、元CIA工作員の父親に格闘に関するテクニックを教え込まれたハンナは、人の痛みを知らず感情を持たないまま16歳になってしまった。
すでに父親の戦闘力を超えていた彼女は、ある任務の為にヨーロッパへ向かうが、父親の同僚だったCIA捜査官のマリッサがしつこく追ってきて・・・。


レビュー
「つぐない」のジョー・ライト監督が、シアーシャ・ローナン嬢と再びタッグを組んだ、アクションスリラー映画。

一見梅津泰臣監督の「A KITE」や「MEZZO FORTE」のように、かわいい女の子が銃をぶっ放して暴れるような映画だと思ってしまいがちですが、実際は敵から逃げてその追っ手達を倒していく逃走劇です。

主人公のハンナは冷たさと影のある美少女といった感じで絵にはなりますが、正直それだけです。
ハンナ自身は改造人間として遺伝子操作されていた事や、マリッサが母の仇である事を知り、ラストで宿命の戦いが描かれますが、全体的にテンポが悪く平板なので、内容空疎な作品となっています(こういう事実を知っても「ふ~ん。あ、そう」としか思わないし、見終った後何も残らない)。

おとぎ話の要素も取り入れているらしいけど、単に劇中でグリム童話や「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家そっくりの家が登場するだけで、その素材を活かしているとは言えません。

結局ローナン嬢がアクションやったら面白いんじゃねぇ?という、彼女を見せる為に作られたアイドル的映画とも言えますが、それでも本作はオススメ出来ません。



予告編です↓


こちらにも書いてありますが、ハンナの現在と目的が分かるまでの時間が長いです。
この現在の部分では、ハンナがある4人家族と出会い仲良くなるのが描かれているのですが、ここをもう少し短くしてやるべきでした。
アクションもあれば友人との出会いもあるのは「A KITE」と同じですが、 それにある爽快感や迫力はないので見習ってほしいレベルです。



出典
画像1:ハンナ - 作品 - Yahoo!映画.html(参考にも使った)


参考サイト

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by asabatyou | 2017-07-19 18:02 | 映画 | Comments(0)
昨日は録画した「欲しがる女」を見ましたので、その事について書きます。
以前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督 : セバスチャン・マルニエ
製作 : キャロリーヌ・ボンマルシャン
撮影 : ロラン・ブリュネ


キャスト
コンスタンス・ボーヴォ : マリナ・フォイス
オ―ドリー・パイユロン : ジョセフィーヌ・ジャピ
フィリップ・フェラン : ジェレミー・エルカイム
ジル・ランキャン : バンジャマン・ビオレ
アラン : ジャン=リュック・ヴァンサン


ストーリー
職を解雇され生活に困った、中年女のコンスタンス。
若い頃勤めていた不動産会社の求人情報を見て、パリを離れ地元へ戻る。
しかし、元の勤務先の社長は彼女を雇う意思は毛頭なく、採用されたのはオードリーという20歳の女性だった。
コンスタンスは「あの若い女さえいなければ、私が採用される。」と思い込み、彼女に近づき、あの手この手で退職させようと頑張る。


レビュー
フランスで作られた、官能サスペンス映画。
簡単に言ってしまえば、若さに嫉妬するオバハン(実年齢以上に、老けて見える)がどんどんエスカレートして、そして遂にはムッコロしてしまうひでぇ話であります。
確かに若い子が羨ましくて、目の敵にしたくなってしまう気持ちは、よく分かります(お肌ツルツルでスベスベで瑞々しいし、それで色が白い人もいる)。
でもこの主人公はその娘のフェイスブックを調べたり、彼女をストーカーしたり覗き見するなど、やっている事は完全に犯罪で変態そのものです。
「サンセット大通り」のグロリア・スワンソンや、「愛と憎しみの伝説」のジョーン・クロフォード(演:フェイ・ダナウェイ)と同類です。

所謂悪が勝利するパターンの作品ですが、「帰ってきたヒトラー」は世界は再びヒトラーの脅威にさらされるのだろうか?という恐ろしげな結末でしたが、こちらはまったく成敗される事なく終わってしまうので、胸糞悪いだけです。

殺人を犯しておきながら何事もなかったように平然と振る舞い、オードリーのデスクを乗っ取りのうのうとする吐き気を催す邪悪ですが、ここで彼女は痛恨のミスを犯してしまいます。
すっかり油断していた為、元同僚の男性にその様子をばっちり見られてしまったのです(「何でこいつ、亡くなった子のデスク知っているんだ?・・・まさか」と、怪訝な表情で見ている)。
納得出来ない状態で終わった映画ですが、悪事をすればいつか必ずばれる日が来ますし、いずれにせよこの主人公に明るい未来や希望はありません。自業自得とはいえね。
もしも「名探偵コナン」の登場人物だったら、最後は当然逮捕されて、これらのBGMが聞こえてきそうです(笑)。
そして「全部あの女が、悪いのよ!!私から全てを奪ったあいつが、どうしても許せなかったのよぉぉぉぉぉぉぉぉ~!!」と逆恨みと逆ギレしながら、号泣すると(笑)。
もう先の展開が読めちゃったよ、おい(笑)。



予告編です↓
こちらにも書いてありますが、コンスタンスは何らかの人格障害かもしれません。
いくらオードリーが気に入らないとはいえ、自己中心的でやる事が度が過ぎていますし、普通ではありません。

また一応エッチシーンが3回ぐらいありましたが、別にあってもなくても良いかな。
確かにいやらしい体をしてるけど、そんなに重要なシーンでもないし。

サスペンス映画という事になっているものの、淡々と進んでいき緊張感もないので(あるのは、オードリーに後ろからゆっくり近付くシーンぐらい)、アルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」(1960年版)のようなノリを期待すると、肩透かしを食らいます。



出典


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by asabatyou | 2017-07-06 17:54 | 映画 | Comments(0)
昨日は録画した「帰ってきたヒトラー」を見ましたので、それについて書きます。
前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督、脚本 : デヴィッド・ヴェンド
製作 : ラース・ディートリヒ、クリストフ・マーラー
撮影 : ハンノ・レンツ
原作 : ティムール・ヴェルメシュ


キャスト
アドルフ・ヒトラー : オリヴァー・マスッチ
ファビアン・ザヴァツキ : ファビアン・ブッシュ
クリストフ・ゼンゼンブリンク : クリストフ・マリア・ヘルプスト
カッチャ・ベリーニ : カッチャ・リーマン
フランツィスカ・クレマイヤー : フランツィスカ・ウルフ


ストーリー
第2次世界大戦の終戦が迫った1945年。
ドイツの敗北が決定的となり、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーは自殺した・・・、と思っていたら何と現代へタイムスリップしてしまった!!
何もかも変わってしまった世界に初めは困惑するヒトラーだったが、テレビ番組制作会社のフラッシュライト社に所属している、フランク・サヴァッキと出会った事でその運命が大きく変わる事になる。
何と彼はヒトラーそっくりの芸人だと勘違いされ、さらにテレビまでにも出演し、一躍人気者となってしまう。
自身が現代へ来た事を一冊の本にまとめ映画化もされたが、これらも大ヒットし、ヒトラーの人気はとどまる事を知らない。
だが気付いている者は、誰1人いなかった。彼が過去の時代からやって来た、ホンモノである事を・・・。
果たして世界は、どこに導かれるのか・・・?


レビュー
同名の風刺小説を映像化したブラックなコメディ映画で、もしもヒトラーが現代に蘇ってしまったら…、を描いた内容になっています。

ヒトラーといったらドイツでは今現在でもタブーとされていて、ナチス式敬礼をしたり「ジークハイル」と言ったりするなどが禁止されているほどで、拒絶されるばかりで馴染めるわけがないと思ってしまいがちです。
しかしこの映画では真逆で、ヒトラーが普通に街中を歩いていても、別に嫌悪感を抱かれていないどころか、移民や少子化などのドイツが抱えている問題を聞き入れているので、人気者になる驚きの状態が描かれています(テレビで演説をする時も、あえて人々が沈黙するまで待ってから始めるという、昔と変わらぬやり方であった)。

最初はかなりコミカルタッチで描かれていて、ヒトラーも普通のおっちゃんに見えてしまうのですが、終わり頃でサヴァッキがヒトラーがモノマネ芸人ではなく、1945年からやって来たホンモノである事を知ってから、シリアスになっていきます。
「こりゃ大変だ!早くアイツを止めないと!」と周囲に危機が迫っている事を伝えますが、結局失敗しサヴァッキは精神病棟に入れられて、ヒトラーも現代で知り合った人達を何人か手下にして引き連れていたり、一般市民にもヒトラーの信者は依然増え続けているという、何とも後味の悪い結末となっています。
ギャグも完全になくなって、ヒトラーが今までと別人かと思えるほど、一気に不気味に見える恐ろしさです(しかも元々頭が良いので、インターネットやメールアドレスといった現代的な物も、すぐに慣れて適応してしまった)。

ヒトラーといいましたらユダヤ人虐殺で有名で、そんな彼を我々が皮肉ると思ってしまいがちですが、ここでは真実が分かってヒトラーを抹殺しようとするサヴァッキに、「私を怪物と呼んだが、そんな私を選んだのは、君達国民ではないか」、「君は決して私から逃れられない。私は君の一部だ」と逆に皮肉られてしまいます。なんてこった・・・。

ヒトラーが一般市民と会話するシーンは、ヒトラー役のオリヴァ―・マスッチが実際にベルリンなどの街中に現れ市民と対話するアドリブ形式で撮影されており、ドキュメンタリー的な部分もありますが、ドラマも見逃せずかつてヒトラーに家族を殺されたユダヤ人の老女(認知症だったのに、ヒトラーを見た途端全てを思い出す)と、因縁の再会するシーンもあります。

キャッチコピーに「笑うな危険」とあり、まさにその通りの映画ですが必見です。
私が思うに「総統閣下シリーズ」としてネタにされる事で有名な、「ヒトラー ~最期の12日間~」とセットで見る事をオススメします(本作の映像が一部流用されており、有名な側近との会話中に激昂するシーンを、パロディにしたと思われるシーンもある)。
「最期の12日間」は本来ヒトラーが生きている時代で何があったかを描き、こちらはその後(?)をやっているので、ある意味続編とも言えます(製作会社も同じ、コンスタンティン・フィルムである)。
ヒトラーの秘書となった、クレマイヤー嬢もカワイイし♪



予告編です(本編にある一部の映像と、セットになっているものもあり)↓






それにしても実在した悪人や犯罪者で、ヒトラーほど有名で人気がある人は中々いないのでは?
確かに彼のやった事は決して許される事ではありませんが、名前や見た目や経歴、一度見たり知ったら忘れられない強烈なインパクトや、人々を魅了するカリスマ性があったのは、間違いない事実です(ピクシブ百科事典やアニオタWikiにも書いてあるが、悪のカリスマという言葉が似合う)。
これまでヒトラーを題材にした映画や、漫画などが数多く存在するのが何よりの証拠で、今現在も「総統閣下シリーズ」としてネタにされたりしているので、今後もヒトラーやナチスは色んな意味で語り継がれるでしょう。



出典


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by asabatyou | 2017-07-01 11:09 | 映画 | Comments(1)
今月の26日ですが、録画した「ヒトラー ~最期の12日間~」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本、製作 : ベルント・アイヒンガー
原作 : ヨアヒム・フェスト、トラウデル・ユンゲ
音楽 : ステファン・ツァハリアス


キャスト
アドルフ・ヒトラー : ブルーノ・ガンツ
トラウドゥル・ユンゲ : アレクサンドラ・マリア・ララ
エヴァ・ブラウン : ユリアーネ・ケーラー
ヘルマン・フェーゲライン : トーマス・クレッチマン
ヨーゼフ・ゲッベルス : ウルリッヒ・マテス
マクダ・ゲッベルス : コリンナ・ハルフォーフ
アルベルト・シュペーア : ハイノ・フェルヒ
エルンスト=ギュンター・シェンク : クリスチャン・ベルケル


ストーリー
第2次世界大戦中の1942年。
ナチ党結成の地ミュンヘン出身のゲルトラウト・フンプス(後のトラウデル・ユンゲ)は、ナチスの総統アドルフ・ヒトラーの秘書採用試験を受ける為に、東プロイセンのラステンブルクにある総統大本営ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)を訪れた。
ヒトラーに気に入られてユンゲは採用され、彼の秘書として働く事になった。
それから3年後の1945年。
東部戦線だけでなく西部戦線も壊滅的状況となり、ドイツの敗北は決定的となっていた。
総統地下壕では錯乱状態と言ってもいいくらいに焦っているヒトラーと、それを見て戸惑うばかりの取り巻き達が居た。
次々と壊滅する自軍、混乱する市内。万事休した状況の中、ついにヒトラーは妻や愛犬と共に自決。残された人々は総統官邸を脱出し、逃げ惑う。
同年の5月8日、とうとうドイツは無条件降伏を受け入れ、長く続いた戦争に終止符を打ったのだった。


レビュー
多くのドイツ人にとってタブーとされていたアドルフ・ヒトラーや、ナチスにスポットを当てた戦争映画。
タイトルでは「ヒトラー ~最期の12日間~」となっていますが、実際はヒトラーが亡くなった後も話が続き、ドイツが降伏したところまでやりますから、「ナチス ~最期の12日間~」の方がしっくりきます(原題が日本語に訳すと「失脚」や「没落」を意味し、ヒトラーの名前はどこにもないので当然か)。

第2次世界大戦の終戦が迫り、敗北が決まったドイツが舞台になっている為、ヒトラーが死亡した後後を追うように自殺者が続出するなど、とにかく重々しく救いようのない暗い話が展開されます。
主役のヒトラーもユダヤ人虐殺で有名な悪名高き独裁者ですが、本作では思ったより冷酷な一面は見せず、かと言ってそんな彼を極度に擁護するわけでも批判するでもなく、真実の姿がありありと描かれています(だがこれが理由で公開当時ドイツでは賛否両論となり、黒歴史と向き合う時が来たと考える人達と、ヒトラーを「普通の人」として描く事に抵抗を感じる人もいた)。

ナチスやヒトラーの真実や、知られてない意外な一面が知りたいという人には良いかもしれませんが、事実と異なる点がやけに多いので、この映画でやった事を全て鵜呑みにしない方が良いです(例:本作では良心的な人物として描かれているシェンク医師は、実際は人体実験を行い、多数の犠牲者を出したとされる。ユンゲの父は熱心なナチス支持者だったのに、それが触れられていないなど)。
実際公開当時ヒトラー関連の人物で、唯一の生存者だったローフス・ミシュ(2013年に96歳で死去した)も、描写が大げさと批判したらしいです。

ちなみに本作はかつてヒトラーの秘書として働いていた、ユンゲの証言を基にして作られ、本人もオープニングとエンディングでインタビュー映像として出演していますが、完成前の2002年に満81歳で亡くなられました。



予告編です↓
さて「ヒトラー ~最期の12日間~」を語る上でどうしても欠かせないのは、やはり「総統閣下シリーズ」でしょう。
ヒトラーが側近との会議中に激昂するシーンに嘘字幕を付けて、「総統閣下は〇〇にお怒りのようです」というタイトルで、ネタにした動画です。
2006年にスペインで作られた嘘字幕動画がYouTubeに投稿されたのですが、それがきっかけで大量にパロディがアップロードされました。
日本でも当然これに目を付けて、嘘字幕は勿論(「大嫌いだ!」や「ちくしょーめ!」、「おっぱいぷるんぷるん」などの空耳字幕が付けられる事も)、彼らの声を人力VOCALOIDとして使用し、既存の曲を無理矢理歌わせたり(ナチス製ボーカロイドと呼ばれている)、激昂する以外のシーンを大量に流用し、アニメ版「アイドルマスター」を視聴してるかのように作ったストーリー性の高い動画など、様々なMADムービーが作られるようになりました。
監督のオリヴァー・ヒルシュビーゲル自身もこの事を知っているだけでなく、「ファンから大量に送られてくるパロディ動画のリンクを見て大笑いしている」と好意的な姿勢を示しています。
ですが製作会社はそうは思わなかったようで、YouTubeでは2010年4月頃から目立つ動画が次々と削除されてしまいました。
とは言っても、何が良くて何が駄目なのかははっきりせず、総統閣下シリーズはその後もYouTubeにたくさん残っていて、依然増え続けています。

他にも「アイアン・スカイ」や「帰ってきたヒトラー」に、これをネタにした思われるシーンが存在し、本作の人気の高さが伺えます。



出典


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by asabatyou | 2017-06-28 17:30 | 映画 | Comments(4)
昨日は録画した「マイ・ガール2」を見ましたので、それについて書きます。
存在自体は前から知っていましたが、実際に見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
監督 : ハワード・ジーフ
製作 : ブライアン・グレイザー
脚本 : ジャネット・コヴァルチク
音楽 : クリフ・エデルマン


キャスト
ベーダ : アンナ・クラムスキー
ニック : オースティン・オブライエン
ハリー : ダン・エイクロイド
シェリー : ジェイミー・リー・カーティス
フィル : リチャード・メイサー
ローズ : クリスティン・エバソール


ストーリー
親友でもあり初恋相手でもあったトーマスの死を乗り越え、新しい母シェリーとも和解出来たベーダ。
あれから数年が経ち、父ハリーとシェリーとの間に子供が生まれそうになったが、13歳になったベーダは複雑な心境だった。
そんな時学校の春休みの宿題で、「何か偉業を成し遂げて、自分が会った事がない人について調べるように」をやる事になり、自分を出産した後すぐに他界した実母を知りたいと思ったベーダは、ロサンゼルスで自動車修理工をしている叔父のフィルの自宅へ向かった。
ベーダはフィルの恋人ローズの息子で、同世代のニックを案内人として調査を開始したが・・・。


レビュー
マコーレー・カルキン主演の恋愛映画、「マイ・ガール」の続編。
基本キャストは前作と同じですが、主役のアンナ・クラムスキー嬢は年齢もあって、ちょっぴり大人になっています。

前回の悲劇を乗り越えたベーダですが、今回は幼い時に亡くなった母が一体どんな人だったのかを知る為に、冒険の旅に出かけます(ある意味、「可愛い子には旅をさせよ」と言うべきか)。
それは別に良いのですが、前作では思春期だから体の変化に困惑する、新しい母となるであろう人物に父親を取られるのでは?と危機感を持ってその恋を邪魔する、実家が葬儀屋だから当たり前のように死体を見ており、その影響で死に対する恐怖心から健康体なのに医者をよく行ったり来たりしている、親友だと思っていた少年が初恋の相手になるけど不慮の事故で亡くしてしまうなど様々なドラマがあり、それらが絶妙に描かれていて、ただの恋愛映画かラブコメ系だと思っていたら、意外とシリアスで重々しいストーリーが展開されました。

ですがこちらは本当に母を知る為の冒険しかやっていないので、いかんせん地味でスケールダウンしてしまった感が否めません。

エンディングではベーダに新しい家族が出来て、案内人のニックが夏休みに遊びにやってくる事が語られて、短編映画でも良いからその時の様子が見てみたかったですが、残念ながら「マイ・ガール」シリーズはこれで完結し、その後が描かれる事はありませんでした。

決して駄作ではなく悪くはありませんが、前作の方が面白くて傑作なのは確かです。

ちなみに主役の1人オースティン・オブライエンは、「ラスト・アクション・ヒーロー」でシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーと共演しており、ジェイミー・リー・カーティスも同じくシュワちゃん映画の「トゥルーライズ」でヒロイン役でしたから、シュワちゃん関連の人物が2人も出演していました。



予告編です↓



前作のテンプテーションズの「マイ・ガール」だけでなく(だが前作ほど、印象に残らなかった)、チャールズ・チャップリンの「スマイル」も使用されていたのですが(ただしナット・キング・コールや、マイケル・ジャクソンなどがカバーしたバージョンと同じで、歌付きである)、出来ればエンディングでも使用してほしかったです(「シン・ゴジラ」のエンディングで、過去のゴジラ映画のOPがメドレーとして、使用された時みたいに)。

また暗かった前作と比べると、2では叔父の恋もあってベーダにも新しい家族が出来るなど、全体的に明るい作品となっていますが、差別化を出す為でしょう。



出典


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by asabatyou | 2017-06-23 17:22 | 映画 | Comments(0)
昨日は録画した「マイ・ガール」を見ましたので、それについて書きます。
以前にも見た事はあるのですが、久々に見たくなりました。


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スタッフ
監督 : ハワード・ジーフ
脚本 : ローリス・エレワニー
製作 : ブライアン・グレイザー
音楽 : ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌 : テンプテーションズ 「My Girl」


キャスト
ベーダ : アンナ・クラムスキー
トーマス : マコーレー・カルキン
ハリー : ダン・エイクロイド
シェリー : ジェイミー・リー・カーティス
ビクスラー先生 : グリフィン・ダン
フィル : リチャード・メイサー
グラモー : アン・ネルソン


ストーリー
1972年、幼い頃に母を亡くした11歳の少女ベーダは、葬儀屋を営む父ハリーと少し老人性痴呆症気味の祖母と、3人で暮らしていた。
遺体に死に化粧を施す為に美容師のシェリーが雇われるが、ハリーとシェリーは次第に接近していく。
近所に住む幼馴染の少年トーマスと父の恋を邪魔するベーダだったが、効果はまったくなかった。
やがて、ベーダとトーマスにも恋心が芽生えるが・・・。


レビュー
1990年代を代表する人気子役マコーレー・カルキン主演の、多感な少女と少年の友情と恋を描いた恋愛映画。

一見ストレートな恋愛映画のように見えますが、主人公のベーダが母を亡くしただけでなく、自宅が葬儀屋だから死体を当たり前のように見ている為、死を恐れて健康であるにもかかわらず、しょっちゅう医者を行ったり来たりしている、シェリーと仲良くなったのは良いけど、父と恋仲になったのをきっかけに父を取られるのでは?という危機感から2人の恋を邪魔するなど、様々なドラマが描かれていてシリアスです。
他にも大切な人を亡くしてしまったり、他に気になっていた人もいたけど、その人も結婚する事が決まっていて、ベーダがショックを受けたり泣いたりするので、正直重々しい描写もあったりします。
ですが辛い事があってもベーダはそれを乗り越え、一時的に嫌っていたシェリーとも和解するので、最後は後味の良い結末となっています。

さて一番の見所は、やはりベーダとトーマスのキスシーンでしょう。
本編では結構あっさり終わってしまうのですが、写真ではより一層ニヤニヤや胸キュン度が高くなり破壊力抜群です。
でもこちらにも書いてありますが、多分ベーダは恋心を自覚しておらず、ほんの好奇心でやっただけに過ぎません。
「キスした事ある?」
「ないよ」
「なら、今からしてみようか」
「うん、いいよ」
「じゃあ、目を閉じて」
と、さらってやっていて、恥ずかしさも微塵もなかったですから。

詩の先生も好きと言うシーンもありましたが、やはりそれも大人の男性に対するちょっとした憧れであって、完全な恋心はないように思えます。
しかしそこが変に大人びているわけでもなく、自然体でやっていますからリアルです。

途中少し中だるみしている感じはありましたが、思春期の多感な少女の感情と初恋を描いた名作だと言えるので、中々見応えがある映画です。



予告編です↓




主題歌の「マイ・ガール」がまた素敵で、初めて聞いた時から印象に残っているのですが、元からこの映画の為に作曲されたのではなく、1964年にテンプテーションズというアーティストが発表した楽曲です。
続編の「マイ・ガール2」だけでなく、「再会の時」や「マネキン」、「7月4日に生まれて」などの他の映画にも使用され、日本ではテレビドラマの「花嫁とパパ」の主題歌として使用されたそうです(ただしカヴァーであって、オリジナルの流用ではない)。



出典


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by asabatyou | 2017-06-20 17:46 | 映画 | Comments(0)
今月の8日ですが、YouTubeで「大ターザン」(1921年にも同じ邦題の映画があるので、区別する為に1938年版と表記する)を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : D・ロス・レダーマン
原作 : エドガー・ライス・バローズ
音楽 : ヒューゴ・リーゼンフェルド


キャスト
ターザン : グレン・モリス
エレノア : エレノア・ホルム
ロジャー : ジョージ・バービア
ネヴィン : ジョージ・ミーカー
ベン : C・ヘンリー・ゴードン


ストーリー
アメリカの富豪ロジャーは、娘のエレノアと彼女の許婚ネヴィンを連れて、アフリカへ猛獣達を捕獲しに行った。
途中でエレノアはジャングルで道に迷った時、チンパンジーと共に暮らしている野人のターザンに助けられるが、誰もその話を信じようとしなかった。
だがある日、エレノアに惚れている悪漢が彼女を連れ去ってしまい、ターザンは急いで救出に向かうが・・・。


レビュー
サイレント映画時代から何度も映像化されている、エドガー・ライス・バローズ原作の「ターザン」を再び映画化したもの。

しかしストーリーや世界観は過去作品とは何も繋がりや関わりはなく、完全に独立していますので、これだけ見ても何も困る事はありません。

ストーリー自体はよくありがちで、探検隊がジャングルでターザンと出会う→ヒロインがターザンと仲良くなる→ヒロインが悪党に攫われたから、ターザンが彼女を救う→エンディングでは、ヒロインがターザンと一緒に暮らすというパターンなので、はっきり言って新鮮味はありません。
ただターザンのイメージを決定づけた立役者、ジョニー・ワイズミュラーが演じたターザンは、先に喧嘩を売ったのは猛獣の方とはいえ、死闘の末ライオンやサイなどを殺すシーンがありました。
ですがこちらのグレン・モリスが演じたターザンは(彼もオリンピックの選手だったという)、控えめな行動しており、ライオンと格闘するシーンはあっても人間に攫われた子供達を助けに来たのを知っていたので殺しはせず、最後は子供を救出した後、無事親に返しています。
とはいえ、掛け声や戦闘シーンを見ていますと、ワイズミュラーが演じたターザンと比べると、イマイチ迫力や華やかさに欠けていて、まるでワイズミュラーのターザンの力量や偉大さを、再確認させる為に作られた映画のような印象も受けます。
ラストも「類猿人ターザン」(1932年版)は、ゾウの群れが敵のアジトを徹底的に破壊するスペクタクル要素があったのに対し、こちらはただヒロインを助けておしまいで、スケールダウンしてしまった感が否めません。
けど吊り橋を切って敵を下に落とし、ワニのエサにするところは「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」の最終決戦にそっくりで、ひょっとしたら影響を与えたのかもしれません。



本編です↓
右下に日本語字幕を出す為のアイコンがありますので、そこをクリックすると表示されます。
YouTubeでは「ターザンの復讐」と表記されていますが(確かに本作の原題は「Tarzan's Revenge」なので、日本語に訳すとこうなりますが)、1934年にワイズミュラーがターザン役で出演した「ターザンの復讐」ではありませんので、お間違いのないように。



出典


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by asabatyou | 2017-06-10 10:42 | 映画 | Comments(1)
今日は録画した「ヒーローマニア-生活-」を見ましたので、その事について書きます。
以前も見た事があるので、今回が2度目になります。


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スタッフ
原作 : 福満しげゆき
監督 : 豊島圭介
脚本 : 継田淳
音楽 : グランドファンク

キャスト
中津秀利 : 東出昌大
土志田誠 : 窪田正孝
寺沢カオリ : 小松菜奈
日下孝蔵 : 片岡鶴太郎


ストーリー
西暦20XX年。日本の堂堂市は治安の悪さで犯罪者やゴロツキどもが跋扈する、地方都市となっていた。
コンビニでバイトしている中津秀利は、マナーの悪い客に困りながらも、気弱な性格で中々注意出来ない日々を送っていた。


そう思った時だった。
下着泥棒でありながら、チンピラ風の男を余裕で叩きのめす土志田の姿を、その目に焼き付けたのだ。
彼の勇姿に惹かれた中津は、2人で一緒に協力して悪党を倒そうと提案する。
それに興味を持ったミステリアスな眼鏡っ子のカオリと、世間に迷惑をかける若者を成敗している親父日下が仲間に加わり、平和を乱す悪人を次々と退治する吊るし魔として活躍するようになる。
吊るし魔の存在を知った宇野は、それを会社にしたいと言い出して「ともしび総合警備保障」という会社を設立するが…。


レビュー
福満しげゆきさんの漫画「生活」を、東映と日活が映画化したもの。
ストーリーは所謂「北斗の拳」に似た感じで、ヒャッハーな悪人を倒す4人の男女の活躍を描いた、勧善懲悪物です。

基本は原作と似たストーリーだそうですが、登場人物にこれといった名前がないのに対し、こちらは名前があるのはその方が分かりやすいからでしょう。

実はこちらでも書いたように、私はエキストラではありますが「ともしび総合警備保障」に所属している社員の1人(ウルトラマンに出てくる防衛チームのような物だと思っていたら、途中から邪魔者をいたぶる暴力団に成り下がり、主人公達と対立するので、仮面ライダーのショッカー戦闘員や、スター・ウォーズのストームトルーパーに近い)や、駅にいる人を演じており、本名の鈴木啓史でクレジットされていて(書いた理由は、こちらと同じです)、撮影中監督の豊島さんやスタッフの1人に優遇されていましたから、出来ればあまり悪く言いたくはありません。
ですが他の人に評価を見ても分かるように、残念ながら本作は傑作とは言い難いです。

ついさっきまでホームレスだった男が、急に会社を作れるものなの?どう考えても簡単にやれる事じゃないし、それだけの時間やお金もないだろう。
しずちゃん演じるおかっぱ頭の女性が、日下を襲った犯人なの?と言いたいところですが、ともしびのメンバーではなく、日下とは何も因縁もないから彼を襲う理由も一切ないので、納得出来ません。主人公達にも襲いかかりましたが、結局何がしたかったのでしょう?
日下も駄目な若者を懲らしめると言っても、流石に金槌を振り回すのは相手を殺してしまう恐れがあるから、見ていて危なっかしいです。
パチンコ玉を弾丸みたいに発射する悪役も出てきて、これもホースのような道具を使って飛ばしていた事が明らかになりますが、やはり設定に無理があります。
肺活量が凄いと言われていましたが、とにかくツッコミどころや不自然な点が多いです。
全体的に単調で内容も薄っぺらく、イマイチ登場人物に感情移入しづらく映画の世界観に入って行けないので、ラストの日下を襲ったとされる通り魔の怪人との対決も、どうも盛り上がりや緊張感に欠けます。

浜松で撮影をやりましたから地元や近隣の方々も出演していますが、おそらく楽しめるのはその人達だけです(「あっ!自分が出てる!」という意味で)。



特報映像と予告編です↓












この日下編の予告で、私の姿が少しだけ映っていたので、ちょっと驚きました(最初の駅のシーンで、一番右側にいる黒い男性が私です)。

また展開が悪くてダラダラ気味なのもマイナスで、どうしても途中で若干飽きてしまいます。
いずれにせよ、関係者以外は別に見なくても良いかな。

ただこれが公開された2016年といったら、「シン・ゴジラ」や「君の名は。」、「この世界の片隅に」(2016年版)といった、久々に歴史に名が残りそうな邦画が3本もあったので、何もかも全て持って行かれた気もしますが。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-05-04 17:25 | 映画 | Comments(0)
昨日は借りたDVDの「青い青い空」を見ましたので、その事について書きます。
前から興味がありましたが、やっと見る事が出来ました。


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スタッフ
監督、原作、脚本、編集 : 太田隆文
撮影 : 三本木久城
音楽 : 遠藤浩二


キャスト
住田真子 : 相場香凛
佐津川みさと : 草刈麻有
飯島三美子 : 橋本わかな
天竜塔子(トン子) : 田辺愛美
児玉卓也 : 冨田佳輔
高見沢ミチル : 平沢いずみ
八代和樹 : 浪岡一喜
スー : 高井智加
ミキ : 大道彩香


ストーリー
高校生活を送っている真子は、大学受験の関係で母と対立し、1年も口をきいていなかった。
そんな時親友のみさとから、書道部に入部しようと誘われる。
顧問はヤンキー教師の八代で、既に部員として入っている無口な三美子がいた。
後にダイエットに夢中のトン子や、真子に片思いの卓也、書道の有段者なのに真子達をバカにするミチルが仲間に加わり、絆を持って友情を深めて行く。


レビュー
「朝日のあたる家」や「向日葵の丘・1983年夏」の太田隆文監督が、静岡県浜松市を舞台に書道に青春を捧げる、少女の生き様を描いた青春映画。
普通映画といいますと、大手企業が資金などを提供しますが、こちらの製作資金は全て地元の有志の寄付によってまかなわれたそうです。
その影響なのか他の映画と異なり、東宝や日活といった映画会社のロゴマークが一切登場しません。

初めは「書道♡ガールズ 青い青い空」というタイトルになるはずだったのですが、色々と苦労が多かったようです。
「書道を題材にした映画を作りたい」と言っても、「そんなの地味で映画にならない」と相手にされず、「巨大な紙に音楽に合わせて書を書く、書道デモンストレーションがあるのですが、かなりインパクトがありますよ」と説明し写真を見せても、誰も興味を持たないと言われてしまったそうです。
そんな時救いの手を差し伸べたのが浜松の皆さんで、「面白いですね。一緒にやりましょう!」という事で作られる事になりました。

でも大企業がスポンサーの作品ではなく、市民協賛の独立プロの映画なので経済的に大変であり、さらに作っている途中で似たタイトルの「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」が公開されてしまい、続編や「わたしたちの甲子園」の方だなどと勘違いされた(「あれとは違う」と説明するだけで時間がかかってしまい、イベントでも間違えられて紹介された為、帰ろうかと思ったという)、今現在の「青い青い空」に変えた時でも、パクリや二番煎じなどと散々批判されたそうです。

最初に書道の価値を見抜いてやり始めたのは太田監督であり、後者の方がある意味偽物なのに、前者が偽物扱いされてしまったのは、実に皮肉な話です。

他にもTOHOシネマズで地方公開したのに、2011年に起こった震災で全国公開が途中で休止になったりと、様々な問題やトラブルに巻き込まれた作品ですが、映画自体の出来はその苦労を癒してくれるものでした。
筆は一見みんな同じように見えるけど、馬の毛で作られた物や鳥の毛で作られた物など様々な種類があり、物によって違う事(「私は特にどこでもいいです」で有名な、関口愛美(せきぐちあいみ)さんが筆下ろしに挑戦した時、人毛筆が登場しましたが、かなり扱いにくいらしいです)、「字に上手い下手は関係ない。気持ちを伝える事が大事なんだ!」と語る、真子が大好物のコロッケの文字を書いたら、喜ばれてお店に利用されて、完全に書道の虜になるなど、書道に対する純粋な愛情や敬意、こだわりがストレートに出ています。
途中で「書道なんて、何の役にも立たない。一流の大学や会社に入って、そこでエリートな人と結婚する事が良いんだ」という、典型的な俗物の大人達の妨害や(ちなみに真子の姉はそれが原因で失敗し、そうするように仕向けた母を嫌っていて、「こんな人の言う事聴いたら、駄目になる」と発言している) 母親との確執もあって書道部崩壊の危機が迫りますが、最後は自分に正直になって書道部を救い、大会に参加する様をテンポ良く描いています。

このように書道の素晴らしさを描きつつも、映画として十分楽しめる作りになっていますので、是非一度は見る事をオススメします。
流石、元祖書道映画です。



特報と予告編です↓













ちなみにこの映画、ヒーローズアカデミーの皆さんも出演しています(ヒーローズアカデミーと出会う2年前の映画なので、当然私は一切参加していません)。
知っている範囲で見ますともう今はやめていない方ばかりですが、レッスンや発表会で一緒になった時の事を思い出し、ほんの少しだけその頃に戻れた気分で嬉しかったです。

またお寺の和尚を演じた長門裕之さんは、これが遺作となりました。

静岡県西部の方言「やらまいか」も登場したのですが、ヒーローズアカデミーのアイドル達が歌っている歌以外で聞いた事がなかったので、ちょっぴり新鮮味あり。

お互い全然違う言葉を喋っているのに、何故か会話が成立しているのは、「スター・ウォーズ」シリーズや「メン・イン・ブラック」、格闘ゲームの「鉄拳」シリーズみたいでした。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-04-21 17:50 | 映画 | Comments(1)
今月の1日ですが、録画した「女ガンマン・皆殺しのメロディ」を見ましたので、その事について書きます。
最近少し西部劇に興味関心を持つようになり(と言っても、過去に「大列車強盗」(1903年版)、「幌馬車」、「駅馬車」、「荒野の用心棒」、「バンディダス」を視聴した事あり)、それで女性が主役なので、一体どんな感じなのかと。


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スタッフ
 
監督: バート・ケネディ
   製作: パトリック・カーティス
   原案 : ピーター・クーパー
  音楽 : ケン・ソーン



キャスト

ハニー・コールダー : ラクウェル・ウェルチ
トーマス : ロバート・カルプ
ベイリー : クリストファー・リー


                   ストーリー
どこにでもいそうなごく普通の主婦ハニー・コールダーは、銀行を襲った悪党クレメンツ三兄弟によって、夫を殺されただけでなく、自分もレイプされて家も燃やされて無くしてしまった。
全てを失ったハニーだったが、そこへ賞金稼ぎのトーマスと出会い、彼に弟子入りする。
銃職人のベイリーの助けもあり、ハニーはトーマスの下で修業や特訓する日々を送るが・・・。


レビュー

レイ・ハリーハウゼン氏の特撮で有名な「恐竜100万年」でヒロインだった、ラクウェル・ウェルチ氏主演の英国製西部劇映画(イギリスで、ウェスタンは珍しいらしい)。

今回ウェルチ氏主演の映画を見るのはこれが2回目ですが、「恐竜100万年」では別にセリフはなく、ただ単に奇声や掛け声を発するだけだったので、まともに喋るウェルチ氏を見るのは初めてです。


さて内容は本当に勧善懲悪で、ヒャッハーな悪人達に人生を台無しにされた女性が、復讐を誓うと同時に賞金稼ぎに弟子入りして修業する、大変分かりやすい話です。

でもだからこそ余計な事を一切考えずに済みますから、スッと話に入って行けますし、王道だからこそ燃えます(アニメ版「餓狼伝説」も、こんな感じだったし)。


最初の敵との戦いでも、いきなり無双状態になるのではなく、初めは苦戦するのが自然で却って戦いを盛り上げました。

どこにでもいそうなごく普通の主婦が、特訓や経験を積んで少しずつ成長していき、最後はクールビューティー系なガンマンになっていくところが必見です。


師匠が死んだ後も彼に助けられるのは、旧「スター・ウォーズ」三部作のルークとオビワンの関係そっくりで、よくあるパターンではありますが、やはりこういう描写がないと物語として面白味がありません。


ちなみに本作はテイストがマカロニ・ウェスタンですが、これは時代がそうさせたのでしょう。

西部劇は他の映画と同じようにサイレント時代から作られていて、「駅馬車」や「シェーン」のような名作もありますが、その一方で人種差別的なところもあり、本来侵略者である白人(つまり主人公)が善役で、最初から住んでいるインディアンが悪役だったり、黒人のガンマンが実在したのにそれをやらなかったのも確かです。

1950年代になってそれが崩れ始め、1960年代に入ると正義感のない主人公や激しいアクションや暴力描写を前面に押し出した、マカロニウェスタンが人気になりましたから、昔のようには出来なくなったのでしょう。


話が少し変わってしまいましたが、ラクウェル・ウェルチ氏演じる女ガンマンはエロくもカッコいいので、西部劇に詳しくない人が見ても楽しめます。




予告編です↓

「恐竜100万年」ほどではありませんが、本作にもお色気要素があり、ウェルチ氏が前半のほとんどを裸体にポンチョで押し通したり、入浴シーンもあるので、そこも見所となっています。


またタランティーノ監督の「キル・ビル」や、「ハレンチ学園」にまで影響を与えたようなので、本作がいかに偉大な映画であるかを証明しています。

主人公の生い立ちやガンアクションは、梅津泰臣さんの「A KITE」にも似ているので、その原点かもしれません。

ウェルチ氏の魅力も描きつつ、映画自体も無駄なくテンポ良く進む痛快娯楽映画なのが、本作最大の強みです。

アイドル映画でもありますが、まったく関係なく楽しめるので、一度は見る事をオススメします。




出典

画像:Hannie Caulder - Alchetron, The Free Social Encyclopedia.html



参考サイト

西部劇 - Wikipedia.html

西部劇 (せいぶげき)とは【ピクシブ百科事典】.html

映画 女ガンマン・皆殺しのメロディ - allcinema.html

Onna ganman-Minagoroshi no merodi (1971) - IMDb.html

女ガンマン 皆殺しのメロディ_ 最上屋日記.html

女ガンマン・皆殺しのメロディ|なぜ犬は尻尾を振るのか。.html

女ガンマン 皆殺しのメロディ _ 映画 _ WOWOWオンライン.html

キル・ビル 特集_ 「キル・ビル」元ネタ辞典 - 映画.com.html

Amazon _ 女ガンマン _ 皆殺しのメロディ [DVD] _ 映画.html



参考動画

【黒歴史】アメリカが隠したい過去を描く「ジャンゴ 繋がれざる者」町山智浩 20121218 - YouTube.html


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by asabatyou | 2017-04-03 17:57 | 映画 | Comments(1)