2017年 11月 03日 ( 1 )


アリチャン

昨日は前から興味があった「アリチャン」をYouTubeで見ましたので、それについて書きます。


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スタッフ
作画 : 瀬尾光世
撮影、背景、動画 : 持永只仁(ノンクレジット)
音楽 : 服部正(ノンクレジット)


ストーリー
麦わら帽子を被ったアリの少年アリチャンは、いたずら心からコオロギのバイオリンを盗んでしまう。
他の虫達と遊んだり、バッタ達(コオロギの表記もあり)の演奏に参加したりもするが、そこで聴いたバイオリンの音に心を打たれ、アリチャンはバイオリンを、コオロギに返しに行くのだった。


レビュー
「桃太郎 海の神兵」で有名な瀬尾光世さんが、文部省の委託を受け、日本で始めて背景に立体感を出すマルチプレーンカメラを使用して制作した短編アニメ映画。

内容はいたずら好きであるアリの少年が(女の子に見えるんだが・・・)、コオロギの女の子からバイオリンを盗んでしまうけど、やがて罪悪感を感じてそれを返すという、至ってシンプルなものです。

アリが他の虫と共演するだけでなく音楽の演奏まであるのは、「アリとキリギリス」を思わせますが、こちらは「働いたら負けかなと思ってる」ニートなキリギリスが、働き者のアリをバカにしていたら、冬になって何も食べ物がない事から死亡するのに対して(「やれやれだぜ」と、アリに助けられるパターンもあり)、こっちは別に悪と言える存在がおらず、誰もが得する結末となっています。
人間も一応登場しますが、手や影だけの登場でどこか異様な存在に見えるのは、「ベティ・ブープ」や「ポパイ」で有名なマックスとデイブのフライシャー兄弟が作った、同年の「バッタ君町に行く」と共通しています。

トーキーの時代に入ってから作られたアニメですが、歌声以外の声やセリフはまったくないので、日本版「トムとジェリー」といった感じです(と言っても、流石に「アッー!」な叫び声はなし)。
その為ある意味、万国共通な分かりやすさのあるアニメと言えるでしょう。



本編です↓

完成度の高さもあって、歴史的資料価値のある作品ですが、アリチャンは勿論キャラクターが可愛らしいので必見です。
アリチャンのデザインは鼻から下が白なので、フィリックス・ザ・キャットの影響かなと思ったのですが、出来れば麦わら帽子を取ってほしくなかったかな。
彼にとって、トレードマークのようなものですし。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-11-03 17:56 | アニメ | Comments(0)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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