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夏のふくろい 遠州三山風鈴まつり2018 油山寺

今日は前から興味があった、遠州三山風鈴まつり2018を見てきました。
前回は可睡齋でやっているものを見ましたが、今回は差別化のために油山寺でやっているものを見ました(法多山でも、同じ事をしています)。
昨日もそうでしたが、午前中のみセミの鳴き声が聞こえてきました。
今までは7月になってから活動した気がするのですが、やけに早いような…。


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2017年からスタートしましたが、今年のポスターは可睡斎版がメインとなっているのが印象的です。


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薬師本堂付近にも風鈴は飾られていましたが、ほんの少しだけで残念ながらここで展示されているわけではありません。


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出入り口を真っ直ぐに進んでいくと、書院や六角堂などの建物が見えてきますが、実はこちらに風鈴が展示されています。
しかしこれらの建物にちょろちょろと展示されているだけなので、正直分かりにくくて可睡斎版と比べますと、地味で見劣りしてしまいます。
可睡斎と異なり展示出来るスペースがまったくないので、仕方ない気もしますが…。

ただ油山寺自体はこちらでも書いたように、森林が綺麗で(1万年前の姿をとどめており、鳥獣保護区に指定されリスやムササビ、三光鳥など多くの鳥獣が共存しているとのこと)、孝謙天皇が御眼の病気を患った時、その病気をここで治したとされています。

さらに私は口にしなかったので詳しい事は分かりませんが(お金に余裕がないので…)、期間限定で毎週土・日・祝日のみですが「冷やし緑茶甘酒」(1杯400円)と「わらびもち」(1皿300円)が味わえます。
時間とお金に余裕があったり興味のある方は、是非どうぞ。



詳しくは、こちら↓


by asabatyou | 2018-06-30 16:05 | 観光、イベント | Comments(0)

湯煙旅情、露天風呂だよ全員集合!

昨日はウル魔の最新話を読みましたので、その事について書きます。

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ストーリー
ゲルマニアの大使をもてなせとの勅命を受けて、ド・オルニエール地方にやってきた水精霊騎士団とついてきた才人達。
しかしピット星人とエレキングの襲撃で予定が狂い、何も出来ないまま大使が来る時間が来てしまい、焦った彼らだったが、その大使とはかつてギーシュとモンモランシーが園遊会で出会ったルビアナであった。
ルビアナはド・オルニエールの視察をしたが、いくら豊かな土地でも他に売りがないのであれば、結局衰退してしまう事に気付いた。
その時温泉が湧いてきて、才人は温泉施設を作る事を提案するが、ハルケギニアの住人にとっては前代未聞であり、作業にてこずって難航する。
ルビアナが助っ人を呼んだおかげで完成はしたものの、宣伝しないとお客が来なくて意味がない。
だが才人は既に手を打っており、大勢の知り合いにこの事を話していた。
ハルケギニア第1号の、温泉施設の結果はいかに。


レビュー
今回はひょんな事から温泉施設を作る事になり、同時に美少女や美人の裸が見られるからという男の夢が詰まったコミカルタッチな内容となっています。
タイトルが「8時だョ!全員集合」に似ているのも、やはり意識しているからでしょう。
今年も夏がやって来て暑くなってきますから(午前中のみだったが、今日はセミの鳴き声が聞こえてきた)、このような話が出来るのは自然の流れではないでしょうか(「ドリフ大爆笑」にも、「暑い時は、お風呂に入って汗をさっぱり流したいものです」と言うシーンあり)。
エロい目的で温泉施設を作ろうとしているのに上手くいかず挫けそうになった時、「ウルトラマンレオ」にある「その顔は何だ!?その目は何だ!?その涙は何だ!?」を引用していたのには笑いました(笑)。
まさか、こんな事で使われるとは(笑)。

エレキングが再び登場していますが、通常の個体とはちょっと違う「ウルトラマンマックス」に登場したものでした。
敵か味方かは不明ですが、雄か雌かという性別の事を指摘されていたのが新鮮でした。
今までは全然種族が違うのに、何故か夫婦や兄弟や親子というパターンや、現実の動物みたいにちゃんと同族で親子や夫婦で登場する事はありましたが、1匹だけ登場した状態でそこまで言われる事はなかったですし(大怪獣モノは、映画に登場した個体が雌なのが明らかになっている)。



エレキング
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作者:酉澤安施
俳優:山本諭

ピット星人が養殖しているエレキングの1匹を、ルビアナが飼育したもの。
通常の個体と異なり色がより白っぽくて体色の黒が多く、体がより引き締まっており、爪も大きいのが特徴。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/ebatan/d/%A5%A8%A5%EC%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A1%CA%A5%DE%A5%C3%A5%AF%A5%B9%C8%C7%A1%CB

本編


by asabatyou | 2018-06-29 17:24 | ウルトラ5番目の使い魔 | Comments(4)

衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~

昨日はYouTubeで前から気になっていた、「衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~」を見ました。


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スタッフ
企画、プロデュース : 安永英樹(フジテレビ)
編成 : 赤池洋文、門脇寛至、安藤明(フジテレビ)
プロデューサー : 高丸雅隆(共同テレビ)
脚本 : 和田清人
演出 : 松木創(共同テレビ)
制作 : フジテレビ、共同テレビ


キャスト
警視庁捜査一課殺人5係警部補 : 金子ノブアキ
ワイドショーリポーター : 秋元才加
警視庁捜査一課殺人5係係長警部 : 小木茂光
警視庁捜査一課殺人5係巡査部長 : 矢柴俊博
警部補の妻 : 遠藤久美子
ワイドショーディレクター : 桜田通
宮崎勤 : 坂本真
宮崎勤の父親 : ダンカン


ストーリー
かつて昭和の終わり1988年と平成元年の1989年に、とある事件が起こった。
犯人は当時26歳だった、宮崎勤。
埼玉県と東京都で4人の幼女を殺害しただけでなく、その犠牲者に対する惨さから世間に衝撃を与え、2008年に処刑された。
あれから29年、宮崎勤とは何者だったのか?その真相に迫る。


レビュー
宮崎勤事件という別名で有名な東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件を、再現ドラマ化したもの。
それだけでなく当時の映像や、本人の肉声も公開されているので、ドキュメンタリーでもあります(ただし大人の事情で全て完全に再現しているのではなく、リポーターや犠牲者など架空の人物に変更されています)。

内容自体は金子ノブアキさん演じる主人公の刑事(彼は事件が起こった当時、ちょうど犠牲者の人達とほぼ同い年で、「不気味でいびつな事件。当時8歳くらいで怖かったし、忘れられない。まっすぐに記憶してしまったという印象。30年たっているということにも驚きました」や、「僕みたいに事件を知っている人間には忘れてはいけないことがいくつもあると思う。知らない世代にはこういうことが本当にあったということと、それによっていろいろなことが変わったということを知ってほしい。報道ベースでこういったドラマが作られる理由を感じてもらえるように画面で表現できたらいい」と語っています)が、事件を知って宮崎勤元死刑囚と対決する様を描いています。
かつて幼少時代に恐怖心を植え付けた相手と戦う事に、何だか因縁を感じずにはいられません。

実際に起こった殺人事件をドラマ化したものですが、殺人を犯したり残酷な描写はなく、「悪い種子」みたいに犯人の口から語られるだけです。
けど犯人役の坂本真さんの演技力が凄すぎて、見た目だけでなく声や喋り方が本物そっくりで、ゾクッとして怖いです(まるで本物の亡霊が、乗り移っているかのようで・・・)。
感情がなさそうで人とコミュニケーションをとるのが苦手そうに喋るのに、その一方でわいせつ行為をしようとしたところを見られて怒られた時は、「ごめんなさい!!もうしませんから、警察だけは勘弁を!!」と完全に弱気な態度で怯えたりと変に人間臭い一面があったり(幼女には強気だったのに)、殺人を犯したくせに犠牲者の遺族の方々に謝罪せず挑発したりと非人道的な一面もあるので、人間のようで人間ではない別の何かのような得体の知れない恐怖を感じます(実家暮らしで家族もいるのに、こんな事件を起こしていたから悍ましい・・・。さらに子供時代は怪獣博士と言われていたくせに、動物虐待行為をしていたという報告もある)。

実は殺人事件を基にした創作物は他にもありまして、「悪魔のいけにえ」(エド・ゲインがモデル)や「八つ墓村」(津山事件が元ネタ)、「IT」(キラー・クラウンこと、ジョン・ウェイン・ゲイシーがモデル)などがそうですが、こちらはドキュメンタリーとしてやっているので、残酷なシーンがなくても見るのはしんどいです。

内容が内容なので、人によっては完全に拒絶するかもしれませんが(実際、犯人の肉声は流出したものであり、警視庁内では番組内容が大問題になっていたらしい)、これを知らない世代が出てきている今、事件を風化させない為にドラマ化したのは適切のように思えます。



本編です↓

何故この人が、事件を起こすような人物になってしまったのか?
それは家庭環境に、問題があったようです。
裕福な家庭に生まれたけど、両親は共働きで祖父と知的障害を持った30代の男性が面倒をみていたので、両親との時間を多く持てる環境ではありませんでした。
祖父は犯人の男を可愛がっていたけど、昔は女癖が悪くて祖母と揉めており、父親も女性関係で母に暴力を振るう事もあり、家族全員で食卓を囲む事もなかったそうです。
さらに手首を自由に動かせない「両側先天性橈尺骨癒合症(りょうそく せんてんせい とうしゃくこつ ゆごうしょう)」という身体障害者で、周囲から馬鹿にされたり先生も何も対応しなかった為、非常に辛かったと語っていました(これについて両親は、積極的な治療を受けさせなかった)。
お金はあったけど、愛は足りなかったという感じでしょうか。

この事件で4人の幼い命が奪われただけでなく、加害者の家族まで容赦なく巻き込まれ、学校を退学したり結婚も破棄したり、父親が1994年に飛び降り自殺を遂げるという、さらなる不幸や悲劇を生みました。

また大量のVHSテープを所持していた事から、「オタク」とレッテル貼りされ、「オタク=犯罪者予備軍」という差別と迫害の対象となるきっかけとなりました。





出典

参考サイト

参考動画

参考文献


by asabatyou | 2018-06-26 17:29 | ドラマ | Comments(6)

ドラえもん のび太の日本誕生

今日は録画した「ドラえもん のび太の日本誕生」を見ましたので、その事について書きます。
本作は作者の藤子・F・不二雄さんが亡くなった後、彼を偲んでテレビ放送した事があるのですが、それ以来なので今回が2回目となります。


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スタッフ
監督 : 芝山努  
脚本、原作、製作総指揮 : 藤子・F・不二雄  
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館  
音楽 : 菊池俊輔


主題歌
「時の旅人」 : 西田敏行


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代  
野比のび太 : 小原乃梨子  
源静香 : 野村道子  
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也  
骨川スネ夫 : 肝付兼太
ククル : 松岡洋子
ギガゾンビ : 永井一郎
ツチダマ : 高島雅羅


ストーリー
学校でも自宅でも叱られてばかりののび太は今の生活に嫌気が差して、家出を決意するが、どうも良い土地がなく失敗ばかり。
初めは「無駄だから、やめておけ」と馬鹿にしていたドラえもん、静香、ジャイアン、スネ夫だったが、彼らも家庭教師やレッスンが辛い、ハムスターが家に1週間過ごす事になった(のび太の父親の知人の頼み)など様々な理由で家出するが、他に行く所がなくて途方に暮れていた。
それならまだ人間が誰もいない太古の日本に行けば良いと思い付き、スケールのデカい家出を開始。
そこで誰にも邪魔されない自分達のユートピアを築き上げるが、一旦帰宅してみたら原始人の少年ククルと出会う。
ククルの一族であるヒカリ族は、凶暴なクラヤミ族と精霊王ギガゾンビの襲撃を受けたという。
ドラえもん達はヒカリ族を救う為に、中国大陸に向かう。


レビュー
ドラえもん映画シリーズ第10作目で、生誕10周年記念作品(第1作目の「のび太の恐竜」は1980年だが、大山のぶ代版ドラえもんが誕生したのは1979年なので、ちょうど10年目になる)。
ドラえもん映画の中では最もヒットしたようで、史上最大の観客動員数を記録しており、本作の続編であるファミリーコンピューター(ファミコン)のゲーム「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」まで作られました(ギガゾンビがかつてドラえもん達に敗れた悪党達を復活させる話で、「宇宙開拓使」から本作までのゲストキャラや悪役達が登場する)。

内容はドラえもんが大昔の日本に行ったのは良いけど、ギガゾンビ(ゾンビと付いているが、アンデッドではない)という精霊王が、人々を拉致しては自身の理想の世界を作る為の奴隷としてこき使っている事実を知り、それを倒しにいく話です。
ドラえもん達が過去の時代へ行く話は、これまで「のび太の恐竜」や「パラレル西遊記」がありましたが、「のび太の恐竜」は現代に蘇ったフタバスズキリュウのピー助を元の時代へ帰す為で、「パラレル西遊記」は自分達がうっかり妖怪軍団を生み出して人類を滅ぼすきっかけを作ってしまい、責任を感じたからという真っ当な理由がありました。
でも今回は普段の日常世界で嫌な事があったからであり、今まで違って現実逃避なのです。
人間生きていればどうして嫌な事が起きますし悩みもあるので、気持ちは分からなくもないですが、過去作品と比べるとスケールが小さくて、動機が不純です。
そこで自分達のユートピアを作るのですが、本来その時代にない物を色々作ってしまって良いのでしょうか(タイムパトロールがいるのに)?
「のび太の恐竜」も恐竜狩りをすると歴史が変わってしまい、未来に悪影響を与えてしまうから犯罪とされています。
悪気はなくても私利私欲の為にやっているのは事実なので、これも十分歴史破壊になるのでは・・・?
でも最終的に故郷を滅ぼされて行き場をなくしたヒカリ族を日本に連れて来て(それでも元から日本で暮らしていたわけではない)、タイトルの意味が明かされますから、結果オーライな気もしますが。

悪役のギガゾンビも最初は魔人的な雰囲気があったのに、正体が分かってしまうと警察に逮捕されるレベルのショボサ(「のび太の恐竜」はそのパターンでありながら、まだ悪っぽさがあり威厳がありましたが)で、小物感が強いです(正直、「何でこんな弱そうな奴に、振り回されていたんだ」と言いたくなるぐらい)。
見た目は悪魔的で凄く良いのに、出来れば「海底鬼岩城」のポセイドンや「魔界大冒険」のデマオン、「パラレル西遊記」の牛魔王みたいに、倒されてほしかったです。
もういっその事、魔人にした方が良かったかな?

このようにツッコミどころは多いですが、「こんなこといいなできたらいいな」という歌詞の通り、もしも自分達のユートピアを作れたら、デカい大根に見えるけど割ってみるとラーメンやカレーライスなどが入っていたら、ペガサスやドラゴン、グリフォンといった神話や伝説のモンスターを作れるだけでなく、彼らと友達になれたらと、誰もが一度は考えたであろう夢を嫌味なく純粋に描いているので、娯楽性はちゃんとあります。
ゲストキャラのククルもドラえもん達に助けられた後、のび太が自分達が作った動物達が行方不明になって落ち込んでいるのを見て励まし恩返しするので、ドラマ部分も見逃せません。
怖いシーンも健在で、遮光器土偶に似たツチダマがそれを担っています。
土偶であるがゆえに無表情で無機質で(喋るだけでなく、妙な術まで使える)、死んだと思ってもあっという間に復活して再び襲ってくるなど、「ターミネーター」のような怖さを感じます(バラバラになっても致命傷にならないのは、「ターミネーター2」のT-1000を先取りしている)。
私が遮光器土偶を知ったのは、これです。
ですがこの中ボスポジションだったツチダマも「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」では、最弱の敵に降格されているようですが・・・。
その代わりにいくつか種類が増え、ボスとして登場している者もいるので、一応メンツは保たれたと言えます。

10周年記念として作られた「日本誕生」ですが、奇しくも最初の「のび太の恐竜」と同様、のび太の動物キャラとの出会いと別れを描いた作品となりました。



劇中にあるシーンの、一部です↓

ドラえもんが神隠しを語るシーンがありますが、あれは実際に伝えられている話に基づいているものの、その多くは誇張や創作を含んだ都市伝説みたいです。

OPはお馴染みの「ドラえもんのうた」ですが、前作の大杉久美子さんが歌ったオリジナル版から、山野さと子さんが歌ったものに変更されました。



出典

参考サイト
http://www.70percent-komado.com/entry/2016/08/13/000010

参考動画


by asabatyou | 2018-06-23 16:27 | アニメ | Comments(4)

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」のリンクは、悲劇の主人公?

最近☾無限月影†さんが投稿している動画で、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」とその続編である「ムジュラの仮面」のプレイ動画をよく見ていました。

この2つのゲームは私が「ゼルダの伝説」を知るきっかけとなった思い出の作品で、懐かしいと思いつつも改めてどんな話だったかを知りたくて見ました。

そこで感じたのが、「時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」のリンクは、実は悲劇の主人公ではないか?という事です。
母親は幼い頃に亡くしていますし(母子家庭だったせいか、父親の存在は語られていなかった)、育ての親だったデクの樹サマもガノンドロフに殺されたようなものですし、イケメンで勇敢だから色んな女性にモテるけど、お互い住む世界が違うから結局誰とも結ばれません。
さらに「ゼルダの伝説」は「時のオカリナ」中心に3つのルートのお話が用意されているのですが、どれを選んでも彼にとっては悲劇しかないのです。

1つ目のルートは、時の勇者リンクが子供時代に戻った時間です。
これが「ムジュラの仮面」や「トワイライトプリンセス」へと繋がるのですが、リンクが未来で起こる出来事をゼルダ姫に伝えたので、ガノンの陰謀は阻止出来ました。
しかしそれにより歴史が変わってしまい、未来で冒険した事が全てなかった事になります。
「ムジュラの仮面」で消息不明となった親友のナビィを探す旅をしている時に、異世界のタルミナに迷い込み、色んな姿に変身できる不思議な仮面で様々な事件を解決していきますが、多くの人々が本来のリンクを見てくれません(デクナッツに変身した時はあれでしたが、ゴロン族に変身した時はダルマーニ三世で、ゾーラ族に変身した時はミカウとしか見られません。例外もありますが)。
最後にムジュラの仮面との対決でもリンクの戦いは誰にも見られていないので、おそらく助っ人としてやってきた4人の巨人が解決してくれたと、周囲に思われている可能性があります(この時リンクの相棒だった妖精のチャットも、流石にタルミナの住人全員とは知り合いというわけではないし)。
戦いには勝利しましたが、リンクがナビィに再会出来たのかは分からないままでした。
「トワイライトプリンセス」は「時のオカリナ」から数百年後の世界ですが、リンクが勇者として生まれたにもかかわらず、歴史に名を残せず技も後世に伝えられなかったと、不遇な人生を歩んでいた事が明らかになりました。

2つ目のルートは、時の勇者リンクが魔王ガノンドロフを倒した時間枠です。
ここではリンクが時の勇者としてその名が歴史に残っているのですが、故郷であったハイラルが海底に沈んで消滅しており(ガノンが再び復活した時、神によってハイラルごと封印された為)、「風のタクト」へと繋がって行きます。

3つ目のルートは時の勇者リンクが魔王ガノンドロフに敗北した時間軸で、「神々のトライフォース」などの初期の作品へと繋がっていくわけですが、これはもう明白で、みんなの期待を背負って今まで頑張ってきたのに、それに応えられなかったわけです。
リンクが敗北した事で、ガノンドロフが全てのトライフォースを手にして魔王ガノンになってしまい、賢者達が聖地ごとガノンを封印したとされています。

結論になりますが、リンクはどんな形であれ世界の平和を守ったのは事実ですが、彼自身は失うものが多すぎて何も救われていませんし、幸せになっていません。
こういうところは、「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカーと同じです(師匠と育ての両親を殺されちゃうし、実父の敵だと思っていたダース・ベイダーが実父であり、和解はしたけどベイダーも他界するなど)。


時の勇者リンクの登場作品は、以下の通りです↓

ゼルダの伝説 時のオカリナ


上が子供時代の初登場で、下が大人時代の初登場です。
実は物語的にはエピソード4で、「スカイウォードソード」がエピソード1だった事が判明しましたが、それでも本作が「ゼルダの伝説」のターニングポイントで、非常に重要な立場である事に変わりありません。


ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

完全に「時のオカリナ」の続編で、リンクが未来での戦いを終えて帰ってきた後から話が始まります。
行方不明になったナビィを探している途中、スタルキッドに時のオカリナなどの大切な物を盗まれて、追っていたらタルミナに迷い込んでしまうという話です。
悪魔みたいな顔した月が3日後に落ちてくる恐ろしい世界で、リンクはこの危機を乗り越えられるのか!?


ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
かつて「時のオカリナ」や「ムジュラの仮面」のリンクが、骸骨の戦士として登場しており(初めてこの事実を知った時は、正直ショックであった…。すっかり変わり果てちゃって、昔の面影がまったくない…)、新たなリンクに奥義を授けます。
これにより生前の無念を晴らす事が出来ましたが、「トワイライトプリンセス」のリンクは、時の勇者リンクの子孫だそうです。


ゼルダ無双

DLCにより、「ムジュラの仮面」の姿で登場しています。
その為それに登場した鬼神の仮面を手にしており、鬼神リンクへの変身も可能です。


ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ

大人リンクが、参戦しています。
剣だけでなく、爆弾やブーメランといった飛び道具攻撃もちゃんとあります。
弓矢による攻撃は、次回作のDXから出来るようになりました。


大乱闘スマッシュブラザーズDX

大人リンクだけでなく、こどもリンクやゼルダ姫、シーク、ガノンドロフも参戦しています。
特にガノンドロフは本作のイベント戦にある「ホントの最終決戦」にも登場し、ギガクッパやミュウツーといった他の悪役と手を組んで、プレイヤーに襲いかかります。


ソウルキャリバーⅡ

ゲームキューブ版のゲストキャラクターとして、登場しました。
リンクが登場している事もあって最も人気があり、お馴染みのテーマ曲やアイテムを獲得した時のBGMが勝利した時に使用されたりと、ゲストキャラの中では一番優遇されています。
しかしHD ONLINEでは任天堂のゲーム機で出る予定がなかったので、残念ながら登場していません。



詳しくは、こちら↓


by asabatyou | 2018-06-21 17:14 | ゲーム | Comments(4)

天然物にご用心

昨日はウル魔の最新話を読んだので、その事について書きます。

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ストーリー
才人やルイズ達はアンリエッタ王女の命令で、ド・オルニエール地方にて農園開拓のための事業が始まるから、その手伝いをする事になった。

そこには既に学者の先生2人組がいたが、この2人の正体はピット星人で近くにある湖で、エレキング達を養殖していたのであった。

その事がばれてピット星人達は本来の姿に戻り、湖からエレキングを呼び出すが、育ったばかりの未熟な個体は所詮ウルトラマンエースの敵ではなく、マルチ・ギロチンで最期を迎えた。

しかしそれでも負けを認めないピット星人は別のエレキングを使って、復讐を企てるが・・・。


レビュー
今回は「ウルトラセブン」でお馴染みのエレキングや、ピット星人が登場しました。
ですがエレキングの方はピット星人に利用されて無理矢理戦わされるハメになり、最後は抹殺されてしまう可哀想な役です。
後に別個体が登場しますが、「皮膚は黄ばんで張りがなく、角もだらりと垂れ下がって回転していない。見るからに、まともな状態ではなかった。」と書いてあるので、明らかに「ウルトラファイト」に登場したエレキングを意識しているのでしょう。
エレキングも「大怪獣バトル」シリーズでは味方だったので、あえて純粋な悪役として出さなかったのかもしれません(「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」では再び悪役だったが、別個体の可能性がある)。

ピット星人も片方は完全な悪党だったのに、もう片方は別にそうではなく差別化がされていましたが、ピット星人も「ウルトラマンオーブ」で悪党ではないトリィ=ティプという名の科学者が登場しているので、その影響でしょう。
その内の悪党だったピット星人は何者かによって射殺されましたが、それは次回で登場する事でしょう。



ピット星人
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ド・オルニエール地方にある湖でエレキングを養殖している、2人組の宇宙人。
Aは冷酷無慈悲で野蛮な性格だが、Bはあくまでエレキングや生物を育てるのが好きで、その実力があったから雇われただけに過ぎなかった。
まだ育ったばかりで何も知らないエレキングを戦わせるかしないかで対立するが、結局エレキングはウルトラマンエースにあっさり倒され、Aもエースのハンドビームで爆発し、残ったBも自らの負けを認めて帰って行った。
だが死亡したと思われたAは、別のエレキングを使って復讐しようとするが、何者かによりエレキングと共に暗殺された。



エレキング
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ピット星人が養殖している宇宙怪獣で、まだ育ったばかりの個体と、養殖に失敗したのか老化したのはかは不明だが見た目に衰えが感じられる個体と、計2匹登場した。
しかし最初の個体は経験や知識もない未熟者なので、ウルトラマンエースにあっという間に敗北し、残りの1匹はピット星人Aの命令で才人達を襲うとするが、何者かに襲われて瞬殺された。



本作に合ったBGMがありましたので、それを紹介します↓


「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で使用された、カカリコ村とロンロン牧場の曲です。
のどかな風景に相応しい曲調なので、「ある晴れた日の昼下がり、魔法学院は久々の三連休のその初日、才人たちは見渡す限りの畑の中にいた。」から、「もうどうにでもなーれ! と、お手上げの意味を込めて万歳をするその手で、ウルトラリングがキラキラと輝いていた。」までに使うのが良いでしょう。



「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で使用された、家の中のBGMです。
その名の通りの曲でほんわかとしていますから、「一番乗りしたギムリが入り口から入ったホールを見渡して言った。」から、「え? あ、ちょっと!」まで使用するのが良いと思っています。



出典

参考サイト

本編


by asabatyou | 2018-06-20 17:22 | ウルトラ5番目の使い魔 | Comments(0)

ドラえもん のび太のパラレル西遊記

昨日は録画した「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」を見ましたので、その事について書きます。
存在自体は昔ドラえもん映画の名場面集的な番組を見た事があり、それで知りましたが、実際に見たのはこれが初めてです。


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スタッフ
監督 : 芝山努 
脚本 : もとひら了
原作 : 藤子・F・不二雄(クレジットでは、藤子不二雄Ⓕ)
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館
音楽 : 菊池俊輔


主題歌
「君がいるから」 : 堀江美都子、こおろぎ'73


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太 
ドラミ : 横沢啓子(現 : よこざわけい子)
リンレイ : 水谷優子 
三蔵法師 : 池田勝 
牛魔王 : 柴田秀勝 
羅刹女 : 栗葉子


ストーリー
小学生の新入生歓迎会にて、のび太の提案で「西遊記」の劇をやる事になった一同。
しかしのび太は助けを求める村人役になり、やりたかった孫悟空役は出木杉に取られてしまう。

孫悟空がかつて実在したと信じているのび太は、「本物に似ている人が、孫悟空をやるべきだ」と主張し、タイムマシンで7世紀(西暦630年)の唐へ向かう。
そこで自分そっくりの孫悟空を目撃し、その事をいつものメンバーに話しかけるが、架空の存在である孫悟空の目撃談など誰も信じない。
証拠を見せる為にのび太は全員と共に、再び唐の時代へ行くが、まったく同じ時間に辿り着く事が出来ず、肝心の孫悟空も見つけられなかった。
苦肉の策でのび太はドラえもんのひみつ道具「ヒーローマシン」で孫悟空になるが、ボロを出して失敗に終わる。

落胆して現代に帰るが、そこはいつもの見慣れた日常世界ではなく、妖怪達に支配された魑魅魍魎の巣窟と化していた。
ドラえもんはこの事態を、唐の時代へ行った時「ヒーローマシン」のスイッチをうっかり切り忘れてしまったので、ゲームの妖怪達が出てしまい、人類との全面戦争に勝利した為、歴史が変わってしまったと推測する。
元に戻すにはもう一度過去に行って、まだ強大になる前の妖怪達を全て倒すしか方法はない。
「ヒーローマシン」で「西遊記」のキャラクター達になったドラえもん達は、世界を救う為に妖怪達との戦いに身を投じていく。


レビュー
ドラえもん映画シリーズ第9作目で、作者の藤子・F・不二雄さんが存命中に作られたのに、原作漫画が存在しない珍しい作品でもあります。
体調不良で入院していたからなのか藤子さんはいつものように脚本を書かず、「クレヨンしんちゃん」シリーズでも脚本を担当した事があるもとひら了さんに任せましたが、「西遊記の世界」というアイデアは藤子さんのものだそうです。

「西遊記」といいましたら過去に1941年の「西遊記 鉄扇公主の巻」や、1960年の東映が作った「西遊記」、ゴダイゴの曲が有名な1978年版「西遊記」(実際「パラレル西遊記」の曲を、「ガンダーラ」にしてみた動画が存在する)などがありますが、こちらではのび太が孫悟空、ジャイアンは猪八戒、スネ夫は沙悟浄、しずかちゃんが三蔵法師となって、西遊記の世界で大冒険します。

初期のドラえもん映画はやけに不気味なシーンがあったりしますが、本作は特にその傾向が強く、元の時代に帰ってきたと思ったら妖怪達に世界を乗っ取られていて、のび太達は正体を隠しながら生きなくてはいけないディストピアとなっています(よく考えてみたら「強殖装甲ガイバー」と同様、悪党による世界征服が成功してしまった珍しいパターンでもある)。
この妖怪達も普段は人間とまったく同じ姿ですからパッと見ただけは分からず、全体的にどこかオドロオドロしており、ドラえもん達も数少ない人間とその仲間だから、妖怪達に狙われ続けて世間から孤立しちゃいますし(自分の家族まで妖怪化しているから自宅まで危険地帯になっているので、居場所や安全な場所がどこにもない)、何より我々が普段生活している日常世界が完全に破壊されていますから、絶望感がより一層強いです(異世界での冒険だと、どうしても他人事になってしまうし)。
しかも悪気はなかったとはいえ、ドラえもんが事件を引き起こした全ての元凶なのが何とも皮肉で、他とは一線を画しています(作り話の悪役が現実世界に出てきて事件を起こすのは、シュワちゃん映画の「ラスト・アクション・ヒーロー」と同じ)。

元に戻すには過去の時代に行って、まだ強大になる前の妖怪達を全て倒すしか方法がないのが「ターミネーター」と同じパターンですが、「ターミネーター」は悪役がそれをやったのに、こちらは主人公がやっているという違いがあります。
まさか本作から10年後の1998年に作られた「モスラ3 キングギドラ来襲」で、モスラもその手を使うわけですが、歴史は繰り返されるようです。

前半のホラー要素のインパクトが強過ぎて他の事を忘れてしまいがちですが、過去の時代へ行った後は全員で協力して敵と戦う純粋な冒険物で、ゲストキャラも悲劇的な立場なので(詳しくは言えないが、ドラえもん達が敵の妖怪の1人を倒した時、ちょっと複雑な顔をしていた)、色んな要素が楽しめる作品と言えます。
ドラミちゃんが「魔界大冒険」以来2度目の登場をしていますが、再びドラえもん達の危機を救います。



予告編です↓

ゲストキャラのリンレイを演じたのは、かつてミニーマウスの日本語版声優だった水谷優子さんで、ジャイアン役でお馴染みのたてかべ和也さんに見出された人でもあります。
たてかべさんは他に見出した人に「クレヨンしんちゃん」で有名な矢島晶子さんや、「ホーム・アローン」のソフト版とテレビ朝日版の日本語吹き替えに出演した折笠愛さん、今現在のドラえもん声優である水田わさびさんらがいますが、矢島さん曰く「人材発掘して育てるのが好きだったようだ」と語っていました。
「フルハウス」の日本語吹き替えなどで有名な堀内賢雄さんもその人で、たてかべさんとは師匠であり親子ぐらい年が離れていますが、親友でもあったそうです。
ちなみに堀内さんは「のび太のブリキの迷宮(ラビリンス)」で、師弟共演をしています。

本作には本物の三蔵法師も登場していますが、よくありがちな中性的な男性ではなく体格の良いおじさんになっていますが、こちらの方が史書の記述どおりみたいです。



出典

参考サイト
http://www.70percent-komado.com/entry/2016/08/13/000010

参考動画


by asabatyou | 2018-06-17 09:39 | アニメ | Comments(4)

モスラ3 キングギドラ来襲

昨日は録画した「モスラ3 キングギドラ来襲」を見ましたので、その事について書きます。
存在自体は知っていましたが、実際に見たのはこれが初めてです。


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スタッフ
監督 : 米田興弘(本編)、鈴木健二(特撮)
脚本 : 末谷真澄  
製作 : 富山省吾 
音楽 : 渡辺俊幸 
デザイン、絵コンテ : 破李拳竜


キャスト
モル : 小林恵 
ロラ : 建みさと
ベルベラ : 羽野晶紀
キングギドラ : 喜多川務(現 : 喜多川2tom)
園田雄介 : 大仁田厚
園田幸江 : 松田美由紀
ナレーション : 山口紗弥加


ストーリー
流星と共に地球に飛来した大魔王キングギドラは、青木ヶ原樹海にドームを作り、その内部にさらってきた子供達を幽閉した。
モスラは最強の敵であるキングギドラにまったく歯が立たず、エリアス姉妹のロラもキングギドラに操られて、ドームの中に自ら飛び込んでいった。
モスラは白亜紀にタイムワープして、恐竜を捕食しているまだ幼体のキングギドラを倒そうとするが、それは二度と現代に帰れない決死のタイムトラベルであった。
死闘の末ギドラを倒した事で現在のギドラも消滅したが、モスラは瀕死の重傷を負い、さらにモスラが切り落とした尻尾の一部から新たなギドラが誕生する。
頼りのモスラはもう存在せず、救出された子供達も再びギドラにさらわれてしまい、何もかもが終わりと思われたその時、地の底から奇跡が起こった!!


レビュー
1996年からスタートしたモスラシリーズの3作目であり、完結編です(と同時にモスラが登場する映画の中では、20世紀に作られた最後の作品にもなった)。

今までは新しい怪獣を相手に戦っていましたが、今回はゴジラ映画でお馴染みのキングギドラになりました。
元々火をテーマにしているので、火の新怪獣が登場してモスラが江戸時代に旅立つ話になるはずだったのですが、新怪獣→ラドン→キングギドラに変わり、タイムワープする時代も白亜紀に変更されました(しかし何故かジュラ紀の恐竜であるブラキオサウルスがいるので、矛盾している)。
ゴジラいる所にキングギドラありというイメージがありますが、本作では「流星人間ゾーン」にゲスト出演した時以来25年ぶりに、ゴジラなしの登場となりました。
宇宙怪獣として登場するのも「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」以来26年ぶりで、侵略者の手先ではない自身の意思で行動でするのも「三大怪獣 地球最大の決戦」以来、34年ぶりです。
ですが今回のキングギドラは今までの個体と異なり(鳴き声は「ゴジラvsキングギドラ」に登場した個体を、若干加工したもの)、エリアス姉妹の1人を操って対立させる、恐竜を絶滅させただけでなく、今現在地球の頂点に君臨していて生命力に富む人間の子供をさらう、一度はモスラに勝利する、若いギドラも敗北したとはいえモスラを苦戦させたので、今までが嘘みたいな強敵ぶりと悪徳ぶりです。
当時はノストラダムスの大予言の影響もあって、「恐怖の大王」や大魔王と呼ばれていますが、まさにその呼び名が相応しいです。
もしこのギドラがゴジラと戦ったら、どうなるか分かりません。

ちなみにずっと対立していたエリアス姉妹ですが、こちらはキングギドラという共通の敵が現れたので共闘し、和解に繋がりました(恐怖の大魔王がそのきっかけを作ったとは、何たる皮肉)。
けどロラはギドラの配下となってモルの元から離れ、モルもモスラを白亜紀にタイムワープさせる為の儀式で体力やエネルギーを消耗し、主人公の1人である少年にエリアスのトライアングル(ベルベラ用の紫の「勇気」、モル用のピンクの「知恵」、ロラ用の水色の「愛」の3つのメタルで構成されているが、何となく「ゼルダの伝説」シリーズのトライフォースを思わせる)が埋め込まれた剣を託すと石化、ロラも正気に戻った後ベルベラと協力し、聖なる剣を使ってギドラと戦うので、過去作品と異なる印象を受けます。

前2作は特撮と人間ドラマのバランスが悪く、どうも特撮に対して人間ドラマが疎かでしたが、今回は比較的マシでバランスのとれた作りとなっています。
それでもテンポが悪くて、ちょっとダラダラ気味でしたが・・・。

個人的に一番残念だったのは、ロラ役の人が変わってしまったので、別人みたいになった事です。
最初は今まで通り山口紗弥加さん(実は「ボクらの時代」で、水樹奈々さんと共演した事があるらしい)がやるはずだったのですが、スケジュールの関係で変更せざるを得なかったようです。
それでもナレーターとして参加しているのが、救いです。

またモスラが「ゴジラvsモスラ」以降続いたぬいぐるみ然とした姿から、より昆虫らしい姿になっていますが、あれは生物感のなさを改善したかったかららしいです。
なので前作と同一個体なのに、随分印象が違うのはその為です。

今まで完全に敵対関係だったモスラとキングギドラですが、これから数年後の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」ではすっかり味方同士でゴジラと戦うのが、何とも皮肉な話です。世界観や設定は過去作品と、まったく繋がっていないとはいえ。



予告編です↓

本作でキングギドラを演じた喜多川2tomさんですが、図師勲さんと破李拳竜さんに続くゴジラもギドラも演じた方となりました(図師さんは「流星人間ゾーン」のギドラや「ゴジラ対メカゴジラ」のゴジラで、破李拳さんは「ゴジラvsキングギドラ」のギドラで、「冒険!ゴジランド」のゴジラなので)。
喜多川さんは「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」で、再びモスラと戦う事になりました。

今までモスラとギドラの戦いは何度かありましたが、成虫の状態で戦うのは、これが初めてです。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/ebatan/d/%c7%cb%cd%fb%b7%fd%ce%b5

参考文献


by asabatyou | 2018-06-15 17:47 | 特撮、モンスター | Comments(2)

ドラえもん のび太の宇宙小戦争

昨日は録画した「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」を見ましたので、その事について書きます。
今までは見てない部分がいくつかありましたが、まともに見たのは今回が初めてです。


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スタッフ
監督 : 芝山努
原作、脚本 : 藤子・F・不二雄(クレジットでは、藤子不二雄)
製作 : シンエイ動画、テレビ朝日、小学館  
音楽 : 菊池俊輔


主題歌
「少年期」作詞、歌 : 武田鉄矢


キャスト
ドラえもん : 大山のぶ代
野比のび太 : 小原乃梨子 
源静香 : 野村道子
剛田武(ジャイアン) : たてかべ和也
骨川スネ夫 : 肝付兼太
パピ : 潘恵子 
ロコロコ : 三ツ矢雄二 
ゲンブ : 金井大 
ギルモア : 八名信夫 
ドラコルル : 屋良有作


ストーリー
のび太はスネ夫達が趣味で自主特撮映画を作っている事に対抗し、自分もドラえもんや静香の協力で同じ事をやろうとするが、そこへピリカ星からやって来た親指ぐらいしかないパピという少年と出会う。
のび太達はパピとすぐに打ち解けたが、そこへクジラに似た宇宙艦隊が現れて、スネ夫の映画の撮影現場を徹底的に破壊して去って行く。
実はパピはピリカ星から亡命してきた大統領で、独裁者ギルモアの手に落ちたピリカ星の情報機関PCIA(ピシア)が地球までパピを追ってきたのだ。
パピを守ると約束するドラえもん達だが、静香をさらわれた上に、ドラえもん達が小さくなっている状態で「スモールライト」を奪われてしまい、元の大きさに戻れなくなってしまった。
ドラえもん達に迷惑をかけられないと思ったパピは、敵が待機している場所に単身で向かい、静香を救出したと同時に自分を犠牲にし、PCIA長官ドラクルルの手に落ちてしまう。
ドラえもん達はスネ夫が作ったラジコン戦車を強化改造し、パピの救出とスモールライトを取り返す為に、パピの愛犬ロコロコの案内で、ピリカ星へと旅立つ。


レビュー
ドラえもん映画シリーズ第6作目。

「ガリヴァ―旅行記」にある小人の国リリパットで冒険するエピソードをベースに、「スター・ウォーズ」シリーズや「縮みゆく人間」への影響を受けて作られていますが、前半はドラえもん達が小さくなった状態で楽しい日々を過ごすのでそこは「縮みゆく人間」、途中からピリカ星での冒険が描かれるので、「スター・ウォーズ」と「ガリヴァ―旅行記」といった感じです。

別の惑星から来た巨大宇宙人がその星の悪党を倒すのが、もしもウルトラマンの立場が我々地球人になったらという見方も出来ます。
スモールライトの効き目が切れて元の大きさに戻る時、しずかちゃんが最初だったのですが、ピリカ星の視点で描かれているので、「妖怪巨大女」などで有名な巨大娘に見えてしまいます。
巨大娘も萌え属性の1つで、藤子さん自身女の子への強いこだわりがあったらしいので、もしかして狙ってやったのかも(笑)。

他にもMGMのロゴやキングコング、スーパーマンといった映画のパロディがやけに多いので、今までのドラえもんと比べますと、遊び心があるのが印象的です。

ただスモールライトを取り返さないと元の大きさに戻れないと焦るドラえもん達ですが、ビッグライトを使えば簡単に戻れたのでは?という疑問があるのも事実です。
前作の「魔界大冒険」ものび太が魔法の世界を創造する前に、タイムマシンで戻れば防げたのでは?と指摘される事がありますが、あれはそうなる前でも魔王の手下が暗躍している事が明らかになりましたから、どちらにせよ防げなかったのでしょう。
けど本作ではビッグライトが故障して使えない、もしくはその影響で修理に出しているという話もなかったので、ドラえもん達がそこまで頭が働いていないようにしか見えません。
でもそのおかげで案内人のロコロコとの出会いがあり、パピが乗っていた宇宙船を取っておいたからピリカ星へ行く事が出来たので、何とも皮肉な展開です。
あっさり戻ってしまったら、戻ったのは良いけど全然知らないピリカ星へ行くにはどうしたらいいの?という別の問題が発生しますし、もし宇宙船に乗って行けばいいと思い付いても、スモールライトが奪われた以上、再び小さくなる事も出来ません。
ロコロコも人語を話せたり宇宙船の操縦は出来ますが、それ以外に特殊能力は一切ないので、結局何も出来ないまま終わっていた可能性があります。
けど同じく大きさを自由に変えられる道具にガリバートンネルがあるので、もし何も問題がなかったらそれで普通に戻れたのでは・・・?
便利な道具を沢山持っているのも、それはそれで問題となります。
どうしてもツッコミどころがありますし、緊迫感に欠けてしまいます。

話自体は「のび太の大魔境」と同じで異世界の独裁者をドラえもん達が倒すもので、ツッコミどころもありますが、大きさが自由に変わったり映画パロディもあったりと、差別化はちゃんと図っています。



主題歌の「少年期」です↓

いつもジャイアンとスネ夫は一緒にいるイメージがありますが、こちらでは途中からドラえもん、のび太、ジャイアンのチームと、スネ夫としずかちゃんのチームに別れて行動します。
お約束というべきか怖気づいて戦うのをためらうスネ夫ですが(よく考えてみたら未知の相手、しかも独裁者達と戦うわけだから恐怖心が出るのは無理もないし、ある意味一番人間らしい)、ラジコン戦車を提供したり(途中ドラえもんの道具で、強化改造されたが)、しずかちゃんが1人で敵と戦おうとするのを見て加勢するので、意外と活躍します。
今までのドラえもん映画ではスネ夫は正直印象が薄かったので、少しは活躍させたかったのかもしれません。
しずかちゃんも印象的なシーンがあったので、この2人を見せる為の映画と言えるでしょう。



出典

参考サイト
http://seesaawiki.jp/w/radioi_34/d/%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3%20%A4%CE%A4%D3%C2%C0%A4%CE%B1%A7%C3%E8%BE%AE%C0%EF%C1%E8
http://www.70percent-komado.com/entry/2016/08/13/000010


by asabatyou | 2018-06-12 17:35 | アニメ | Comments(5)

モスラ2 海底の大決戦

昨日は録画した「モスラ2 海底の大決戦」を見ましたので、その事について書きます。
リアルタイムで見た事がありますが(その時見た劇場は、今はもう存在しない)、レンタルにもなければ長い間テレビ放送もなかったので、実に21年ぶりとなりました。


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スタッフ
監督 : 三好邦夫(本編)、川北紘一(特撮)
製作 : 富山省吾
企画、原案 : 田中友幸
脚本 : 末谷真澄
音楽 : 渡辺俊幸


キャスト
モル : 小林恵
ロラ : 山口紗弥加
ベルベラ : 羽野晶紀
ダガーラ : 吉田瑞穂、中野陽介(ノンクレジット)
浦内汐里 : 満島ひかり
ユナ : 野波麻帆


ストーリー
デスギドラの襲撃事件から1年。
沖縄の海上にヒトデに似た奇妙な生物ベーレムが無数に出現し海を赤く染めるが、それは古代文明のニライカナイが産んだ魔海怪獣ダガーラ復活の前兆だった。
エリアス姉妹は沖縄に向かうと、海底遺跡ニライカナイが海中から浮上し、ダガーラも出現。
ダガーラが放出するベーレムで身動きが取れなくなり、苦戦するモスラ。
だがこのピンチを救う鍵を、ニライカナイの秘宝を知る謎の小動物ゴーゴが握っていた!!


レビュー
「モスラ」(1996年版)の続編で、モスラが水中でも行動出来る形態に変身した衝撃作(今までは幼虫では出来ても、成虫になると不可能だった為)。
「ゴジラ対メカゴジラ」と同様沖縄が舞台となっていますが、ニライカナイ(この映画の為に作られた架空の存在と思ってしまいがちだが、実は沖縄県や鹿児島県奄美群島の各地に伝わる理想郷のひとつで、他にもこれを題材にした創作物はいくつか存在する)の秘宝をめぐって子供達が大冒険する、海洋冒険作品となっています。

本作は完全にリアルタイムで進んでいくので、次の日になったり夕方や夜になる事も一切ありません。
ただ前作にも言えますが、相変わらず特撮と人間ドラマのバランスが悪く、特撮と比べると人間ドラマの作りが弱いです。
主人公とその仲間の少年達ですが、最初は悪ガキやいじめっ子のような出で立ちで登場するのに、ゴーゴや同じくニライカナイの秘宝を狙っている漁師2人組が登場してから、あっさり味方になるので違和感があります(ツンデレなんだろうか?)。
漁師の方も根は悪人じゃないのに子供達を襲ったりと、どう考えても悪人としか思えない行動するのも不自然ですし(ベルベラに脅迫されていたから、仕方ないかもしれないが)、こちらも簡単に仲間になってしまうので、結局敵か味方かはっきりしない状態です(今までのいがみ合いは、なんだったんだろ)。
このニライカナイで冒険するのが人間ドラマのメインとなっていますが、変化が乏しいので正直ちょっと退屈で疲れてしまいます(「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」にある、見えない橋のパクリシーンもあったし)。
ベルベラも漁師2人組をパシリとして使ったくせに(秘宝を手に入れるには、人手が多い方が手っ取り早いと判断したからだろう)、ニライカナイの王女ユナの前で「人間は醜いんだ」と言って、彼らが盗んだ他の宝を見せつけたりと、ちょっと身勝手な一面もありました(自分がそうさせたのに、その言い方はないだろう)。
一応悪役キャラだから、多少は許される気もしますが。
いくらリアルタイムで進むといっても、ゲイリー・クーパー氏とグレース・ケリー氏の「真昼の決闘」のような中身や面白さはなく、監督や演出、脚本に問題があるとしか思えないです。

他にもモーセの十戒のごとく海を2つに割るシーンがあるのですが、あまりにも薄っぺらくてチンケでちっとも迫力がありません。
1966年の「大魔神怒る」にもそっくりなシーンがありましたが、こちらの方がよっぽど迫力と見応えと壮大さがあります(こちらの方が、31年前の映画なのに)。

興行も前作を下回ったのも納得の酷さですが、これがゴジラ映画などで有名な田中友幸さんの遺作となってしまいました。



予告編です。
しかし何故最後に、「ちびまる子ちゃん」でお馴染みの丸尾君(CV:飛田展男さん)が出てくるのでしょうか(笑)?
全然関係ないのに(笑)↓

ちなみにダガーラを演じたのは、前作でデスギドラ役だった吉田瑞穂さん。
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」ではゴジラを演じるので、モスラとは3回も対決する事になります。
魚とドラゴンが混ざったかのような魅力な姿をしていますが、商品化に恵まれずその後の登場作品が一切ない不遇の怪獣でした。
しかし2017年の「GODZILLA 怪獣惑星」で、過去に地球で暴れ回った怪獣の1匹として実に20年ぶりの再登場を果たしたと同時に、初のゴジラ映画進出をしました。
ゴジラとの対決はなかったですが、初めて見た時からゴジラ映画に出てほしいと思っていたので、これは嬉しかったです。



出典

参考サイト

参考文献


by asabatyou | 2018-06-10 11:19 | 特撮、モンスター | Comments(4)
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タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


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