2018年 05月 18日 ( 1 )


ドラゴンブルー

昨日は前から見たかった「ドラゴンブルー(ビデオ題は「妖獣伝説 ドラゴンブルー DRAGON BLUE」)」をYouTubeで見ましたので、その事について書きます。


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スタッフ
監督 : 和田卓也
脚本 : 稲葉一広
音楽 : 坂元勝志、坂元幸
クリーチャーデザイン : スティーヴ・ワン


キャスト
水城真佑子 : 田中広子
竜崎慎 : 武藤敬司
佐賀照光 : 六平直政
里美 : 夢野磨
拓也 : 高橋智史


ストーリー
廃墟で、霊らしき存在と戦う女性。
彼女はそこで、突然現れた不思議な人物に助けられた。
天海と名乗る昔の僧らしきその相手は、彼女を竜宮人と人間との間に生まれた竜の一族の末裔で、「竜の巣に向かえ」と告げる。

彼女は心霊現象の鑑定を行う先生に、無理矢理悪霊と戦わされている風水師の水城真佑子であった。
真佑子は先生から渡された「霊封環」という水晶の腕輪を両腕に付けさせられており、それが常に彼女を守っていて、それを外すと、彼女は人外の存在になってしまうと教えられていた。

そんなある日の事、事務所に松原典明と名乗る依頼人が現れて、自分の住む竜の宮島のある地域でリゾート開発を始めたところ、怪奇現象が起き始め、犠牲者が絶えないという。

早速真佑子は島へ向かうが、そこで地元に住む宗教家の佐賀照光や松原の娘の里美、久我卓也という少年、さらに、連続失踪事件を追ってやってきていた探偵の竜崎慎なる人物らと出会う。

そんな中殺人事件が続出し、真佑子は海魔が潜むといわれている海中に潜る決心をする。


レビュー
「らせん」や「リング」で特殊メイクコーディネートをし、「機動警察パトレイバー」の初期OVAの6話で作画監督だった和田卓也さんという方の、劇場監督デビュー作です。
さらにクリーチャーデザインを、「プレデター」や実写映画版「ガイバー」シリーズで有名なスティーヴ・ワン(スティーブ・ワンという表記もあり)氏が担当しており、私がどうしても見たかった一番の理由です。

しかしその怪物、デザインや造形は素晴らしいのですが、終わり頃にならないとまともに登場しないので、出番は思っている以上に少ないです。
終わり頃になって敵の本拠地で最終決戦が行われるのですが、他の怪物がどう見ても簡単なメイクをしたゾンビにしか見えず、メインの着ぐるみ半魚人みたいな怪物との統一性や一体感がないので、明らかに浮いており場違い感が出ています。
最初の「プレデター」みたいに、最初から怪物や宇宙人が1体しか出てこない事前提にやっているのなら別に良いのですが、そうではないのでちぐはぐな印象を受けます。

主人公も竜一族の末裔なのでそれを活かして変身するのですが、ただ単に片腕が安っぽい爬虫類系になっているだけなので、地味過ぎます。はっきり言って、あれはないでしょう。
「地獄先生ぬ~べ~」や「ソウルキャリバー」シリーズのナイトメアみたいに派手ならば文句なしですが、本当にただのペイントレベルです。
私としては「デビルメイクライ」シリーズの魔人化したダンテやバージルみたいに、異形の生命体である事は一発で分かるけど、カッコ良さや神秘性が感じられる姿になってほしかったです。
正直あれだけでは、説得力や面白みがまったくありません。
「獣神サンダー・ライガー 怒りの雷鳴 FIST OF THUNDER」ではそうしたみたいですが、何故今回もそうしなかったのでしょうか?
完全に怪物化は無理としても、後の「ウィッチブレイド」ぐらいの事はやろうと思えば、特殊メイクで何とか出来たはずです。

人間ドラマメインで話が進んでいきますが、役者達は素人気味だし、怪物は喋っても演技力の影響なのか声が加工され過ぎなのか、何を言っているのかさっぱり分かりません。
話自体事件が起こったから依頼されて行動する刑事物のような感じですが、いかんせんドラマの展開が平板なので緊張感や怖さがなく、1体の着ぐるみだけを使って強引に作られた、安っぽい作品という印象しかないです。

お色気シーンも一応ありますが、無意味に挿入されているだけで中途半端で、蛇足としか思えません。

ワン氏のモンスターが好きな方や、どうしても見てみたいという人だけオススメします。



予告編と本編です↓


この怪物自体に不満はありませんが、主役を張るにはいかんせんキャラクターが弱く、オーラがなくて役不足のように思えます。
実写映画版「ガイバー」シリーズみたいに、これと同じ着ぐるみモンスターがわんさか出てくれば、別にこれでも問題なしですが。
これしか出てこないであれば、プレデターみたいに単体でも十分主役になれるぐらいの、デザインにすべきだったのではないでしょうか。



出典

参考サイト

参考文献

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by asabatyou | 2018-05-18 17:13 | 特撮、モンスター | Comments(0)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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