2017年 12月 22日 ( 1 )


エルストリー1976−新たなる希望が生まれた街−

昨日は録画した「エルストリー1976−新たなる希望が生まれた街−」を見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : ジョン・スピラ
製作 : ハンク・スターズ、スティーヴ・ミルン
撮影 : ソニー・マルホトラ
音楽 : ジェイミー・ハイアット


キャスト
デヴィッド・プラウズ
ジェレミー・ブロック
ポール・ブレイク
アンソニー・フォレスト
ローリー・グッド


内容
1976年の夏、イギリスにあるエルストリースタジオで、ある映画が制作されていた。
多くのアメリカ人やイギリス人の俳優達が、奇妙なコスチュームやヘッドギアを着込み、殆どが映画の内容を知る事なく、参加していた。
だがその映画が後世に語り継がれるほどの歴史的大ヒットするとは、誰も想像していなかった・・・。


レビュー
「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1号、「エピソード4/新たなる希望」に登場した着ぐるみのキャラクターやパイロットを演じた、所謂中の人達にスポットを当てたイギリスのドキュメンタリー映画。
エピソード4と書いてありますが、実際は続編で初登場したボバ・フェット役のジェレミー・ブロック氏も出演しています(特別篇ではエピソード4にも登場していますので、その関係かもしれません)。

グリード役のポール・ブレイク氏が「監督を探してるけど、どこにいるのかな?」と話したら、その相手が監督のジョージ・ルーカス氏だったと言ったり、音楽活動している人や引っ越ししようとしてる人など、様々な人生を送っている方々がいました。

とにかく当時の俳優が多数出演していますが、こちらにも書いてあるように、はっきり言って作りが悪くドキュメンタリーとして感情移入しにくいので、誰に、どこに、何にスポットを当てたいのかが全く分かりません。
そのせいか全体的にダラダラしているので、正直あまり楽しませんでした。

同じドキュメンタリー映画で、スペインで作られたダース・ベイダー役のデヴィッド・プラウズ氏を主役にした「I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー」がありますが、こちらはプラウズ氏がどんな人生を歩んだのか?「スター・ウォーズ」シリーズ以外の出演作は何か?交通事故防止の為に作られたヒーローキャラ、グリーン・クロス・マンを演じて本当にそれを減らしたリアルヒーローでもあった、エピソード6でベイダーが素顔を見せて死亡するシーンでは、セバスチャン・ショウ氏に取られてしまったから、その無念を晴らす為に新たにそのシーンを撮ったりと(大人の事情でメイキング映像は見せてくれたけど、完成した映像は見せてくれなかった)、分かりやすく且つプラウズ氏の魅力もちゃんと描いていたので、惹き込まれました。

それと比べると、こちらはゴチャゴチャしていて見づらいので、どうも見劣りしてしまいます。

マニア向けではありますし面白いとは言えませんが、あまり知られていない表舞台に出ないような方々を主役にした作品があるのは、非常に結構な事ではないでしょうか?
日本はゴジラやガメラ、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズの国であるにもかかわらず、このような映画は何故かまったく作られていませんから(スーツアクターを顔出し出来なかった負け犬とでも言いたげだった、「イン・ザ・ヒーロー」は邪道)。
本では中島春雄さんの「怪獣人生~元祖ゴジラ俳優・中島春雄」や「中島春雄怪獣写真集」、古谷敏さんの「ウルトラマンになった男」、きくち英一さんの「ウルトラマンダンディー:帰ってきたウルトラマンを演った男」などがあり、同じ顔が出ない俳優でも声優にスポットを当てた「REC(レック)」や、「ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜」、「こえでおしごと!」、「それが声優!」などはありますが・・・。

他にもアメリカで作られた「MEN IN SUITS(メン・イン・スーツ)」は、サイレント映画時代から現代まで、その歴史や代表的なスーツアクターのインタビューもやっているそうなので、ひょっとしたら海外の方が中の人に対する理解や関心があるのかもしれません。



予告編です↓

出演者の中には「俺は顔出てるのに、マスクや着ぐるみで顔が出なかった連中の方が人気があるなんて納得出来ない」と愚痴を言っている人がいましたが、どう考えてもそれは当然の結果なのでは?
いくら顔が出ていても、どこに出ていたのか分からない人では「ダリナンダアンタイッタイ」となるのは目に見えています。
もし日本で似たようなイベントをやったとしても、同じ結果になるでしょう。
中島春雄さんもインタビューで、「私はチョイ役で出るよりも、ゴジラ役の方が良い。ゴジラなら例え顔が出なくても、私が主役だ。カメラはいつも私を向いてくれる」と、おっしゃっていましたから。



出典


参考サイト

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by asabatyou | 2017-12-22 17:30 | 声優、スーツアクター | Comments(3)
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タイトルの通りasabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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