今日は今月の8日に「エイリアンvsプレデター」を見ましたので(7日にDVDを買ったから)、その事について書きます。
久しぶりに見たくなった事もそうですが、今までは途中からしか見た事がなかったので、ちゃんと見てみたいと思っていたからです。
本当はYouTubeに投稿されていた、「キャプテン・シンドバッド」を先に見たかったのですが、削除されてしまいましたので、変更しました。
スタッフ
監督、脚本:ポール・W・S・アンダーソン
音楽:ハラルド・クローサー
編集:アレクサンダー・バーナー
キャスト
レックス:サナ・レイサン
ウェイランド:ランス・ヘンリクセン
セバスチャン:ラウル・ボヴァ
エイリアン:トム・ウッドラフ・ジュニア
スカー・プレデター:イアン・ホワイト
ストーリー
巨大企業ウェイランド社に謎の熱源が南極大陸の地下深くで発生しているという衛星データが送られてくる。この企業の経営者で億万長者のチャールズ・ビショップ・ウェイランドは現地調査を決断、さっそく環境問題専門家で女性冒険家のレックスら各分野の専門家を招集する。やがて問題の場所に辿り着いた調査団は、そこで巨大ピラミッドを発見。しかし調査を進める彼らは、その後恐るべき真実を知る。なんとそこは、プレデターが100年周期でクイーン・エイリアンに卵を産ませ、人間を生け贄にして育てたエイリアンたちと若いプレデターたちを戦わせる“成人の儀式”を行なう場所だったのだ・・・。
レビュー
同名の漫画およびゲームを映画化した、クロスオーバー作品。
ストーリーはプレデターが成人式の為に勝手に地球を戦場にし、大量のエイリアン(ゼノモーフという名前もあるらしいが)を送り込んだだけでなく、地球人までもエイリアンを繁殖させる為のエサとして利用するという迷惑極まりないものですが、エイリアンとプレデターを違和感共演させるには、こうするしかなかったのかもしれません。
しかしエイリアンとプレデターの対決が見られるのは一度で二度おいしく、純粋に楽しめます。
また本作でプレデターが途中から地球人の味方になるのですが、これで初期の作品にあった恐ろしさや不気味さが薄れてしまった事は間違いありません。
こういうところはキング・コングやゴジラやターミネーターと同じですが、コングとターミネーターは次回作でいきなりヒーローになったのに対して、プレデターはゴジラと同じで後になるにつれて、いつの間にか人類の味方になってしまったタイプです。
ですが地球人とプレデターが、共通の敵を相手に共闘する姿は非常に熱くて燃えるので、これはこれでありです(カプコンが作ったゲーム版は、最初から味方として登場しているようだ)。
予告編です↓
ちなみに本作にはかつてユニバーサルが作った「フランケンシュタインと狼男」が、モニタールームのスタッフが見ている映画として、チョイ役で登場しています。
人気モンスターの共演を描いた作品の元祖ですから、敬意を表したとされています。「キングコング対ゴジラ」や「フレディvsジェイソン」にとっても、大先輩と言えますし。
それとこのアイデアを最初に考えたアメコミの出版社ダークホース・コミックス社ですが、クロスオーバー作品に力を入れているようで、「スーパーマンvsエイリアン」や「バットマンvsプレデター」(家の近くにある床屋さんに置いてあったので、昔から存在は知っていた)など、色々作っているみたいです。
実はゴジラとガメラのコミックス化権も持っているらしく、ひょっとしたら両者が戦ったり、ゴジラとガメラのどっちかがエイリアンやプレデターと戦うのではされていたのですが、2000年代初期にクロスオーバー作品の出版は取りやめとなったそうです。
なので、これが実現する事はないでしょう。
1枚目:映画「エイリアン vs. プレデター」チラシ 映画スター★映画パンフ ウェブリブログ.html
2枚目:works on Alien vs. Predator.html
参考:この映画のパンフレット、映画 エイリアンVS. プレデター - allcinema.html、エイリアンVSプレデター - Wikipedia.html、あなたの知らない怪獣マル秘大百科、AVP Alien vs. Predator (2004) - IMDb.html
# by asabatyou | 2014-12-10 19:15 | 特撮、モンスター | Comments(0)