今日は時間がありましたので、「新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-」に行ってきました。
今年で新海さんはデビュー15周年なのでそれを記念して作られ、制作に関わったものが展示されていました。
キャラクター設定資料や絵コンテやレイアウト、実写と完成した映像の比較写真、アニメに登場した物を実物で再現した物、CMや短編作品を紹介、一番の売りと言える背景を紹介した映像など、幅広く取り扱っていました。
「君の名は。」の展示物がやけに多かった気がしますが、やはり最も有名で人気があるからでしょうか。
ちなみに巫女の舞をするシーンでは、プロの方々がやった物を参考にして描いたそうです。
他にも劇中の台詞が、天井や壁に吊るされていたり貼られていたり、今までの作品の主題歌が流れていました。
ですが私が最も印象に残ったのは、新海さんが背景の紹介映像で、「アニメなら何気ない日常風景でも、綺麗で美しくなる。実写では不可能な事だ」みたいなコメントがあった事です。
実写と違ってアニメの場合、何もかも全部作り物ですから、あらゆる世界を神秘的で幻想的にする事が出来ます(「耳をすませば」や「千と千尋の神隠し」を見た時に、それを感じました)。
私がアニメ好きになったのは、元々怪獣映画やファンタジー映画といった、非現実的なジャンルが好きだからというのもありますが、「自分達が、住んでいる所とは違う世界を見てみたい」という気持ちや欲求をより具体化したのが、アニメではないでしょうか?
これはアンケートを書き終った後にもらった、ポストカードです。
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