人気ブログランキング |

<   2019年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧


アナコンダ2

昨日はBS朝日で放送したのを録画した「アナコンダ2」を見ましたので、その事について書きます。
前作の「アナコンダ」は小学生の時に見た事がありますが、こちらを見るのは今回が初めてです。


a0265223_13293903.jpg
a0265223_13330659.jpg

スタッフ
監督 : ドワイト・リトル  
脚本 : ハンス・バウアー、エド・ニューマイヤー  
製作 : ヴァーナ・ハラー
音楽 : ネリダ・タイソン・チュウ  
撮影 : スティーヴン・F・ウィンドン  
配給 : ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント


キャスト
ビル・ジョンソン : ジョニー・メスナー 
サム・ロジャーズ : ケイディー・ストリックランド 
ジャック・バイロン : マシュー・マースデン
コール・バリス : ユージン・バード 
ゲイル・スターン : サリー・リチャードソン 
トラン : カール・ユーン 
ゴードン・ミッチェル : モリス・チェストナット


ストーリー
ニューヨークの細胞研究所に風邪から癌にまで効能がある、7年に一度しか咲かない「不死の蘭」を発見したという情報が入り、主人公達は蘭を採取する為にボルネオ島に向かう。
だがそこには不死の蘭を食した為、巨大化したアナコンダ達が待ち受けていた・・・。
船を事故でなくし、救助に向かった船も巨大アナコンダの襲撃で破壊され、もはや窮地に立たされてしまう。
やがて犠牲者が出ているのにそれでも蘭を探そうとする者と、一刻も早く帰ろうとする者達で対立が始まり・・・。


レビュー
かつて1997年に作られた、「アナコンダ」の続編。
と言いましても、話や世界観は全然繋がっておらず、希少な蘭を手に入れる為に主人公達はボルネオ島に行きますが、そこでその蘭を食した事で巨大化したアナコンダ達に襲われるという内容になっています(原題が「Anacondas The Hunt for the Blood Orchid」となっているのもそのためですが、続編で「S」が付くのは「エイリアン2(Aliens)」と同じです)。
動物パニック映画の1本として見られるかもしれませんが、本作のアナコンダは巨大化した個体なので、怪獣映画として見なした方が適切でしょう(「ジョーズ」版のホオジロザメも、通常よりもデカい巨大な個体だったりする)。

悪役が最初は仲間、もしくは良い人にように思えるけど、後になるにつれて凶悪な本性を露わにするのは前作と同じですが、第1作目でジョン・ヴォイト氏演じる悪役は見た目もあって怖さを感じましたが、こちらは吐き気を催す邪悪と言いたくなるようなゲスっぷりが印象的です。
と同時に「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」の悪役と、基本同じだったりします。
金に目が眩んで、猛毒の蜘蛛をけしかけて仲間を殺害したり(「~対バルゴン」は、サソリだった)、仲間達が自分に従う気がもうないと判断した途端、彼らを置き去りにして、みんなで作ったいかだを盗んだりと外道さを見せますが、おかげで主人公やその周囲の人物達は自然と仲間意識が芽生えて、一体感が出てきます。
それにしても医学の為にとか言っておきながら平気で人殺ししてしまうのは、何とも皮肉です。

肝心のアナコンダがCG然としている、肉食であるはずのアナコンダが蘭を食べるだろうか?という疑問、アナコンダやオマキザル(見た目からして、ノドジロオマキザルという種類で間違いないだろう)は本来ボルネオ島に生息していないという矛盾点やツッコミどころ、話はよくあるパターンで特に目新しさはありませんが、余計な物は一切なく純粋に娯楽として楽しめるようになっています。

私が思うに完全にギャグ担当キャラ(所謂面白黒人で、日本語吹き替え版声優である高木渉さんの熱演が強烈です)が思ったより活躍してくれた事に驚きましたが、この場合ははぐれてしまった自分を助けに来てくれた人を失ったので、その敵討をしましたから燃えるシーンでもありました。



予告編です↓




2008年には「アナコンダ3」、2009年には「アナコンダ4」という続編が作られました。
こちらは2と完全に話が繋がっているせいか、引き続き「不死の蘭」が登場しているそうです。
そして2015年には、「U.M.A レイク・プラシッド」の人食いクロコダイルと共演した、「アナコンダ vs. 殺人クロコダイル」というクロスオーバー作品まで作られたみたいです。



出典


参考サイト


by asabatyou | 2019-06-28 19:46 | 特撮、モンスター | Comments(0)

星から来た天使

昨日はウル魔の最新話を読みましたので、その事について書きます。


a0265223_23391636.jpg
a0265223_23453469.jpg

ストーリー
ルイズ達がエルムネイヤの舞踏会を満喫している頃、才人は見知らぬ場所で眠っていた。

目覚めるとそこにはミシェルとタバサがいて、2人からルビアナが間違いなく宇宙人である事、愛する家族を亡くして絶望のどん底だったルビティア公爵邸の公爵の前に姿を現し、心の支えとなっていた事、公爵の死後、その意思を継いでルビティアの領主になり、そこを短期間で子供達が自由に遊べるほど綺麗な国に変えた事を教えられる。

ルビアナは救世主として周囲から圧倒的な支持を保ち、絶大な信頼を得たわけだが、彼女の強烈すぎる善意は何が根幹となっているのかは一切不明で、さらに一見良い人のように思えて、悪人は有無を言わさず強制労働に叩き込むという無茶もやっていたりする。

このままでは近い内、ルビアナに反逆する者は消される恐怖政治に変わる事を危惧した才人達は、今すぐこの場所から脱出を試みるが、どんな手を使っても通用せず、チャンスがくるのを待つしかなかった。

その頃ウルトラマンダイナ、ガイア、アグル、ヒカリの4人は、タバサ達が捕まっている宇宙船に接近し、彼女達を救出する作戦に出ていた。
ところが皮肉な事に彼らの作戦が、トリステン王宮の一室でじっとしていた幼体のエレキングを覚醒させてしまう。
あっという間に巨大に成長したエレキングは、舞踏会が行われているダンスホールに狙いを定めるが、そこにウルトラマンヒカリが駆けつける。
両者の戦いを見ていたルビアナは、エレキングに「可哀想な子・・・」とつぶやくが・・・。


レビュー
今回でルビアナの正体が、少しだけ明らかになりました。
よその惑星から来た宇宙人ではありますが、何という星なのか?20代前半ぐらいの若い女性の姿をしているけど変身した姿なのか?それとも元から人間と似た姿の種族なのか?ルビアナという名前は個人名なのは一目瞭然ですが、果たして本名なのか?偽名か?コードネームか?それすら不明です。
一見良い人のように思えますが、その一方で何を考えているのか分からず、どこか謎めいていて気味が悪いのも事実です。

また才人達が閉じ込められている宇宙船は、願いを叶えてくれるようで、ホットミルクが勝手に出てきたりしましたが、これは「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」に登場したバイラス星人の円盤が元ネタでしょう。
宇宙船に危害を与える物(例えば、爆弾など)は、出せないようになっているところも同じです(ただこちらは、頭上から水が降ってくるのでコミカルタッチな作りである)。

それと作者であるエマーソンさんの趣味なのか、やたら出番が多いエレキング。
この話では彼らにその気がなかったとはいえ、ウルトラマン達が出現させる原因を作ってしまったのが、何とも皮肉です。
ウルトラマンヒカリと戦う事になりましたが、果たしてその結末は・・・?



出典

本編


by asabatyou | 2019-06-16 23:56 | ウルトラ5番目の使い魔 | Comments(2)

ブラックパンサー

今月の10日ですが、WOWOWで放送したのを録画した「ブラックパンサー」を見ましたので、その事について書きます。
前から興味がありましたが、その時にテレビ放送が決まったのでちょうど良かったです。


a0265223_17013661.jpg
a0265223_17065796.jpeg
スタッフ
監督 : ライアン・クーグラー  
脚本 : ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
原作 : スタン・リー、ジャック・カービー
音楽 : ルドウィグ・ゴランソン
製作会社 : マーベル・スタジオ  
配給 : ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ


キャスト
ティ・チャラ / ブラックパンサー : チャドウィック・ボーズマン、アシュトン・タイラー(幼年期)
エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス / ウンジャダカ : マイケル・B・ジョーダン
ナキア : ルピタ・ニョンゴ 
オコエ : ダナイ・グリラ 
エヴェレット・ロス : マーティン・フリーマン
ウカビ : ダニエル・カルーヤ 
シュリ : レティーシャ・ライト 
エムバク : ウィンストン・デューク
ユリシーズ・クロウ : アンディ・サーキス 
ギャンブラー : スタン・リー


ストーリー
中央アフリカの山間に位置する、発展途上国のワカンダ。
だがワカンダには、ある秘密がある。
遥か昔、宇宙より飛来した超硬の金属ヴィブラニウムの恩恵で、世界一と言える技術力を持つ大国へと密かに形成していた。
だが技術を巡る戦争を避ける為、古来よりワカンダは世界から隔絶しながらも平和な時代を保っていた。
そしてワカンダには、王族が代々受け継いできた女神パンサーの力を持つ守護神、ブラックパンサーが存在していた。

現代、ワカンダの第53代目国王ティ・チャカの息子で、同国の王子であるティ・チャラは、ブラックパンサーとして秘密裏に世界中で活躍する中、父の暗殺とそれを巡るアベンジャーズとの事件を機に、早めの時期国王の即位が決定する。

偉大な父の後継者という重荷に内心不安を抱いていたチャラだったが、そんな時ヴィブラニウムの流通を目論む武器商人、ユリシーズ・クロウがイギリスの美術館からヴィブラニウム製の斧を盗む事件が発生。
直ちにチャラは部下達と共に行動し、取引相手のCIAエージェント、エヴェレット・ロスと協力しながらの戦いの末、クロウの拘束に成功する。
しかし尋問中にクロウは仲間に救出されるが、その中の1人はワカンダ王族の証である指輪を持っているのをチャラは見てしまった。

何故テロリストが、ワカンダ王族の証を持っていたのか?
気になったチャラは、家臣のズリに真相を問いただしたが、チャカが隠していた許されざる事実を知る。
やがてワカンダに、その例のテロリストであるキルモンガーが現れる。
次期国王の座を賭けて、チャラに勝負を挑んできたのだ。

果たして、2人の「王」の戦いの末に待ち受けるワカンダの運命は!?


レビュー
「スパイダーマン」や「X-MEN」などで有名なマーベル・コミックが生んだヒーローの1人、ブラックパンサーを映画化したもの。
本作自体はマーベル・コミックの映画シリーズで、同一世界観のクロスオーバー作品として扱う作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」第18作目でもあります。

アメリカといえば日本と同様ヒーロー大国であり、世界的に有名なキャラクターがわんさか存在します。
DCコミックならスーパーマンやバットマン、スーパーガール、ザ・フラッシュなど、今回のマーベル・コミックならハルク、キャプテン・アメリカ、ファンタスティック・フォー、デアデビルなど、イメージ・コミックならスポーンやザ・ウォーキング・デッドなど。
でもそれらのキャラクターは基本皆白人で、それ以外の人種のキャラクターは見かける事は殆どありません(精々いたとしてもスポーンや、「アイアンマン」のウォーマシンぐらい。探せば、まだ他にもいるかもしれない)。
けど今回紹介するブラックパンサーは、そんなアメリカのメインストリーム・コミックで、初めてスーパーヒーローとなったアフリカ系のキャラクターです。

この映画もそれを意識したせいか、監督も出演者もスタッフも大半が黒人で、ヨーロッパやアフリカをはじめ、世界中からアフリカ系のプロフェッショナルが集結していました。
なので完全に黒人>白人で、白人の出演者は精々3人ぐらいしかいません(「ランペイジ 巨獣大乱闘」もどちらかと言えばそんな感じだったが、こちらの方が圧倒的)。

2018年に公開後「アベンジャーズ」を超え、北米で史上最高の興行成績を獲得したスーパーヒーロー映画になったと同時に、サウジアラビアでは映画館が約35年ぶりにオープンして初上映作品になるほどの、大ヒットとなりました。

話自体はワカンダという架空の国が舞台で、同じ現代とは思えないほど高度な科学力や技術力、文明が発達していながら、それの悪用を恐れて引きこもっていたけど、その良かれと思った事が裏目に出てしまう様を描いています。

これを見て分かりましたが、本作の根っ子にあるのは明らかに人種差別です。
悪役はエリック・“キルモンガー”・スティーヴンスというのですが、彼は世界各地で自分と同じ黒人が差別と迫害の対象となっている事を知り、その問題を解決しようとした父親を殺害しただけでなく、自分をカリフォルニア州のオークランドに置き去りにしたワカンダに復讐する事が目的です。
主人公であるワカンダの国王チャラと王の座を賭けた戦いで勝利した後、新たな国王となっただけでなく、世界中にいる自分の仲間に武器を与えて世界征服を企みますが、元を辿れば人種差別に苦しんだ結果、すっかり性格と人格が歪んで悪人化してしまったので、実は被害者だったりします。
チャラも自分達の過ちが原因で、戦争が起きそうになっている事に責任を感じているので、暴君として猛威を振るっているキルモンガーに、決して負けられない戦いを挑むのが最大の見せ場です。
なので哀しき悪役であり、見ていてそちらの方が印象に残ってしまいました。
実際彼に共感する観客が多かったのも、納得出来ます。
悪役である以上、最後は倒されてしまいますが、それでも主人公達が成長するきっかけを作ったので、もう1人の主人公という見方も出来ます。

前半はちょっとダラッとした感じですが、後半になると面白くなってくるのでオススメです。




特報と予告編です↓




ネコ科の動物が王者で、親族同士の戦いが描かれるのは「ライオン・キング」を思わせます(キルモンガーは、チャラやその妹であるシュリの従兄弟な為)。

それにしても本作といい、「マンディンゴ」や「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ズートピア」といい、自分達の暗い過去とちゃんと向き合っているのが、アメリカの良い所です。
ドイツも「ヒトラー 〜最期の12日間〜」や「帰ってきたヒトラー」で、自国のタブーに挑戦しています。

ちなみにブラックパンサーは、「マーベル VS. カプコン:インフィニット」にもダウンロードコンテンツキャラクターとして、登場しています(以前からどこかで見た事があると思っていたけど、もしかしたらこれかもしれない)。
こちらでは「モンスターハンター」シリーズのハンターと手を組み、新たに建国されたバルカンダ王国の国王として民を守っているんだとか。

また日本で公開された時は、サプライズゲストとして初代仮面ライダーで有名な藤岡弘、さんが登壇して、舞台挨拶が行われたみたいです。



出典


参考サイト


by asabatyou | 2019-06-14 21:57 | 特撮、モンスター | Comments(2)

路上演劇祭japan in 浜松 2019 トライアングル 6月1日

今月の1日ですが、「路上演劇祭japan in 浜松 2019 トライアングル」に参加してきましたので、その事について書きます。


a0265223_21131574.jpg
集合場所は、浜松松竹ビルです。
高校生の頃、ゲームセンターがあった関係で、よく行ったりする事がありました。
「鉄拳5」や「ネオジオバトルコロシアム」、「CAPCOM FIGHTING Jam(カプコン ファイティング ジャム)」などの格闘ゲームが好みでしたが、やるのではなく見て楽しむタイプでした(昔から、そうでしたが)。
11時からのスタートまで時間があったので、ザザシティ浜松やシネマイーラに行きました(久々にどうなっているか、見てみたかったですし)。


a0265223_21182696.jpg
最初は、たけし文化センター連尺町でやりました。
去年もそこの皆さんが参加しており、私のツイッターもフォローしてくださっているので、存在自体は知っていましたが、実際行ったのは今回が初めてです(3階は、泊まれるという話も聴きました)。
この時私は、見張りとしていました。
自転車がよく通るのでぶつからないように呼びかけていましたが、1人では見落としがあったりと限界を感じたからです。


a0265223_21305971.jpg
昼食はマクドナルドで、ダブルチーズバーガーのセットを食べました。
nanaco(ナナコ)カードを使いましたが、途中で全部使い果たしてしまったので、そこは直接お金を払いました。


a0265223_21484949.jpg
午後は、丸喜屋商店「三米アトリエ」でやりました。
少々遅れてしまいましたが、私は以前と同じく見張りをしたものの、元々建物の中でやった事もあり、やる回数は少なめでした。


a0265223_21573113.jpg
午後3時ぐらいになりますと、私が参加する「街の学級会」の出番が近づいていたので、黒板とキッチンという場所に移動しました。
去年やった物と異なり、私は本番であるこの日しか参加出来なかった事もあり、僅かな時間を使って練習をやらざるを得ませんでした。
けどそれでも何とか覚えられる物だったので、思ったより苦労はしませんでした。
テトラポッドさんすずやさんとの共演は、「はままつ映画祭2014」用に作った作品以来なので、それを思い出しました。

全部見られなかったですが、今回は子供達の活躍が印象に残りました。
今までは高校生ぐらいまではいても、それより下の世代は見る事はなかったですが、でもその子達がさらに演劇を盛り上げてくれたので(特に「ストレイシープ<君の手も借りたい>」)、正しい選択でした。
池田千尋監督の「映画をつくろう!」のワークショップにも同じ事が言えますが、子供達の活躍は見ていて面白いので、また参加してくれたら嬉しいです♪


a0265223_22423853.jpg
a0265223_22430327.jpg
a0265223_22432079.jpg
前回で一緒になった方(参加している人もいれば、お客さんとして見ていた方もいました)から、これらのチラシを貰いました。

1枚目は鹿目由紀さんという方の「劇作ワークショップ」で、もし選ばれたら「第65回浜松市芸術祭 はままつ演劇フェスティバル2019」の演技ワークショップで使用され、さらにそれのファイナルイベントで上演が予定されます。

2枚目は「映像ネットワークVIEWの時代」で、日本個人映画の進展を題材にした物らしいです。



詳しくは、こちら↓











by asabatyou | 2019-06-12 23:32 | 舞台、演劇 | Comments(0)

雨に唄えば

昨日は図書館で借りたDVDの「雨に唄えば」を見ましたので、その事について書きます。
本作自体はテレビでその一部の映像が出たり、「志村けんのバカ殿様」でもパロデイをやったり、「えいごであそぼ」でもジェリー伊藤さんが歌った事があり、黒歴史にされがちな「GODZILLA ゴジラ」(1998年版)でもちょっとだけ使われているので、小学生の頃から知っていましたが、実際に見たのはこれが初めてです。

以前から興味がありましたが、6月と言えば梅雨、梅雨と言えば雨、雨と言ったら「雨に唄えば」、見るなら今しかないと思ったからです。


a0265223_11394409.jpg
a0265223_11433109.jpg

スタッフ
製作 : アーサー・フリード 
監督 : ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
脚本 : アドルフ・グリーン、ベティ・カムデン


キャスト
ドン : ジーン・ケリー 
キャシー : デビー・レイノルズ 
コズモ : ドナルド・オコナー
リナ : ジーン・ヘイゲン 
シンプソン : ミラード・ミッチェル


ストーリー
1927年のハリウッド。

映画スターのドンとリナは10本を超える作品に共演する名コンビで、大スター同士のカップルともてはやされていたが、実際はリナがドンに一方的に惚れているだけであった。
そんな時、ドンはまだ駆け出しで舞台女優をやっているキャシーと恋仲になってしまう。

やがてドンとリナが共演する映画の撮影が開始されたが、世界初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」の大ヒットにより、映像のトーキー化が進んでいく。
早速2人の映画をトーキーにする事にしたが、慣れない仕事に皆悪戦苦闘し、リナも見た目に似合わぬキンキンとした甲高い声で、試写会は最悪な結果となってしまう。

こんな物が世に放たれたら、自分の俳優人生が崩壊すると危機感を抱いたドンは、親友のコズモやキャシーと協力して、これをミュージカル映画にしようと思い付く。
さらにリナの声をキャシーが全て吹き替えする事が決まり、物事は順調に進むと思われていたが・・・。


レビュー
「巴里のアメリカ人」などで有名なジーン・ケリー氏が、監督と主演をこなしたミュージカル映画の名作。
話自体はサイレント映画時代の終わりと、トーキーの時代が迫った1927年のハリウッドで、何があったかを歌や踊りで表現しています。
今でこそ映像はトーキーが当たり前ですが、

当時は「こんな物売れるわけないよ」、「単なるブームで終わるさ」と言われていたり、

マイクを仕掛けるけど声が入ってない部分が多いから場所を変えたりの繰り返し、

作ったのは良いけど雑音があったり、音声が入ってない部分がある、

サイレント映画のようなオーバーな動きで観客に笑われる、

見た目と声にギャップがある人がいる、

ボイストレーニングの先生がいて、滑舌や発声練習、早口言葉を言わせようとするが、上手く言えない人や訛りがある人がいる、

撮影中にムードメーカーとして音楽を演奏する人がいたりと、やけにリアルに描いています。

これ自体は1952年の映画ですが、この頃はまだチャールズ・チャップリン氏やバスター・キートン氏、ハロルド・ロイド氏など、サイレント映画時代を知っている世代がまだご存命中だったからこそ、ここまでやれたと言えるでしょう。

似たような題材の映画に2011年の「アーティスト」がありますが(今時珍しいサイレント映画である)、それほど重々しくシリアスなわけでもなく、明るく前向きに描いています。
なのでサイレントからトーキーに変わる様子を陽気に楽しみたい方は、こちらをオススメします。

終わり頃の主人公が、「こういう映画を撮りたいんだ!」というイメージ映像が若干長い気もしましたが、話自体は至ってシンプルで分かりやすいと同時に、資料的価値は十分あるので見て損はありません。



予告編です↓

撮り方やセットの作りが舞台に近く、それにしても向いているだろうなと思っていたら、1983年にロンドンで本当に舞台化されていました。
日本でも1996年と2003年、2008年、2018年に舞台化されています(その内1996年版以外は、全て宝塚歌劇団が担当している)。

またリナは結果的に敵役となってしまいましたが、見方によっては被害者であり悲劇のヒロインでもあったりします。
まず声が酷いという理由で舞台挨拶でも喋らせてもらえなかったり、その声を別人に吹き替えられたり、自身の吹き替えを担当したキャシーを自分の専属声優にしようと思ったけど失敗する(演じたジーン・ヘイゲン氏自身は真逆で美声の持ち主で、劇中劇のリナの台詞をキャシーが吹き替えるシーンでの台詞も、ジーン氏自身が吹き替えたものが使われているという)、主人公に惚れていても片思いに過ぎないと踏んだり蹴ったりで、何も報われていません。
主人公自身もスターになれたのは、リナの存在もあってこそだと思うのに、ある意味裏切ってしまったわけですから、あの仕打ちは正直どうなんでしょうか?
実際ネット上で、「雨に唄えば リナ かわいそう」と出てくるのも納得出来ますし、主人公が場合によっては悪役になってしまいます。
名作なのは間違いないですが、今やったら賛否両論になるかもしれません。

それと主人公が出演しているという設定のアクション映画が登場しますが、あれはケリー氏主演の「三銃士」(1948年版)からの流用です(どうりで、見覚えがあると思いました)。
他にもトリビアがあるそうですが、流石に全部書くのは大変なので、ここでは省略します。

ヒロイン役のデビー・レイノルズ氏ですが、実は「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫で有名なキャリー・フィッシャー氏の実母みたいです。
残念ながら今現在は、娘の死後、その後を追うように亡くなられた事が明かされました。

私もサイレント映画見る時、どうしても出演している役者は一体どんな声なのか気にする事があります。
やはりトーキーが当たり前の時代を生きているので、嫌でもそうなってしまうのかもしれません。



出典

参考サイト


by asabatyou | 2019-06-06 19:49 | 映画 | Comments(0)

キネマ・ド・チェントロ(仮)の集まり 2019年5月31日

5月31日はキネマ・ド・チェントロ(仮)の集まりがありましたので、袋井市にあるどまんなかセンター(旧中村洋裁学院)に行きました。

最初は「ベティ・ブルー」などを手がけたジャン=ジャック・ベネックス監督や、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズ、ひょんな事から私がピクシブ小説として書いた「桃太郎」シリーズの話になったりしました。

その後はまだ見せていない方に、私が以前書いた絶滅危惧種をテーマにしたお話を見せたりしましたが、集まる人数が少ない事もあって(普通の日なので仕事の都合もあるでしょうから、仕方ない気もしますが)、今いる人達だけでも良いから、何か映像を撮ろうという話になりました。

ジャンルはホラーで、2人の男性がお化け屋敷(?)に足を踏み入れ、楽観的だった1人がいきなり行方不明になり、乗り気ではなかったもう1人(演:私)が探してみたら、仲間が死亡しているところを目撃してしまうという話です。

LINE(ライン)で送られてきた映像を見てみましたが、音楽もあれば編集もされているし(今まではテスト映像という事もあって、本当にただ撮っただけでした)、何より我々が普段見慣れているどまんなかセンターが、ちゃんと不気味に見えていたので驚いたと同時に、新鮮味がありました。

もしまた何か映像を撮るとしたら、既存の絵本を朗読したボイスドラマ系(流石に、ここまでやるのは無理かもしれませんが)や、夏が近づいている事もあって「水夏」や「劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」みたいに、夏の田舎を舞台にちょっぴり不思議な事が起こるファンタジー物もやれたら嬉しいです。


by asabatyou | 2019-06-03 21:32 | 自主制作 | Comments(0)
line

タイトルの通り「asabatyouのなんでもブログ(http://d.hatena.ne.jp/asabatyou/)」の続編です。ツイッターは、こちらです(https://twitter.com/asabatyou)。


by asabatyou
line
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30