ドラえもん のび太の宇宙小戦争

昨日は録画した「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」を見ましたので、その事について書きます。
今までは見てない部分がいくつかありましたが、まともに見たのは今回が初めてです。


a0265223_20405015.jpg
a0265223_20411888.png
スタッフ
監督 : 芝山努
原作、脚本 : 藤子・F・不二雄(クレジットでは、藤子不二雄)
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館  
音楽 : 菊池俊輔


主題歌
「少年期」作詞、歌 : 武田鉄矢


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子 
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
パピ : 潘恵子 
ロコロコ : 三ツ矢雄二 
ゲンブ : 金井大 
ギルモア : 八名信夫 
ドラコルル : 屋良有作


ストーリー
のび太はスネ夫達が趣味で自主特撮映画を作っている事に対抗し、自分もドラえもんや静香の協力で同じ事をやろうとするが、そこへピリカ星からやって来た親指ぐらいしかないパピという少年と出会う。
のび太達はパピとすぐに打ち解けたが、そこへクジラに似た宇宙艦隊が現れて、スネ夫の映画の撮影現場を徹底的に破壊して去って行く。
実はパピはピリカ星から亡命してきた大統領で、独裁者ギルモアの手に落ちたピリカ星の情報機関PCIA(ピシア)が地球までパピを追ってきたのだ。
パピを守ると約束するドラえもん達だが、静香をさらわれた上に、ドラえもん達が小さくなっている状態で「スモールライト」を奪われてしまい、元の大きさに戻れなくなってしまった。
ドラえもん達に迷惑をかけられないと思ったパピは、敵が待機している場所に単身で向かい、静香を救出したと同時に自分を犠牲にし、PCIA長官ドラクルルの手に落ちてしまう。
ドラえもん達はスネ夫が作ったラジコン戦車を強化改造し、パピの救出とスモールライトを取り返す為に、パピの愛犬ロコロコの案内で、ピリカ星へと旅立つ。


レビュー
ドラえもん映画シリーズ第6作目。

「ガリヴァ―旅行記」にある小人の国リリパットで冒険するエピソードをベースに、「スター・ウォーズ」シリーズや「縮みゆく人間」への影響を受けて作られていますが、前半はドラえもん達が小さくなった状態で楽しい日々を過ごすのでそこは「縮みゆく人間」、途中からピリカ星での冒険が描かれるので、「スター・ウォーズ」と「ガリヴァ―旅行記」といった感じです。

別の惑星から来た巨大宇宙人がその星の悪党を倒すのが、もしもウルトラマンの立場が我々地球人になったらという見方も出来ます。
スモールライトの効き目が切れて元の大きさに戻る時、しずかちゃんが最初だったのですが、ピリカ星の視点で描かれているので、「妖怪巨大女」などで有名な巨大娘に見えてしまいます。
巨大娘も萌え属性の1つで、藤子さん自身女の子への強いこだわりがあったらしいので、もしかして狙ってやったのかも(笑)。

他にもMGMのロゴやキングコング、スーパーマンといった映画のパロディがやけに多いので、今までのドラえもんと比べますと、遊び心があるのが印象的です。

ただスモールライトを取り返さないと元の大きさに戻れないと焦るドラえもん達ですが、ビッグライトを使えば簡単に戻れたのでは?という疑問があるのも事実です。
前作の「魔界大冒険」ものび太が魔法の世界を創造する前に、タイムマシンで戻れば防げたのでは?と指摘される事がありますが、あれはそうなる前でも魔王の手下が暗躍している事が明らかになりましたから、どちらにせよ防げなかったのでしょう。
けど本作ではビッグライトが故障して使えない、もしくはその影響で修理に出しているという話もなかったので、ドラえもん達がそこまで頭が働いていないようにしか見えません。
でもそのおかげで案内人のロコロコとの出会いがあり、パピが乗っていた宇宙船を取っておいたからピリカ星へ行く事が出来たので、何とも皮肉な展開です。
あっさり戻ってしまったら、戻ったのは良いけど全然知らないピリカ星へ行くにはどうしたらいいの?という別の問題が発生しますし、もし宇宙船に乗って行けばいいと思い付いても、スモールライトが奪われた以上、再び小さくなる事も出来ません。
ロコロコも人語を話せたり宇宙船の操縦は出来ますが、それ以外に特殊能力は一切ないので、結局何も出来ないまま終わっていた可能性があります。
けど同じく大きさを自由に変えられる道具にガリバートンネルがあるので、もし何も問題がなかったらそれで普通に戻れたのでは・・・?
便利な道具を沢山持っているのも、それはそれで問題となります。
どうしてもツッコミどころがありますし、緊迫感に欠けてしまいます。

話自体は「のび太の大魔境」と同じで異世界の独裁者をドラえもん達が倒すもので、ツッコミどころもありますが、大きさが自由に変わったり映画パロディもあったりと、差別化はちゃんと図っています。



主題歌の「少年期」です↓

いつもジャイアンとスネ夫は一緒にいるイメージがありますが、こちらでは途中からドラえもん、のび太、ジャイアンのチームと、スネ夫としずかちゃんのチームに別れて行動します。
お約束というべきか怖気づいて戦うのをためらうスネ夫ですが(よく考えてみたら未知の相手、しかも独裁者達と戦うわけだから恐怖心が出るのは無理もないし、ある意味一番人間らしい)、ラジコン戦車を提供したり(途中ドラえもんの道具で、強化改造されたが)、しずかちゃんが1人で敵と戦おうとするのを見て加勢するので、意外と活躍します。
今までのドラえもん映画ではスネ夫は正直印象が薄かったので、少しは活躍させたかったのかもしれません。
しずかちゃんも印象的なシーンがあったので、この2人を見せる為の映画と言えるでしょう。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%CE%B1%A7%C3%E8%BE%AE%C0%EF%C1%E8
http://www.70percent-komado.com/entry/2016/08/13/000010

[PR]

by asabatyou | 2018-06-12 17:35 | アニメ | Comments(2)
Commented by asabatyou at 2018-06-13 21:23
ウルトラマンとの関連を語りましたが、実はウルトラマンにも巨大娘が登場しています。

登場作品は初代「ウルトラマン」の第33話「禁じられた言葉」と「ウルトラマンタロウ」の第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」、「ウルトラマンオーブ」の第11話「大変!ママが来た!」です。

普通の人間が、小人の住む世界に行って巨人に見えてしまう話もあり、「ウルトラQ」の第17話「1/8計画」がそうです。

詳しくはこちら↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%A8%98#%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E6%97%85%E8%A1%8C%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%83%8F、

https://dic.pixiv.net/a/1%2F8%E4%BA%BA%E9%96%93、

https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34557.html、

https://renote.jp/articles/9330/page/5、

http://www.henshin-hero.com/archives/6561716.html
Commented by asabatyou at 2018-06-14 22:28
マッコウクジラに似たPCIA(ピシア)の戦闘艦を、ジャイアンが叩きのめすのですが、これはパピ達を助けたいと同時に、せっかく作った自主制作映画を滅茶苦茶にされましたから、その時の恨みや仕返しも絶対あったでしょう。
それに最初の襲撃で、同じく撃墜しようと思って失敗してますから、あれはジャイアンが倒さないと、意味がなかったような気がします。

ドラえもん達が元の大きさに戻って敵の軍隊と戦う時、ジャイアンが「みんな、目をやられんよう気を付けろ」と気遣うのが好きです。
line

タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


by asabatyou
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30