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ネバーエンディング・ストーリー

今月の28日に図書館で借りた「ネバーエンディング・ストーリー」を見ましたので、その事について書きます。
以前にも見た事がありますが、久々に見たくなりました。


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スタッフ
監督 : ウォルフガング・ペーターゼン
原作 : ミヒャエル・エンデ
音楽 : ジョルジオ・モロダー、クラウス・ドルディンガー、ロバート・ハザウェイ


キャスト
バスチアン : バレット・オリバー
アトレーユ : ノア・ハザウェイ
幼ごころの君(女王) : タミー・ストロナッハ
ファルコン、ロックバイター、グモルクの声、ナレーター : アラン・オッペンハイマー


ストーリー
主人公の少年バスチアンはいじめられっ子で、母を亡くしてからは父と2人だけの寂しい生活を送っていた。
そんなある日、彼はいじめっ子達から逃げている時にコレアンダー書店に入り込むが、そこで「ネバーエンディング・ストーリー」という本と出会う。
書店の主は「これは普通の本ではないから、読むのはやめた方が良い」と言うが、どうしても気になったバスチアンは「後で必ず返しますから」とメッセージを残し、その本を盗んでしまう。

学校をサボって誰も入らないような部屋に入ったバスチアンは、早速「ネバーエンディング・ストーリー」を読み始める。
物語の舞台は何もかも全て消し去ってしまう無の脅威が迫っており、女王も原因不明の病に冒されている異世界ファンタージェン。
ファンタージェンを救う任務を託された若き勇者アトレイユ(アトレーユの表記もあり)は冒険の旅に出るが、ファンタージェンを救う鍵を握っているのは、何と意外な人物であった・・・。


レビュー
ミヒャエル・エンデ原作のファンタジー小説「はてしない物語」を、西ドイツとアメリカの合作で映画化したもの。
一応ファンタジー映画ではありますが、あくまで主人公が読んでいる本の世界を映像化しているだけなので、実際に冒険しているのではありません。
なので「オズの魔法使」(1939年版)や「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」、「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」と同じです(これらの作品は、主人公が見ている夢の世界で冒険する為)が、現実世界と本の世界がシンクロするのは、「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」に近いです。

その為スケールが小さいだろと思ってしまいがちですが、犬のような顔をしたドラゴンのファルコンや、岩の巨人といった感じのロックバイターなどの個性的でユニークなデザインの幻獣達や、幻想的且つ神秘的な雰囲気が漂っているセットの出来(これがもしCGだったら、この感じは絶対に出ないだろ)、世界の危機と女王のピンチを救う為に少年が冒険する正統派なストーリーもあって、その事を忘れてしまうぐらいです。

また無の脅威に晒されているのは、人間が夢や希望を捨てたからというのは皮肉が効いていますが、実は原作者とは確執があった事でも知られている作品でもあります。
ファルコンは東洋の龍になるはずだったのですが、契約書の見落としがあったので、エンデは原作者でありながら撮影に立ち会えず、姿が変更されてしまいました。
そして決定的となったのは、終わり頃になってファンタージェンを救ったバスチアンは、ファルコンを現実世界に呼んでいじめっ子達に復讐するシーンです。
調べてみますと本作は原作の前半部分を映像化している事が分かりますが、いじめっ子達への仕返しはありません。
エンデの意図と正反対だったこのエンディングに彼は激怒し、「このシーンをカットしてほしい」と告訴に踏み切る事になりましたが、裁判の結果はエンデの敗訴となり、彼の名前を外す事になりました。
何とか和解はしましたが、エンデは「ファンタージェンを破壊する為に、悪の人狼が脚本を書いて映画にした」、「原作の前半部分だけを映画にしても意味がない」と多くの批判を残しています。
原作では世間一般的には下らないと言われてしまうサブカルチャーでも、ファンタージェンの入口になると本屋の主人は述べているのに、映画版では「ゲームや漫画は下らなくて、相手する価値などない(今は時代が時代なので、そう思う人はいないかもしれない)」という完全な既成概念に乗っかっています。
典型的な俗物で、視野の狭いつまらない人間になっている時点で、映画版は既に破綻しています(原作は既成概念を否定するところから始まる為)。
原作はバスチアンがファンタージェンに着いた後も冒険が続き、アトレイユと友達になったりするけど、凶悪な女魔術師サイーデに利用されてアトレイユと対立し、その世界の帝王になろうとするなど様々な困難が待ち受けているようですが、本作ではそこまでやっていません。

ですから何も知らなかったら面白いでしょうけど、知っている人から見たら「こんなの「果てしない物語」じゃない」と思うでしょう。



予告編です↓

続編として2と3が存在しますが、原作のストーリーとは殆ど関係なく、2は典型的なハリウッド映画になっているみたいです。
その為ドイツの物語である事は、撤廃されたそうですが・・・。
3は低予算映画のせいか、フォルコンの出来が初代よりおもちゃ臭いです。



出典

参考サイト

参考文献


by asabatyou | 2018-04-30 17:17 | 特撮、モンスター | Comments(0)

砂山劇場2018 4月21日

昨日は砂山銀座サザンクロス商店街で行われる路上演劇祭Japan in 浜松の、砂山劇場の集まりがありましたので、それに参加しました。

内容ややり方としては、パフォーマンスする人が1人いますが、一切喋らず動きだけで全てを表現し、後の出演者は朗読を担当するそうです(と同時に黒子(黒衣)の役目も果たすので、身の回りの準備や片付けもするらしい)。

どういう話になるかについては、今ここで話してしまうと面白くないので、やめておきます。
今回の路上演劇祭には浜松キッドの皆さんが出演しますが、今年は砂山劇場があるので参加出来そうにありません。流石にいっぺんに2つもやるのは、無理ですから。

最後は何度もお世話になっている「あだち珈琲店」で、アイスクリームを食べました。

今年のチラシは、このようになっています↓
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他にも以前メールで来たものですが、参考用(?)として、2本の動画を紹介されました↓





詳しくは、こちら↓


by asabatyou | 2018-04-22 10:51 | 舞台、演劇 | Comments(0)

クラウドファンディング開始!!

今月の19日ですが、太田隆文監督の「明日にかける橋」のクラウドファンディングと監督報告会を開催しました。 
場所は法多山尊永寺紫雲閣で、実行委員、実行スタッフ、一般来場者、朝日テレビ様、中日新聞様他マスコミ関係者の皆様にも来場頂きました。

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去年の年末に試写会をやりましたがあくまで試写会に過ぎないので、その後も編集を続けた結果音や画像が良くなったらしいです。
その結果3分ぐらい長くなったようですが、どうなっているのかが気になります。

映画自体は完成しましたが、宣伝費がまだまだ足りてない状態です。
6月30日から東京有楽町スバル座で先行公開が始まりますが、これを成功させないと、海外や全国での公開に繋がっていきません。
映画会社が製作費を出す一般的なやり方と異なり、我々のような一般市民が資金を出す必要があります。
もし支援頂くとレアなグッズがもらえますので、興味関心のある方は是非どうぞ。
私は今お金がないので(「レディ・プレイヤー1」や「ランペイジ 巨獣大乱闘」、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」が見てみたいですが、正直無理かな・・・)、ブログやツイッターといったインターネットで宣伝する事ぐらいしか出来ませんが・・・。

その後は「明日橋」の石碑除幕式が行われましたが、この時私はチラシ配りの仕事(今はそれプラス、ティッシュとセットになっているが)があったので参加出来ませんでした。

この時私は風邪予防でマスクを付けたままでしたが、今思えば状況が状況なのでこの時のみ外すべきでした。
何故そうしなかったのだろう・・・。



詳しくはこちら↓


by asabatyou | 2018-04-21 17:48 | 明日にかける橋 1989年の想い出 | Comments(0)

プロデューサーズ(2005年版)

今月の16日に「プロデューサーズ」(2005年版)を見ましたので、その事について書きます。
本作にあるオカマみたいにナヨナヨしたヒトラーが、他のナチスのメンバーと共に歌って踊るシーンが「総統閣下シリーズ」で見られるので、それで知りました。


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スタッフ
監督 : スーザン・ストローマン
脚本 : メル・ブルックス、トーマス・ミーハン
製作 : メル・ブルックス、ジョナサン・サンガー


キャスト
マックス・ビアリストック : ネイサン・レイン
レオ・ブルーム : マシュー・ブロデリック
ウーラ : ユマ・サーマン
フランツ・リープキン : ウィル・フェレル
ロジャー・デ・ブリー : ゲイリー・ビーチ
カルメン・ギア : ロジャー・バート


ストーリー
かつてはブロードウェイの大物プロデューサーだったマックスは今ではすっかり落ち目で、ヒット作を出せないでいた。
そんな彼の元に冴えない会計士のレオが訪れ、帳簿を調べてみたら、「わざと失敗するようなミュージカルを作れば大儲け出来る」事を発見する。
金に目が眩んだマックスはプロデューサーになる事を夢見ていたレオを口説き落とし、一緒にプロデューサーとなって失敗作を作り、出資金を持ち逃げする事にする。

まず最低の脚本家を探し、ヒトラーを愛するフランツの「春の日のヒトラー」を採用する。
次にゲイのロジャーに演出を依頼し、さらにスウェーデン語訛りの酷いセクシー美女ウーラを出演させる事にする。
マックスは出資金を集める為に、愛に飢えた老婦人を口説いて回るが・・・。


レビュー
かつて1968年の、同名映画を再び映画化したもの(メル・ブルックス監督が、どのバージョンにも全て参加している)。
ですがこちらは2001年に作られたミュージカル版を基にしているので、セットの作りや撮り方が映画というより舞台に近く、映画を見ている感じはあまりしませんでした。
ちなみに監督のスーザン・ストローマン氏という方は、ミュージカル版の演出と振付を担当し(夫を亡くして間もなかったらしく、代役でやったらしい。元々アメリカのブロードウェイで活躍する演出家や振付家なので、これで映画監督デビューしたという。それなら舞台に近い作りなのも、納得出来る)、主演もミュージカル版と同様ネイサン・レイン氏とマシュー・ブロデリック氏が、そのまま担当する事になりました。
ちなみにユマ・サーマン氏とウィル・フェレム氏は映画オリジナルキャストで、ミュージカル版と異なります。

ストーリー自体は至ってシンプルで、落ち目プロデューサーと夢見る会計士がひょんな事からヒトラーを題材にしたミュージカルを作るハメになり、それを作る様を描いています。
その題材がアドルフ・ヒトラーという時点で既に危ないのに(ヒトラーやナチスは、タブーとなっている国が多いので)、金儲けの為にわざと失敗する作品を作るのは前代未聞ではないでしょうか(実際よくある詐欺らしくて、バブル時代だった1980年代の日本のメディアがみんな引っかかったという)?
ブルックス監督自身ユダヤ系アメリカ人で、1926年生まれだから第2次世界大戦を知っている世代なだけでなく、親戚の方々をヒトラーやナチスに殺されたのに、それを笑い者にするというとんでもない内容となっています。

何故このような映画になったのかといいますと、ブルックス監督がナチスやヒトラーを取り上げた作品を一貫して作り続けていると同時に、彼らに対する強烈な風刺精神があるからみたいです。
チャールズ・チャップリン氏の「独裁者」と同じくヒトラーをネタにした「生きるべきか死ぬべきか」の影響もあって、「ヒトラーを怖い存在として描くよりは、完全に笑っちゃう方が却ってヒトラーをバカにしてるだろ」という考えだそうです。
その気持ちは映像に見事に出ており、オカマにしか見えないヒトラーがミュージカルをするシーンは、普段とのギャップもあって笑うしかありません(笑)。
公式が病気と言いたくなるぶっ飛んだシーンなので、当然本作をネタにしたMADムービーもいくつか存在しており、「総統閣下シリーズ」の素材として見るのも良いですが、ブルックス監督の考えが分かる作品でもあるので、2つの楽しみ方があります。



予告編です↓

ちなみに本作は、日本語吹き替え版がないみたいです。
歌うシーンが多いので、やりようがないと思われたのかもしれません。



出典


参考動画


参考サイト


by asabatyou | 2018-04-18 17:34 | 映画 | Comments(1)

夢の先の旋律

今日はウル魔の最新話を読みましたので、その事について書きます。


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ストーリー
ここは大きな大きな湖のほとり。
そこに綺麗な屋敷があり、3人の親子が住んでいた。
小さな女の子の名前は、シャルロット。
父親はバイオリンで優しい演奏を、母親は一冊の本を朗読し、愛する娘の為の劇場を始めた。

本のタイトルは、「イーヴァルディの勇者」。
ハルケギニアで広く語られる英雄譚でこれはその中の一節だが、現実がモデルか、それとも完全なフィクションかは誰にも分からない。
けれど純真な幼子にとって、そんな事はどうでもいいのは言うまでもない。

それは何故か自分の周りで悲劇が起こってしまう、孤独な少女の物語だった。
友達が喋るカラスしかいない少女サリィに、イーヴァルディ一行がやってくる。
サリィはイーヴァルディ一行の身を案じて、ここから出て行ってほしいと頼むが、冒険や魔物退治のベテランであるイーヴァルディ一行にはまったく通用しなかった。
それどころかサリィとイーヴァルディ一行は親交を深め、サリィはその事をカラスに話すが、実はそのカラスこそサリィに呪いをかけた全ての元凶だった。
カラスはサリィをさらってイーヴァルディ達を挑発するが、それ以降は本が焼けて現存せず、続きは読めなかった。

その頃ジルとシルフィードは、古屋敷にドラゴンが住み着くようになってから、近くの村で突然魂を抜かれたようになる者が続出するようになったので、事件解決の任務を任されていたが・・・。


レビュー
今回は劇中劇と言える、「イーヴァルディの勇者」中心で話が進んでいました。
物語自体はシンプルでありながら、幼い少女を長い間騙していただけでなくその子までさらって、主人公達を挑発するという王道で冒険物に相応しいストーリーです。
ここは読んでいて、「ゼルダの伝説 風のタクト」の「勇者伝説」「古の勇者」が聞こえてきそうです。


「ウルトラマンエース」 のギーゴンだけでなくそれ以外の敵も登場していますが、何故かクレジットされていません。
今回のギーゴンですが、もしかしてタバサの父親がかつて持っていたバイオリンの成れの果てなのでは?
まずタバサの本名がシャルロット・エレーヌ・オルレアンで、事件現場の名前がオルレアン公邸跡、彼女自身ここは私の思い出の日々の墓標と言っていますから、確定も同然です。

また「ジーッとしてても、どうにもならない!」という、「ウルトラマンジード」を意識したセリフがあったのは、ちょっと驚きました。



ギーゴン (スーツアクター : 矢島登喜男)
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かつてウルトラマンエースと戦った、超獣の一種。
オルレアン公邸跡の村の付近にある古屋敷に住み着き、超一流のバイオリニストが弾いているような美しい音色の旋律で、村人達の魂を吸い取っていた。
同じやり方でシルフィードとジルを苦しめるが、その危機を救いに来たタバサに妨害され、この姿に変貌する。



出典

本編

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/ebatan/d/%a5%ae%a1%bc%a5%b4%a5%f3


by asabatyou | 2018-04-15 17:27 | ウルトラ5番目の使い魔 | Comments(4)

ドラえもん のび太と銀河超特急

昨日は録画した「ドラえもん のび太と銀河超特急(エクスプレス)」を見ましたので、その事について書きます。
今はないのですが町民会館で見て以来何度も見た事があるので、印象に残っている作品の1本です。


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スタッフ
監督 : 芝山努  
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄  
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館  
音楽 : 菊池俊輔、フェリックス・メンデルスゾーン


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代  
野比のび太 : 小原乃梨子  
源静香 : 野村道子  
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也  
骨川スネ夫 : 肝付兼太  
野比玉子 : 千々松幸子
銀河超特急車掌 : 伊倉一恵
ボーム : 塩沢兼人
アストン : 真殿光昭
ドン : 菅原淳一
ジェーン : 丹下桜
ヤドリ天帝 : 内海賢二


ストーリー
スネ夫は人気のミステリー列車の切符3枚を手に入れたと、ジャイアンやしずかに自慢する。
その時のび太が来て「のび太の分はないよ」と言うつもりだったが、彼はそんな事はどうでもいいと一蹴。
ドラえもんが突然行方不明になってしまい、のび太は心配して探し回ったが結局見つけられず、帰宅せざるを得なかった。
ところが帰ってみるとドラえもんが当たり前のようにいて、22世紀に帰った時大人気の銀河ミステリー列車の切符を、3日間かかってやっと手に入れたという。
大喜びしたのび太はドラえもんと共に、そのミステリー列車に乗り込むが、そこは列車というより巨大な宇宙船のようで、まさしく銀河鉄道の夜の世界であった。
地球では到底見られない宇宙や惑星の絶景にすっかり魅入られたのび太は帰宅後、お返しとばかりにしずか達に自慢する。
そんな話を聞かされて3人が黙っているはずがなく、ジャイアンとしずかは自分達も行きたいと頼み込み、スネ夫は嫉妬心がありつつも、ちゃっかり旅の準備をしていた。
こうしていつものメンバーが揃い、楽しい宇宙旅行が幕を開けた。
そのミステリー列車が到着した場所は、宇宙の外れにある巨大な遊園地「ドリーマーズランド」。
ドラえもん達は完全にドリーマーズランドを満喫するが、そこへ人間に乗り移る恐怖の寄生生物「ヤドリ」の、魔の手が迫りつつあった・・・。


レビュー
ドラえもん映画シリーズの第17作目。
前作の「創生日記」が生物の進化や科学や文明の発達を描いた壮大且つ難解な内容だったので、子供が楽しめるようにという事で、宇宙にある不思議な遊園地で冒険する娯楽性の強い内容となっています。

ストーリー自体はマイケル・クライトン氏原作の「ウエストワールド」や「ジュラシック・パーク」と同じで、テーマパークで起こった事件に巻き込まれる様を描いています。
様々な種類のアトラクションがあるのは「ウエストワールド」で、恐竜のアトラクションがあるのは「ジュラシック・パーク」を思わせバリエーション豊かですが、これは作者の藤子さんの趣味や趣向が多く取り入られているそうです。
恐竜は「のび太の恐竜」や「竜の騎士」や「創生日記」にも登場しており、西部劇ネタは「宇宙開拓使」や「ねじ巻き都市冒険記」にもありますが、西部劇ネタについてはワイアット・アープ氏(実在した人物だが、「荒野の決闘」や「OK牧場の決斗」などの映画にも登場している)の名前が出たり、明らかにクリント・イーストウッド氏(「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」といった、マカロニ・ウェスタンで有名)を意識した、クリントン・イースト・ウードという名前のキャラが登場しています。
他にも地図を見るシーンで、そこに書いてある字が銃の名前らしいので、知っている方やファンが見たら思わずニヤリとするでしょう。

スネ夫が「のび太は映画になると、急にカッコ良くなるんだから」とメタ発言するのは笑ってしまいましたが、少々マニアックな要素があり、しずかちゃんの入浴好きやのび太が射撃の達人といったメインキャラの設定が、ヤドリを倒す大変重要な役割を果たしています。

ヤドリに寄生されてスネ夫とのび太が一時的に悪役になりますが、見所満載の作品となっています。
ゲストキャラのボームさんは頼りがいがあって、車掌さんはいつもニコニコと笑っていて可愛いです。

次回作の「ねじ巻き都市冒険記」ですが、それの執筆中に藤子さんが亡くなられたので、本作は彼が作品を完成せただけでなく上映まで見届けた最後の作品となりました。
第1作目の「のび太の恐竜」からずっとドラえもん映画の主題歌を担当した武田鉄矢さんもこれを最後に降板しましたが、2010年の「人魚大海戦」で14年ぶりに挿入歌を担当する事になりました。

このドリーマーズランドの「西部の星」にあるフワフワ銃は、「ねじ巻き都市冒険記」にも登場し再びのび太愛用の銃として大活躍する事になります。



劇中にあるシーンの、一部です。
保安官になる為の試験で、標的の空き缶を最初の1発で浮かせた後、空中に浮いたままの空き缶の同じ面に残りの5発の弾丸を全て叩き込んで、パーフェクト合格する凄技を披露しただけでなく、他の合格者を秒殺するほどの強敵だった銀行強盗団を瞬殺しています(この時はアトラクションである事を忘れて、すっかりマジになっている)。
ヘタレのイメージがあるのび太ですが、実は結構チートキャラだったりします。
もし「Gears of War(ギアーズ・オブ・ウォー)」などのシューティングゲームをやらせた場合、やり方やコツさえ分かれば無敵と言える強さを発揮するのではないでしょうか?
ですが相対的に主人公であるドラえもんは、これといった見せ場や活躍がなく、主人公(笑)となりましたが・・・↓

それにしても、ヤドリ天帝役の内海賢二さん。
「宇宙開拓使」ではボーガント役で、「ねじ巻き都市冒険記」では熊虎鬼五郎、「宇宙漂流記」ではアンゴルモア、「のび太の恐竜2006」ではドルマンスタイン役なので、ドラえもんとはやけに縁があります。
嫁さんもしずかちゃんの声優で有名な野村道子さんなので、夫婦で何度も共演している事になります。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%C8%B6%E4%B2%CF%C4%B6%C6%C3%B5%DE


by asabatyou | 2018-04-13 17:23 | アニメ | Comments(2)

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記

昨日は録画した「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」を見ましたので、その事について書きます。
久々に見たかったので、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代  
野比のび太 : 小原乃梨子  
源静香 : 野村道子  
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也  
骨川スネ夫 : 肝付兼太
野比玉子 : 千々松幸子  
野比のび助 : 中庸助
ピーブ : 佐々木望
プピー : 白川澄子
ウッキー : よこざわけい子
ホクロ : 松尾銀三
熊虎鬼五郎 : 内海賢二


ストーリー
ある日の夜、のび太はドラえもんの道具の1つ「命のねじ」を使って、命を得た馬のぬいぐるみ「パカポコ」と一緒に走りの練習をしていた。
しかし空地では狭く、のび太はジャイアンとスネ夫に「牧場を持っている」と嘘を言ってしまった為、何とかしようと考えていると、ドラえもんが未来から福引の小惑星引換券のはずれ券を持ってくる。
そこに牧場や町を作ろうと思ったのび太は徹底的に小惑星を調べるが、どれも小さかったり穴だらけの惑星ばかり。
しかし最後の1枚を調べてみると、そこは大自然に囲まれた美しい惑星だった。
ドラえもん達はこの惑星におもちゃの町を作ろうとし、「ねじ巻き都市(ねじまきシティー)」と名づけ、作業に取り掛かる。
ねじ巻き都市はドラえもん達と命のねじで命を得たぬいぐるみによって住みやすい環境になりつつあったが、不審な事にどこからともなく「出ていけ」との声が聞こえるようになる。
そんなある日、凶悪な脱獄囚・熊虎鬼五郎がねじ巻き都市に侵入する。
熊虎はおもちゃ達の数を増やした「タマゴコピーミラー」に偶然触れた事で、自分のクローンを次々と生み出し、この惑星を侵略しようと企む。
ドラえもん達は熊虎軍団の魔の手が迫っている事を知らずに、雷のショックで生まれたピーブ達と共に、さらなる町作りをするが・・・。


レビュー
映画ドラえもんシリーズの第18作目。

ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄さんは本作の執筆中に亡くなられたので、本作が最後の作品となりました。
藤子さん自身もその事が分かっていたようで、周囲に積極的に話し込んでいたみたいです(執筆を引き継いだ萩原伸一(現:むぎわらしんたろう)さんも、「今までは細かい指示をしていなかった藤子Fが、これだけ描き込んでいたので、ちょっとおかしいなと思った」と話したという)。
第1作目からずっとエンディングテーマ曲を担当した武田鉄矢さん(第5作目の「魔界大冒険」のみ異なる)も前作を最後に降板し、音楽担当の菊池俊輔さんも(「ガメラ対大悪獣ギロン」から「宇宙怪獣ガメラ」までの、ガメラシリーズの音楽を担当した人でもある)本作を最後に長編作品を降板し、短編作品やテレビシリーズのみ担当しています。

そんな時代の変化や世代交代、節目を感じる状態でしたが、別世界で自分達のユートピアを作るのは「日本誕生」を思わせます。
ただ悪役が異世界人や宇宙人のような特殊な存在ではなく、ごく普通の人間でドラえもんの道具を偶然使った事で、自分の分身を複数作っただけに過ぎません。
普通の人間の悪役といいましたら、過去に第12作目の「雲の王国」の密猟者がいたようですが、名前があるのは熊虎鬼五郎が初との事です。
その為他と比べますと地味でスケールダウンしてしまった感が否めませんが、代わりに現実味が増したので新鮮味もありました。
私が今まで見てきたドラえもん映画は、ドラえもんとゲストキャラ達が協力して敵を倒す事はありましたが、今回は実在感がありどちらも軍団と呼べるほど数が多く、その両者がぶつかり合うので見ていて一番カタルシスがありました。
ラストの決戦シーンは、ちょっと戦争映画や合戦シーンのようでしたし。

ただエンディングで熊虎が元の1人の人間に戻った時、唯一善の人格を持った「ホクロ」の状態でしたが、ちょっとあれはご都合過ぎかな?
他に決着のつけ方が思い付かなかった可能性もありますが、見方を変えれば気弱で優しいがゆえに散々こき使わっていたのに、その格下だと思っていた相手に敗北するとは皮肉な最後でした。

それにしても熊虎は脱獄囚ですが、何の罪で逮捕されたのかは不明です。
いくらドラえもん達相手でも完全に殺す気満々で銃をぶっ放したり、のび太がしずかちゃんを助けようとして転落してしまった時(このシーンが、中々ショッキングである)、ドラえもん達が号泣した姿を見て嘲笑ったり、彼らを騙して見殺しにしようとした事を考えますと、殺人鬼の可能性があります。
けどそれでも分身達の中に善の人格があったので、多少罪悪感があったかもしれません。



主題歌の「Love is you」です↓

個人的に驚いたのは、前作「銀河超特急」とリンクしていた事です。
のび太が熊虎との一騎討ちで勝利した「フワフワ銃」がそれで、これは元々「銀河超特急」の舞台ドリーマーズランドの「西部の星」で使われた安全な拳銃で、記念にもらったみたいです。
撃たれた相手は風船のように膨らんで飛んでしまう仕組みになっていますが、まさかここでも活躍するとは予想外でした。
普通この手のアニメ映画ですと、過去作品の事はなかったかのように扱われますから。



出典


参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%CE%A4%CD%A4%B8%B4%AC%A4%AD%C5%D4%BB%D4%CB%C1%B8%B1%B5%AD



by asabatyou | 2018-04-08 16:10 | アニメ | Comments(5)

ドラえもん のび太の創世日記

昨日は録画した「ドラえもん のび太の創世日記」を見ましたので、その事について書きます。
今までは一部だけ見ただけだったので、全部見たのはこれが初めてです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
出木杉英才 : 白川澄子
野比玉子 : 千々松幸子
野比のび助 : 中庸助
ノンビ、ノビ彦、ビタノ : 林原めぐみ
野比奈 : 辻村真人
野美のび秀 : 井上和彦
源しず代 : 玉川紗己子
出木松博士 : 速水奨


ストーリー
夏休みの自由研究をやっていないので困ったのび太は、ドラえもんのひみつ道具「創生セット」で新しい宇宙と地球に似た惑星を創造し、観察する事になった。
新地球にはのび太をはじめとした身近な人物によく似た人々もいて、のび太はつい自分に似た人物に力を貸していく。
それから長い月日が経って現代に近い時代になり、のび太に似た野美のび彦は南極の大洞窟探検に出発する。
その先で見たのは、何と昆虫人間達が住んでいる世界だった。
昆虫人間達はこの地球は元々昆虫が進化するはずだったが、人類のせいで昆虫人間達は地底に隠れ住んでいたと主張する。
昆虫人間は地上へ進出し、地上世界を取り戻そうとする。


レビュー
劇場版ドラえもんシリーズ第16作目。

本作では異世界に行って冒険するのではなく、その世界を一から全て作る珍しいタイプの作品となっています。
これは作者の藤子・F・不二雄さん自身、創世記をライフ・ワークだとも公言しており、過去にもそれをテーマにした作品を作った事があり、その集大成にすべく、多くの資料を使って練り上げたそうです。

あくまで作り物の地球ですが、生命の誕生や人類の登場、文化や文明や科学の進歩や発展などを描いた、壮大なスケールのストーリーとなっています。

なのでドラえもん達は、新地球の住人達を観察したりサポートする第三者の立場で、悪役と呼べるキャラクターも登場せず、異色作と言える作品です(だからワクワクもドキドキもないので、いかんせん地味な印象もあります)。
ジャイアンとスネ夫も一応登場しますが、そんなに話に絡まず途中で捕まってしまうから、出番はやや少なめです。
「夢幻三剣士」ほどではないですが、どうも印象が薄いです。

内容が難解な為次回作の「銀河超特急」で分かりやすいストーリーとなりますが、新地球人が神の仕業で怒りを鎮めようとすると、「神様は僕なのに、何言ってんの!?」と怒ったり、宗教戦争を目の当たりにした時はどっちの味方にもなれないと嘆いたりと、現実の世界に置き換えると非常に深い神様視点の描写があります。

他にものび太達のそっくりさんが登場している中、普段は劇場版でレギュラーにならない出木杉くんのそっくりさんもいるので、貴重な作品でもあります。



主題歌の「さよならにさよなら」です↓

この昆虫人間達はチュン子(昆虫人間の子供)の関係で人類をあまり良く思っていませんが、終わり頃になって人類と戦争する気満々だったので、何だかどっちもどっちです。

実は昆虫人間は、進化退化放射線源で無理矢理魚類の進化を促進させた時に、虫が偶然浴びた事で誕生したのであって、ドラえもんとのび太が事件を起こした全ての元凶だったりします。
それでも本当の事を話し両者が対立する事なく終われたので良かったですが、よく考えてみたら「創生セット」という未来ではおもちゃのような存在なのに、丸ごと世界や生命を作れるのは、とんでもない話です。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%CE%C1%CF%C0%A4%C6%FC%B5%AD


by asabatyou | 2018-04-06 17:54 | アニメ | Comments(1)

ドラえもん のび太と夢幻三剣士

昨日は録画した「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」を見ましたので、その事について書きます。
以前見た事がある劇場版ドラえもんの中では一番見てみたかったので、今回の放送は大変嬉しかったです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
野比玉子 : 千々松幸子
トリホー : 田村錦人
竜 : 石丸博也
妖霊大帝オドローム : 家弓家正


ストーリー
夢の中で良い思いをしたのび太は夢と現実の落差に嘆き、せめて夢の中でカッコ良くなりたいとドラえもんに頼む。
一度は「現実世界で頑張らなくてどうするの!?」と怒られたが、最終的にはカセットを入れる事で自分の好きな夢を見られるひみつ道具「気ままに夢見る機」を出してもらう。
その翌日、宿題を忘れてしまったのび太が裏山でそれをしていると、奇妙な老人が現れて「知恵の木の実」をもらい、帰り道では「夢幻三剣士」の存在を教えられる。
「夢幻三剣士」とは「気ままに夢見る機」で使用するカセットであり、のび太はドラえもんに買ってもらい、早速プレイを開始する。
そこで妖霊大帝オドロームに侵略されかけているユミルメ国を救う為の冒険をするが、これがただ夢物語ではない事に気付いている者は、誰もいなかった・・・。


レビュー
劇場版ドラえもんの第15作目で、シリーズ生誕15周年記念作品。
アレクサンドル・デュマ・ペール氏の「三銃士」をモチーフに、オドロームといういかにも魔王や大魔王が似合う正統派なデザインの悪役(見た目は何となくジム・ヘンソン氏とフランク・オズ氏の、「ダーククリスタル」に登場するスケクシス族を思わせる)を倒す剣と魔法の世界で、様々な魔族(お化けや妖怪と呼ばれているけど、もろ西洋の話なので悪魔と呼んだ方がしっくりくるし自然である)を相手に戦う正統派ファンタジー物となっています。

他と異なりあくまで夢の世界で冒険するのであって、本当に冒険しているわけではありません(途中で立場が逆転するが)。
しずかちゃんやジャイアン、スネ夫といったお馴染みのメンバーも登場しますが、夢の世界の住人として登場してるので、今回の事件はまったく知らない状態で話が進んでいきます。
しかも途中から夢と現実が段々ごちゃ混ぜになって怖くなってきた事から、ジャイアンとスネ夫はのび太達と同じ夢を共有するアンテナを外されたけど、しずかちゃんだけはそれを忘れてしまったので、ラスボス戦はドラえもんとのび太としずかちゃんの3人だけでやります。
その為ジャイアンとスネ夫は後半は出番なしで、しずかちゃんが2人登場したり、のび太としずかちゃんがオドロームの魔法で戦死する(竜のだし汁を浴びていたので、蘇生はしたが)異色作でもあります。

スケールは小さいですが、こちらは夢の世界で起こった事が現実世界にも影響を与えるようになっていき、エンディングも学校が何故か高い山にあるのに、誰もその異変に気づいていないまま完結します。
あの白目をした謎の老人(トリホーが化けた姿らしい)と同じ顔をしたロボットが関係している事は一目瞭然なのですが、未来から来た事や何らかの会社に所属している以外は一切不明です。
それで別に成敗される事なく退場するので、最も救いようがなく非常に後味が悪いです。

何故こんなスッキリしない作品になったのかといいますと、作者の藤子さんが長編が苦手な事や、描いている時キャラが勝手に動き出して、話の筋が作者の思惑と関係ない異なる方向へ展開してしまった事が原因だそうです。
これにより「何があっても、現実世界に一切影響を残さない」というお約束を崩してしまったので、藤子さんは失敗作と語ったんだとか(原作と映画で、ラストが違うらしい)。

前作の「ブリキの迷宮」はどこか恐怖感がありましたが、こちらは謎が謎のまま終わるので常に奇妙で不気味なままです。
けどそれでもしずかちゃんが男装して剣士の1人になり、敵を倒すきっかけも作っておりカッコいい一面も見られるので、見所はあります。



CMです↓

エンディングテーマの「世界はグー・チョキ・パー」は、まるで「クレヨンしんちゃん」みたいにやけに明るくてコミカルタッチな曲ですが、挿入歌の「夢の人」はヒーロー物に相応しい熱血系の曲なので、人気があるのも納得出来る完成度の高さです。

また竜の血を浴びると不死身になれるのは、完全に「ニーベルンゲンの歌」の影響を受けていますが、こちらはのび太が人間の身勝手な理由で殺されるのは可哀想と同情した事や、竜も平和に過ごしたかっただけなのが分かり、和解しています。
この竜の声が石丸博也さんですが、もしかして狙っているのでしょうか(「プロジェクトA」に出演した時のジャッキー・チェン氏の役名がドラゴンで、彼の出演作にも「ドラゴン・ファイター」や「ツイン・ドラゴン」などがある為)?



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%C8%CC%B4%B8%B8%BB%B0%B7%F5%BB%CE


by asabatyou | 2018-04-04 17:53 | アニメ | Comments(2)

ドラえもん のび太とブリキの迷宮

昨日は録画した「ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)」を見ましたので、それについて書きます。
随分小さい頃にテレビ放送かレンタルかで、一部だけ見た事がありますが、ちゃんと見たのはこれが初めてです。
いつかはまともに見たいと思っていましたから、ちょうど良かったです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
サピオ・ガリオン : 皆口裕子
ブリキン : 大木民夫
タップ : 鈴木みえ(現 : 一龍斎貞友)
ピエロ : 堀内賢雄
ナポギストラー一世 : 森山周一郎


ストーリー
ある日の真夜中、酔っ払って寝ぼけたのび太の父・のび助がスキーと海水浴を両方楽しめるという、ブリキンホテルに部屋を予約する。
その話を聞いたのび太は春休みに旅行が出来ると大喜びしたが、それが父の夢だと知って落胆してしまう。
しかし翌日、野比家の玄関に謎のトランクがあり、早速開けてみると巨大な扉が出てきて、ブリキンホテルがあるブリキのおもちゃの島、ブリキン島に着いた。

快適な環境で楽しむドラえもんとのび太だったが、のび太はわがままを言い出してドラえもんを困らせ、遂にはまだ道具の説明が終わっていないのに勝手に行動してしまう。
ドラえもんはのび太を探しに行くが、途中で謎の飛行船に撃たれてさらわれてしまうが、のび太は「未来に帰る」と言われた事を思い出し、本当に帰ったのではと不安になる。
ホテルに戻ったのび太は、「決して入るな」と言われていた地下室に入り、その不気味さからホテルを飛び出して、二度とあそこには行かないとトランクを仕舞い込むのであった。

あれから3日経ったが、ドラえもんはまったく帰ってこない。
ジャイアンとスネ夫はのび太が旅行に行く話は出任せと決め付け、糾弾しようとする。
だがのび太を庇った静香はドラえもんがついているからと言って、2人の言う無茶な賭けに乗ってしまう。
彼女に迷惑をかけられないと思ったのび太は、3人をブリキンホテルへ招待する事を決める。

ブリキン島をすっかり満喫した一行だったが、突如ブリキンホテルが何者かの襲撃を受ける。
ジャイアンの活躍で謎の軍隊を追い払えたが、そこで初めてドラえもんが連れ去られた事を知る。
4人はドラえもんを救出しようとするが、その時ブリキン島が動き出し空を飛ぶが、この島そのものが宇宙船であった。

ブリキンホテルの主であるサピオという少年が、のび太達の前に姿を現し、自分達はチャモチャ星から来た宇宙人である事を明かす。
そこでドラえもんをさらったのは、チャモチャ星の支配者ナポギストラー率いるロボット軍団なのが分かり、のび太達は戦いに身を投じていく。


レビュー
劇場版ドラえもんシリーズ、第14作目。
ストーリー自体は、ドラえもん達が異世界に行ってそこの暴君を倒すという、「のび太の大魔境」や「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」と同じですが、人類とロボットの立場が逆転した世界が舞台となっています。

これは以前から「ドラえもんは、便利な道具でのび太を甘やかしている」という批判があったので、それに答えた内容となっており、ロボットを開発しまくったのは良いけど、やがて自分で考えたり行動する事も面倒になり、ロボットに頼りきった生活を送った結果、とんでもない事が起こったチャモチャ星を描いています。
なのでチャモチャ星とそこのロボットとは、ドラえもんやのび太の分身や影であり、そのような批判への回答の1つを示しているという見方も出来ます。

本作では前作「のび太と雲の王国」と同様、ドラえもんが故障しますが、こちらでは完全に機能停止しただけでなく、海に捨てられてしまいます。
まさに「ドラえもん死す」と言えるので、主役なのにドラえもんは終わり頃にならないと復活しないので出番は殆どなく、残されたのび太達は圧倒的に不利な状況になりながらも、互いに協力し合うという珍しい内容となっています。

第4作目の「のび太の海底鬼岩城」でテキトー灯が登場しているのに、ここでは初めて使用するような扱いになっているので矛盾していますが、「海底鬼岩城」は夏休みなのに、こちらはこれから春休みが始まるところなので、時系列としてはそれより前という可能性があります。
そう思うと、そんなに違和感はないかもしれません。

ナポギストラーが「刑事コジャック」の吹き替えや、「紅の豚」のポルコ・ロッソで有名な森山周一郎さんなのは驚きましたが、彼は「ジャンボーグA」や「リトル・マーメイド」の吹き替えで悪役を演じており、さらに後の「ロボット王国」でも悪役のデスター役だったそうです。

不思議なホテルに泊まるというちょっとした旅行気分を味わえるだけでなく、ブリキの人形やおもちゃの兵隊が登場するので、童話や絵本のような世界観でありながら、その一方で何とも言えない不気味さもあり、夢と恐怖が見事にマッチした独特の雰囲気を醸し出しています。



主題歌の「何かいい事きっとある」です。
これを歌っていたのが、今現在「ホンマでっか!?TV」に出演している、島崎和歌子さんなのは正直驚きました。
元々1990年代の、アイドルらしいです↓

ナポギストラーが悪役として描かれていますが、味方のサピオ達ものび太達を一緒に戦ってほしいと無理言って結局さらうような事をしていますし、チャモチャ星を救う為にロボットの活動を停止させる為の行動と、街の様子を探る側と二手に別れるのですが、ジャイアンとスネ夫に護衛をつける事なく、たった2人でやらせています。
いくらジャイアン達がいくつもの冒険をしてきたとはいえ小学生ですから危険過ぎますし、無事帰ってこれたから良かったですが、もし何かあったらどうするつもりだったのでしょうか?
他にも強引にのび太達を戦いに巻き込んだのに、都合が悪くなった途端のび太としずかちゃんを無理矢理地球に帰してるので、身勝手さが目立ちます。
ホテルのシーンでも最初は歓迎してくれるのに、途中から誰もいなくなってしまうので、一体何を考えているのか?果たしてこの人達を信用して良いのか?何か隠し事してるだろ?と言いたくなるような胡散臭さや、怖さがありました。
そもそも今回の事件を起こした元凶はチャモチャ星の住人なので、ナポギストラーやロボット軍団は、加害者に見えて実は被害者だったりします。

「我々を危険視してるが、そんな我々を生んだのはお前達ではないか」



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%C8%A5%D6%A5%EA%A5%AD%A4%CE%CC%C2%B5%DC


by asabatyou | 2018-04-02 17:45 | アニメ | Comments(2)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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