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地獄への道

昨日は借りたDVDの「地獄への道」を見ましたので、その事について書きます。
この時は「蛍火の杜へ」を見た以来久々、1枚だけ無料で借りられるハガキが来たのですが、最近WOWOWで見たい映画やアニメをやった関係で、サイレント映画、もしくは1930年代~50年代のような昔の映画を見る機会がまったくなかったので、そのような時間が欲しかったという気持ちもあります。
また西部劇が見たかった事や、本作を偶然知って以来、興味があったというのもありますが。


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スタッフ
監督 : ヘンリー・キング  
脚本 : ナナリー・ジョンソン 
製作 : ダリル・F・ザナック
音楽 : ルイス・シルヴァース(音楽監督) 
編集 : バーバラ・マクリーン


キャスト
ジェシー・ジェームズ : タイロン・パワー 
フランク・ジェームズ : ヘンリー・フォンダ
ゼレルダ : ナンシー・ケリー
ウィル・ライト : ランドルフ・スコット
ミセス・サミュエル : ジェーン・ダーウェル


ストーリー
南北戦争の終戦後、鉄道の敷設によって土地を奪われただけでなく、母親まで殺されたジェシーとフランクのジェームズ兄弟は、復讐の為に列車強盗を繰り返す。
そうしていく内にジェシーは、ゼレルダと愛し合い結婚するが、既に追われる身になっていた彼らに安らぎは訪れなかった。
怯えてばかりの生活に我慢の限界が達したゼレルダは、生まれたばかりの子供を連れて出ていくが、これをきっかけにジェシーは銀行や列車を次々と襲うになり・・・。


レビュー
かつて実在したガンマン、ジェシー・ジェームズの半生を描いた伝記的西部劇。

最初は土地を奪われただけでなく、母親まで殺されたジェシーとフランクのジェームズ兄弟が、復讐心から列車を襲う強盗になったものの、愛する人に捨てられたのをきっかけに、本当にただの悪党や無法者に成り下がってしまう様を描いています。
その鉄道会社も自身に逆らう者には容赦なく暴力を振るったり、ジェシーに対して「もし自首すれば、刑を軽くする」と約束したのに、「あれは嘘だ」と言い放ったりと、中々の悪役ぶりを見せますが、途中から主人公もその道を歩んでしまうので、基本悪しかいないと思った方が良いです。

「オズの魔法使」と同様、第2次世界大戦が勃発した1939年の映画ですが、テクニカラー作品として製作されました。
ですが音楽が三ヶ所ぐらいしかなく、他のテクニカラー作品と比べますと、異なる印象を受けます。
1930年代といいましたら、まだトーキーの創成期という事もあって、「魔人ドラキュラ」や「フランケンシュタイン」(1931年版)、「類猿人ターザン」(1932年版)などみたいに、音楽が殆どない作品がありましたが、テクニカラー作品でそれがあったのは意外でした。
その為、若干地味な印象があるのは否めません。

全体的に淡々としており、子供が少しずつ成長していく様を描いているのに、そんなに時間が経っているように見えなかったりと雑な描写もありますが、かつてこのような人物がいた、出来事があった事を知るきっかけには良いかもしれません。



予告編です↓

本作ではやや影が薄いフランクですが、フリッツ・ラングが監督した「地獄への逆襲」はその続編で、そこでは主役になっています。
さらに1957年には、「無法の王者ジェシイ・ジェイムス」としてリメイクされただけでなく、ジョン・キャラダインも別役で出演しているとの事です。



出典


参考サイト


by asabatyou | 2019-05-14 17:37 | 映画 | Comments(1)
Commented by asabatyou at 2019-05-29 22:23
本作で主人公が約束を破った敵役に対して、嘘が書かれた紙を食わせるシーンがあるのですが、ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」にも、敵の日本人軍団をぶちのめした時、「夫病亜東(劇中ではそう書いてあったが、読みは「東亜病夫」らしい。直訳すれば「東アジアの病人」という意味で、中国及び中国人に対する蔑称だという)」と書かれた紙を連中に食わせるシーンとそっくりです。

もしかしたら、元ネタなのかもしれません。


比較としてどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=gChoOnsKvPE&t=3156s

https://www.youtube.com/watch?v=1t9ShjZnSxE
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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