2018年 04月 02日 ( 1 )


ドラえもん のび太とブリキの迷宮

昨日は録画した「ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)」を見ましたので、それについて書きます。
随分小さい頃にテレビ放送かレンタルかで、一部だけ見た事がありますが、ちゃんと見たのはこれが初めてです。
いつかはまともに見たいと思っていましたから、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
サピオ・ガリオン : 皆口裕子
ブリキン : 大木民夫
タップ : 鈴木みえ(現 : 一龍斎貞友)
ピエロ : 堀内賢雄
ナポギストラー一世 : 森山周一郎


ストーリー
ある日の真夜中、酔っ払って寝ぼけたのび太の父・のび助がスキーと海水浴を両方楽しめるという、ブリキンホテルに部屋を予約する。
その話を聞いたのび太は春休みに旅行が出来ると大喜びしたが、それが父の夢だと知って落胆してしまう。
しかし翌日、野比家の玄関に謎のトランクがあり、早速開けてみると巨大な扉が出てきて、ブリキンホテルがあるブリキのおもちゃの島、ブリキン島に着いた。

快適な環境で楽しむドラえもんとのび太だったが、のび太はわがままを言い出してドラえもんを困らせ、遂にはまだ道具の説明が終わっていないのに勝手に行動してしまう。
ドラえもんはのび太を探しに行くが、途中で謎の飛行船に撃たれてさらわれてしまうが、のび太は「未来に帰る」と言われた事を思い出し、本当に帰ったのではと不安になる。
ホテルに戻ったのび太は、「決して入るな」と言われていた地下室に入り、その不気味さからホテルを飛び出して、二度とあそこには行かないとトランクを仕舞い込むのであった。

あれから3日経ったが、ドラえもんはまったく帰ってこない。
ジャイアンとスネ夫はのび太が旅行に行く話は出任せと決め付け、糾弾しようとする。
だがのび太を庇った静香はドラえもんがついているからと言って、2人の言う無茶な賭けに乗ってしまう。
彼女に迷惑をかけられないと思ったのび太は、3人をブリキンホテルへ招待する事を決める。

ブリキン島をすっかり満喫した一行だったが、突如ブリキンホテルが何者かの襲撃を受ける。
ジャイアンの活躍で謎の軍隊を追い払えたが、そこで初めてドラえもんが連れ去られた事を知る。
4人はドラえもんを救出しようとするが、その時ブリキン島が動き出し空を飛ぶが、この島そのものが宇宙船であった。

ブリキンホテルの主であるサピオという少年が、のび太達の前に姿を現し、自分達はチャモチャ星から来た宇宙人である事を明かす。
そこでドラえもんをさらったのは、チャモチャ星の支配者ナポギストラー率いるロボット軍団なのが分かり、のび太達は戦いに身を投じていく。


レビュー
劇場版ドラえもんシリーズ、第14作目。
ストーリー自体は、ドラえもん達が異世界に行ってそこの暴君を倒すという、「のび太の大魔境」や「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」と同じですが、人類とロボットの立場が逆転した世界が舞台となっています。

これは以前から「ドラえもんは、便利な道具でのび太を甘やかしている」という批判があったので、それに答えた内容となっており、ロボットを開発しまくったのは良いけど、やがて自分で考えたり行動する事も面倒になり、ロボットに頼りきった生活を送った結果、とんでもない事が起こったチャモチャ星を描いています。
なのでチャモチャ星とそこのロボットとは、ドラえもんやのび太の分身や影であり、そのような批判への回答の1つを示しているという見方も出来ます。

本作では前作「のび太と雲の王国」と同様、ドラえもんが故障しますが、こちらでは完全に機能停止しただけでなく、海に捨てられてしまいます。
まさに「ドラえもん死す」と言えるので、主役なのにドラえもんは終わり頃にならないと復活しないので出番は殆どなく、残されたのび太達は圧倒的に不利な状況になりながらも、互いに協力し合うという珍しい内容となっています。

第4作目の「のび太の海底鬼岩城」でテキトー灯が登場しているのに、ここでは初めて使用するような扱いになっているので矛盾していますが、「海底鬼岩城」は夏休みなのに、こちらはこれから春休みが始まるところなので、時系列としてはそれより前という可能性があります。
そう思うと、そんなに違和感はないかもしれません。

ナポギストラーが「刑事コジャック」の吹き替えや、「紅の豚」のポルコ・ロッソで有名な森山周一郎さんなのは驚きましたが、彼は「ジャンボーグA」や「リトル・マーメイド」の吹き替えで悪役を演じており、さらに後の「ロボット王国」でも悪役のデスター役だったそうです。

不思議なホテルに泊まるというちょっとした旅行気分を味わえるだけでなく、ブリキの人形やおもちゃの兵隊が登場するので、童話や絵本のような世界観でありながら、その一方で何とも言えない不気味さもあり、夢と恐怖が見事にマッチした独特の雰囲気を醸し出しています。



主題歌の「何かいい事きっとある」です。
これを歌っていたのが、今現在「ホンマでっか!?TV」に出演している、島崎和歌子さんなのは正直驚きました。
元々1990年代の、アイドルらしいです↓

ナポギストラーが悪役として描かれていますが、味方のサピオ達ものび太達を一緒に戦ってほしいと無理言って結局さらうような事をしていますし、チャモチャ星を救う為にロボットの活動を停止させる為の行動と、街の様子を探る側と二手に別れるのですが、ジャイアンとスネ夫に護衛をつける事なく、たった2人でやらせています。
いくらジャイアン達がいくつもの冒険をしてきたとはいえ小学生ですから危険過ぎますし、無事帰ってこれたから良かったですが、もし何かあったらどうするつもりだったのでしょうか?
他にも強引にのび太達を戦いに巻き込んだのに、都合が悪くなった途端のび太としずかちゃんを無理矢理地球に帰してるので、身勝手さが目立ちます。
ホテルのシーンでも最初は歓迎してくれるのに、途中から誰もいなくなってしまうので、一体何を考えているのか?果たしてこの人達を信用して良いのか?何か隠し事してるだろ?と言いたくなるような胡散臭さや、怖さがありました。
そもそも今回の事件を起こした元凶はチャモチャ星の住人なので、ナポギストラーやロボット軍団は、加害者に見えて実は被害者だったりします。

「我々を危険視してるが、そんな我々を生んだのはお前達ではないか」



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%C8%A5%D6%A5%EA%A5%AD%A4%CE%CC%C2%B5%DC

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by asabatyou | 2018-04-02 17:45 | アニメ | Comments(1)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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