今回は池田千尋監督の、「映画をつくろう!」のワークショップにボランティアスタッフとして、参加した時の事を書きます。
今までと異なり、Bコース(小学5年生~中学3年生)ではなく、Aコース(小学1年生~中学3年生)を最後にやりました。
8月3日
場所は、ずっと袋井市月見の里学遊館でした。
A-4につく事になりましたが、B-3の時では何もかも全て決まっている状態だったのに対して、A-4は何も決まっていませんでした。
お年寄りのズッコケ話や、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズみたいに人間とポケモンの戦いを描いたもの、電車の中の殺人事件物など、様々なアイデアが出ましたが、電車の中の殺人事件をやる事になりました。
さらに「13日の金曜日」シリーズや「エルム街の悪魔」シリーズなどみたいに、殺人鬼が主役の映画のイメージも取り入れたので、事実上私が悪役主人公となりました(「鉄拳」シリーズの三島一八も、そんな感じですし)。
撮影は1日で終わってしまいましたが、銃やナイフの凶器は持ち去ったはずなのに、次のシーンでは落としている事になっており矛盾点があったので、もう一度やり直そうという話になりました(時間の関係もあって、それは次回に回しましたが)。
8月4日
場所は引き続き、袋井市月見の里学遊館です。
最初は外へ行きたいと言っている子がいたので、それに付き合ったりしましたが、さらにシーンの撮り直しだけでなく、犯人が裁判にかけられたり、牢屋に放り込まれるシーンを追加する事が決まりました。
シーンの撮り直しでは、サイフを取られる人を女性にやらせたり(前日は、代役で男性にやらせていた)、映ってない所があるなどで何度かやり直ししました。
裁判や牢屋のシーンでは終わり頃になってやる事になりましたが、そんなに問題なく進みました。
途中で人間関係の対立もありましたが、何とか終われただけでも良かったです。
前日では若本規夫さん風に喋りましたが、思ったより喉に負担をかけてしまったせいか、途中から声が出しづらくなったので、4日では「天空の城ラピュタ」のムスカを意識してやりました(元々私の声が高いせいか、こちらの方が楽でした)。
それと犯人の動機ですが、最初は大金を持ってそうだったからにするつもりが、私の希望により前から人殺しがしたかったからという理由に変更しました(そちらの方が、リアルだと感じたからです)。
またアドリブで、「HELLSING(ヘルシング)」の少佐のセリフ、「諸君 私は戦争が好きだ」を基にした、「私は犯罪が好きだ」と言った事もありました。
こんな感じでしたが、今思えば子供達と接する時、ここはこうすれば良かったかな、こう言えば良かったかなと思う時もあります。
私は独身で結婚歴もないので(一緒にいる事が多かった子供に、「嘘だろ」と言われましたが)、子を持つ親の気持ちは完全には分かりませんが、後何十年かやっていけば分かるようになるかもしれません。
というより、私は大人子供の区別なく、同じような感覚で接しているのも事実ですが。
他にも4日だったと思いますが、虫かごがあった事から、ショウリョウバッタを捕まえている人がいるのを見ました(誰かが逃がしたせいか、終わり頃にはいなくなっていた)。
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