映画 聲の形

昨日は録画した「映画 聲の形」を見ましたので、その事について書きます。
今現在録画した映画やアニメを見るといいましたら全部WOWOWですが、今回はNHK・Eテレで放送したものです。


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スタッフ
監督 : 山田尚子  
脚本 : 吉田玲子  
原作 : 大今良時
音楽 : 牛尾憲輔 
音楽制作 : ポニーキャニオン 
アニメーション制作 : 京都アニメーション
配給 : 松竹


主題歌
「恋をしたのは」 : aiko


キャスト
石田将也 : 入野自由、松岡茉優(小学校時代)
西宮硝子 : 早見沙織 
西宮結絃 : 悠木碧 
永束友宏 : 小野賢章
植野直花 : 金子有希 
佐原みよこ : 石川由依 
川井みき : 潘めぐみ
真柴智 : 豊永利行


ストーリー
退屈な事を嫌う小学生の、石田将也。
そんな彼のクラスに、先天性の聴覚障害を持つ少女の西宮硝子が転校してくる。
初めは友好的に接するクラスメイト達だったが、硝子が原因で授業に支障が出始め、彼女に対して不満を持つようになる。
段々孤立していく硝子を将也は気になるものの、結局変えられず、状況は悪くなる一方だった。
ある時将也は興味本位でからかい始めてしまい、徐々にそれはエスカレートしていき、補聴器の故障や紛失へと繋がっていく。
この事が明るみになった時、将也は補聴器が高価な物である事を知って動揺したが、その瞬間周囲からいじめっ子として全責任を押し付けられ、彼は新たないじめの標的とされてしまう。
それから5年の月日が経ち、将也はすっかり周囲から孤立しており心を閉ざしていた。
自殺まで考えた将也は、死ぬ前にきちんと硝子に謝罪する為に、彼女が通う手話サークルを訪れるが・・・。


レビュー
同盟の漫画を、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」、「けいおん!」シリーズで有名な京都アニメーションが、アニメ映画化したもの。
監督も「けいおん!」シリーズと同じ方なので、絵や動きや雰囲気などが似ており可愛らしい感じですが、内容は結構シリアスで重々しいです。

同じ障害者を主役、もしくは題材にしたアニメに「桃色のクレヨン」がありますが、こちらは最初は障害者に対してやや差別的感情を持っていた主人公が、友達にその事を伏せていたりするけど、やがてそれがバレて孤立しそうになった時、その生涯を持つ子の優しさを知る比較的マイルドな作りになっています(主人公以外、その障害者を拒絶している者がおらず、最後はみんな丸く収まる)。
けどこちらは最初は親切に接するけど、それが徐々に崩壊していき、中にはいじめていた事を謝りたいという者もいれば(勿論初めは硝子の家族から、「障害者である事を知っていながら、今まで散々いじめていたくせに、何を今更!!」と、厳しい目を向けられるが)、「あいつが来たから、調子が狂って私達の人間関係が壊れ始めたんだ」と今でも嫌っている者がいたりと、障害者だから全員が温かく受け入れてくれるわけではない事を、リアル且つ痛々しく生々しく描いているので、深刻度ではこちらの方が上です。
だから正直見ていて、気持ちの良いものではありません。内容が内容ですから、どうしてもこうなってしまうのかもしれませんが。

よそ者が入り込んだ事で主人公達の関係が狂い始めてしまい、よそ者が責任を感じてしまうのは、政岡憲三さんの「すて猫トラちゃん」を思わせます。

主人公がいじめっ子なのは珍しい気もしますが、それが原因でしっぺ返しを食らい、自分と向き合って改心もするから、彼の成長物語とも言えます。

時間が129分なので若干冗長な気もしますが(それでいて、内容やテーマは暗いし)、下手に恋愛要素があるわけでもなく(それっぽいシーンは一応あるが、ストレートにやっていない)、主人公が硝子や周囲の人物、そして自分を受け入れようとする様を描いているので、一度は見て損はないです。



特報、PV、予告編、CMです↓






「聲の形」は2016年に作られましたが、当時は「シン・ゴジラ」や「君に名は。」、「この世界の片隅に」に全てを持って行かれてしまった感じで、本作自体全国120スクリーンという小規模公開だった為か、私自体最近までその存在をまったく知りませんでした(WOWOWで放送されるアニメや映画の中に、本作があったような気がするので、それで見かけた程度です)。
けど評価は高く、松竹による当初の目標額だった10億円を、大きく上回る結果となりました。
ただ原作は最初、障害者いじめと差別という際どい内容な為、どこにも掲載されない幻の作品となった事もあったみたいです。



出典

参考サイト

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by asabatyou | 2018-09-04 10:34 | アニメ | Comments(0)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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