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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王

今月の21日ですが、WOWOWで放送したのを録画した「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」を見ましたので、その事について書きます。
久々に見てみたかったので、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : 本郷みつる 
原作 : 臼井儀人
脚本 : もとひら了 
音楽 : 荒川敏行 
製作会社 : シンエイ動画、ASATSU、テレビ朝日


主題歌
Mew「僕は永遠のお子様」


キャスト
野原しんのすけ : 矢島晶子
野原みさえ : ならはしみき
野原ひろし : 藤原啓治
シロ、風間くん : 真柴摩利
アクション仮面 : 玄田哲章  
桜ミミ子、桜リリ子 : 小桜エツ子  
北春日部博士 : 増岡弘
Tバック男爵 : 郷里大輔 
ハラマキレディ : 井上瑤、渡辺久美子、稀代桜子 
ハイグレ魔王 : 野沢那智


ストーリー
郷剛太郎ことアクション仮面は自身が主役の特撮テレビ番組に出演する為に、次元を移動する力の源である「アクションストーン」を使って、2つの地球を行き来する生活を送っていた。
ところがその撮影中に謎の爆発が起こり、アクション仮面も重傷を負っただけでなく、アクションストーンまで地球侵略を企んでいるハイグレ魔王に奪われてしまう。
元の世界に帰れなくなってしまったアクション仮面は、相棒の桜ミミ子と桜リリ子の姉妹と協力して、共に戦う仲間を集める為に行動開始するが、それに選ばれたのが野原一家だった。
果たして野原一家とアクション仮面は、ハイグレ魔王の魔の手から地球を救えるのか!?


レビュー
劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズの、記念すべき第1号。

原作者の臼井儀人さんが最も映画製作に係わった作品で、原作漫画も存在しており、タイトルと悪役の「ハイグレ魔王」も、臼井さんのアイディアです。

さて本作では、第1作目でいきなり「クレヨンしんちゃん」に欠かせないヒーローキャラクター、アクション仮面が登場していますが、その方が映画的で盛り上がると判断したのかもしれません。

映画自体は前半がいつものしんちゃんで、後半にならないと映画的な感じにならないという意外な作りですが、これはおそらくまだ第1作目なので、手探り状態だった可能性があります。
その為か悪役以外は普段通りのキャラクターなので、少し地味な印象があるのも事実です。

けど通常のテレビシリーズにはまずないSFやファンタジー要素、濃すぎるオカマの登場、おバカなアクションはこの頃からあり、クレしん映画のお約束は既に出来ていたと言えます。

しんちゃんの助けを呼ぶ声を聴いてアクション仮面が登場する時、ウルトラマンに似たポーズをしていたり、同時にアクションビームを出すところは「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」を思わせたり、ハイグレ魔王がまた来ると言って地球を去るのは、初代「ウルトラマン」や「ウルトラマンメビウス」に登場した時のメフィラス星人に似ており、若干嬉しくなりましたが、私が一番驚いたのは、野原一家が別の地球へ旅立つ時(つまり、パラレルワールド)が、「千と千尋の神隠し」にそっくりだった事です。

「千と千尋の神隠し」で未知の世界に迷い込む時、森の中を走りますが、本作も海へ行きたいけど(実はアクション仮面達に、導かれた結果である)渋滞しているから近道したくて森へ入って行ったら、パラレルワールドへの入り口に辿り着くという展開となっています(その場所も、どこか異世界的な雰囲気が漂っているのも同じ)。
宮崎駿さんが本作を鑑賞したのかは知りませんが、もしそうだとしたら後世に与えた影響は大きいでしょう。

他にもしんちゃんがパラレルワールドに行く為のチケットとなる、幻と言われているNo.99のカードを手に入れた店も、一見レトロで懐かしい気分が味わえるお菓子屋のようだけど、他に住んでいる人の気配がまったく感じられない幻想的な雰囲気があり、印象に残ります(季節が夏で田舎っぽいから、余計そう見える)。

まだテレビシリーズに毛が生えた感じで、より映画らしくなるのは次回作の「ブリブリ王国の秘宝」である事は否めませんが、これはこれで楽しめます。

私が好きなシーンは、そのお菓子屋とパラレルワールドに辿り着くシーンです。



予告編とTVスポットです↓



ちなみにハイグレとは、しんちゃんがハイレグの言い間違いから生まれた言葉で、彼らの手先となったハイグレ人間達のポーズは、ビートたけしさんの持ちネタである「コマネチ」が元ネタです。

スーパーファミコンでは「クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲」という続編が作られ(実はやった事がある)、その後のしんちゃんゲームにも登場しているそうです。

またアクション仮面役の玄田哲章さんとハイグレ魔王役の野沢那智さんは、よく考えてみたら師弟対決だったりします。
「ダイ・ハード」のテレビ朝日版の吹き替え版では、野沢さんが主役で玄田さんが悪役だったのに、こちらでは立場が逆転しているのが面白いです(野沢さんは劇団薔薇座で多くの俳優や声優を育成しましたが、彼の演技指導は非常に厳しく、「馬鹿」「死ね」などの罵声や、灰皿やチョークを投げつける事もあり、「ナチ収容所」など散々なあだ名が付けられたみたいです。他に彼の教え子に石塚運昇さんや戸田恵子さんなどがいます)。

それとしんちゃんとアクション仮面が協力してハイグレ魔王を倒すのは、ウルトラマンや仮面ライダーなどのヒーローに憧れたある方なら思わずニヤリとするでしょう。
あの夢のようなシーンのしんちゃんは、まさに視聴者の代弁者です。



出典


参考サイト


by asabatyou | 2019-03-26 20:57 | アニメ | Comments(1)
Commented by asabatyou at 2019-04-26 18:53
シロと風間くんを演じた、真柴摩利さんの名前を追加しました。

やはりシロだって野原一家の一員ですし、ちゃんと話に絡んで活躍しますから入れるべきだろうと思ったからです。

シロ自身可愛いと同時にしっかり者という、魅力的なキャラクターだからというのもありますが。
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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