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映画のワークショップに参加して

今月の19・20・26・27と、袋井にある月見の里学遊館で映画のワークショップをやっていましたので、そちらに参加しました。
あまり詳しい事を書いてしまいますと、色々と問題やトラブルに巻き込まれるかもしれませんので、これぐらいしか書けません。
19日は「おはよう」をテーマに短編映像を撮って、参加者全員が出演するようにという条件で作りました。
他の人の作品では草食系男子で頼りない男である事から、彼女を他の男に取られてしまう役だったり、ヒーローショー(?)をやろうとしている2人組の怪人(と言っても、見た目は人間のまま)を演じましたが、自分の作品では「顔出しはやりたくない」という思いから、ナレーターとして声のみの出演をし、会社で働こうとしている若い女性を主役にしました。
20日ではファミレスで片方がもう片方にお金を貸してほしいという脚本を使って、お芝居をしました。何故お金を貸してほしいのかについては、自分で自由に考えて良いという事だったので、僕は悪の組織にすっかり洗脳されて、友人から金を奪うよう命令された男(この組織に入りたかったから、親や友といった親しい人達を捨てろと命令されたから)というのを考え、その悪役の方を演じました。
ですがやり終えた後、「ここはこうすれば良かったな」とか色々反省点が出てきました(笑)。
26日は20日の最後に言った、AチームとBチームに分かれて短編映画を作りました(なので、20日から25日まではずっとそのネタを考えていた)。
僕はAチームに入って「ウルトラファイト」や「ガチムチパンツレスリング」といった、思いっきり自分の趣味丸出しの物を作ったのですが(笑)、これは19日の時に「今思えば、これやりたかったな」と思ったからやりました。
最初はレスリングシリーズと殆ど同じ動きだったのですが、オリジナリティーがなくて不満だった事、他の特撮物の映像を観てみんなが「おぉっ!!」ってなる感じがしたいと思って、脚本を書き直しました。
本当はパソコンを持って行って、その場で音楽や効果音を付けながらやりたかったのですが、荷物が増える事もあってやめて、その代わりに他のみんなに観客の声をやらせて、少しでも盛り上げるようにしました(みんな、ちゃんとやってくれましたので本当に助かりました)。
まぁ実際やってみますと、本当にグダグダゆるゆるの爆笑物だったのですが(笑)、喜んでくれたんだから良いか(笑)。
この時僕は監督・脚本・カメラ・アクション指導・ナレーターと、殆ど自分で担当しましたが(ゴングの音は、他の人が担当した)、これは19日と同じ「参加者全員が出演するように」という条件だったからです。チャップリンみたいに、自分の作品に自分が出るのが一番だと。
アクションの中で相手が飛び蹴りをしてきたから、それを側転で避けるのを入れたのですが、この元ネタは「ウルトラマンレオ」にあるアシュランとの戦いで、大きく右手でパンチをしようと思ったけど避けられて、後ろから首を絞められるがエルボーして何とか逃れる所は、「バグダッドの盗賊」(1961年版)にあるスティーヴ・リーヴス演じる主人公カリムと、透明マントを付けた男との戦いが元ネタです。
今回で一番印象に残ったのは、趣味ではあるものの本当に映画を作っている人達に会えた事です。
今は刑事ドラマを作っているそうですが、昔は特撮物をよく作っていたとの事です。
お互い趣味が合う事もあって、彼らとの会話は本当に楽しかったです。
またこうしてみんなで集まって、何本でも良いですから作ってみたいです。
たった4日間という短い間で、皆さん色々と大変で苦労したと思いますが、本当にお疲れ様です。
そして楽しい思い出を、ありがとうございます!!

by asabatyou | 2013-01-28 18:11 | ワークショップ | Comments(17)

Commented by asabatyou at 2013-01-31 19:03
書き忘れてしまいましたが、その趣味で映画を作っている方々の作品に出演した時、僕は主人公の味方である刑事の1人として出演しました。
最初は19日で他の人の作品に出演した時、あまりにも自分のカッコ悪さに失望してしまい、顔出しが嫌いになった事もあってあまり乗り気ではありませんでした。しかし周囲からの評判は良く、僕自身も後から映像を観た時、まぁそんなに悪くなかったので、今思えばやって良かったなと思っております。
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-03 18:45 x
へぇ、他の方の映像作品に顔出しをされたのですか。asabatyouさんの、祝俳優デビューですね。

しかし、最初は自分としては満足いかなかったけど、他人から見たらそれほど悪くなかったと言う事は、役者としての資質はそこそこあるのかも知れませんね。良いか悪いかは見ている側が決める事なので…。

芝居というのは、何度もやっていく内に上達していくものですし、恥をかいてなんぼのものですから。

つづく
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-03 19:27 x
3年前に亡くなられた大御所声優の野沢那智さんも、主宰していた劇団薔薇座の演出の時には、劇団員に「人に聞くな。自分で(演技して)恥をかけ」という言葉が口癖でしたし、演技というのはどうやっても究極にはたどり着けないものですから。

自分の芝居を客観的に見ても、恥ずかしさを感じないようなある程度の面の皮の厚さは必要かも知れませんが…。

そういえば、asabatyouさんはかつては役者志望だったといいますが、そちらの方はもう完全に断念されてしまわれたのでしょうか?
Commented by asabatyou at 2013-03-04 18:23
俳優デビューといいましても、自主製作ですから(笑)。と言ってしまっては、失礼かもしれません。
「そちらの方はもう完全に断念されてしまわれたのでしょうか?」いいえ、一応そういう所の学校に通っています。しかし上手くいくかどうかと言われますと、正直まったく分かりません。
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-05 21:16 x
これは驚きです。asabatyouさんも、そういった俳優やシナリオライターといったものの講座をやっている学校に通っていらっしゃるとは、初めて知りました。やはり、シナリオ創作の他にも役者としての進路も考慮されてるわけですね。

何という学校に、いつ頃から通っていらっしゃるのですか?

それと、この記事をアップされた日に、母が以前から大便に血が混ざってるので病院で精密検査を受けました。検査したところ、大腸に3つほどポリープのようなものが、出来ていたみたいです。癌ではないのかと不安になり、母もピリピリしていますが…。

つづく
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-05 21:17 x
大腸ポリープは癌が発生していくきっかけとも言われており、大腸がんは日本における女性のがんの死亡率1位を占めているため、結果が出るまで母の不安が続きそうです。

asabatyouさんは、知り合いの方とかに大腸ポリープを患った方とかいらっしゃいますか?
Commented by asabatyou at 2013-03-06 18:18
役者の学校についてですが、2つ通っており片方は2011年の11月6日からで、もう片方は2012年8月の初め頃からです(名前を出すのはマズイかなと思っていますので、非公開にします)。
ちなみにシナリオライターの方ですけど、別に学校に通っているのではなく、2010年頃からアニマックス大賞で、かつて学校のボイスドラマ用に作った脚本を流用したのが最初です(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/20100319)。

大腸ポリープについてですが、まったく聞いた事がないので、残念ですが何とも言えません。
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-07 23:04 x
ほぉ、という事はasabatyouさんは役者の学校をダブルスクールで掛け持ちされてるわけですか。それにバイトと3つを同時並行でやるのは大変でしょうね。しかし、シナリオライターになるために役者としての勉強をするのもいいかもしれませんね。

大ヒットを飛ばしたNHK連続テレビドラマ小説『おしん』や、『渡る世間は鬼ばかり』の原作者である橋田壽賀子さんも、小劇団に入って役者をしながら、脚本塾に通って演劇の執筆をされていたと言いますし、いい勉強になりますよ。これは。

大腸ポリープについてですが、asabatyouさんはあまりご存知ないのですね。しかし、母は大便に血が混ざっていた事がキッカケで精密検査を受けた結果、大腸ポリープが出来ていたようです。

そのうちの1つが直径1cmを超えていたので、1泊2日の検査入院をして切除しました。切除したポリープを調べてみたところ良性だったので、安心しましたが…。残りの2つは、ほんの小さなものだったのでそのままだそうです。

つづく
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-07 23:05 x
しかし、asabatyouさんも十分お気をつけ下さい。若くても癌で命を落としてしまう人はいますので…。

大腸癌が日本における女性のがんの死亡率1位とはいえ、男性でも大腸癌で亡くなられてる人はいますから。2011年に亡くなられ、かつて松田優作さんが目標とした俳優の原田芳雄さんも、大腸癌で逝去されました。

年に一度は健康診断を受けましょうね。僕も体調管理には特に気をつけているので、お互い健康でいましょうね。
Commented by asabatyou at 2013-03-07 23:33
「シナリオライターになるために役者としての勉強をするのもいいかもしれませんね。」確かにそれをやった方が、「ここはこういう感じで喋ってほしい」などと色々とやりやすいですからね。今月の土日はそれに関連する事でスケジュールがほぼ埋まっていますので、ちょっと忙しくなりそうです。
シナリオについてですが、最近「これ、良いんじゃないの?」というネタを思い付きました。詳しくは言えませんが、元ネタはチャップリンの映画です。

母親についてですが、そんなに酷くはなかったようなので僕も安心しました。
「僕も体調管理には特に気をつけているので、お互い健康でいましょうね。」そうですね。それが一番ですよ。
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-10 00:41 x
おぉ!!

「ここはこういう感じで喋ってほしい」と指示できるようになるという事は、このまま行けばasabatyouさんは野沢那智さんのように、演出家も出来るようになるんじゃないですか!?

ただ、そうなると演出中のasabatyouさんが稽古中に役者達への駄目だしに、パイプ椅子や灰皿を投げつけて「馬鹿!」「ブタ!」「死ね!」「不感症!」「木偶の坊!」「帰れ!」と怒鳴りつけてる姿が一瞬想像できました(笑)

つづく
Commented by 光を持つ者 at 2013-03-10 00:41 x
しかし、出演された自主制作の短編映画のテーマは「おはよう」ですか。

いつか、僕が紹介した映画でasabatyouさんもご覧になられた「麦秋」を監督された小津安二郎さんも、1959年に公開されたこのテーマと同じタイトルの映画「お早よう」を監督されました。

この映画は、暗いシーンもほとんどないので肩の力を抜いてみる事の出来る93分のホームドラマです。ただ、劇中に登場する子供達が今で言う悪名高き『団塊の世代』なので、こいつらが後に今の日本を作ったと思うと、劇中の奴らの行動に何か思うものがあると感じました。

YouTubeに動画がありましたので、URLを載せておきます。もし、時間があればasabatyouさんにも、是非見てもらいたいと思います。

Buon giorno (お早よう, Ohayo - 1959) di Yasujirō Ozu - sottotitoli ITA
http://www.youtube.com/watch?v=25WINZ55vfw
Commented by asabatyou at 2013-03-10 09:54
「「ここはこういう感じで喋ってほしい」と指示できるようになるという事は、」話考えていると、どうしてもそうなってきますね。ただ僕はそこまでは流石にやらないと思います(笑)。どちらかといいますと、弟の方がそうなりそうな感じがします。
家の弟は僕以上に大人びていてしっかり者であり、色んなゲームやアニメなどを観る度に「ここはこうすれば良いのに」とかよく言ってますから、面白い作品を作る為なら役者に厳しく指導しそうな気がします。

「おはよう」の事ですが、初日のみでそれ以降は監督をやりたい人を決めて、自由にテーマを決めて作品を作っていました。
団塊世代ですか…。でも今生きている世代って叩かれている世代が殆どじゃないですか?バブル世代やゆとり世代だって叩かれまくってますし、何も言われていない人達の方が少ないのではないかと…。
Commented by asabatyou at 2013-04-11 22:11
書き忘れましたが、試合を見て盛り上がっている観客の声が聞こえているというのは、スマブラの影響です。
他にもサイレント映画の弁士みたいにナレーターがセリフまでやる事や、鉄拳のような3D格ゲーみたいに、試合をやる人達の姿を一人ずつ映してから戦わせる事も考えましたが、結局やめました。
Commented by asabatyou at 2013-04-11 22:23
映画ワークショップで知り合った仲間のブログにコメントしました。
3つありますので、もし良ければどうぞ↓

HP:http://www2.tokai.or.jp/SUZUYA-CAMERA/
店長ブログ:http://suzuya.hamazo.tv/
スクラップブッキングブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/sb1suzuya
Commented by asabatyou at 2014-02-27 19:58
動画を削除しました。理由は何だか余計な感じがしたからです。
タグも映画のワークショップの事を書いている以上、その方が良いと思って変えました。
Commented by asabatyou at 2014-07-31 19:34
袋井にある、月見の里学遊館の事を書いておきました。
もう終わってしまった事ですが、書いておけば「こんな事をやっていたのか」と、これから同じような事をやる時に、きっと宣伝になると思って書く事にしました。