今月の17日に借りたDVDの1枚「地球防衛未亡人」を観ましたので、その事について書きます。
スタッフ
監督:河崎実
編集:鈴木邦智
キャスト
天野ダン:壇蜜
タマオカ長官:森次晃嗣
ベムラス:破李拳竜
電エース:岡田ゆういち
ストーリー
ある日当然宇宙から来た怪獣ベムラスが、日本の南方海上に浮かぶ三角諸島を襲った。
かつてベムラスに婚約者を殺された地球防衛軍の優秀な女性隊員のダンは、復讐する絶好のチャンスと思い、奴に攻撃を開始するが・・・。
レビュー
河崎実監督の怪獣映画。
しかしセットの出来や画質は素人の自主制作映画レベル、役者の演技が棒読みで感情がこもっておらず(森次晃嗣さんやきくち英一さんといった、大物ですらこのザマである)、「面白い映画を作りたい!みんなを喜ばせたい!!楽しませたい!!」などのやる気や情熱が何も見られませんでした。
私が今まで観た映画の中では、間違いなく最低の中の最低映画です。はっきり言って、「デスカッパ」と同レベル。
ギャレス監督がゴジラを復活させて世界中が盛り上がっているというのに、今時こんな人をなめてるような映画作っちゃ駄目でしょう。
何だか観ていて情けなくなってくるし、これじゃ映画ファンは勿論、怪獣ファンにもいつ見放されてもおかしくないです。
また河崎監督のスーパーヒーロー・電エースも登場するのですが、これも全然駄目。いくら世界観が同じとはいえ、「とりあえずヒーロー出しておけばいいんじゃねぇ?」というノリで出したとしか思えないから、急に「困った時は、電エースが助けてくれる」という話になったり、いきなり出てこられても納得出来ないし、場違い感がハンパなかったです。
扱いもヒーローとは思えない程酷く、これなら出てこない方が良かった。実際出てくる意味、まったくなかったし。
前回の「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」は気に入ったけど、これは・・・ねぇ・・・。
後ポスターが、特撮を基にしたAVみたいだ(笑)。
予告編です↓
電エースについてですが、元々多くの作品で破李拳竜さんが演じたそうですが、彼は本作ではベムラスを演じているので、岡田ゆういちさんが演じています。
岡田さんは「ギララの逆襲」で、タケ魔人のスーツアクターをやった人ですが、それ以前も破李拳さんと共演した事があるらしいので、その縁でしょう。
画像:
地球防衛未亡人|今日も映画馬鹿。.html
参考:
地球防衛未亡人 - Wikipedia.html、
映画 地球防衛未亡人 - allcinema.html、
電エース ~ハンケチ王子の秘密~ - 破李拳竜・日記.html、
古代怪獣ゴメスにケータイ喰われた! - 破李拳竜・日記.html